ミッションクリティカルなお客様のRHELシステムをサポートする
RHELミッションクリティカルサービス
RHELミッションクリティカルサービスはミッションクリティカル環境でRHELをご利用のお客様を対象に、長期サポート、障害対応目標時間の設定、レガシーシステムからの移行支援を提供します。問題解決のスピードアップとシステム可用性の向上、TCOの削減を併せて実現することができます。
<お客様のメリット>
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TCOの削減 長期サポートによりマイナーリリースのアップデート回数を最小化し、作業工数、アプリケーションシステムの検証工数、費用を大幅に削減することができます。システム構築時のバージョンのまま再構築費用をかけずに、システムのライフサイクル終了まで運用可能となります。 |
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長期システムの安定運用 マイナーリリースアップデート作業によるシステムの停止、不安定要因を最低限に抑えつつ、重大なセキュリティ修正等をしっかり適用してシステムの安全性を高めることができます。 |
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障害発生時のダウンタイムの最小化 万一のシステムトラブル発生時も障害対応目標時間を設定することにより早期復旧が可能となります。システムの可用性を高めることによりお客様のビジネスをサポートいたします。 |
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ソフトウェア資産の保護 お客様がレガシーシステムで開発されたアプリケーションソフトウェア資産のRHELへの移行を支援します。 |
サービス内容
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RHEL Extended Update Support(EUS)(2年拡張サポート) RHELは約半年毎にマイナーリリース(6.x等)がリリースされます。標準のサポートでは修正は最新のマイナーリリースに対してのみ提供されます。つまり常に最新の修正を受けるにはお客様は約半年毎にマイナーリリースのアップデートが必要となります。 EUSは特定のマイナーリリースについて、リリース日から2年間、重大影響度のセキュリティ修正と一部の緊急優先度のバグ修正を提供するアドオン製品です。EUSによりお客様はマイナーリリースのアップデート作業の頻度を減らし、アップデートに関わるアプリケーションの検証等のコストを削減することが可能となります。 RHELのライフサイクル及びEUSの詳細についてはこちらをご覧ください。 各マイナーリリースのリリース日についてはこちらをご覧ください。 |
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RHEL Advanced Mission Critical Update Support(AUS)(6年長期サポート) AUSはEUSと同等のサポート内容をリリース日から6年間提供するアドオン製品です。EUSより更に長期間のサポートを提供することにより、お客様は大幅なコスト削減が実現できます。 AUSの対象となるマイナーリリース、及び期間は下記に限られます(2023年6月時点 ※期間は予告なく変更される場合がございます)。
*リリース日から6年間もしくはメンテナンスフェーズ終了日のいずれか早い方が設定されます ※AUSはRHELベースサブスクリプションへのアドオンサブスクリプションとなります。AUSはアドオン先のRHELベースサブスクリプションと同期間の購入が必要です。 |
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RHELミッションクリティカルSLAサポート 問題の深刻度に応じて障害対応目標時間を設定し、問題解決のスピードアップとシステム可用性の向上を提供します。 プロダクション用途でのRHELの使用に際し、深刻な影響を及ぼす問題(業務を停止せざるを得ない状況で、回避策がない)が発生した場合、再現性のある問題に対して24時間以内の解決策を提示します。また問題切り分け後、31日以内に恒久対処策を提供します。 |
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RHEL Shift JISサポート 標準ではサポートされないShift JIS文字コードのRHEL上での使用をサポートします。Shift JISで構築されたレガシーシステムからRHELへの移行にご利用いただけます。 ※RHEL7までのサポートとなります。RHEL8以降はShift JISはサポートされません。 |
提供条件、価格等詳細につきましては弊社担当営業までお問い合わせください。