最終更新日:2023年4月24日

ハードウェア(HW)プラットフォーム

Linux OSサポート対応表に載っている機種で稼動する SUSE Linux Enterprise Server (SLES) について、ソフトウェア・テクニカル・サポート・サービスを提供します。

それぞれの HW プラットフォームで使用することのできる SLES 製品、24時間対応オプション、オンサイト オプションの有無(○×)は、次の表のようになります。

製品名 HW
プラットホーム
アーキテクチャ 24時間対応
オプション
オンサイト
オプション
SLES12 HPE ProLiant Server Intel x86, EMT64, AMD64 ×
SLES11 HPE ProLiant Server Intel x86, EMT64, AMD64 ×
SLES10 HPE ProLiant Server Intel x86, EMT64, AMD64 ×
SLES9(SP1以降) HPE ProLiant Server Intel x86, EMT64, AMD64 ×

 

ソフトウェア・テクニカル・サポートの対象となる機能

SUSE Linux Enterprise Server (SLES) には多くの機能が用意されています。このソフトウェア・テクニカル・サポートでは、SLES に用意されている機能のうち、下記のリストに記載されている機能について技術支援を行います。


 
  • カーネルの基本機能,ブートローダ,ドライバ,ファイル・システム
  • SLES の基本コマンド (ls,vi,cat,mv,cp など)
  • X Window System
  • GNOME, KDE デスクトップ環境
  • Apache (Web) サーバ
  • Samba サーバ
  • DNS サーバ
  • FTP サーバ
  • squid (proxy) サーバ
  • DHCP サーバ
  • NIS サーバ
  • NFS サーバ
  • sendmail
  • Xen (SLES10以降)

 

ソフトウェア・テクニカル・サポート利用上の注意点

SLES ソフトウェア・テクニカル・サポートをご利用される上で、次の注意点があります。


 
  • SLES ソフトウェア・テクニカル・サポートの対象機能は、上記のソフトウェア・テクニカル・サポートの対象となる機能のリストに載っているものだけになります。例えば MySQL, OpenLDAP など、リストに載っていないものはサポート対象外となります。
  • SLES のシステムに、メジャーバージョンが異なる SLES のパッケージをインストールした場合はサポート対象外となります。例えば、 SLES9 のシステムに SLES10 のキットに入っているパッケージをインストールして使用した場合、ソフトウェア・テクニカル・サポートを受けることができません。
  • SLES のキットには Novell 社が作成したカーネルやコマンドのバイナリコードと、ソースコードが入っていますが、ソフトウェア・テクニカル・サポートの対象となるのはバイナリコードのみです。
    ユーザがソースコードをコンパイル、リンクして作成したカーネルやコマンドは、ソースコードを変更していなくてもサポートの対象外となります。
  • ソフトウェアの不具合の場合、その不具合を再現するための具体的な方法をHPEに連絡していただきます。

 

ソフトウェア・テクニカル・サポートのスケジュール

SLES のそれぞれのメジャーバージョンのサポート期間は以下となります。


 
  • SUSE Linux Enterprise Server 12
    2014年11月01日 - 2024年10月31日
  • SUSE Linux Enterprise Server 11
    2009年03月31日 - 2019年3月31日
  • SUSE Linux Enterprise Server 10
    2006年08月01日 - 2013年07月31日
  • SUSE LINUX Enterprise Server 9
    2004年07月31日 - 2011年07月30日

SLESのサブスクリプションはバージョンフリーとなっておりますので、サポート・サービス契約中にお使いのバージョンのサポート期間終了した場合、上位メジャーバージョンへアップグレードしていただくことにより、契約中のサポート・サービスのご利用が可能です。

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