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コースコード HU0C1S
日数(開始時間〜終了時間) 3日間 (10:00〜18:30)
実施方法 ・クラスルーム (本社)
1社研修・オンサイト研修
受講料 180,000円(税抜き)

コースの特徴

ITILの最新バージョンであるITIL 4の基礎を習得する認定コースです
認定試験に合格すれば、ITIL 4 ファンデーション認定資格を取得できます
HPEオリジナルテキスト日本語版を使用します。
カーレースをシミュレーションした演習で、楽しみながらITILの要点が身に付きます
スマホ対応の試験対策eラーニングで、効率よく試験対策ができます

ITIL 4は日本語版がまだリリースされておりません。英語版開始からおよそ半年後に翻訳開始予定とされております。2019年2月に英語版がリリースされたので、日本語版は2019年8月以降になる予定です。日本語版がリリースされるまでは以下の構成で研修をご提供いたします。
試験は英語です。
模擬試験は英語です。
テキストおよび演習は日本語です。日本人講師が日本語で研修を進めます。
研修で使用する「ITIL Foundation ITIL4 Edition」は英語です。この書籍は研修当日に教室にて差し上げます。ITIL®の公式書籍です。
講義は日本語テキストを中心に進めます。補助資料として「ITIL Foundation ITIL4 Edition」を適宜参照します。

コースの概要

ITIL 4の基礎を網羅します。サービスバリューシステム(SVS)、サービスマネジメントの4つの側面(組織と人材、情報とテクノロジー、パートナーとサプライヤ、バリューストリームとプロセス)、サービスバリューチェーン、7つの原則(価値に着目する、現状から始める、反復して進化する、コラボレーションと見える化、包括的に考え働く、シンプルにする、最適化と自動化)、およびサービスマネジメントのプラクティスを習得できます。
ITIL 4は、特定のベンダーやテクノロジーに依存しないベストプラクティスです。カスタマーエクスペリエンス、バリューストリーム、デジタルトランスフォーメーションなどの視点から、ITIL V3で確立されたITSMのプラクティスを大幅に見直し、リーン、Agile、DevOpsなどを取り入れて進化させることで、サービスマネジメントの幅広い課題に対処します。

認定試験合格後に発行される認定証はPDFです。認定証は試験機関のWebサイトよりダウンロードできます。

ITIL試験をご受験されるかたは、あらかじめPEOPLECERT社にアカウントを登録しておくようお願いいたします。
ご登録はご受講いただくコースの初日中には完了しておいてください。
既にPEOPLECERT社にアカウントをお持ちの方は、登録済みのプロファイルを確認して、未入力の必須項目がないか、入力内容に間違いがないかをご確認ください。
ご注意:アカウントのプロファイルに不備がある場合、PEOPLECERT社は試験結果を保留にし、訂正されるまで連絡しません。

前提知識

  • コンピュータの初歩的な知識があることが望ましいですが、必須ではありません

主な対象者

  • ITILを初めて使用する方で、ITIL4フレームワークの基本的な概要を習得したい方
  • ITIL4とサービスマネジメントの概念を適用して、顧客にとっての価値を創造したい方
  • すでにITILを使用しており、ITIL 4の新しいサービスマネジメントのプラクティスに関する知識を深めたい方
  • ITILを初めて学習する方、またはITILの以前の資格をお持ちの方で、ITIL4の資格を取得したい方
  • ビジネスマネージャ、ビジネスプロセスオーナー、IT組織とやり取りするビジネスパーソン
  • その他、ITサービスのスピード、品質、およびコストの改善に関心のある方

コースの目的

このコースを修了すると以下のことができるようになります。

  • サービスマネジメントの4つの側面を理解し、それらをバランスよく使用して価値を創造するための方法を説明する
  • サービスバリューシステム(SVS)を理解し、SVSがどのようにビジネスと共同して価値を創造するかを説明する
  • サービスバリューチェーンを理解し、実装する
  • ITIL® 4ファンデーション認定試験の準備と受験に必要な知識を習得する

コースの説明

このコースでは以下のトピックを扱います: (内容は変更となる場合がございます)

1.サービスマネジメントの主な概念と定義
  • ・価値、およびプロバイダと顧客による共同での価値創造
  • ・製品とサービス
  • ・組織、サービスプロバイダ、サービスカスタマー、その他の利害関係者
  • ・サービスリレーションシップ
2.サービスマネジメントの4つの側面
  • ・組織と人材
  • ・情報とテクノロジー
  • ・パートナーとサプライヤ
  • ・バリューストリームとプロセス
3.ITILサービスバリューシステム(SVS)
  • ・従うべき原則
  • ・サービスバリューチェーン
  • ・ガバナンス
  • ・ITILマネジメントプラクティス
  • ・継続的改善
4.サービスバリューチェーン
  • ・計画
  • ・改善
  • ・エンゲージ
  • ・デザインとトランジション
  • ・調達と構築
  • ・提供とサポート
5.ITILマネジメントプラクティス
  • ・以下のプラクティスの概要
    • ・情報セキュリティ管理
    • ・関係管理
    • ・サプライヤ管理
    • ・IT資産管理
    • ・モニタリングおよびイベント管理
    • ・リリース管理
    • ・サービス構成管理
    • ・展開管理
    • ・継続的改善
    • ・変更コントロール
    • ・インシデント管理
    • ・問題管理
    • ・サービス要求管理
    • ・サービスデスク
    • ・サービスレベル管理
  • ・以下のプラクティスの詳細
    • ・継続的改善
    • ・変更コントロール
    • ・インシデント管理
    • ・問題管理
    • ・サービス要求管理
    • ・サービスデスク
    • ・サービスレベル管理
6. ITIL 4 ファンデーションの認定試験対策
7. ITIL 4 ファンデーション認定試験

ITIL®is a registered trade mark of AXELOS Limited

e ラーニングによる試験対策サービス

HPEのITIL®4 ファンデーション研修の受講期間中、オンラインでの試験対策サービスをご利用いただけます。

  • 以下のWebブラウザが利用できるので、時間と場所を選びません。
    • iPhone/iPad、Android、PC、携帯
  • 好きなタイミングで中断、再開できます。例えば、帰宅時の電車で途中まで実施して、ご自宅で再開できます。
  • 模擬試験により、合否判定や力試しが可能です。
  • 問題集機能により、弱点把握と克服が効率よく行えます
  • 重要語句や文章を効率よく復習できます。

※合否判定はあくまでも目安です。
※本サービスは当社のITIL®4 ファンデーション研修を受講いただいたお客様のみがご利用いただけます。
画面はITILファンデーション(2011Edition)版の研修のイメージです。ITIL4ファンデーションのeラーニングは英語版です。日本語版がリリースされ次第日本語化します。

テキストページ、一覧ページ    テキストページ、一覧ページ

カーレースをシミュレーションした演習で、楽しみながらITILの要点が身に付きます

サービスマネジメントのメリットをITIL初心者に納得してもらうのは簡単ではありません。理論を説明するだけでは、実感がわかないからです。カーレースをシミュレーションした演習では、誰もが楽しみながらサービスマネジメントのメリットを体験し、実感することができます。説明による形式知だけではなく、経験による暗黙知として吸収されます。

The Race to Results Service Management シミュレーションとは

ワークショップでは、カーレースのシミュレーションを使用します。参加者はビジネスチームとITチームに分かれます。ビジネスチームは4台のレースカーをワールド・チャンピオンシップに参加させ、勝利することで賞金を得ます。各レースカーは多くのITサービスによって支えられており、ITチームがこれをマネジメントします。ITサービスに障害が発生すると、レースカーのスピードが落ち、順位が下がっていきます。順位によって賞金が決まるため、障害の早期解決がビジネスチームの業績を左右します。ITチームの責任は、ITILを実践し、高い費用対効果を維持しながら、いち早く障害を解決してビジネスチームを成功に導くことにあります。1レースは25分間、リアルタイムに進みます。一瞬の判断ミスにより、収入が大きく下がってしまうこともあります。ITILサービスバリューシステム、4つの側面、バリューストリームを体験していただけます。以下のマネジメントプラクティスが演習に盛り込まれています。

  • 継続的改善
  • 変更コントロール
  • インシデント管理
  • 問題管理
  • サービス要求管理
  • サービスデスク
  • サービスレベル管理
  • 関係管理
  • サプライヤ管理
  • モニタリングおよびイベント管理
  • リリース管理
  • サービス構成管理
  • 展開管理
The Race to Results Service Management シミュレーションとは

レースは3回行われます。作戦会議 → レース本番 → レビュー → 改善といったイテレーション(反復)のサイクルを繰り返すことで、数多くの気付き、プラクティスの実践、ITILのメリットの実体験、そして成熟がもたらされます。

シミュレーションの画面(一例)

ITIL最新バージョン情報

Version1、2、3(2007Edition)、3(2011Edition)と発展してきたITILが、ITIL 4としてさらなる進化を遂げます。 ITIL 4は、V3を大幅に拡張して、デジタルトランスフォーメーションへの道のりをサポートするための実用的で柔軟な実践方法を提供します。
GoogleやAmazon、Netflixなどが実践していて、ITが企業競争力を飛躍的に高めるための有効なプラクティスとして証明されているリーン(注1)、アジャイル(注2)、DevOps(注3)などを全面的に取り入れ、ITILと融合させ、デジタルトランスフォーメーションによってどのようにビジネスとITが連携するかに重点が置かれています。
ITIL 4は、企業が第4次産業革命を切り開くのに役立ちます。第4次産業革命には、例えばロボティクス・プロセス・オートメーション、AI、ナノテクノロジー、量子コンピューティング、バイオテクノロジー、IOT、3Dプリンティング、自動運転などがあります。


  • リーンはトヨタ生産方式を源流としています。MITのジェームズ・P・ウォマックらが研究し、書籍にまとめたことで全米に広まりました。リーン(lean)には無駄のない、ぜい肉をそぎ落としたといった意味があり、価値を生産する際の無駄の排除を徹底します。リーンは弊社の研修DevOpsプロフェッショナルで扱っています。

  • アジャイルには俊敏なという意味があります。アジャイル開発はソフトウェア開発のモデルの1つです。ソフトウェアに必要な要件を小さく分割し、優先順位の高いものから順に開発/テスト/リリースします。従来の開発モデルと比較して、ユーザーの要件に柔軟に対応できる/ユーザーからのフィードバックが頻繁/無駄な機能を作る余地が少ないなどのメリットがあります。ニーズの変化が激しく、先の読みづらい現状においては有効なモデルといえます。アジャイルは弊社の研修DevOpsプロフェッショナルで扱っています。

  • DevOpsは事業/開発/運用が一丸となって価値を創造および提供するための実践を集めたものです。リーンやアジャイル開発を基盤としていて、さらに様々なテクニックを駆使して品質/セキュリティ/柔軟性/生産性/堅牢性とイノベーションを両立させます。DevOpsは弊社の研修DevOpsプロフェッショナルで扱っています。

ITIL4の資格体系

ITIL4の資格体系

主な資格は以下の通りです。

・ITIL Foundation

  • 現在のITIL Foundationと同様の位置づけです。基礎的な概念、用語、ITIL 4の全体像を広く浅く理解します。

・ITIL Managing Professional(MP)

  • ITやデジタル業界で活躍する方を対象としています。ITプロジェクト、ITチーム、およびワークフローを成功させるための実践的および技術的な知識を提供します
    この資格を取得するためには、以下の2通りのパターンがあります
    ・パターン1:
      以下の資格をすべて取得する
    • ・ITIL Foundation
    • ・ITIL Specialist: Create, Deliver & Support
    • ・ITIL Specialist: Drive Stakeholder Value
    • ・ITIL Specialist: High Velocity IT
    • ・ITIL Strategist : Direct, Plan & Improve
    • (上記SpecialistおよびStrategist 資格は各々独立しており、単独で取得しても高い価値があります。)

  • ・パターン2:
      ITIL V3で17単位以上またはITIL エキスパートを取得している場合、ITIL Managing Professional (ITIL MP)Transition moduleを受講し、試験に合格する
      ITIL V3の17単位以上には、以下の組み合わせがあります。
    • ・ファンデーション+ SOA + PPO + RCV + OSA = 18(単位)
    • ・ファンデーション + PPO + RCV + OSA + プラクティショナ = 17(単位)
    • ・ファンデーション + SOA + RCV + OSA + プラクティショナ = 17(単位)
    • ・ファンデーション + SOA + PPO + RCV + プラクティショナ = 17(単位)
    • ・ファンデーション + SOA + PPO + OSA + プラクティショナ = 17(単位)
ITIL4の資格体系

ご参考:ITIL V3の資格体系


・ITIL Strategic Leader (SL)

  • ITがビジネス戦略にどのようなインパクトを持ち、管理するかについて明確に理解できるようになるための知識を提供します
    この資格を取得するためには、以下の資格をすべて取得する必要があります。
    • ・ITIL Foundation
    • ・ITIL Strategist : Direct, Plan & Improve
    • ・ITIL Leader: Digital & IT Strategy
    • (上記SpecialistおよびStrategist 資格は各々独立しており、単独で取得しても高い価値があります)

・ITIL Strategist : Direct, Plan & Improveについて

  • この資格はITIL Managing Professional(MP)とITIL Strategic Leader (SL)の共通の取得条件です。1度合格すればMPとSLの両方に有効です。

・ITIL Master

  • 情報がリリースされ次第ご案内します。

V3からの移行

・ファンデーション

  • 新しい資料が数多く追加されることから、V3からITIL4へのブリッジ試験(V3とITIL4の差分のみを問う試験)は提供されません。
    ただし、HPE教育サービスでは、ブリッジ研修のご提供を計画しています。

・インターミディエイト

  • 資格体系が大きく異なるため、インターミディエイトレベルの各資格からの移行はできません(ITIL 4のSOAやOSAなどはありません)。

・V3で17単位以上を取得またはITIL エキスパートを取得している方

  • ITIL Managing Professional(ITIL MP)Transition moduleを受講し、試験に合格することでITIL Managing Professional(MP)を取得できます。

リリース時期

・英語版

  • ・ITIL Foundation試験:2019年2月
  • ・上位試験:2019年7月以降

・日本語版:英語版開始からおよそ半年後に翻訳開始予定

V3と何が違うのか

V3の核となる概念に大きな変更はありません。ITIL 4では、すべての組織はITを必須とし、またITとITマネジメントはアジャイルであることが期待されているとの認識のもと、先進的なIT企業が採用して多くの成功事例がある、リーン、アジャイル、DevOpsを大きく取り入れ、ITILとの関連や組み合わせなどを盛り込んでいます。
また、一貫性の向上、用語の見直しなどさらなる洗練がなされています。

V3とITIL 4のどちらを取得するべきかについて

V3とITIL 4は違いが大きいです。以下の方はV3をおすすめします。ただしITIL 4リリース後、一定の移行期間が終わるとV3の試験が行われなくなる予定です。早めに取得してください。

  • ・現在、ご自身の職場でV3をベースとした運用が行われている方
  • ・すでにインターミディエイト資格をお持ちで、エキスパートを目指されている方