 |
≫ |
|
|
 |
 |
PostgreSQL は、バージョンを重ねるたびに機能の追加や性能の改善が行われ、ミッションクリティカルなシステムや大規模なシステムへの導入も進んでいます。しかし、1 台のサーバで構成されるシングル構成には限界があります。それに対して HA (High Availability; 高可用性) クラスタ構成では、複数台のサーバを連携して 1 つのシステムとして動作させることにより、シングル構成には困難な高可用性を実現できます。
本トレーニングは、Pacemaker、DRBD による PostgreSQL の HA クラスタ構成について実習を中心に学習いただける 1 日間のコースです。本トレーニングでは、ソフトウェアの安定性と実績を重視し、HA クラスタソフトウェアには Pacemaker 1.1 系列と Corosync の組み合わせ、ノード間のデータ引き継ぎには DRBD によるファイルシステムのレプリケーションを採用しています。
|
 |
- Linux (Unix 系 OS) の基本的な操作ができる
- ネットワークの基本的な知識がある
- PostgreSQL の基本的な知識があり、基本的な操作ができる
|
 |
- PostgreSQL を運用しており、可用性に不安をもっている方
- PostgreSQL の HA クラスタを構築しようとしたが、導入や運用が難解だったため断念してしまった方
- PostgreSQL の HA クラスタの構築をひととおり経験してみたい方
|
 |
HA クラスタの基礎
HA クラスタを構築するのに理解しておくべき概念や用語、HA クラスタの構成例と特徴、HA クラスタの基本的な動作、ソフトウェアの概要について説明します。
HA クラスタの導入
HA クラスタの構築に使用する PostgreSQL、Pacemaker、Corosync、DRBDのインストールと設定、DRBD によるレプリケーション、データベースクラスタの作成、リソースの作成について実習を交えながら説明します。
HA クラスタの運用
PostgreSQL、Pacemaker、Corosync、DRBD の操作、ハートビート通信の切断、Corosync、DRBD におけるスプリットブレインの障害対応、ログメッセージの解析について実習を交えながら説明します。
※本コースはSRA OSS, Inc. 日本支社主催コースです。
|
|