顧客向けソリューションへの積極的な活用も推進

株式会社スマートバリュー イメージ

"Nimble Storageの高い性能・信頼性を活かすことで、ケンミン食品様の課題を解決する新しいVDI基盤を無事実現できました。これまでの実績を考えても、非常に安心感の高いストレージ製品という印象です"

―株式会社スマートバリュー
 クラウドイノベーションDivision
 公共クラウド西日本営業Group
 クラウドプラットフォーム営業Team
 Team Leader
 清水 克之 氏

 

モバイルやICT、自動車IoTなどの分野で先進的なサービスを展開する株式会社スマートバリュー(以下、スマートバリュー)では、パブリッククラウドサービス「おまかせIaaS」のストレージ基盤をHPE Nimble Storageで構築し、安定的なサービス提供を実現している。また、顧客企業向けのソリューションにも活用し、ケンミン食品株式会社(以下、ケンミン食品)をはじめとする様々な企業のビジネス課題解決に役立てている。

業界

テクノロジー

目的

自治体・公共団体や民間企業向けに提供するクラウドサービス「おまかせIaaS / VMホスティング」のストレージ環境を改善し、パフォーマンスのさらなる向上や運用管理業務の効率化を図ること。

アプローチ

優れたI/O 処理能力と高い運用管理性を備えた「HPE Nimble Storage」を導入し、インフラの性能・信頼性を大幅に強化。併せて個別のソリューション案件でも活用し、顧客企業の課題解決に貢献する。

ITの効果

  • クラウドサービス用ストレージ基盤を「HPE Nimble Storage」で新たに構築
  • AI/ビッグデータによる予測分析機能を備えた運用管理ツール「HPE InfoSight」でストレージ運用管理負担を軽減
  • 高い効率と性能を誇るインライン圧縮・重複排除機能により、ストレージリソースの有効活用を実現
  • ハイブリッド/オールフラッシュモデルを使い分けることで、システム要件に応じた最適なストレージ環境を実現

ビジネスの効果

  • クラウドサービスを利用するユーザーに対し、より安定的なサービス提供が行えるようになった
  • 遠隔レプリケーション機能を用いることで、手間を掛けることなく重要データを保護することが可能に
  • オールフラッシュモデルを活用した高性能・高信頼VDIソリューションを提供
  • 顧客企業であるケンミン食品のクライアント運用管理負荷軽減に貢献
 

自社クラウドサービスにNimble Storageを活用

大阪市・西区に本社を置くスマートバリューは、創業以来80年以上にわたり、先進技術を活かしたサービス/ソリューションを提供し続けてきた老舗テクノロジー企業である。同社 クラウドイノベーションDivision公共クラウド西日本営業Group クラウドプラットフォーム営業Team Team Leader 清水 克之氏は「現在当社では『ドコモショップ』を中心とする携帯電話販売事業と、各種ICTソリューションの2分野でビジネスを展開しています。特に後者では、官公庁・自治体向けサービスのほか、通信機能やGPSを内蔵した車載モジュールによるテレマティクスサービス、法人向けクラウドサービスなど多彩なサービスを提供。数多くのお客様にご活用頂いています」と説明する。

そうしたサービスの一つが、自治体・公共団体や民間企業向けのパブリッククラウドサービス「おまかせIaaS」だ。ここでは、経路も含めた全ての機器を冗長化することで、高い耐障害性と信頼性を確保。ファイアウォールやウイルス対策、IPSなどの機能も標準で備わっているため、セキュアな環境でシステム/データを活用することができる。さらに見逃せないのが、メールや電話による標準サポートに加えて、24時間・365日の運用監視から障害復旧まで実施可能な運用監視パッケージも用意されている点だ。「小規模自治体などにおいては、職員だけではなかなか運用に手が廻りきらないケースも多い。その点、当社のサービスをご利用頂ければ、かゆいところに手が届くサポートを実現できます」と清水氏は語る。たとえば、市町村Webサイトへのアクセスが集中する自然災害発生時には、あらかじめ同社側で軽いページに切り替えて運用するといった対応も行っているとのことだ。

もっとも、安定的なサービス提供を維持し続けていく中では、様々な苦労に直面する場面もあった。特に数年前には、おまかせIaaS用のストレージに障害が発生し、その対応に大変な負担を強いられたという。このような事態を再び招かないためには、ストレージの性能や信頼性をさらに高めておく必要がある。そこで、同社では、市場に提供されている様々なストレージ製品を候補に挙げて、綿密な比較・検討を実施。その結果採用されたのが、日本ヒューレット・パッカード(以下、HPE)が提供する「HPE Nimble Storage 」(以下、Nimble Storage)であった。

株式会社スマートバリュー 清水克之氏

株式会社スマートバリュー
クラウドイノベーションDivision
公共クラウド西日本営業Group
クラウドプラットフォーム営業Team
Team Leader
清水 克之 氏

優れた性能・信頼性に高い評価 HPE InfoSightの機能にも着目

当時Nimble Storageを採用した理由について、同社 開発戦略Division R&D Group インフラエンジニアリングTeam Team Leader 辻 清寛氏は、「元々当社では、おまかせIaaSへの導入を行う以前に、あるお客様のVDI(Virtual Desktop Infrastructure)基盤でNimble Storageを活用した経験があります。この時は、ストレージのパフォーマンス不足を解消することが目的でしたが、性能問題を見事に解決できた上に、導入後もトラブルらしいトラブルがほとんどなかった。非常に優れたストレージとの印象を抱きましたね」と語る。しかも、Nimble Storage には、おまかせIaaS用の新ストレージとして候補に挙がった他の製品と比較して、コストパフォーマンスに優れる、VMware環境との親和性が高いといったメリットも備わっていた。「そこで、自社クラウド基盤向けのストレージとしても、Nimble Storageを選ぶのが良いだろうと判断しました」と辻氏は続ける。

加えて、もう一つ大きかったのが、AI/ビッグデータによる予測分析機能を備えた運用管理ツール「HPE InfoSight」(以下、InfoSight)の存在だ。InfoSightは、ストレージリソース管理やパフォーマンス分析、容量予測など、様々な運用管理機能が備わっている上に、クラウドベースのリモート監視機能まで装備されている。これらを活用することで、システムの安定稼働やストレージ運用管理負担の軽減を図ることが可能だ。「実は最初のお客様に導入した際に、一度Nimble Storageに再起動が掛かったことがありました。そこでInfoSightのサポートに理由を問い合わせたところ、半日くらいで『電源廻りで何か異常があったのでは』との回答が寄せられたのです」と辻氏は振り返る。この情報を元にさらに詳しく調べたところ、実際にUPSのメンテナンス作業が原因であったことが判明。「ストレージ本体以外の部分も含めて、これほどスピーディに原因を究明できるのは驚きでしたね」と辻氏は振り返る。

こうして導入されたNimble Storageは、おまかせIaaSの安定稼働に大きく貢献。この実績を高く評価した同社では、その後の顧客向けソリューション案件でも積極的にNimble Storageの活用を進めている。

株式会社スマートバリュー 辻清寛氏

株式会社スマートバリュー
開発戦略Division
R&D Group
インフラエンジニアリングTeam
Team Leader
辻 清寛 氏

ケンミン食品の新VDI基盤を構築 運用管理負担軽減に大きく貢献

同社が手がけたNimble Storage案件の中でも、顧客のビジネス課題解決に大きく貢献しているものの一つが、「ケンミンの焼きビーフン」で知られるケンミン食品のVDI構築事例である。清水氏はこのプロジェクトの背景を「これまでケンミン食品様では、通常の物理PCをクライアントとして利用されており、故障やトラブル時の対応に多くの工数が掛かっていました。こうした作業に時間を取られてしまうと、情シス部門としても、本来の業務であるIT戦略企画の立案などに集中できません。そこでVDI化を実施し、端末の運用管理に関わる課題を解消したいと考えられたのです」と説明する。

当初はハイパーコンバージド・インフラストラクチャ製品なども候補に挙がったが、こちらはコストが高額な点がネックとなり断念。「とはいえ、日々の業務を支える重要な基盤だけに、レスポンスが遅くなるようなことは許されません。そこで、ご提案したのが、高い処理能力を誇るNimble Storageのオールフラッシュモデル『HPE Nimble Storage AF1000』です。これとHPE ProLiantサーバーを組み合わせれば、お客様の求める高性能VDI環境を最適なコストで実現できます」と清水氏は語る。

性能・信頼性の高さに加えて、優れた運用管理性も大きな決め手になったとのこと。ケンミン食品では、自社内で運用を行っているため、ストレージの運用管理に手が掛かるような製品は避けたいところだ。その点、Nimble Storageには、InfoSightという大きなアドバンテージが備わっている。遠隔監視や予兆検知などの機能を活用すれば、ユーザー企業自身でも手間を掛けることなく安定稼働を維持することができる。ケンミン食品としても、こうしたメリットを高く評価し、Nimble Storageの採用を決断した。

今回VDI化の対象となったクライアントPCは、営業系/管理系合わせて約130台。2018年5月より本番稼働を開始し、順次移行が進められている。システム構築面の工夫としては、VDI基盤用ソフトウェアに「Parallels」を利用している点が挙げられる。「今回はお客様の業務上の要件から、仮想デスクトップ型とサーバーベース・コンピューティング型の両方のクライアント環境を用意する必要がありました。これを実現する上で、一番コスト面で有利だったのがParallelsでした」と清水氏は説明する。また、バックアップ用ストレージとして「HPE StoreEasy 1650」も導入。「Nimble Storageの信頼性に不安は全くありませんが、万全の上にも万全を期すという考えからStoreEasyを導入しています」と辻氏は語る。なお、社内システムとの接続についてもHPE Arubaが全面的に採用されているとのことだ。

さらに、ケンミン食品では、Nimble Storageのソフトウェア機能も積極的に活用。辻氏は「スナップショットを日次で取得してデータ保護を行っているほか、シンプロビジョニング機能などもご利用頂いています。Nimble Storageは、こうしたソフトウェアのライセンスも無償で提供されますので、投資対効果も非常に高いですね」と続ける。Nimble Storage のパフォーマンスに対しても、高い評価が寄せられているとのこと。清水氏は「本格的な全社展開はまだまだこれからですが、現状のレスポンスには十分満足されていると伺っています。我々としても、良い提案ができたと自負しています」と語る。今後物理PCの置き換えが進んでいけば、課題であった端末の運用管理負担削減にも大きな効果が見込める。なにしろ台数規模が大きいだけに、1台あたりの作業時間を数時間減らすだけでも、年間数百時間分もの時間短縮が図れる。しかも、VDI環境をうまく活用すれば、いつでも・どこでも仕事ができる環境を作り上げる事も可能だ。最近では、働き方改革が大きな話題となっているが、こうした取り組みを進める上でも強力な武器となる。今回導入されたNimble Storageは、今後もケンミン食品のビジネスを下支えする重要な役割を担っていくことになるのだ。

ケンミン食品の新VDI基盤を構築 運用管理負担軽減に大きく貢献

"当社では自社クラウドサービス基盤でもNimble Storageを活用していますが、運用管理にほとんど手間が掛かりません。ストレージのことを気にしなくて良いというのは、大変大きなメリットですね"
―株式会社スマートバリュー
 開発戦略Division R&D Group
 インフラエンジニアリングTeam
 Team Leader
 辻 清寛 氏

自社実践で培った経験を生かし顧客企業の課題解決を支援

スマートバリュー社内においても、おまかせIaaSでの成功を踏まえて、Nimble Storageの活用を引き続き推進中だ。「当社では、先頃自社データセンターの売却を行ったため、クラウドサービス用の仮想サーバー群を新しいデータセンターに移すことになりました。当然、移設先の新データセンターにもストレージが必要になりますが、ここでも迷わず『Nimble Storage CS1000』を採用しています。その理由はただ一つ、これまでの取り組みを通して、『Nimble Storageを選んでおけば間違いない』との確信が得られたからです」と辻氏は語る。

クラウドサービスを運営していく上では、必然的に様々な運用管理作業が発生するが、Nimble Storageに関してはほとんど手が掛かるようなことがないのだとのと。「もし何か問題があれば、InfoSightから通報が来ますので、毎日容量や性能をチェックしたりする必要もありません。そもそも製品自体の信頼性が高く、トラブルも起きないので、普段はストレージのことを忘れていられます。これはインフラ関連製品にとって、非常に重要なポイントと言えます」と辻氏は続ける。

システム/データの保護などについても、Nimble Storageのレプリケーション機能を利用することで効率化を実現。辻氏は「個別にバックアップを取ったりしなくとも済みますので運用が非常に楽ですね。また、現在は5分に1回のタイミングでレプリケーションを行っていますが、必要があればリアルタイムで動作させることもできます。これだけの環境が追加コスト無しに実現できるとなれば、ほぼ無敵と言っても良いのではないでしょうか」と語る。

同社では、こうして培った経験・ノウハウを、今後のソリューション提供にもフル活用していく考えだ。清水氏は「日本ヒューレット・パッカードの支援体制にも大いに満足していますので、両社のパートナーシップを活かしてお客様の課題解決に取り組んでいきたい。特にInfoSihtは、Nimble Storageだけでなく、ProLiantサーバーやHPE 3PARにも対応しましたので、当社の提案の幅も大きく拡がってくると考えています」と展望を述べた。

詳しい情報
HPE Nimble Storageについてはこちら
hpe.com/jp/storage/nimble

 

会社概要

株式会社スマートバリュー

所在地:大阪府大阪市西区靱本町2丁目3-2

URL:https://www.smartvalue.ad.jp/

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