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( Last Update : 2007.07.04)
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企業や組織のシステムにおけるセキュリティ管理の重要性が益々高まっている昨今、偽造が難しく多様なデータを内蔵できるICカードが認証デバイスとして利用される例が増えています。
日本ヒューレット・パッカードは、株式会社ソリトンシステムズの協力のもと、ソリトンシステムズのSmartOnによるICカード認証とHP IceWall SSOによるWebシングルサインオンとの連携を可能にしました。
2つの製品の連携により、ICカードによる1度の認証で、WindowsドメインへのログインとWebアプリケーションへのシングルサインオンを同時に行う事が可能になりました。
SmartOnは、日本国内のデバイス認証ツール市場のトップシェア(*1)を占める製品で、ICカードとPIN(暗証番号)を用いて、Windowsクライアント環境への安全な認証・ログインを実現します。
本連携機能を利用することにより、システムのユーザはICカード認証を利用して、クライアントPCやActive Directory環境だけでなく、企業や組織で使われる様々なWebアプリケーションにも一元的にアクセスでき、利便性が高まります。
*1・・・出典:「2006ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」富士キメラ総研 刊 |
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SmartOnとHP IceWall SSOとの連携は、以下の2つの方式によって行う事ができます。
・ SmartOn Passを使った連携
SmartOnには、ICカードに各種アプリケーションのパスワードを記憶させ、それぞれのアプリケーションにID,パスワードを自動送出する機能(SmartOn Pass)があります。
ICカードにWebシングルサインオン用のパスワードを記憶させることにより、ユーザはIDやパスワードを入力することなく、IceWallサーバの認証を受けられます。
SmartOnでは、あらかじめ乱数などで管理者の設定したWebシングルサインオン用のパスワードをICカードやユーザ情報に登録して、シングルサイオンの認証に使うことが可能です。ユーザはあらかじめパスワードを知らなくともこのSmartOn Passで IceWall サーバの認証を受けることができるため、社員以外のアルバイトや派遣社員などに社内のパスワードを通知しないといった、秘匿性の高いパスワード運用も可能です。
・ HP IceWall SSOのWindws統合認証機能を使った連携
HP IceWall SSOにはWindowsドメインにログインしているクライアントから、IceWallサーバへのログインを自動的に行い、Windows環境とのシングルサインオンを実現するオプション機能(Windows統合認証機能)があります。
SmartOnによりICカードでWindowsドメインにログインしたユーザからIceWallサーバへのログインを自動的に行うことにより、ユーザはIDやパスワードを入力することなくIceWallの認証を受けられます。
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■図:SmartOn Passでの連携
以上のように、SmartOnが提供するICカード認証機能とHP IceWall SSOが提供するWebシングルサインオン機能との連携により、より高度でセキュアな認証基盤が実現できます。
■ソリトンシステムズのSmartOnについて
HP IceWall SSOと連携が可能なSmartOnのバージョンは、SmartOnV1.6、SmartOn ID、SmartOn NEOです。
「SmartOn」は、株式会社ソリトンシステムズの登録商標です。
≫ 株式会社ソリトンシステムズ 「SmartOn」
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