それでは、HP IceWall SSO とLinkmaxESの簡単な連携例をご紹介します。
図 3のような、ノーツクライアントからアクセスしていたリッチテキストや添付ファイルを含む既存ノーツデータ(社内文書、フリーディスカッション)に、ブラウザからダイナミックメニューポータル経由で簡単にアクセスできるようにします。。

図 3 既存のノーツデータ
まずは、既存ノーツデータへの接続設定を、図 4のようにLinkmaxESの管理コンソールから仮想DBに登録します。

図 4 LinkmaxES管理コンソール
あとは、簡単にポートレットを開発して(この例では100行にも満たない規模です)、ダイナミックメニューポータルで統合、IceWall経由で表示を行います。

図 5 ポートレットのソースコード例

図 6 ダイナミックメニューポータルでのノーツデータ表示例
このように、EIIソフトウェア「LinkmaxES EII Server」を使うことで、企業が保有する重要な情報資産、ノーツ・システムのデータベースを、従来の運用そのままにポータル・システムから利用することが可能となるわけです。
もちろん、将来的にRDBデータとの連携等、幅広い情報活用基盤を構築していくことも可能となりますので、「ただ導入するだけのポータル」ではなく「情報活用手段として運用するポータル」を実現することができます。
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