2011年5月17日
シングルサインオンソリューション「HP IceWall SSO」の
管理性、運用性、セキュリティ機能を強化
- ID管理ソフトウェアの最新バージョン「HP IceWall Identity Manager 5.0」、
およびリモート設定・管理ツールの新製品
「HP IceWall Remote Configuration Manager 4.0」を提供 -
日本ヒューレット・パッカード株式会社は本日、シングルサインオンソリューション「HP IceWall SSO 10.0」と連携するID管理ソフトウェアの最新バージョン「HP IceWall Identity Manager 5.0」を発表します。また同時に、「HP IceWall SSO」および周辺サーバーの各種設定、管理をリモートから行うことができる新製品「HP IceWall Remote Configuration Manager 4.0」を発表します。今回発表する両製品により、「HP IceWall SSO 10.0」を基盤とするクラウドや仮想化環境における認証基盤の機能をさらに拡張し、管理、運用効率の向上およびセキュリティ強化を実現します。
「HP IceWall Identity Manager 5.0」は、わかりやすいWebベースの管理画面によって、ユーザー情報の追加・変更やパスワードの生成・通知などの作業を効率化し、HP IceWall SSOのユーザー情報作業を軽減するID管理ソフトウェアの最新版で、HP IceWall SSO 10.0の持つ最新の機能をフル活用できるよう機能が強化されています。最高レベルの暗号強度の採用を始め、次世代インターネットプロトコルのIPv6への対応、ユーザー情報以外も管理できる機能のLDAPサーバー対応を実現しています。
「HP IceWall Remote Configuration Manager 4.0」は、HP IceWall SSO環境はもちろん、周辺のLinuxサーバーやUNIXサーバーの各種設定ファイルを、クライアントPCからグラフィカルな管理画面を通して参照、編集、設定することができる管理ツールです。これにより、大規模サーバー環境における認証設定および管理工数を大幅に軽減します。
<今回発表の新製品>
製品名 |
価格 |
出荷開始日 |
HP IceWall Identity Manager 5.0 |
100ユーザー 1,260,000円
(税抜1,200,000円)〜 |
5月25日 |
HP IceWall Remote Configuration Manager 4.0 |
3,129,000円
(税抜2,980,000円)〜 |
4月28日 |
<「HP IceWall Identity Manager 5.0」の特長>
「HP IceWall Identity Manager」は、直感的なGUIで、各管理者やエンドユーザーが簡単にHP IceWall SSOの認証データベース上のユーザー情報を操作できるID管理ソフトウェアです。新バージョン5.0では、「HP IceWall SSO Ver.10.0」に完全対応し、クラウドや仮想化への対応強化など新たな要件を満たす認証基盤の構築をサポートします。主に強化された機能は以下の通りです。
- 最高レベルの暗号強度の採用:「HP IceWall SSO Ver.10.0」と同様に、現在最高レベルの暗号強度を採用しています。
- 次世代インターネットプロトコルIPv6に対応: IPv6に対応し、今後想定される様々なネットワーク環境からのアクセスに対応可能となりました。
- 任意テーブル機能LDAPに対応:ユーザー情報以外のLDAPオブジェクトの表示、管理が行える任意テーブル機能が、従来までのActiveDirectoryサーバーだけでなく、LDAPサーバーを利用する場合でも行えるようになります。
<「HP IceWall Remote Configuration Manager 4.0」の特長>
「HP IceWall Remote Configuration Manager 4.0」は、HP IceWall SSOの設定や管理などをクライアントPCからグラフィカルな管理画面を通して行うことができるツールです。主な特長は以下の通りです。
- リモートからの容易な設定と実行:HP IceWall SSO環境および周辺のアプリケーション(任意)が導入されたサーバーの設定ファイルを、直接クライアントPCから参照・編集・設定でき、それらのサーバーに対してコマンドの実行ができます。
- 直感的でわかりやすい管理:エクスプローラーのような直感的でわかりやすい管理画面で、各サーバーの設定ファイルを任意のフォルダー単位でまとめ、ツリービュー形式で管理できます。
- 豊富なサンプルファイルと一括配布:HP IceWall SSOおよびアプリケーション(任意)のサンプルとなる設定ファイルがあらかじめ準備され、容易にカスタマイズができます。また、複数台のサーバーに対し、それらを一括で配布することができます。
- 管理者に応じた操作権限の付与:「HP IceWall Remote Configuration Manager 4.0」のオペレーターの操作権限をオペレーター毎に設定・管理できます。
- スムーズな編集:設定ファイルの拡張子に応じて、編集時に使用するエディターを選択できます。
■HP IceWall Identity Managerに関する製品情報
http://www.hpe.com/jp/IWIM_PR11
■HP IceWall Remote Configuration Managerに関する製品情報
http://www.hpe.com/jp/IWRCM_PR11
文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
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