Jump to content 日本-日本語
≫ お問い合わせ

HPE Global Workload Manager Agent for OpenVMS V4.1: インストレーションおよびユーザ・ガイド

第2章 gWLM のインストールとアンインストール

≫ 

OpenVMS ドキュメント ライブラリ

タイトルページ/目次
まえがき
第 1 章:概要
第 2 章:gWLM Agent のインストールとアンインストール
第 3 章:ワークロード管理のための gWLM の構成
第 4 章:ワークロードと gWLM の監視
第 5 章:セキュリティ
第 6 章:その他の構成および管理作業
付録 A:エージェントの互換性
索引
PDF
OpenVMS ホーム
ここから本文が始まります

この章では、OpenVMS システムへの gWLM エージェントのインストール方法と使用方法について、以下のような項目を説明します。

2.1 前提条件

gWLM エージェントをインストールする前に、 システムに以下のソフトウェアおよびアプリケーションをインストーしておくことが必要です。

  1. gWLM の設定および監視に利用する Matrix OE CMS のインストール (Windows システム上)

    CMS に対して HPE SIM のインストールも必要です。 HPE SIM は HPE Insight Management に含まれています。 CMS の構成に関する詳細は、下記の URL にある HPE Insight Management (以前の HP Insight Software) のサポートマトリックスを参照してください。

    http://h50146.www5.hpe.com/doc/manual/proliant/soft.html

  2. OpenVMS のインストール要件:

    表 2-1 に示すのは、 OpenVMS Integrity サーバーに gWLM エージェントをインストールする際の前提条件です。

    表 2-1 インストレーションの前提条件

    システム機能依存するキットおよびパッチ
    セルベースサーバーPset, FSS, nPar, iCAP, および TiCAP最新の WBEMCIM パッチおよび iCAP パッチ
    非セルベースサーバーPset および FSS最新の WBEMCIM パッチ

     

    gWLM をインストールする前に、以下の手順を実行します。

    1. 表 2-1 に示すパッチを/SAVE_RECOVERY_DATA修飾子を使用して、表に示すのと同じ順序でインストールします。

    2. パッチをインストールしたらシステムをリブートして、 iCAP ソフトウェアを構成する前に、 WBEMCIM および WBEMPROVIDERS が適切に構成され実行されるようにします。

      詳細は 『HPE Instant Capacity User's Guide』 を参照してください。 このドキュメントでは、OpenVMS での iCAP に関する情報を提供しています。

  3. HPE TCP/IP services for OpenVMS Integrity V5.6 以上のインストール

2.2 gWLM のインストール

ここでは、OpenVMS システムへの gWLM のインストール方法について説明します。 gWLM エージェントのインストールは、ワークロードの管理を行いたい OpenVMS システムで実施します。

注記:
  • gWLM をインストールする前に、ご使用のハードウェアプラットフォームに合った PAK ファイルをインストールする必要があります。

  • 管理対象 OpenVMS ノードでは、SYSTEM アカウントでログインする必要があります。

以下の手順で gWLM をインストールします。

  1. 次のコマンドでインストールを実行します。

    $ product install gwlm/source=<kit-directory>
    
  2. gWLM エージェントの起動は次のコマンドで行います。

    $ @sys$startup:gwlm$startup

    gWLM エージェントの停止は次のコマンドで行います。

    $ @sys$startup:gwlm$shutdown

gWLM agent は OpenVMS システムの sys$sysroot:[gwlm] ディレクトリにインストールされます。 表 2-2 に、 sys$sysroot:[gwlm] ディレクトリ以下のディレクトリに含まれる内容を示します。

表 2-2 ファイルの場所

OpenVMS ディレクトリ内容
sys$sysroot:[gwlm.log]エージェント関連のログ
sys$sysroot:[gwlm.conf]gWLM エージェントのプロパティファイル
sys$common:[gwlm.bin]gWLM のコマンドプロシージャあるいは実行ファイル

 

ほとんどの操作は、 CMS の HPE SIM インタフェースあるいは gWLM コマンドライン・インタフェースの どちらでも実行可能です。 OpenVMS agent がインストールされたシステムでは、 以下のエージェントコマンドが利用できます。

  • gwlmsslconfig

  • gwlmimportkey

  • gwlmexportkey

  • gwlmplace

  • gwlmsend

  • gwlmstatus

これらのコマンドはフォーリン・コマンドとして実装されています。 このため、これらのコマンドを使用するためには、最初に以下のコマンドを実行しておく必要があります。

$ @sys$sysroot:[gwlm.bin]gwlm$env get_commands

これらのコマンドのヘルプを参照する場合は、次のコマンドを実行してください。

$ help gwlm

sys$sysroot:[gwlm] ディレクトリにあるエージェントのコマンドを使用する場合、ファイルに対する読み書き特権が必要です。

2.2.1 ノード構成の管理

CMS と管理対象ホストの間でホスト名の構成にいくつかバリエーションがある場合、 検出の際にエラーに遭遇する場合があります。 以下では、IP アドレス 192.0.2.10 に対応する完全修飾ドメイン名が CMS では test である一方で、管理対象ノードでは test.zko.dec.com となっており矛盾があるというメッセージが表示されています。

# gwlm discover test.zko.dec.com

The IP address 192.0.2.10 resolves to two different fully qualified domain names.

The fully qualified domain name on the managed node is test;  
the CMS has the managed node's fully qualified domain name as test.zko.dec.com. 
Please correct and retry. Please re-enter the systems.

以下の例では、 管理対象ノードで完全修飾ドメイン名の定義を行うことでこの問題に対処しています。

TCPIP> show host test
LOCAL database
Host address Host name
192.0.2.10 test, TEST

TCPIP> set nohost "test"
TCPIP> set host "test.zko.dec.com"/address=192.0.2.10/alias=("test",test) 
TCPIP> show host test 
LOCAL database 
Host address Host name 
192.0.2.10 test.zko.dec.com, test, TEST

2.2.2  ワークロードの定義

アプリケーション・ワークロード定義の構成に関しては以下のようなガイドラインがあります。

  • ワールドカードを使用しないで個々の実行ファイルを指定する場合は OpenVMS スタイルのパス名が使用可能です。以下に例を示します。

    RED$DKA0:[SYS0.SYSCOMMON.JAVA$142.BIN]JAVA$JAVA.EXE

    SYS$SYSTEM:VMSHELP.EXE

    SYS$COMMON:[SYSEXE]VMSHELP.EXE

    なお、パス名は以下のように "/" 文字で始まる必要があります。

    /RED$DKA0:[SYS0.SYSCOMMON.JAVA$142.BIN]JAVA$JAVA.EXE

    /SYS$SYSTEM:VMSHELP.EXE

    /SYS$COMMON:[SYSEXE]VMSHELP.EXE

  • UNIX 形式のアプリケーション・パス名を使用してあアプリケーションのワークロード定義を構成することができます。以下に例を示します。

    /sys$common/java$142/bin/java$java.exe

    /sys$system/vms*.exe

    /RED$DKA0/SYS0/SYSCOMMON/JAVA$142/BIN/JAVA$JAVA.EXE

  • OpenVMS のユーザーアカウント名を使用することができます。

    • system

    • guest

    など。

2.3 gWLM のアンインストール

以下のコマンドで gWLM をアンインストールすることができます。

$ @sys$startup:gwlm$shutdown
$ product remove gwlm

2.4  他のシステム管理ツールとの互換性

gWLM エージェントは OpenVMS の以下の技術を使用します。

  • クラス・スケジューラ

  • プロセスおよびプロセッサの機能

    注記: 他のソフトウェアがこれらの技術のいずれかを使用してリソースを管理している場合、 gWLM は、gWLM ユーザインタフェースで定義されたすべてのシステムプロセスをワークロードに含めることはできない場合があります。

2.5 制限事項

OpenVMS に対して gWLM を使用する場合、以下のような制限事項があります。

  • 管理対象 OpenVMS ノードでは、 Restart Agents オプションは機能しません。 ただし、管理対象ノードで以下のコマンドを使用して、 gWLM エージェントを手動で停止および起動することができます。

    $ @sys$startup:gwlm$shutdown.com
    $ @sys$startup:gwlm$startup.com
    

  • gWLM エージェントは OpenVMS では GiCAP をサポートしません。

  • gWLM Conditional Policy および Process Map 機能は、 OpenVMS ノードに対してはサポートされません。

印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項
© 2013 Hewlett Packard Enterprise Development LP