FAQ: ハードウェア…
Alpha全般
UNI/SMP/Enterprise kernelの切り替えは?
SMP構成のシステムに Red Hat 7.0Eをインストールすると 3種類の kernelがインストールされます。SRMコンソールにて
boot_osflags
の値を "0"〜"2"に設定することで、それぞれ UNI kernel, SMP kernel, Enterprise kernelが起動します。
25-JUN-01
コードネームはどうやって調べるのか?
Internet上の Alpha Linuxに関する情報は、システム自体の製品名ではなく Alpha用マザーボードのコードネームで呼ばれる場面が多くあります。この場合コードネームを知らないとどの製品を意味しているのか判断できません。Alphaシステムのコードネームを一覧にしている
ページ
でお調べください。
28-JUN-01
IDE HDDのデバイスアサイン順は?
ATAPI/IDE HDDは Alphaシステムの SRMコンソールからは、
DQA0
〜
DQD0
としてデバイスアサインされます。このとき
接続されているドライブのみ有効
になります。
IDEプライマリ・マスタ
(DQA0)
↓
IDEプライマリ・スレーブ
(DQB0)
↓
IDEセカンダリ・マスタ
(DQC0)
↓
IDEセカンダリ・スレーブ
(DQD0)
もし
IDEプライマリ・スレーブ
が存在しない場合、
DQB0
は、
IDEセカンダリ・マスタ
に繰り上がります。
また、CD-ROMドライブも IDE形式です。アサイン順として IDE HDDデバイスがアサインされた後に
DQE0
等とアサインされます。
Linuxからの認識は、接続されていないドライブが途中にあっても、
デバイスアサインは固定
となり、Intelシステムと全く同じです。
IDEプライマリ・マスタ
→
/dev/hda
IDEプライマリ・スレーブ
→
/dev/hdb
IDEセカンダリ・マスタ
→
/dev/hdc
IDEセカンダリ・スレーブ
→
/dev/hdd
もし
IDEプライマリ・スレーブ
が存在しない場合でも、
/dev/hdc
が
/dev/hdb
に繰り上がる事はありません。
02-AUG-01
/bootは必要か?
Red Hat 7.1では
/boot
パーティションを別途作成しないと、インストール後のシステムの起動が正常に行われなくなりました。必ず
/boot
パーティションを作成してください。サイズ的には 最低でも 70MB程度、kernelを rebuildされる方はそれ以上確保してください。同じ kernel 2.4でも Kondara 2.0は
/boot
パーティションを別途作成しなくても正常に起動します。
但し、
JumpStart
を利用して Red Hat 7.1をインストールする場合
/boot
パーティションを別途作成しなくてもシステムは正常に起動できます。
02-AUG-01
FDが壊れるが?
Kondara MNU/Linux 2.0, Red Hat Linux 7.1 Alpha版を runlevel=5で起動して VFAT FDへアクセスすると FDのファイルシステムが破壊されます。詳細は
こちら
をご覧ください。
revised 29-NOV-01
コンソールの色がおかしいが?
Kondara MNU/Linux 2.0, Red Hat Linux 7.1 Alpha版を runlevel=5で起動した後に runlevel=3へ移行する等すると、コンソールの文字表示色が灰色系の表示になってしまいます。詳細は
こちら
をご覧ください。
revised 29-NOV-01
Gnomeメニューがおかしいが?
Red Hat Linux 7.1 Alpha版で Gnomeのメインメニューを使用するとエラーが発生し正常に動作しないことがあります。下記の方法で回避が可能です…
方法#1
日本語環境のインストールを行わない方法…
インストール時、日本語環境の設定を行わないで、英語環境として設定を行いインストールを終了させる事で回避可能です。
方法#2
パネルの設定を変更する方法…
パネルの設定で
KDEメニュー
を表示させない設定にする事で回避可能です。メインメニューから、
パネル
⇒
全体のプロパティ
⇒
メニュータグ
と進み、一般メニュー項目の
KDE:
を
サブメニュー
から
オフ
に変更します。
29-NOV-01
8GBを超える HDDが利用できないが?
BSDラベルが書かれていない HDDと
qlogicisp.o
と kernel 2.2.11未満の組み合わせの場合に問題が発生します。詳細は
こちら
をご覧ください。
revised 29-NOV-01
Tru64で利用していた HDDだと Linuxが起動できないが?
Tru64で利用していた HDDに Linuxをインストールすると、インストール後の SRMからの Linuxの起動に失敗します(
block 0 of dqa0.0.0.13.0 is not a valid boot block bootstrap failure
等)。Linuxのインストール前に予め、下記手順で HDDを初期化する必要があります。
1)
Red Hat等の CD-ROM#1からシステムを起動し、
DiskDruid
画面まで作業を進める。
2)
[Ctrl]+[Alt]+[F2]で bashコンソールに切り替え、下記のコマンドを実行する。
#dd if=/dev/zero of=/tmp/sda
*
もしくは #cat /dev/zero > /tmp/sda
*
3秒後、[Ctrl]+[c]を押す
[Ctrl]+[Alt]+[Del]でシステムを再起動
3)
再度、Red Hat等の CD-ROM#1からシステムを起動し、
DiskDruid
画面まで作業を進める。
4)
DiskDruid画面で HDDのイニシャライズを促すメッセージが表示されますのでイニシャライズを行ってください。
5)
以降、通常にインストール作業を進めてください。
*
IDE HDDの場合、/tmp/hd*
05-FEB-02