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ProLiant Gen9用
Intelligent Provisioning v2.71技術情報

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27-FEB-2019
 本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。
 本ページでは、Intellignet Provisioningを利用して ProLiant Gen9シリーズに Linuxをインストールする方法について説明いたします。連携する iLO4の機能詳細についてはサイト内リンクこちらをご覧ください。

Intelligent Provisioningとは

 Intelligent Provisioning(IP)は ProLiant Gen9シリーズに搭載された管理ツールです。本ソフトウェアは ProLiant Gen9に搭載されている Insight Lights-Out Management Engineである iLO4の NVRAM部分に格納されているオフライン時に管理者の作業を軽減するたの統合管理ツールです。

 ProLiant SL, SE, 一部の XLシリーズでは Intelligent Provisioningの OSインストール(構成とインストール)をサポートしていません。また、ProLiant ML10 v2, ML10 Gen9, TM200は Intelligent Provisioning自体をサポートしていません。
RHEV FreeOS全般 MCP対応ディストリ SLES RHEL
 OSを導入する前のセットアップ、OSのインストール支援、ファームウェア更新、システム診断等が統一されたインターフェース経由で利用できます。従来の様に必要な際にセットアップ CDを探す必要もなく、電源投入直後に [F10]キーを押す事で即座に利用できます。

 利用可能なツールは上記のスクリーンショットの内容となります。これらのツールはオフライン状況、つまり OSが稼働していない状況で利用するものですので、FreeOSでも利用する事ができます。本製品に搭載されているツールの内、Smart Storage Administrator(SSA)と Insight Diagnostics(hpdiags)のバージョンは下記となります。
    - Smart Storage Administrator
        v3.30.14.0
    - Insight Diagnostics
        v10.60.2240A

IPの機能変遷 - 前バージョンとの違い

  • RPM版を #rpm -ivhでインストールする前に予め #export FIRMWARE_FLASH_NOW=1を実施する事で setupを起動せずとも自動インストールが行われる様になりました。
  • SUSE Linux Enterprise Server 15に対応しました。
  • Smart Storage Administrator(SSA)のバージョンがあがりました。
  • Insight Diagnosticsのバージョンがあがりました。

注意事項と既知の問題について

  • 推奨インストールが対応している SUSE Linux Enterprise Server 12での ProLiantの起動モードは UEFIモードのみです。
  • ProLiantを Legacy(BIOS)モードで利用する場合、論理ドライブが 2.2TBを超えている場合、Assisted Installationパーティションからシステムが起動しないため IP経由でのインストール支援は利用できません。Smart Storage Administrator(SSA)で論理ドライブのサイズを 2.2TB以下に変更するか、IPを利用せずにインストールを行ってください。
  • SecureBootを利用するために RBSU ⇒ Server Security ⇒ Secure Boot Settings ⇒ Secure Boot Enforcementを Enabledに設定した場合、Assited Installationパーティションからシステムは起動しません。必要に応じて IPでのインストールが終了した後に Enabledに変更してください。
  • Red Hat Enterprise Linux 7は `biosboot`パーティションを利用する事で ProLiantが Legacy(BIOS)モードであっても 2.2TBを超える論理ドライブから起動させる事が可能です。IPはこの `biosboot`を利用した起動方法に対応していません。本構成を利用したい場合には、IPを利用せずにインストールを行ってください。
  • 推奨インストール時に Red Hat Enterprise Linuxは ftpをインストールメディアとして利用する事が可能です。
  • 推奨インストール時に SUSE Linux Enterprise Serverは CIFSをインストールメディアとして利用する事が可能です。なお、ISOイメージのまま CIFS上に配置するのではなく、CIFS上に ISOの中身を展開しておく必要があります。
  • SDカードへのインストールは UEFIモードでのみサポートします。

IPをアップデートする方法

 Intelligent Provisioning自体をアップデートする方法は 3通りあります。
 ・ Intelligent Provisioning Update DVDを利用する
 サイト外リンクダウンロードサイトにて ISOイメージを入手し、システムを起動しオフラインで Intelligent Provisioningのバージョンをアップデートします。この方法では、ProLiantをネットワークに接続しておく必要はありません。
 ・ Intelligent Provisioning Update RPMを利用する
 サイト外リンクSDRから RPMを入手し、Linuxを稼働させたままオンラインで Intelligent Provisioningのバージョンをアップデートします。#rpm -ivhでインストールした後に /usr/lib/x86_64-linux-gnu/配下にある `setup`を起動する事でアップデートが開始されます。#rpm -ivhの前に予め #export FIRMWARE_FLASH_NOW=1 を実行する事で #rpm -ivhの後で自動的にインストールが開始されます。この方法では、ProLiantをネットワークに接続しておく必要はありません。
 ・ ネットワーク経由でアップデートを掛ける
 Intelligent Provisioningのメインメニュー ⇒ メンテナンスの実行 ⇒ `ファームウェアの更新`を起動して Intelligent Provisioningをアップデートします。この方法の場合、ProLiantから Internet経由で接続してアップデートを行います。Internetへ接続できない場合には、別途 httpサーバを用意し、アップデートミラーを構築し、接続してアップデートを行います。詳細についてはサイト外リンクIntelligent Provisioningユーザガイド([ソフトウェア] ⇒ Insight Management ⇒ iLO Management Engine)をご覧ください。

対応するディストリビューション

SLES RHEL
 推奨、手動インストールに対応している Linuxは下記となります。但し、下記のディストリビューション全てが個別の ProLiantがサポート対象とするディストリビューションと一致する訳ではありません。また本書の以降の説明も、本バージョンの IPの技術的対応についての説明であり、個別の ProLiantが正式サポートされていないディストリビューションについての記載も含まれています。
Red Hat Enterprise Linux 6.8
Red Hat Enterprise Linux 6.9
× Red Hat Enterprise Linux 6.10
Red Hat Enterprise Linux 7.5
Red Hat Enterprise Linux 7.6
SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3
SUSE Linux Enterprise Server 11 SP4
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3 (UEFIのみ)
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP4 (UEFIのみ)
SUSE Linux Enterprise Server 15 (UEFIのみ)

 対応しているディストリビューションメディアの場合には、ハードディスク上にインストーラの初期内容をコピーし、リブート後はその領域からシステムが起動します。

Linuxのインストール方法について

SLES RHEL
 ProLiantへの Red Hat Enterprise Linux, SUSE Linux Enterprise Serverのインストールの仕方は、IPの推奨インストールを利用する方法と手動インストール支援を利用する方法の 2種類があります。
 IPでの推奨、手動インストール時にハードウェアの簡易設定(RBSU)と SmartArrayの設定(SSA)が可能です。
 推奨インストールを利用した際の流れは大まかに下記となります。
 手動インストールを利用した際の流れは大まかに下記となります。
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