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ProLiant Gen8用
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10-NOV-2017
 本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報サイト外リンク保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。
 本ページでは、Intellignet Provisioningを利用して ProLiant Gen8シリーズに Linuxをインストールする方法について説明いたします。連携する iLO4の機能詳細についてはサイト内リンクこちらをご覧ください。

Intelligent Provisioningとは

 Intelligent Provisioning(IP)は ProLiant Gen8シリーズに搭載された管理ツールです。本ソフトウェアは ProLiant Gen8に搭載されている Insight Lights-Out Management Engineである iLO4の NVRAM部分に格納されているオフライン時に管理者の作業を軽減するたの統合管理ツールとです。
RHEV FreeOS全般 MCP対応ディストリ SLES RHEL
 OSを導入する前のセットアップ、OSのインストール支援、ファームウェア更新、システム診断等が統一されたインターフェース経由で利用できます。従来の様に必要な際にセットアップ CDを探す必要もなく、電源投入直後に [F10]キーを押す事で即座に利用できます。

 利用可能なツールは上記のスクリーンショットの内容となります。これらのツールはオフライン状況、つまり OSが稼働していない状況で利用するものですので、FreeOSでも利用する事ができます。本製品に搭載されているツールの内、Smart Storage Administrator(SSA)と Insight Diagnostics(hpdiags)のバージョンは下記となります。
    - Smart Storage Administrator
        v1.70 - v2.65.7.0
    - Insight Diagnostics
        v1.70 - v10.60.2109A
SLES RHEL
 VID(仮想インストールディスク)にはドライバが内包されており、Dynamic SmartArrayの場合、別途 DUDメディアを別途用意する事なくインストールする事が可能です。内容については後述の `同梱されている VID内ドライバについて`セクションをご覧ください。

IPの機能変遷 - 前バージョンとの違い

Red Hat Enterprise Linux 5のサポートはありません
Red Hat Enterprise Linux 6のサポートが 6.8, 6.9になりました。DUD/hpsaが以前のものよりも古くなっています。DUD/hpsaは 6.9向けには提供されていません。
Red Hat Enterprise Linux 7のサポートが 7.3, 7.4になりました。DUD/hpvsaは 7.4向けに提供されていません。また、IP経由での自動インストールも 7.4向けには hpvsaに対応していませんので、Dynamic SmartArray B120iの場合には、予め RBSUで SATAモードを AHCIに変更し ahciドライバを利用してください。B320iの場合にはそのまま mpt2sasドライバを利用してください。
SUSE Linux Enterprise Server 12のサポートが SP2, SP3になりました。

注意事項と既知の問題について

ProLiantの RBSUで Server Secuity ⇒ Secure Boot Configuraiton ⇒ Secure Boot Enforcementが Enabledになっている場合、インストール支援の OS選択メニューに Linuxはリストされません。これは IPのインストール支援機能が SecureBootをサポートしないためです。
推奨(自動)インストールを利用しインストールが終了した後にインストールメディアは自動ではイジェクトされません。手動でイジェクトしない場合には再度 DVDからシステムが起動します。
推奨(自動)インストールで DVDメディアの認識を試みた後で [戻る]を押しても DVDメディアの再スキャンを行わないため一度認識した対象ディストリビューション以外のメディアを認識しません。再起動が必要となります。
VIDには全ての kernelバージョン・kernel flavor用のドライバが同梱されている訳ではありません(xen/trace kernel用等)。提供されていないドライバはディストリビューション標準のドライバを利用してインストールを行ってください。別途ダウンロードサイトでドライバがリリースされている場合には入手し適用してください。
Red Hat Enterprise Linux 6を推奨(自動)インストールで導入すると Gnome上でマウスの右クリックを押しても Terminalが開けません。必要に応じて nautilus-open-terminalを導入し、一度ログアウトしてください。
AMD搭載 ProLiantに対するインストール支援機能はサポートされません

IPをアップデートする方法

 Intelligent Provisioning自体をアップデートする方法は 3通りあります。
 ・ Intelligent Provisioning Update DVDを利用する
 サイト外リンクダウンロードサイトにて ISOイメージを入手し、システムを起動しオフラインで Intelligent Provisioningのバージョンをアップデートします。この方法では、ProLiantをネットワークに接続しておく必要はありません。
 ・ Intelligent Provisioning Update RPMを利用する
 サイト外リンクSDRから RPMを入手し、Linuxを稼働させたままオンラインで Intelligent Provisioningのバージョンをアップデートします。hp-health, hponcfgの稼働と sdparmの導入が必要です。この方法では、ProLiantをネットワークに接続しておく必要はありません。
 ・ ネットワーク経由でアップデートを掛ける
 Intelligent Provisioningのメインメニュー ⇒ メンテナンスの実行 ⇒ `ファームウェアの更新`を起動して Intelligent Provisioningをアップデートします。この方法の場合、ProLiantから Internet経由で接続してアップデートを行います。Internetへ接続できない場合には、別途 httpサーバを用意し、アップデートミラーを構築し、接続してアップデートを行います。詳細についてはサイト外リンクIntelligent Provisioningユーザガイドをご覧ください。

Linuxのインストール方法について

SLES RHEL
 ProLiant Gen8への Red Hat Enterprise Linux, SUSE Linux Enterprise Serverのインストールの仕方は、IPの推奨(自動)インストールを利用する方法と手動(半自動)*インストール支援を利用する方法の 2種類があります。
 IPでの推奨(自動)、手動(半自動)インストール時にハードウェアの簡易設定(RBSU)と SmartArrayの設定(SSA)が可能です。
 推奨(自動)インストールを利用した際の流れは大まかに下記となります。
 手動(半自動)インストールを利用した際の流れは大まかに下記となります。
 実際のインストール方法は、サイト内リンクHPEの正式サポート対象ディストリビューションのインストールフローと次セクションの注意点をご覧ください。

対応するディストリビューション

SLES RHEL
 推奨(自動)、手動(半自動)インストールに対応している Linuxは下記となります。但し、下記のディストリビューション全てが個別の ProLiantがサポート対象とするディストリビューションと一致する訳ではありません。また本書の以降の説明も、本バージョンの IPの技術的対応についての説明であり、個別の ProLiantが正式サポートされていないディストリビューションについての記載も含まれています。
  RHEL5 RHEL6 RHEL7 SLES11 SLES12
IPv1.70 NA 6.8, 6.9
64bitのみ
7.3, 7.4
64bitのみ
SP3, SP4
64bitのみ
SP2, SP3
64bitのみ
AMD CPU搭載機種に対してはインストール支援機能はサポートされません
RHEL7.4に対しての Dynamic SmartArray B120i, B320iへのインストールはありません

 対応しているディストリビューションメディアの場合には、ハードディスク上にインストーラの初期内容をコピーし、リブート後はその領域からシステムが起動します。
 推奨(自動)インストール時に対応していないメディアを挿入した場合には前の画面に戻りますので、正しいメディアを挿入し直してください。手動(半自動)インストール時に対応していないメディアを挿入した場合には、ハードディスク上にインストーラの初期内容をコピーせず、リブート後はそのメディアからシステムが直接起動します。

IP利用時の注意点 - 推奨(自動)、手動(半自動)インストール共通

SLES RHEL
IPは搭載した CPUの違いによるサポート kernelのマイナーバージョン(UpdateX/SPx)のチェックは行いません。予めサポート対象となるディストリビューションを確認してください。
IPはサポートする kernelの CPUアーキテクチャ(x86版/x86_64版)のチェック迄は行いません。予めサポート対象となるディストリビューションを確認してください。
2.2TB超 LUNからシステムを起動するには Smart Storage Administrator(SSA)で 2.2TB以下の LUNを別途作成しておく必要があります。但し、UEFI機を UEFIモードで利用し、且つ UEFI対応のディストリビューションで利用する場合にはこの制限は当て嵌まりません

IP利用時の注意点 - 推奨(自動)インストールを利用する場合

SLES RHEL
推奨(自動)インストールで予め設定できるのはホスト名、パスワード、インストール番号(RHELのみ)、一般ユーザの追加のみになります。必要なパッケージの追加や設定はインストール後に行う必要があります。パーティションの細かな設定を行いたい場合や、特定のデバイスにインストールしたい等の構成を行う場合には手動(半自動)インストールを利用するか、IP自体を利用しないでインストールする必要があります。
Virtual Install Disk(VID)をデフォルトの無効から有効に変更した状態では、ディストリビューションのインストーラが SmartArrayを認識できなくなる場合があります。推奨(自動)インストール時に VIDを利用する必要はありませんので、RBSUで VIDは無効のままにしておいてください。

IP利用時の注意点 - 手動(半自動)インストールを利用する場合

SLES RHEL
Virtual Install Disk(VID)をデフォルトの無効から有効に変更した状態では、ディストリビューションのインストーラが SmartArrayを認識できなくなる場合があります。手動(半自動)インストール時に VIDを利用する必要はありませんので、RBSUで VIDは無効のままにしておいてください。

kISOについて

SLES RHEL
 本 IPを利用して、SUSE Linux Enterprise Server 11/SP3〜SP4をインストールするのに、SUSEが提供する kISO(アップデート版インストーラ)を利用する必要はありません
 kISOを利用する必要があるのは、IPの以前のバージョンを利用する場合や、IPを使わずにインストールする場合に必要となる事があります。kISOのダウンロードはHPE外のウェブサイトへこちらから。

同梱されている VID内ドライバについて

SLES RHEL
 iLO4は 4GBの NAND領域を持ち、その内の一部の領域が VID(仮想インストールディスク)として扱われます。この VIDの中には RHELと SLES向けの DUDドライバが同梱されています。VIDの設定は POST時に [F9]で起動するサイト内リンクRBSUから変更できます。内容は下記となります。
 VIDの有効化は、IPの推奨(自動)・手動(半自動)インストール機能を利用せずに Dynamic SmartArray用 hpvsaドライバを使ってディストリビューションのインストールを行う場合や、各種のディストリビューション同梱のドライバではなく HPEが提供するドライバを利用してインストールを行いたい場合で、且つ IPを利用しない場合にのみ必要な作業です。
          
IP v1.70の VIDのツリー構造
linux |-- redhat | |-- be2iscsi-2.102.200.10-rh5u4.x86_64.img | |-- cciss-3.6.28-25.rhel5u10.x86_64.dd | |-- cciss-3.6.28-25.rhel5u11.x86_64.dd | |-- cciss-3.6.28-25.rhel5u7.x86_64.dd | |-- cciss-3.6.28-25.rhel5u8.x86_64.dd | |-- cciss-3.6.28-25.rhel5u9.x86_64.dd | |-- hpahcisr-1.2.6-18.rhel5u10.x86_64.dd | |-- hpahcisr-1.2.6-18.rhel5u11.x86_64.dd | |-- hpahcisr-1.2.6-18.rhel5u7.x86_64.dd | |-- hpahcisr-1.2.6-18.rhel5u8.x86_64.dd | |-- hpahcisr-1.2.6-18.rhel5u9.x86_64.dd | |-- hpsa-3.4.16-140.rhel6u1.x86_64.dd | |-- hpsa-3.4.16-140.rhel6u2.x86_64.dd | |-- hpsa-3.4.16-140.rhel6u3.x86_64.dd | |-- hpsa-3.4.16-140.rhel6u4.x86_64.dd | |-- hpsa-3.4.16-140.rhel6u5.x86_64.dd | |-- hpsa-3.4.16-140.rhel6u6.x86_64.dd | |-- hpsa-3.4.16-140.rhel6u7.x86_64.dd | |-- hpsa-3.4.16-140.rhel6u8.x86_64.dd | |-- hpsa-3.4.20-113.rhel7u3.x86_64.dd | |-- hpsa-3.4.20-113.rhel7u4.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.12-110.rhel5u10.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.12-110.rhel5u11.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.12-110.rhel5u7.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.12-110.rhel5u8.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.12-110.rhel5u9.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-102.rhel7u0.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-102.rhel7u1.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-102.rhel7u2.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-102.rhel7u3.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-111.rhel6u1.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-111.rhel6u2.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-111.rhel6u3.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-111.rhel6u4.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-111.rhel6u5.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-111.rhel6u6.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-111.rhel6u7.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-111.rhel6u8.x86_64.dd | |-- hpvsa-1.2.16-111.rhel6u9.x86_64.dd | `-- netxtreme2-7.8.83-rhel6u4-x86_64-dd.iso `-- suse |-- hpsa-3.4.18-105.sles11sp1.x86_64.dd |-- hpsa-3.4.18-105.sles11sp2.x86_64.dd |-- hpsa-3.4.18-105.sles11sp3.x86_64.dd |-- hpsa-3.4.18-105.sles11sp4.x86_64.dd |-- hpsa-3.4.20-113.sles12sp2.x86_64.dd |-- hpsa-3.4.20-113.sles12sp3.x86_64.dd |-- hpvsa-1.2.16-100.sles11sp1.x86_64.dd |-- hpvsa-1.2.16-100.sles11sp2.x86_64.dd |-- hpvsa-1.2.16-100.sles11sp3.x86_64.dd |-- hpvsa-1.2.16-100.sles11sp4.x86_64.dd |-- hpvsa-1.2.16-114.sles12sp2.x86_64.dd |-- hpvsa-1.2.16-114.sles12sp3.x86_64.dd |-- x86_64-sles11 | |-- install | | |-- hpsa-kmp-default-3.4.18-105.sles11sp1.x86_64.rpm | | |-- hpsa-kmp-default-3.4.18-105.sles11sp3.x86_64.rpm | | |-- hpsa-kmp-default-3.4.18-105.sles11sp4.x86_64.rpm | | |-- hpsa-kmp-xen-3.4.18-105.sles11sp1.x86_64.rpm | | |-- hpsa-kmp-xen-3.4.18-105.sles11sp3.x86_64.rpm | | |-- hpsa-kmp-xen-3.4.18-105.sles11sp4.x86_64.rpm | | |-- hpvsa-kmp-default-1.2.16-100.sles11sp1.x86_64.rpm | | |-- hpvsa-kmp-default-1.2.16-100.sles11sp3.x86_64.rpm | | |-- hpvsa-kmp-default-1.2.16-100.sles11sp4.x86_64.rpm | | |-- hpvsa-kmp-xen-1.2.16-100.sles11sp1.x86_64.rpm | | |-- hpvsa-kmp-xen-1.2.16-100.sles11sp3.x86_64.rpm | | |-- hpvsa-kmp-xen-1.2.16-100.sles11sp4.x86_64.rpm | | `-- update.post | `-- modules | |-- hpsa.ko | |-- hpvsa.ko | `-- module.order |-- x86_64-sles11.2 | |-- install | | |-- hpsa-kmp-default-3.4.18-105.sles11sp2.x86_64.rpm | | |-- hpsa-kmp-xen-3.4.18-105.sles11sp2.x86_64.rpm | | |-- hpvsa-kmp-default-1.2.16-100.sles11sp2.x86_64.rpm | | |-- hpvsa-kmp-xen-1.2.16-100.sles11sp2.x86_64.rpm | | `-- update.post | `-- modules | |-- hpsa.ko | |-- hpvsa.ko | `-- module.order |-- x86_64-sles12 | |-- install | | |-- hpsa-kmp-default-3.4.20-113.sles12sp3.x86_64.rpm | | |-- hpvsa-kmp-default-1.2.16-114.sles12sp3.x86_64.rpm | | `-- update.post | `-- modules | |-- hpsa.ko | |-- hpvsa.ko | `-- module.order `-- x86_64-sles12.2 |-- install | |-- hpsa-kmp-default-3.4.20-113.sles12sp2.x86_64.rpm | |-- hpvsa-kmp-default-1.2.16-114.sles12sp2.x86_64.rpm | `-- update.post `-- modules |-- hpsa.ko |-- hpvsa.ko `-- module.order

IP利用後の VIDデバイスの認識について

SLES RHEL
VID  VID(仮想インストールディスク)を有効にした場合、ディストリビューションによっては当該デバイスが `VID`ボリュームとして自動マウントが行われる場合があります。VIDを無効にするにはPOST時に [F9]で起動するサイト内リンクRBSUから変更できます。
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