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28-FEB-00 |
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本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予め 技術情報、 保証について、ディストリビュータが提供する
WEBサイト等をご覧ください。 |
本ページは、APIC(advanced programable interrupt controller)の設定を変更する方法を説明します。設定を変更する必要がある方は下記の方々に限られます…殆どの方は本ページを必要とはしない筈です。
- kernel開発者
- 奇数台の unstable kernelを利用する方
- βテスターの方
- kernel 2.0.xxで旨く SMP環境にならない場合*
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但し、TurboLinux 1.0J, 1.2J Server等は、本ページの設定変更を行わなくても正常に
SMPとして稼動します。 |
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APICの設定変更は SCU(system configuration utility)にて行います。SCUの起動方法は、下記の3つの方法があります…
- SmartStart CD-ROMから起動
- [F10]キーによる HDDからの起動
- FDからの起動
但し、APICの設定表示は、SCUをアドバンスドモードに変更しないと表示されません。このモードに変更するには上記3つの方法の内、SmartStart
CD-ROMからの起動では行えません。[F10]キーによる HDDからの起動方法は Linuxの場合、LILOを MBR(master
boot record)にインストールすると利用できなくなります。但し、/etc/lilo.confを変更(変更方法は SmartStartによるハードウェアセットアップを参照ください)し、LILOプロンプトから起動することで起動が可能です。また、FDからの起動は、予め
SCU用 FDを作成(作成方法は ディスケットビルダーの利用方法を参照ください)しておく必要があります。
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- SCUを HDDもしくは FDから起動します。
- SCUの起動画面が表示され「どれかキーを押してください」と表示されます。[Enter]キーを押します。
- メインメニューが表示されます。[Ctrl]+[A]を押します。
- 「情報: アドバンスドモードは有効です」と表示されます。[Enter]キーを押します。
- メインメニューから、システムコンフィギュレーションを選択します。
- システムコンフィギュレーションから ハードウェアの設定を選択します。
- 自動設定が行われます…
- 設定の完了画面が表示されます。ハードウェア設定の参照と変更を選択します。
- ハードウェアの設定から、ステップ3: 設定の参照/変更を選択します。
- 通常の SCUでは表示されない項目が増えています…APICモードを選択します。
- フルテーブル-マップを フルテーブルもしくは 無しの必要に応じたタイプに変更します。
- [F10]を押して、前のメニューに戻ります。
- ステップ5: 保存と終了を選択します。
- 設定情報の保存とコンピュータのリセットを選択します。
- 設定情報が保存された事を通知するメッセージが表示されます。[Enter]を押します。
- システムが自動的に再起動します。
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