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15-JUN-00, verified wiz BIOS PS720-F01-06/16/1999 |
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本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予め 技術情報、 保証について、ディストリビュータが提供する
WEBサイト等をご覧ください。 |
Prosignia 720は SCSIコントローラ、SmartArrayコントローラ、Ethernetコントローラ、Videoコントローラの自動認識が可能ですので特殊なデバイスの設定は必要ありません。このため、Linuxのインストールに慣れた方なら本ページは不要です。デジタルファクトリジャパン社のマニュアルに従い自由に行ってください。
但し、Disk Druidでのパーティション確保の際には システムパーティションを削除しない事をお勧めします。詳細は SmartStartによるハードウェアセットアップを参照してください。また、本ページに具体的な
Disk Druidの使用方法を記述してありますので参考にしてください。
デバイスの設定方法が分からない場合、インストールオプションが異なっても、SCSI, SmartArray, Ethernet, Videoコントローラの認識手順は同じですので、本ページのデバイス設定方法を参考にしてください。 |
本ガイドは下記のインストール条件を想定しています。システム構成、インストールオプションが異なる場合には
Kondaraに添付のマニュアルもしくは Linux関連のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。
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- Prosignia 720
9.1GB HDD x1
SmartArrayコントローラ追加、もしくは無し*
1024x768の解像度が利用可能なモニタ
- Kondara MNU/Linux 1.1J
インストールタイプ カスタムパッケージ
/boot, swap, /の作成
固定 IPアドレスの使用
1024x768/8ビット色の解像度と色数
日本語版 GNOME環境
テキストログイン
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* |
Prosignia 720に SmartArrayコントローラを組み込む場合、サーバに標準装備されている
SCSIコントローラにデバイスを何も装着しない場合、104936-B21、4デバイスケーブル(Wide Ultra2 SCSI)を取りつけ SCSIターミネートする必要があります。DirectPlusで
SmartArrayを組み込み販売している ProSignia 720は 104936-B21を組み込んで出荷してあります。 |
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- Welcome to Kondara
MNU/Linux 1.1!画面が表示され、boot:プロンプトが表示されます。[Enter]キーを押します。
- Choose a Language画面が表示されます。Japaneseを選択し、[OK]を押します。
- キーボードタイプ画面が表示されます。日本語キーボードを利用する場合 jp106、英語キーボードを利用する場合、usを選択し、[OK]を押します。
- インストール方法画面が表示されます。Local CDROMを選択し、[OK]を押します。
- インストーラが起動し、デバイスのスキャンニングとローディングが行われます。この時点で Videoコントローラを除く全てのデバイスがロードされます。確認方法は、[CTRL]+[ALT]+[F2]を同時に押し、"bash#
cat /tmp/conf.modules"とする事で可能です。インストーラに戻るには [CTRL]+[ALT]+[F7]を同時に押します。
- マウスの設定画面が表示されます。2ボタンマウスを利用している場合 2 Button Mouse(PS/2)、3ボタンマウスを利用している場合
3 Button Mouse(PS/2)を設定します。2ボタンマウスを利用している場合 3ボタンエミュレーションをチェックします。[次へ]を押します。
- ようこそ画面が表示されます。[次へ]を押します。
- インストールタイプ画面が表示されます。カスタムを選択し、[次へ]を押します。
- Disk Druid画面が表示されます。現在のディスクパーティションの表示内容は下記になります。以降、SmartArrayコントローラを装着している場合
sdaを ida/c0d0pに読み替えてください。
Mount Point |
Device |
Requested |
Actual |
Type |
<未設定> |
sda3 |
39M |
39M |
0x12 |
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- [追加]を押します。マウントポイントに "/boot"、サイズに "16"MB、パーティションタイプに "Linux
native"を設定します。サイズを自動調整はチェックしないでください。選択可能なドライブに sdaを設定し、[OK]を押します。
- [追加]を押します。マウントポイントには何も設定しません。サイズに "127"MB(*)、パーティションタイプに
"Linux swap"を設定します。サイズを自動調整はチェックしないでください。選択可能なドライブに sdaを設定し、[OK]を押します。
- [追加]を押します。マウントポイントに /、サイズに "1"MB、パーティションタイプに "Linux
native"を設定します。サイズを自動調整をチェックしてください。選択可能なドライブに sdaを設定し、[OK]を押します。
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* |
Kondara Linux 1.1Jの swap領域は 127MBの制限はありません。必要に応じて 127MBを超える容量の指定が可能です。 |
- Disk Druid画面に戻ります。表示内容は下記になります。[次へ]を押します。
Mount Point |
Device |
Requested |
Actual |
Type |
/boot |
sda1 |
16M |
23M |
Linux native |
<未設定> |
sda3 |
39M |
39M |
0x12 |
<スワップ> |
sda5 |
127M |
133M |
Linux swap |
/ |
sda6 |
1M |
8479M |
Linux native |
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- フォーマットするパーティションの選択画面が表示されます。/dev/sda6の /、/dev/sda1の
/bootを選択します。必要に応じて フォーマット中に不良セクタを検出するをチェックします。[次へ]を押します。
- LILOの設定画面が表示されます。ブートディスクの作成をチェックします。LILOをインストールしないはチェックしません。LILOブートレコードをインストールする場所として
/dev/sda マスターブートレコード(MBR)をチェックします。リニアモードを使用はチェックしません。カーネルパラメータは指定する必要はありません。Default
boot imageをチェックします。ブートラベルを "linux"に設定し、[次へ]を押します。
- ネットワークの設定画面が表示されます。必要に応じて DHCP使用時の設定をチェックします。ブート時に有効にするをチェックします。IPアドレス、ネットマスク、ブロードキャスト、ホスト名を設定します。必要に応じて、ゲートウェイ、プライマリ,
セカンダリ, 三番目の DNSを設定します。[次へ]を押します。
- タイムゾーンの選択画面が表示されます。[場所]タブを選択します。マウスカーソルを地図上の東京に合わせクリックし、タイムゾーンの選択が
Asia/Tokyoになっている事を確認します。必要に応じて システムクロックに UTCを使用するを設定します。通常は使用しません。通常、[UTCからの時差]タブは設定しませんので選択する必要はありません。[次へ]を押します。
- アカウントの設定画面が表示されます。管理者のパスワードと 再度記入にパスワードを設定します。通常使うユーザアカウントを作成するために、アカウント名、パスワード、パスワード(確認)、フルネームを設定し、[追加]を押します。この作業を繰り返して必要なユーザアカウントを作成してください。[次へ]を押します。
- 認証の設定画面が表示されます。MD5パスワードを使用をチェックします。シャドーパスワードを使用をチェックします。必要に応じて
NISを使用をチェックし設定します。[次へ]を押します。
- パッケージグループの選択画面が表示されます。Everythingを選択し、[次へ]を押します。
- Xの設定画面が表示されます。Videoコントローラとモニタの自動検出の結果として下記が表示されます。モニタの自動検出が行えなかった場合、使用しているモニタに近い機種を選択します。わからない場合は、Compaq
1024 Monitorを選択します。この設定をテストするを押します。画面が切り替わり、このメッセージが見えますか?と表示されますので、[OK]を押します。画面に何も表示されない場合、しばらくすると元の画面に戻りますので、別のモニタを選択してください。X設定のカスタマイズをチェックします。[次へ]を押します。
Video Card: ATI Mach64 3D RAGE IIC
Video Ram: 1024kb
X server: Mach64 |
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Monitor: V70
Horizontal frequency range: 30-69 kHz
Vertical frequency range: 50-150 kHz
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- X設定のカスタマイズ画面が表示されます。8ビット色、1024x768の色数・解像度をチェックし、[この設定をテストする]を押します。画面が切り替わり、このメッセージが見えますか?と表示されますので、[OK]を押します。
- Xの設定画面でモニタの自動検出に失敗していると画面に何も表示されない場合があります。しばらくすると元の画面に戻りますので
[戻る]を押して、とりあえず 8ビット色、640x480の色数・解像度を選択してください。インストール終了後に Xconfiguratorで正しいモニタを指定してから、Xの設定を行って高解像度モードに設定してください。[次へ]を押します。
- インストールについて画面が表示されます。[次へ]を押します。
- パッケージのインストール中画面が表示され、パッケージのコピーが始まります。コピーが終了したら、[次へ]を押します。
- ブートディスク作成画面が表示されます。2HDディスケットをドライブに挿入し、[次へ]を押します。
- おめでとうございます画面が表示されます。「i586 binary CD」と「ブートディスク」を抜いて、[閉じる]を押します。
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- コンソール画面が表示され、login:プロンプトが表示されますので、rootでログインします。#プロンプトが表示されれば、ログインできた事が確認できます。
- pingコマンドでネットワークが正常に動作しているか確認します。正常に動作していない場合、linuxconfを起動して設定します。
- startxコマンドで X Window Systemsが正常に起動するか確認します。正常に動作しない場合、Xconfiguratorを起動して設定します。
- 必要に応じて #sdrコマンドで 言語、日本語入力システム、X Window環境の変更を行ってください。
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