 |
≫ |
|
|
 |
09-JUN-00, verified wiz BIOS ML330-D03/F03-12/24/1999 |
 |
本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予め 技術情報、 保証について、ディストリビュータが提供する
WEBサイト等をご覧ください。 |
インストールに掛かる時間が通常のインストレーションの倍程度(Everythingインストールのファイルコピーで
60分強)掛かることを確認しています。インストール終了後は通常の速度で CD-ROMへのアクセスが可能です。この制限は、本機と Anaconda(Red
Hatが利用しているグラフィカルインストーラ)を利用した場合の制限です。
|
本機に、本ディストリビューションをインストールするのに特殊なデバイスパラメータ等の設定は不要です。このため、Linuxのインストールに慣れた方なら本ページは不要です。ディストリビューションに付属のマニュアルに従い、システム構成に応じた方法で行って頂いて構いません。
デバイスの設定方法が分からない場合、インストールオプションが異なっても、各デバイスコントローラの認識手順は同じですので、本ページのデバイス設定方法を参考にしてください。
|
本ガイドは下記のインストール条件を想定しています。システム構成、インストールオプションが異なる場合には、ディストリビューションに添付のマニュアルもしくは
Linux関連のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。
 |
- Red Hat Linux 6.1J
カスタムパッケージ
/boot, swap, /の作成
1024x768/16bppの解像度と色数
GNOME環境
テキストログイン
|
|
- Welcome to Red
Hat Linux 6.1!画面が表示され、boot:プロンプトが表示されます。[Enter]キーを押します。
- インストーラが起動し、デバイスのスキャンニングとローディングが行われます。この時点で
Videoコントローラを除く全てのデバイスがロードされます。確認方法は、[CTRL]+[ALT]+[F2]を同時に押し、"bash# cat
/tmp/conf.modules"とする事で可能です。インストーラに戻るには [CTRL]+[ALT]+[F7]を同時に押します。
- キーボードの設定画面が表示されます。モデル、レイアウトには日本語キーボードを利用している場合
Japanese 106-keyと Japanese、英語キーボードを利用している場合 Generic 104-key PCと
U.S. English w/IS09995-3を設定します。種類は Noneに設定し、[次]を押します。
- マウスの設定画面が表示されます。2ボタンマウスを利用している場合 2 Button Mouse(PS/2)、3ボタンマウスを利用している場合
3 Button Mouse(PS/2)を設定します。2ボタンマウスを利用している場合 3ボタンマウスのエミュレーションを設定しますか?をチェックします。[次へ]を押します。
 |
* |
インストーラは本機の Videoコントローラを自動認識できません。このため画面が仮想画面モードとなり、上下左右にスクロールします。 |
- マウスの設定画面が表示されます。2ボタンマウスを利用している場合 2 Button Mouse(PS/2)、3ボタンマウスを利用している場合
3 Button Mouse(PS/2)を設定します。2ボタンマウスを利用している場合 3ボタンマウスのエミュレーションを設定しますか?をチェックします。[次]を押します。
- ようこそ画面が表示されます。[次]を押します。
- インストールの種類画面が表示されます。カスタムを選択し、[次]を押します。
- Disk Druid画面が表示されます。現在のディスクパーティションの表示内容は下記になります。以降、SmartArrayコントローラを装着している場合
sdaを ida/c0d0pに読み替えてください。
Mount Point |
Device |
Requested |
Actual |
Type |
<設定しない> |
sda3 |
39M |
39M |
0x12 |
|
|
- [追加]を押します。マウントポイントに "/boot"、サイズに "16"MB、パーティションタイプに "Linux
native"を設定します。サイズを自動調整するはチェックしないでください。選択可能なドライブに sdaを設定し、[OK]を押します。
- [追加]を押します。マウントポイントには何も設定しません。サイズに "127"MB(*)、パーティションタイプに
"Linux swap"を設定します。サイズを自動調整するはチェックしないでください。選択可能なドライブに sdaを設定し、[OK]を押します。
- [追加]を押します。マウントポイントに /、サイズに "1"MB、パーティションタイプに "Linux
native"を設定します。サイズを自動調整するをチェックしてください。選択可能なドライブに sdaを設定し、[OK]を押します。
 |
* |
Red Hat Linux 6.1Jの swap領域は 127MBの制限はありません。必要に応じて 127MBを超える容量の指定が可能です。 |
- Disk Druid画面に戻ります。表示内容は下記になります。[次へ]を押します。
Mount Point |
Device |
Requested |
Actual |
Type |
<設定しない> |
sda3 |
39M |
39M |
0x12 |
/boot |
sda5 |
16M |
23M |
Linux native |
<スワップ> |
sda6 |
127M |
133M |
Linux swap |
/ |
sda7 |
1M |
8479M |
Linux native |
|
- フォーマットするパーティションを選択する画面が表示されます。/dev/sda7の /、/dev/sda5の
/bootを選択します。必要に応じて フォーマット中に不良ブロックを検査するをチェックします。[次]を押します。
- LILOの設定画面が表示されます。ブートディスクを作成するをチェックします。LILOをインストールしないはチェックしません。LILOブートレコードをインストールする場所として
/dev/sda マスターブートレコード(MBR)をチェックします。リニアモードを使うはチェックしません。カーネルパラメータは指定する必要はありません。Default
boot imageをチェックします。ブートラベルを "linux"に設定し、[次]を押します。
- ネットワークの設定画面が表示されます。必要に応じて DHCPを使って設定するをチェックします。ブート時にアクティブにするをチェックします。IPアドレス、ネットマスク、ブロードキャスト、ホスト名を設定します。必要に応じて、ゲートウェイ、1〜3番目の
DNSを設定します。[次]を押します。
- タイムゾーンの選択画面が表示されます。[場所]タブを選択します。マウスカーソルを地図上の東京に合わせクリックし、タイムゾーンの選択が
Asia/Tokyoになっている事を確認します。必要に応じて システムクロックで UTCを使用を設定します。通常は使用しません。通常、[UTCオフセット]タブは設定しませんので選択する必要はありません。[次]を押します。
- アカウントの設定画面が表示されます。rootパスワードと
確認にパスワードを設定します。通常使うユーザアカウントを作成するために、アカウント名、パスワード、パスワード(確認)、フルネームを設定し、[追加]を押します。この作業を繰り返して必要なユーザアカウントを作成してください。[次]を押します。
- 認証の設定画面が表示されます。MD5パスワードを有効にするをチェックします。シャドウパスワードを有効にするをチェックします。必要に応じて
NISを有効にするをチェックし設定します。[次]を押します。
- パッケージグループの選択画面が表示されます。Everythingをチェックし、[次]を押します。
- Xの設定画面が表示されます。本機が搭載している ATI
Rage XLは Red Hat 6.1J, 6.1J改訂版では自動認識されません。グラフィカルログインの使用の設定も行えません。これらは全てインストール終了後に設定を行いますので、[次]を押します。
Unable to detect Video card
|
 |
Monitor: V70
Horizontal frequency range: 30-69 kHz
Vertical frequency range: 50-150 kHz
|
- About to Install画面が表示されます。[次]を押します。
- パッケージのインストール画面が表示され、パッケージのコピーが始まります。コピーが終了したら、[次]を押します。
- ブートディスクの作成画面が表示されます。2HDディスケットをドライブに挿入し、[次]を押します。
- インストール完了画面が表示されます。「プログラム CD」と「ブートディスク」を抜いて、[終了]を押します。
|
- コンソール画面が表示され、login:プロンプトが表示されますので、rootでログインします。
- 「プログラム CD」をドライブに挿入し、#mount /mnt/cdromと入力し
CD-ROMをマウントします。
- #rpm -ivh /mnt/cdrom/RedHat/RPMS/XFree86-Mach64-3.3.5-3.i386.rpmと入力し、Mach64用
Xサーバをインストールします。
- #Xconfiguratorと入力し、X Window Systemsの設定ツールを起動します。
- Welcome画面が表示されます。[Ok]を押します。
- Choose a Card.画面が表示されます。ATI
Mach64−ATI-Mach64を選択し、[Ok]を押します。
- Monitor Setup画面が表示されます。使用しているモニタがあればそのタイプを選択します。この例では
Customを選択します。[Ok]を押します。
 |
* |
モニタの周波数が低い場合、解像度が高くなるほどフリッカー(画面のちらつき)が発生しやすくなります。できるだけモニタの仕様内での高い周波数をご利用ください。 |
- Custom Monitor Setup画面が表示されます。[Ok]を押します。
- Custom Monitor Setup(Continued)画面が表示されます。High
Frequency SVGA, 1024x768 @ 70Hzを選択し、[Ok]を押します。
- Custom Monitor Setup(Continued)画面が表示されます。50-70を選択し、[Ok]を押します。
- Screen Configuration画面が表示されます。ビデオモードの自動検出を行うため、[Probe]を押します。
- Probing to begin画面が表示されます。[Ok]を押します。
- Probing finished画面が表示されます。下記のビデオモードが検出されます。[Let
Me Choose]を押します。
- Select Video Modes画面が表示されます。16
bit色数の、1024x768解像度を選択し、[Ok]を押します。
- Starting X画面が表示されます。[Ok]を押します。
- 画面がグラフィカルモードに切り替わり、Can you see this
message...とメッセージが表示されます。メッセージが見えない場合、Error画面が表示されますので、[Back]を押して Monitor
Setupで適切なモニタの種類を選択しなおしてください。メッセージが表示された場合は [Yes]を押します。
- Xconfigurator can set up your computer
automatically start X...とメッセージが表示されます。[No]を押します。
- Configuration has been written...とメッセージが表示されます。[OK]を押します。
- #プロンプト表示に戻ります。
- グラフィカルログインを利用したい場合、viエディタ等で /etc/inittabファイルを開き、id:3:initdefault:の
3を 5に変更してください。
|
- コンソール画面が表示され、login:プロンプトが表示されますので、rootでログインします。#プロンプトが表示されれば、ログインできた事が確認できます。
- pingコマンドでネットワークが正常に動作しているか確認します。正常に動作していない場合、linuxconfを起動して設定します。
- startxコマンドで X Window Systemsが正常に起動するか確認します。正常に動作しない場合、Xconfiguratorを起動して設定します。
|
|