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07-JAN-2015, revised 28-JUL-2017 |
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本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予め 技術情報、 保証について、ディストリビュータが提供する
WEBサイト等をご覧ください。 |
下記が動作確認が行われてるディストリビューションとなります。但し、Red Hat Enterprise Linuxと SUSE Linux Enterprise Server以外は HPEの正式サポートとはなりません。また、これら 2つのディストリビューション以外は HPEが直接動作確認をしていない場合もあります。
BTO/CTOモデルの場合には通常とは異なる CPU, NIC, HBA等の構成が採用されており、別途追加の制限が課されている場合がありますのでご注意ください。
ディストリビューションによっては x86(32bit)だけ、もしくは x86_64(64bit)だけの動作確認しか行われていない場合やがあります。また、Oracle Linuxの Unbreakable Enterprise Kernel(UEK)は必ずしも動作確認が取られている訳ではありませんのでご注意ください。
これらのディストリビューションの詳細な制限情報については、ProLiant用の Linux/*BSD向け OS対応表の各ディストリビューション毎の説明をご覧ください。 |
- Red Hat Enterprise Linux 6
- Red Hat Enterprise Linux 7
- SUSE Linux Enterprise Server 11
- SUSE Linux Enterprise Server 12
- ClearOS 6
- ClearOS 7
- ClearVM
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- Ubuntu Server 14.04
- Debian 7
- MIRACLE LINUX 6/Asianux 4
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本製品のデバイス毎の詳細情報は下記になります。BTO/CTOモデルの場合には通常とは異なる CPU, NIC, HBA等の構成が採用されている場合があります。製品の OSに特化しない部分の詳細は ProLiant製品情報をご覧ください。 |
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ProLiant ML150 Gen9 |
チップセット |
Intel C610シリーズ |
NIC |
330i(BCM5717, tg3) |
ビデオ |
1920x1200/16bit, 1280x1024/32bit |
HBA |
Dynamic SmartArray B140i/ZM
もしくは
SmartHBA H240 |
SDカード |
内部 1スロット |
ストレージベイ |
ホットスワップ可 |
USB |
UHCI, EHCI, xHCI準拠 |
ファームウェア |
UEFI, BIOS選択可 |
KBD/MOUSE |
USB接続のみ |
COMポート |
追加不可(iLO4による仮想シリアル利用可) |
BMC |
iLO4標準搭載 |
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注 全てのビデオ解像度が利用できるとは限りません
まず、追加したいオプションが本機に対応しているかどうかを `ProLiantサーバ・オプション システム構成図`で確認してください。詳細は Linux/*BSD向け OS対応表の `各機種個別の構成情報(オプションサポートについて)`をご覧ください。 |
オプションを Linuxで利用する際の制限等について確認してください。それぞれの ハードウェア製品の個別ページをご覧ください。
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本機では BIOS(Legacy)モードと UEFIモードの選択が可能です。どちらのモードを利用するべきかは、利用する OS、利用するオプション、利用するソフトウェアによって決定する必要があります。詳細はそれぞれの製品の仕様、または FAQ - UEFIと BIOSのどちらを使えばいいのか?を参照してください。ProLiant Gen9では、工場出荷時は UEFIモードが選択されています。
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ProLiant Gen9シリーズには、Intelligent Provisioning(IP)機能が内蔵されています。電源投入直後の POST時に [F10]キーを押し下げる事で別途ツールを用意する事なく、SmartArrayの設定ツールである Smart Storage Administrator(SSA)が利用可能です。UEFIモードではなく BIOS(Legacy)モードを利用する場合、一般的な OSは、ストレージの LUNが 2.2TBを越える GPTラベル領域からシステムを起動させる事ができませんので、DOSラベル領域用に 2.2TB以下の LUNを別途切り出す必要があります。詳細については SmartArrayでの 2.2TB超えについてをご覧ください。
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この Intellignet Provisioningは OSに依存しません(自動インストール機能を除く)ので FreeOSを利用する際にも強力な手助けとなります。 |
ディストリビューションに標準搭載されている各種ドライバとは別に、HPEから同種ドライバを提供している場合があります。また、インストール時に SmartArray等のストレージコントローラを認識できないディストリビューションのインストーラを利用する場合、DUD形式のドライバが別途必要になる場合があります。詳細は Service Pack for ProLiant(SPP)関連ページ内の `同梱されている DUDについて`セクションをご覧ください。 |
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Red Hat Enterprise Linuxと SUSE Linux Enterprise Server向けには、HPEが提供するドライバや管理ツールを簡単に導入する事が可能なインストーラが同梱された SPP(Service Pack for ProLiant)が提供されています。
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RHEL, SLES以外には MCP(Management Component Pack)が提供されています。SPPとの違いはドライバとインストーラを省いたものとなっています。
SPPの製品詳細については こちら、SPPの技術情報については こちらをご覧ください。MCPについては こちらをご覧ください。
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ProLiant Gen9シリーズに搭載されている iLO4自体が OSに非依存なハードウェア監視機能を内蔵しており、従来利用していた管理エージェントである Insight Management Agent(IMA)無しで、ハードウェア障害発生時には iLO4自身が SNMPトラップの発報、メール通知、syslog転送、Systems Insight Manager(SIM)との連携、WEB I/Fや SMASH CLP経由でのデバイスの現状確認が可能です。
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但し、iLO4の機能だけでは、従来 IMAが提供していた、NIC監視、ローカルへの詳細なログ記録、OSベースの情報取得等が行えません。これらの機能を必要とする場合には、別途 OS上に hp-amsヘルパーの追加や、IMAの導入が必要となります。詳細は SMH/IMAの技術情報をご覧ください。
この IMAは Red Hat Enterpise Linux, SUSE Linux Enterprise Server以外にも Asianux/Miracle Linux, CentOS, Debian, Fedora, openSUSE, Oracle Linux, Ubuntu Server用でも利用可能です。これら以外の FreeOSを利用する場合には、iLO4のエージェントレス監視機能を利用してください。詳細は こちらをご覧ください。 |
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ProLiant Gen9シリーズに搭載されている Intellignet Provisioning(IP)機能には、Insight Diagnosticsが内蔵されています。電源投入直後の POST時に [F10]キーを押し下げる事で別途ツールを用意する事なく、ProLiant本体と SmartArrayストレージの診断が可能です。詳細は こちらをご覧ください。
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この Intellignet Provisioningは OSに依存しません(自動インストール機能を除く)ので FreeOSを利用する際にも強力な手助けとなります。
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Insight Diagnosticsは OS運用中に利用する事が可能なオンライン版も用意されています。 |
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ProLiant Gen9シリーズではハードウェア障害時に自動で HPEに障害状況を連絡する HPE通報サービス(Insight Remote Support)が利用可能です。構成方法によって障害検知範囲、対象 OSが異なります。詳細は こちらをご覧ください。
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Insight Management Agent(IMA)で障害検知を行い、Insight RS 7等経由で発報を行う構成の場合、IMAが検知可能な障害情報がその発報対象となります。
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hp-amsヘルパーを稼働させた AMSモードで障害検知を行い、iLO4から直接発報を行う構成の場合、AMSモードで検知可能な障害情報がその発報対象となります。
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iLO4の agent-lessモードで障害検知を行い、iLO4から直接発報を行う構成の場合、agent-lessモードで検知可能な障害情報がその発報対象となります。 |
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ProLiant Gen9シリーズに搭載されている iLO4は、常時 1600を超えるパラメータを航空機のフライトレコーダの様に常時監視し、iLO4が持つ NVRAM上に最大 450日間分保存する Active Health System(AHS)を搭載しています。
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管理者が見過ごしがちなファームウェアの変更や、空冷ファンの回転数や温度変化等の iLO4が検知可能な全てがログとして残ります。HPEのサービス部門がこの連続的に採取された AHSログを解析する事で従来は原因の追及が難しかった間欠障害等の迅速な解決に役立てます。詳細は こちらをご覧ください。
また、管理者が従来用意していた Insight Diagnostics Utility(hpdiags)等の複数の管理ツールを起動しそれらのログを個別に採取する作業は殆どの構成では必要なくなりました。前述の HPE通報サービスの構成によっては AHSログとハードウェアの構成情報を定期的に HPEに自動的に送信します。
この AHS機能は OSに依存しませんので FreeOSを利用する際にも強力な手助けとなります。 |
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ProLiant Gen9シリーズに搭載されている iLO4が収集した、ハードウェア資産情報、サポート契約情報等は、HPEのクラウド上のポータルで管理可能です。大量の保守契約をスプレッドシート上で管理する必要がなくなります。
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販売パートナ様にはデバイス情報と契約情報、保守パートナにはサービスイベント情報がサマライズ表示される顧客情報管理ポータルをそれぞれ提供。ユーザ社内のみでの管理だけでなく、システムを委託管理する場合の情報共有が容易になります。
この HPE Insight Onlineは資産管理用のもので、 OSに依存しない情報管理ポータルですので FreeOSを稼働させるサーバ資産の管理にも強力な手助けとなります。 |
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ProLiant Gen9シリーズに搭載されている iLO4は、ヘッドレス運用、リモートコントロール運用を可能とするために、ネットワーク経由で、キーボード*、マウス*、ビデオ、DVD*のハードウェアベースでのコントロール・エミューレーションが可能です。
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iLO4経由でのコントロールは WWWブラウザ経由、SMASH CLP経由、IPMITOOL等の汎用ツールや、iPhone, Androidから行う事が可能です。詳細は こちらをご覧ください。
この iLO4のヘッドレス運用、リモートコントロール運用のための機能は OSに依存しません(*但し、一部デバイスは USBデバイスとして OS側対応状況に依存します)ので FreeOSを利用する際にも強力な手助けとなります。 |
他にも運用・管理を手助けするための有用なツールを提供しております。各種管理ツールの製品詳細については こちら、各種管理ツールの技術情報については こちらをご覧ください。 |
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本機に特化していない汎用的な問題等を 技術文書や FAQで提供していますので、これらもご覧ください。 |
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本機に関連した上記以外の機知の問題や制限事項等については こちらをご覧ください。機種毎に機知の問題を公開しております。 |
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当サイト `Linux技術情報`サイトの更新情報については こちらをご覧ください。Linuxと *BSD関連情報をお届けしています。 |
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