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02-FEB-00, verified wiz BIOS PL1850R-P07-07/14/1999 |
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本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予め 技術情報、 保証について、ディストリビュータが提供する
WEBサイト等をご覧ください。 |
ProLiant 1850Rは SCSIコントローラ、SmartArrayコントローラ、Ethernetコントローラ、Videoの自動認識が可能です。特殊なデバイスの設定は必要ありません。このため、Linuxのインストールに慣れた方なら本ページは不要です。Laser5社のマニュアルに従い自由に行ってください。
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Laser5 Linux 6.0Jは Rel.2になった事で、本機の Videoコントローラの自動認識が可能になりました。 |
デバイスの設定方法が分からない場合、インストールオプションが異なっても、SCSI, SmartArray, Ethernet, Videoコントローラの認識手順は同じですので、本ページのデバイス設定方法を参考にしてください。
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本ガイドは下記のインストール条件を想定しています。システム構成、インストールオプションが異なる場合には
Laser5 Linuxに添付のマニュアルもしくは Linux関連のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。
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- ProLiant 1850R
CPU x1もしくは x2
9.1GB HDD x1
SmartArrayコントローラ追加、もしくは無し
1024x768の解像度が利用可能なモニタ
- Laser5 Linux 6.0J
インストールコンポーネント カスタムパッケージ
/boot, swap, /の作成
固定 IPアドレスの使用
1024x768/8bppの解像度と色数
日本語版 GNOME環境
テキストログイン
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- Welcome to Laser5
Linux!画面が表示され、boot:プロンプトが表示されます。[Enter]キーを押します。
- LASER5 Linux画面が表示されます。[了解]を押します。
- キーボードのタイプ画面が表示されます。日本語キーボードを使用している場合
jp106、英語キーボードを使用している場合 usを選択し、[了解]を押します。
- インストール方法画面が表示されます。Local CD-ROMを選択し、[了解]を押します。
- 注意画面が表示されます。CD-ROMは既に挿入してありますので
[了解]を押します。
- インストールするパス画面が表示されます。[インストール]を押します。
- インストールタイプ画面が表示されます。カスタムを選択し、[了解]を押します。
- SCSIの設定画面が表示されます。下記のデバイスが検出されます。SmartArrayコントローラを装着している場合でもリストに表示されませんが自動認識されています。[いいえ]を押します。
- ディスクのセットアップ画面が表示されます。[Disk Druid]を押します。
- 現在のディスクパーティション画面が表示されます。表示内容は下記になります。[追加]を押します。以降、SmartArrayコントローラを装着している場合
sdaを ida/c0d0pに読み替えてください。
Mount Point |
Device |
Requested |
Actual |
Type |
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sda3 |
39M |
39M |
Compaq setup |
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- Edit New Partition画面が表示されます。Mount Point:に /boot、Size
(Megs):に 16*を設定し、[了解]を押します。
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/bootパーティションは必ず独立したパーティションとして最初に確保してください。これは
LILOのシリンダ制限を回避するのに重要なテクニックです。 |
- 現在のディスクパーティション画面に戻ります。[追加]を押します。
- Edit New Partition画面が表示されます。Size
(Megs):に 127*、Type:に Linux
Swapを設定し、[了解]を押します。
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Laser5 Linux 6.0Jの swap領域は 127MBの制限はありません。必要に応じて
127MBを超える容量の指定が可能です。 |
- 現在のディスクパーティション画面に戻ります。[追加]を押します。
- Edit New Partition画面が表示されます。Mount
Point:に /、Grow to fill disk?:をチェックし、[了解]を押します。
- 変更を保存する画面が表示されます。[はい]を押します。
- 現在のディスクパーティション画面に戻ります。表示内容は下記になります。[了解]を押します。
Mount Point |
Device |
Requested |
Actual |
Type |
|
sda3 |
39M |
39M |
Compaq setup |
/boot |
sda5 |
16M |
23M |
Linux native |
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sda6 |
127M |
133M |
Linux swap |
/ |
sda7 |
1M |
8479M |
Linux native |
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- スワップスペースを有効にする画面が表示されます。/dev/sda6が指定されています。必要に応じて フォーマット中に不良ブロックをチェックしますをチェックし、[了解]を押します。
- フォーマットするパーティションの選択画面が表示されます。/dev/sda7,
/dev/sda5共にチェックします。必要に応じて フォーマット中に不良ブロックをチェックしますをチェックし、[了解]を押します。
[*] /dev/sda7 / |
[*] /dev/sda5 /boot |
- インストールするコンポーネントの選択画面が表示されます。必要なコンポーネントを選択します。ここでは全部をチェックし、[了解]を押します。
- インストールのログ画面が表示されます。/tmp/install.logにインストールの内容が保存されますので必要に応じてインストール完了後に参照してください。[了解]を押します。
- インストールの状況画面が表示され、パッケージのコピーが行われます。
- 検出結果画面が表示されます。下記のデバイスが検出されます。[了解]を押します。
- マウスの設定画面が表示されます。一般的なマウス(PS/2)を選択します。2ボタンマウスを使用している場合、3ボタンエミュレーションしますか?をチェックし、[了解]を押します。
- ネットワークの設定画面が表示されます。LANの設定を行いますので、[はい]を押します。
- 検出画面が表示されます。下記のデバイスが検出されます。[了解]を押します。
- ブートプロトコル画面が表示されます。スタティック IPアドレスを選択し、[了解]を押します。
- TCP/IPの設定画面が表示されます。IPアドレス,
ネットマスク, デフォルトゲートウェイ(IP), プライマリサーバを設定し、[了解]を押します。
- ネットワークの設定画面が表示されます。ドメイン名,
ホスト名、必要に応じて セカンダリネームサーバ(IP), 三番目のネームサーバ(IP)を設定し、[了解]を押します。
- タイムゾーンの設定画面が表示されます。Japanを選択します。必要に応じて
ハードウェアクロックを GMTに設定しますか?をチェックします。通常はチェックしません。[了解]を押します。
- サービス画面が表示されます。必要なサービスを起動もしくは停止する設定を行います。[了解]を押します。
- プリンタの設定画面が表示されます。[いいえ]を押します。
- rootのパスワード画面が表示されます。パスワードを二回入力し、[了解]を押します。
- ログイン認証の設定画面が表示されます。必要に応じて NISを有効にするをチェックします。NIS環境が無い場合もしくは利用しない場合はチェックしません。[了解]を押します。
- ブートディスク画面が表示されます。ブートディスクを作成するので
[はい]を押します。
- ブートディスク画面が表示されます。空の FDをドライブに入れ
[了解]を押します。
- ブートディスク画面が表示され、FD上にブートディスクが作成されます。
- liloのインストール画面が表示されます。FDをドライブから抜きます。/dev/sda
(マスターブートレコード)を選択し、[了解]を押します。
- liloインストール画面が表示されます。カーネルに渡すオプションを指定します。特に指定する必要はありませんので、そのまま
[了解]を押します。
- ブート可のパーティション画面が表示されます。[了解]を押します。
- PCIの検出画面が表示され、下記のデバイスが自動認識されます。[了解]を押します。
PCIデバイス名: |
ATI 3D Rage IIC |
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215IIC [Mach64 GT IIC] |
Xサーバ: |
Mach64 |
- モニタの設定画面が表示されます。使用しているモニタがあればそのタイプを選択します。この例では カスタムを選択します。[了解]を押します。
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モニタの周波数が低い場合、解像度が高くなるほどフリッカー(画面のちらつき)が発生しやすくなります。できるだけモニタの仕様内での高い周波数をご利用ください。 |
- カスタムモニタの設定画面が表示されます。[了解]を押します。
- カスタムモニタの設定(続き)画面が表示されます。高周波数
SVGA, 1024x768 70Hzを選択し、[了解]を押します。
- カスタムモニタの設定(続き)画面が表示されます。50-70を選択し、[了解]を押します。
- スクリーンの設定画面が表示されます。ビデオモードの自動検出を行うため、[検出]を押します。
- 検出を始めます画面が表示されます。[了解]を押します。
- 検出が終了しました画面が表示されます。下記のビデオモードが検出されます。[デフォルトの使用]を押します。
発色数: 8ビットモード
解像度: 1024x768 |
- Xの起動画面が表示されます。[了解]を押します。
- 画面がグラフィカルモードに切り替わり、このメッセージが読めますか?とメッセージが表示されます。メッセージが見えない場合、エラー画面が表示されますので、[いいえ]を押して
モニタセットアップで適切なモニタの種類を選択しなおしてください。メッセージが表示された場合は [はい]を押します。
- ブート時に自動的にXが起動するように設定...とメッセージが表示されます。[いいえ]を押します。
- 終了画面が表示されます。[了解]を押します。
- システムが自動的に再起動します。
- システムの起動画面が表示されたら、LASER5バイナリ CDを抜きます。
- 以上で Laser5 Linux 6.0Jのインストールは完了です。
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- コンソール画面が表示され、login:プロンプトが表示されますので、rootでログインします。#プロンプトが表示されれば、ログインできた事が確認できます。
- pingコマンドでネットワークが正常に動作しているか確認します。正常に動作していない場合、#konを起動、#linuxconfを起動して設定します。
- #プロンプトが表示され、ログインできた事が確認できます。
- startxコマンドで X Window Systemsが正常に起動するか確認します。正常に動作しない場合、#konを起動、#Xconfiguratorを起動して設定します。
- CPUを複数装備している場合、#cat /proc/cpuinfoで
CPUが全て認識されているか確認します。1基しか見えない場合はシステムの起動時に全ての CPUを認識しているか確認して、再インストールか SMPカーネルパッケージの導入をしてください。
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