Jump to content 日本-日本語
製品  >  ソフトウェア  >  *BSD

FreeBSD R11.1インストールフロー

*BSD

did you know?

導入事例
リンク
What's New[BSD]

product

ハードウェア
サービス
全製品価格一覧
PDFカタログ

support

技術文書
FAQ
保証について
非動作レポート

他のPC UNIX系

Linux
サイトマップ
HPE製品にLinuxを導入される方向けに、必要な技術情報をご紹介します。
コンテンツに進む
12-SEP-2017, revised 12-SEP-2018
本ページの内容は限られた評価環境における動作結果、動作させるための情報を報告しているだけであり *BSDの全ての動作を保証するものではありません。また、動作確認に関する情報等はあくまでも `動作確認`であり、動作の保証をするものではありません。特に記載の無い機能動作確認を行っていません。更に詳細な情報については、サイト内リンク保証についてをお読みください。

想定システム

 本インストールフローは下記のインストール条件を想定しています。システム構成、インストールオプションが異なる場合には、添付のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。
  • ProLiant DL120 Gen9
    BIOS P86 - v2.40(02/17/2017)
    Intel E5-2650L v3 1.80GHz - 1P/12C/HT
    Memory - 16GB
    Dynamic SmartArray B140i/ZMR
    361i - v1.1618.0
    iLO4/5 - v2.50
    内蔵オプティカル - DVD RAM UJ8E2 SE03
  • ProLiant DL160 Gen9
    BIOS U20 - v2.40(02/17/2017)
    Intel E5-2609 v3 1.90GHz - 2P/6C/HT無し
    Memory - 32GB
    Dynamic SmartArray B140i/ZMR
    361i - v1.1618.0
    iLO4/5 - v2.50
    内蔵オプティカル - DVDRAM GUB0N UK00
  • ProLiant DL360 Gen9
    BIOS P89 - v2.42(04/25/2017)
    Intel E5-2603 v3 1.60GHz - 2P/6C/HT無し
    Memory - 64GB
    SmartArray P440ar/2GB - v5.52
    331i - v20.6.41
    iLO4/5 - v2.50
    内蔵オプティカル - DVD RAM UJ8E2 SE03
  • ProLiant DL360 Gen10
    BIOS U32 - v1.36(02/14/2018)
    Intel Bronze 3104 1.70GHz - 2P/6C/HT無し
    Memory 32GB
    SmartArray P408i-a SR Gen10/2GB v1.34
    331i - v20.8.41
    iLO5 v1.20
    内蔵オプティカル hp DVD-ROM DUD0N UMD0
 動作確認は上記の構成で確認しています。異なる CPU (Xeon v4等)での動作確認は行っておりません

本リリースが対象とする Bootモードと CPUアーキテクチャ

  • ProLiantの動作モードは Legacy(BIOS)モードと UEFIモードで確認しています。それぞれのモードで利用するインストールメディアは R11.0より統一されています。
  • x86_64(amd64) kernelでのみ確認しています。x86(i386) kernelで動作する可能性は高いと思われますが未確認です。
  • 本書が利用するメディアは DVD用 ISOメディアです。

本 Releaseでの制限事項

  • ProLiant DL360 Gen10は Legacy(BIOS)モードでの動作確認のみを行っています。UEFIモードでも動作する可能性は高いと思いますが未確認です。
  • SmartArray P408i-a SR Gen10コントローラは FreeBSD FreeBSD R11.2からサポートされる予定です。本 RELEASEでは別途 Microsemi社 提供ドライバを利用する事が可能ですが、この構成は Microsemi社、HPEともに動作対応を想定していない組み合わせで す。実運用ではなくテスト運用として利用する事を強く推奨します。
  • Dynamic SmartArray B140i用ドライバは FreeBSD用に提供されていないため AHCIとして利用する必要があります。
  • SmartArray P440arを HBAモードに変更した場合、配下の LUNからの安定起動は確保できません。データ領域として利用する必要がありますので別途起動デバイスを用意する必要があります。本事象は HBAモードの仕様であり OSを問いません。
  • iLO4/5の各種機能の制限については後述セクションに記載しています。
  • DL360 Gen10の UEFIモードは未テストですが、 X.orgは利用できないと思われます。

ハードウェアのセットアップ

  • ProLiantの本体とオプションデバイスのファーウェアは Service Pack for ProLiant(SPP) 2017.07.1の ISOイメージからシステムを起動し、一括してファームウェアの更新を自動で行う Automaticモードで更新しています。SPPの詳細についてはサイト外リンク専用ページをご覧ください。
  • 本機の電源制御は Custom/OS Controlで確認を行いました。それぞれの設定は RBSU(Power Management Options ⇒ Power Profile/Power Regulator)で行ってください。
  • Dynamic SmartArray B140i用ドライバは FreeBSD向けに提供されていないため AHCIモードで利用する必要があります。設定は、RBSU(System Configuration ⇒ BIOS/Platform Configuration(RBSU) ⇒ System Options ⇒ SATA Controller Options ⇒ Embedded SATA Configuration)で行ってください。
  • DVD-ROMメディアのイジェクトは内蔵 DVD、iLO4/5の仮想 DVD/ISOドライブ全てで自動ではイジェクトされません。インストール終了後には手動でイジェクトしてください。

Microsemi社提供ドライバ利用方法

  • SmartArray P408i-a SRコントローラを利用する場合、Microsemi社から FreeBSD用 smartpqiドライバとして `smartpqi_freebsd_v1.0.1-239.tgz`が サイト外リンクこちらで提供されています。
  • USB-keyに msdosラベルを付与し、パーティションを作成し FATフォーマットを行い、入手した tgz内の FreeBSD R11用 `smartqpi.ko`を配置します。これらの作業を FreeBSDで行う方法は tgz内の Release Notesに記載されている。作業環境に FreeBSDマシンがない場合には Linuxでも下記の方法で行う事が可能です。UEFIモードの場合には GPTラベルで且つ freebsd-ufsフォーマットが必要となる旨が Release Notesに記載されていますが、実際には msdosラベルの FATフォーマットされた USB-keyからもロード可能です。
    #parted /dev/sdX mklabel msdos
    #parted /dev/sdX mkpart primary 1m 10m
    #parted /dev/sdX p
      Partition Table: msdos
      1  1049kB  10.5MB  9437kB  primary
    #mkfs.vfat /dev/sdc1
    #mount /dev/sdc1 /mnt
    #tar xvfz smartpqi_freebsd_v1.0.1-239.tgz
    #cp freebsd_11/smartpqi.ko /mnt
    #umount /mnt
  • bootstrap loaderが起動してからでは USB-keyの認識が行われないためこの USB-keyは起動しない設定である方が望ましい。
  • USB-keyを POST時点で装着した場合に USB-keyからシステムが起動してしまう場合には POST時に [F11]で起動デバイスを内蔵 DVDに変更して FreeBSDのインストーラを起動する必要があります。
  • 起動メニューが表示されたら [ESC]を押し `OK`プロンプトを出します。
  • `lsdev` で、デバイス一覧がリストされます。ここでは USB-keyが `disk1s1`として認識されているとします。
  • `load /boot/kernel/kernel` で、 kernelをロードします。
  • `load disk1s1:smartpqi.ko` で、ドライバをロードします。
  • `lsmod` で、 smartpqiがロードされている事を確認します。
  • `boot` で、インストーラを起動しインストール作業を開始します。
  • Partition設定時に SmartArray P408i-a SR配下の LUNは 「da0 279 GB Disk 」等として認識されます。
  • インストールを続行します。
  • インストールの最終段階ではそのまま rebootはしません。Manual Confgurationを行うかに [Yes]を選択しプロンプトを出します。
  • `mount -t msdosfs /dev/da1s1 /media` で、USB-keyをマウントします。
  • `cp /media/smartpqi.ko /boot/modules/` で、ドライバをコピーします。
  • `echo 'smartpqi_load="YES"' >> /boot/loader.conf` で、ドライバの起動設定を行います。
  • `reboot` で再起動します。
  • 再起動が掛かり POSTが表示された段階で USB-keyを抜きます。

デバイスインストールフロー

  • インストーラの起動方法について
    - ProLiant Gen9の場合、そのままインストーラを起動します。ProLiant Gen10の場合、bootstrap loaderが起動する前に予めドライバを格納した USB-keyを装着しておいてください。
    - ProLiant内蔵の DVDドライブ、iLO4/5の仮想 DVD/ISOドライブのいずれからでも起動してのインストールが可能です。
    - インストール中に iLO4/5の仮想コンソールを利用した場合マウスカーソルは動作しません
  • ディスクコントローラの設定
    - インストーラは SmartArray P440ar, P408i-a SR配下の RAID/HBA論理ドライブを /dev/daXとして、AHCI配下のディスクを /dev/adaXとして認識します。
  • Ethernetコントローラの設定
    - インストーラは Broadcom系 NICを bge0〜として、Intel系 NICを igb0〜として認識します。
  • マウスの設定
    - インストール時もしくはインストール後の #bsdconfigでの mousedの設定は不要です。インストール中、インストール後共に CLI上でマウスカーソルの利用は可能です。但し、iLO4/5の仮想コンソール上ではマウスカーソルは動作しません
    - X.org/twm利用時にはマウスの設定は不要です。利用するウィンドウマネージャによっては別途 dbus等の設定が必要となる場合があります。
  • Videoコントローラの設定
    - インストール後に設定を行います。
  • インストールの最終段階での作業
    - ProLiant Gen9の場合、インストーラの最終段階でそのまま [reboot]を選択してください。ProLiant Gen10の場合、インストーラの最終段階で [Modify]を選択し、前述の作業を行ってください。

インストール後の確認と設定

  • UEFIモードでインストールした場合、ブートエントリは作成されません。インストール後の POST画面で [F9]を押し RBSUを起動し、System Configuration ⇒ BIOS/Platform Configuration(RBSU) ⇒ Boot Options ⇒ Advanced UEFI Boot Maintenance ⇒ Add Boot Option ⇒ インストールしたデバイスを選択 ⇒ <EFI> ⇒ <BOOT> ⇒ BOOTX64.EFI ⇒ 起動名を入力(例: FreeBSD R11.x UEFI) ⇒ Commit changes and exit[F10]で保存。Boot Optionsへ戻り ⇒ UEFI Boot Order ⇒ `FreeBSD R11.x UEFI`を選択し `+`キーで起動エントリの一番上へ移動 ⇒ [F10]で保存してください。
  • X.orgの設定
    - DVDメディアにはX.orgパッケージは同梱されていません。別途バイナリパッケージをダウンロードし導入する必要があります。
    #echo 'setenv HTTP_PROXY "www.proxy.com:8080"' >> /root/.cshrc ⇒⇒ proxy設定例
    #source /root/.cshrc
    #pkg install xorg
    #pkg install xf86-video-mga ⇒⇒ UEFI時のみ必要
    - X.org/twm上でマウスを利用するには特段設定は不要です。
    - 下記は Lumina Desktop Environmentを利用する場合に必要な作業です。
    #pkg install lumina
    #sysrc dbus_enable="YES"
    #service dbus start
    #cd /usr/local/etc/X11/xinit
    #tail xinitrc
        ・・・
      twm &
      xclock -geometry 50x50-1+1 &
      xterm -geometry 80x50+494+51 &
      xterm -geometry 80x20+494-0 &
      exec xterm -geometry 80x66+0+0 -name login
    #wc xinitrc
      56  98  780  xinitrc
    #cp xinitrc xinitrc.ORG
    #head -n 50 xinitrc.ORG > xinitrc
    #echo "start-lumina-desktop" >> xinitrc
    #startx
  • ACPIについて
    - 特に設定作業は必要ありません。#halt -p による電源断が可能です。
  • メモリの設定
    - x86_64版の場合、特に設定作業は必要ありません。メモリの認識状況の確認は #dmesg|grep memoryで行ってください。
  • SMPの設定
    - 特に設定作業は必要ありません。CPUの認識状況の確認は #dmesg|grep processorで行ってください。

Lights-Outの利用について

  • iLO4/5の仮想コンソール機能を FreeBSDのテキストモードで利用した場合、キーボードリピートは問題なく動作しました。マウスボタンも問題なく動作しますが、マウスカーソルが動かないため実質利用できません
  • iLO4/5の仮想コンソール機能をグラフィカルモードで利用した場合、キーボードリピートは問題なく動作します。マウスボタンも問題なく動作しますが、マウスカーソルが動かないため実質利用できません
  • iLO4/5に対し、ssh接続しての TEXTCONS(ハードウェアベース仮想テキストコンソール機能)は Legacy(BIOS)モード利用時には /boot/loader.confに `hw.vga.textmode=1`を引き渡す事で利用可能になります。UEFIモード利用時には EFI-based framebufferが利用される UEFIの仕様により利用できません。
  • iLO4/5の仮想 DVD/ISOドライブ機能が利用可能です。デバイスは /dev/cdXとして認識されました。

備考

  • 今リリースより、UEFI用インストールメディアと BIOS用インストールメディアが統一されている。
  • インストーラでの Distribution Selectで選択可能なものが、base-dbg, doc, kernel-dbg, lib32-dbg, lib32, ports, src, testsの 8ヶとなり、その内デフォルトで選択されているのは lib32, portのみである。
  • インストール後のメディアイジェクトは R10.3, R11.0同様に行われない。
  • x2apicは R10.3, R11.0と同様に onのままでも問題なくインストーラとその後の起動が可能である。
  • 本書では ProLiantハードウェアに特化していない項目なのでキーボードの設定については触れていないが、日本語キーボードを利用している場合には従来の HAL向けの .fdiから xorg.confへのコンバートが必要となる筈。
  • X.orgでのマウス制御を devdではなく以前の haldにしたい場合にはレポジトリを変更する事で対応が可能と思われるが未テストである。詳細は R10.2用インストールフローの備考が参考となる。#pkg info xorg-server | grep -ie devd -ie halは R10.2後の xorg-server 1.17.4.1と同様に、on/offとなっている事を確認した。
  • R11.0の動作確認時では、DL360 Gen9の UEFIモード時には VESAドライバで X.orgが動作可能となっていたが、現時点のレポジトリでは xf86-video-mgaが再度必要となっている。ちなみに、今現在のレポジトリでは R11.0でも同様に本パッケージの追加が必要となる。
  • 当初、UEFIモード時で VESAドライバが使えなくなっていたのは、R11.1だからと云う話ではなくて利用するサイト外リンクレポジトリが release_0から quarterlyに切り替わったためと考えていた。xorgは release_0は 7.7_2だが、release_1と quarterlyは共に 7.7_3となっており、現時点での /etc/pkg/FreeBSD.confの記載は quarterlyになっている。R11.0, R11.1共に quarterlyを release_0に変更して #pkg install xorgを行った環境では共に #startxでは Xは起動しなかった。R11.0でも #startxできなかったのは、R11.0の動作確認当時のレポジトリが quarterlyであり、その当時のものだと動作したのかと思われるが、当時のレポジトリを確認していなかったためはっきりとは分からない。どちらにしろ回避するには xf86-video-mgaを追加するしかない。
  • FreeBSD R11用 smartpqiドライバは R11.1でも、Release Notes通りの方法で利用が可能。USB-keyの抜き差しのタイミングとしては bootstrap loaderがロードされる以前に USB-keyを装着しておき インストールが終了し再起動後に POST画面に遷移してから USB-keyを外す必要がある。
  • FreeBSD R11用 smartpqiドライバを R11.0で利用した場合との違いとして、#pkg add smartpqi11x-amd64.txzをすると `no manifest found`となり実行できなかったが、これはドライバのアップデートによるパッケージ管理の面では将来便利だとは思うが現時点の正式サポートではない状況ではパッケージが導入できずとも問題はないと思われる事。また R11.2からは inboxドライバで動作する筈である事、Microsemi社が R11.2リリース以降も新しいドライバを tgz形式で提供してくれる可能性も不明なので、現時点では問題とはならないと思われる。
  • FreeBSD R11用 smartpqiドライバの作業時に USB-keyが FreeBSDのインストーラから `LINUX`として認識されるのは、GPTパーティションの GUIDを読み取っているからと思われる。古めの Linuxで作業を行うと `MICROSOFT`として認識されると思われる。
  • FreeBSD R11用 smartpqiドライバの Release Notesに UEFI用には GPTラベルと UFSパーティションが必要との記載は、FreeBSDのインストーラの容量削減のためかと思ったが DOSラベルと FATのままで読める事から Legacy(BIOS)用と UEFI用で USB-keyを分ける必要はないと思われる。
このページのトップへ
印刷用画面へ印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項