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飛岡知明
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起きた後は当然、起きないように防ぎたい
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私はカスタマーサポートエンジニアといって特定のお客様をサポートする部隊なので、担当のお客様先で発生する問題や障害を解決したり、そうならないように事前に予防したり、解決策を提案したりしています。実際には事前に防ぐことのほうが大事だと思っています。たとえば同じ製品を使っているほかのお客様のところで何かあれば、確率論的には同じことが起こる可能性は低いのですが、担当のお客様の状況にあてはめて障害を憶測することができますし、事前に対処法を考えることもできます。今は大きなお客様なので9人のチームで担当しています。勤務時間内の問題ならその場で対応できますが、時には家にいるときに電話がかかったりもします。会社のネットワークにはどこからでもつながるのでそのまま家で対応したこともあります。 |
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いてくれてよかったと言われたい
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こんなことがありました。月曜から稼働するシステムを金曜に納入して、夜ほかの人がみんな帰って私が一人残っているときに動かないことがわかって、最終的には日曜の夜中に直ったんですね。そのときにお客様から「いてくれてよかった」と言われたのですが、実はその時の原因はこちら側にあったので本当はお客様はもっと怒ってもいいはずなんですよね。でもずっと一緒に作業を見てくれていたせいか、ありがとうと言われてとても嬉しかったです。やり甲斐を感じた瞬間ですね。会社の顔という意識はあまりないのですが、わからないときも自信なくわかりませんとは言わないこと、いつまでに返事をしますと誠意を持って対応すること、ちゃんと会話のキャッチボールができるようにすることなどは心がけているところですね。 |
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コンピュータの会社なのに……
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入社するまでコンピュータのことは全然知らなかったんです。化学の実験ばかりしていましたから。オラクルも会社名なんだって思っていました(笑)。面接で会った人が面白かったし、すごいと思える人が何人もいて、そういう人を追いかけていると自分もすごくなれると思っているので、入社を決めました。入社してみて思ったのは、想像したよりもコンピュータの仕事じゃない部分が大きかったということ。コンピュータだけを相手にしていればいいと思っていましたから。もちろん勉強はしました。そう、内定後にあるホテルのサービスについて書かれた本が送られてきて、お客様が何を望んでいるかとか顧客満足度をどう上げるかとか書いてあって、コンピュータの会社なのに何なんだって(笑)。もちろん今は理解できます。お客様がこう言っている、こうしたがってるというと社内のみんながちゃんと聞いて真剣に対応してくれますから。そこはすごいなと思いますね。イエス以外の答えはまず出ないですし。面白い会社ですよ。今はLinuxやブレードサーバのユーティリティについて勉強しています。誰もやっていない分野に挑戦して仕事の幅を広げていきたいですね。 |
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