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HPE サーバーレシピ

タワー型サーバーを活かす「いまどきのHyper-V仮想化」

小川大地│2016.08.09(2019.02.01アップデート)│Windows Server

HPE サーバーレシピとは?

サーバーを導入/更新するにあたって、必要な情報は多々あります。ハードウェアの仕様、最新技術、ソフトウェアのサポート情報、ソフトウェアのライセンスや実際に求める環境に合わせたサイジング、等々。“HPE サーバーレシピ”は、日本ヒューレット・パッカードのスペシャリストが“キュレーター”としてオススメする構成を用意し、情報をまとめたものです。ぜひご参考ください。

「大事なデータは手元に置いておきたい」「数台あるサーバーをスッキリ1台にまとめたい」――そうお考えのあなたにピッタリなレシピをご紹介します。コンパクトで静かなタワー型サーバーと、Microsoft Windows Serverが提供するHyper-Vを使った「いまどきのサーバー仮想化」です。サイジング(容量見積)のポイントから、知っておくと便利なTIPS、移行手順まで、きっとお役立ていただけます。

この構成がおすすめ!

本体 HPE ProLiant ML350 Gen10 LFF SATA モデル
プロセッサー XeonB 3104 1.7GHz 1P6C CPU ×2
メモリ 16GB 1Rx4 PC4-2666V-R Smartメモリキット ×4
ディスクコントローラー Smartアレイ P408i-a SR Gen10 コントローラー
RAID設定 工場設定 RAID 1
ドライブベイ 1TB 7.2krpm LP 3.5型 6G SATA DS HDD ×2
パワーサプライ 800W FS Platinum LH パワーサプライ
冷却ファン ML350 Gen10 リダンダントファン キット
OS Windows Server 2016 Standard バンドル(16コア)
追加CAL Windows Server 2016 CAL 1ユーザー
標準保証 3年間保証(3年パーツ保証、3年間翌日オンサイト保守)

※追加CALは最小単位で構成しています。ご利用になる環境に合わせ追加でご購入ください。
詳しくは、日本マイクロソフト「Windows Server 2016 の価格およびライセンス体系」をご参照ください。

※保証は製品標準の保証になっております。ご必要に応じてHPEプロアクティブケアまたはファウンデーションケアを追加ください。

さあレシピをどうぞ!

ここでは、「5台のサーバーをHyper-Vで1台のタワー型サーバーに統合する」という想定で、シンプルかつ容易なサイジング(容量計算)について説明します。

まず、これまでの稼働環境をふまえ、1VM(仮想マシン)あたりに必要なCPU/メモリ/ディスク容量を算出します。メモリ/ディスクについては、仮想マシン5台に必要な容量をそのまま合算してください。この例では、メモリ56GB、ディスクは900GBという見積です。

「CPUコア数」がサイジングのポイント!

次にCPUコア数の見積です。注目いただきたいポイントは、「サーバー5台分の処理量に応えるコア数の7割程度」を目安にすることです。これは、どのようなシステムでも「常にCPUの使用率が100%というわけではない」という現実を考慮したサイジングの目安です。統合するサーバーの数が増えれば、余力も増えるわけです。

システムインテグレーターなどプロの視点からは、ハイパーバイザーが消費する分などの「オーバーヘッド」を考慮します。しかし、Hyper-Vではそれぞれの仮想マシンに「オーバーコミット」によるリソースの消費量抑制効果が働くため、実際の環境ではほとんど無視していいと言ってよいでしょう。

HDDの性能が不安ならSSD!

サーバー統合を重ねていくうえで、ボトルネックになりやすいのが「HDD」。動作させるアプリケーションによっては、容量面は大丈夫でも、性能面で枯渇してしまうこともあります。不安な場合はHDDの代わりに「SSD」を選択しておけば安心。最近はHDDとSSDに以前のような大きなコスト差はありません。

Windows Serverのエディションをどう選ぶ?

Windows Server 2016からは、以前と大きく変わって「CPU物理コア数」に応じたライセンスモデルになりました。となると、CPUコア数を極力少なく搭載させることが価格を抑えるテクニックと思いがちなのですが、ここには落とし穴があります。ライセンス購入の観点では、1サーバーあたり最小購入数が16コアになっているのです。

つまりサーバーに4コアしか搭載しなくても、8コアしか搭載しなくても、サーバー1台あたり16コア分のライセンス購入が必要になります。コストパフォーマンスを考えるとCPUは12~16コアと、16コアギリギリまで搭載したいところです。Windows Server 2016のライセンスは1個あたり2CPUまで搭載が許されているため、8コアCPU×2個でも構いません。

オフィス内には「静かなサーバー」を!

タワー型サーバーの大きなメリットは、サーバーラックが不要でオフィスなどのフロアに設置できることです。サーバー選びの際に、ぜひ覚えておいていただきたいのが「静音性」です。CPUなどが発生させる熱を冷却するためにファンを使いますが、この音が大きいとオフィス環境に悪影響を与えてしまいます。

タワー型サーバー「HPE ProLiant ML350 Gen10」では、内蔵センサーがサーバー内部の温度をきめ細かく測定してファンをコントロール。わずか「32dB A」という静音性を実現しつつ効率よく冷やします。この静かさは、最新の扇風機やエアコンと同程度。コピー機の動作音が60dB Aほどですから、どれだけ静かかご想像いただけることでしょう。

「モニタレス」「キーボードレス」で大丈夫!

オフィス設置時に気になるのがサーバーのモニタやキーボード。意外と邪魔になりますし、サーバーの上に置いたり立てかけたりするとケーブルも煩雑でオフィスの景観を損ねます。

「HPE ProLiant ML350 Gen10」には、モニタやキーボードを繋がなくても、LANケーブルさえつないでおけば、画面操作から電源オンオフにいたるまで、すべて自分のPCからコントロールできる「iLO 5」が搭載されています。すべてネットワーク越しに制御できますので、身近に置いておく必要もなく、建具の裏や倉庫にしまっても大丈夫。また、「ラック搭載キット」を使えば、本来据え置き型のタワー型サーバーをサーバーラックに搭載することができます。

「ラック搭載キット」によりタワー型サーバーもラックへ収納可

「ラック搭載キット」によりタワー型サーバーもラックへ収納可

外付ストレージ不要で「サーバー冗長化」!

「Windows Server 2016」では、サーバー内蔵ディスクを利用して、サーバー単体で冗長化(クラスタリング)構成が可能になります。この「Storage Spaces Direct」と呼ばれる機能を活かして高信頼なサーバー環境を実現するには、ハイパーコンバージドインフラの使い勝手はSSDで決まる!をご参照ください。

キュレーター

日本ヒューレット・パッカード ハイブリッドIT事業統括 クラウドプラットフォーム統括本部 テクノロジーエバンジェリスト 小川大地

日本ヒューレット・パッカード
ハイブリッドIT事業統括 クラウドプラットフォーム統括本部
テクノロジーエバンジェリスト
小川大地

仮想化・統合基盤テクノロジーエバンジェリスト。x86サーバー製品のプリセールス部門でWindowsやVMwareといったOS、仮想化レイヤーのソリューションアーキテクトを担当。ハードウェアとソフトウェアの両方の知見を生かし、仮想化基盤やインフラ統合の導入プロジェクトをシステムデザインの視点から支援している。Microsoft MVPを8年連続、VMware vExpertを6年連続で個人受賞。

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お見積からご購入までWebサイトで完結!もちろんコールセンターでも対応いたします。
また、日頃お取引のあるHPE販売パートナー様へのご発注時には、作成したお見積の構成IDをお使いいただけるので便利です。

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