Windows Serverの選択
構成時の注意事項
Windows Server OS上での各サードパーティ製アプリケーションに関する動作については、各社Webサイト等にてご確認ください。
メモリ容量上限は以下の通りです。
- Windows Server 2022 Standard ・・・48TB
- Windows Server 2022 Datacenter ・・・48TB
プリインストールとは
サーバーの内蔵ディスクにWindows Server OSをプリインストールして納品します。メディアも同時に納品されます。プリインストールした場合の工場出荷時の標準設定の詳細については、こちらをご覧ください。
バンドルパッケージとは
お客様先でHPE ProLiantサーバーにインストールいただくメディアキットです。
追加CALとは
CAL(クライアント アクセス ライセンス)はWindows Serverへアクセスするためのライセンスで、サーバーライセンスとは別に必要となります。
サーバーライセンスはライセンス所有者がサーバー上のソフトウェアそのものを使う権利に対し、CALはそのサーバーで実行されているサービスにアクセスするための権利です。
Windows Server 2022にはCALが含まれておりませんので、必ずCALをご購入ください。なおEssentialsエディションは、CAL不要のため別途購入いただく必要はありません。
CALの確認についてはこちらもご参照ください。
追加ライセンスとは
Standardエディション/Datacenterエディションのライセンス方式はコアライセンスです。プリインストールキットあるいはバンドルパッケージで16コアまでサポートします。
サーバーに構成するCPUのコア数の合計が16コアを超える場合は、超える分の追加ライセンスをご購入ください。
エディションの選択
Windows Server 2022提供エディション
※Standardエディションでは1対/2TBまでの制限あり
記憶域スペース ダイレクト、ソフトウェアによるネットワーク制御は Datacenterエディションのみの提供機能です。
Datacenterエディション
- 高度な仮想化とソフトウェア定義のデータセンター環境に最適な、すべてのビジネス規模に対応するエディションです。
- 主にクラウドサービス事業者(プライベートクラウドおよびサービスプロバイダークラウド)向け。非常に大きなネットワークを持ち多数のサーバーを運用する企業や、仮想化により同一ハードウェアに多数の単機能サーバーなどを動作させている企業に適しています。
Standardエディション
- 小規模なビジネス環境で利用されることを想定した、低密度の仮想化、または非仮想化環境に最適なエディションです。
- Windows Serverの基本的な機能を不足なく利用できるため、StandardとEssentialsで迷う場合はStandardをお勧めしています。
Essentialsエディション
- 25ユーザーおよび50台以下のデバイスで構成される、スモールビジネス/ホームビジネス向けのエディションです。
- CALを別途必要としないため、導入時のコストを安く抑えることができます。
- ただし接続ユーザー数/デバイス数が制限を超える場合は、ライセンスをStandardにアップグレードする必要があり、結果として割高になる場合もあります。
- 25ユーザーおよび50台デバイスを超える場合、また将来の接続ユーザー数/デバイス数増加を見込む場合はStandardをお選びください。
ライセンスについて
Windows Serverのライセンス体系の詳細については、以下サイトをご参照ください
HPE DirectPlusでご購入いただくメリット
サーバーと同時にご購入いただく場合、OS単品でご購入いただく場合と比べて以下のようなメリットがあります。
- 無償の90日間初期セットアップサポートが付いており安心です。
- ハードウェアからソフトウェア(Windows Server)までHPEが一貫してサポートするため、お客様のほうで障害を切り分けたり、複数のサポート窓口を管理する必要がありません。
- Windows Serverの開発機にはHPE ProLiantサーバーが使われており、その親和性の高さはお墨付きです。詳細はこちら
- プリインストールをご選択いただいた場合は、お客様のほうでインストールする手間なく、サーバーを納品してすぐにセットアップを始めることができます。