メモリの選択

構成時の注意事項

使用するOSによりメモリ容量の上限が決まっています。ご注意ください。

各Windows Server OSのメモリ容量上限

  • Windows Server 2022 Standard ・・・48TB
  • Windows Server 2022 Datacenter ・・・48TB

※メモリを搭載するスロットの位置は、指定できません。

※メモリのスループット性能を最適化するため、構成するメモリの枚数は、アンバランス構成を避けて選択することをお勧めします。メモリのアンバランス構成については、『システム構成図』巻末のメモリ構成ガイドを参照してください。

コンピューターのデータやコンピューターの命令を、一時的に保持する場所がメモリです。
OSが起動すると、メモリにはOSの多くの部分や、使用されるデータやプログラムが格納され、プロセッサーが必要に応じてメモリからデータなどを取り出せるように構成されます。したがって、メモリへプロセッサーから高速アクセスできるかどうかで、x86サーバーのパフォーマンスは大きく変わります。
また低価格化が進んだことと、OSやアプリケーションの要求するメモリ容量が増加し続けていることから、x86サーバーの搭載メモリは大容量化が進んでいます。

メモリについての詳細は「導入前のアドバイス」をご覧ください

メモリの製品仕様については、HPE ProLiantサーバーのシステム構成図をご覧ください

用途、規模に合わせたメモリ容量の選定

メモリの容量を検討する際には、用途(ファイルサーバー、仮想化、Webサーバーなど)、人数規模、将来性(今後のユーザー数増加見込みなど)を見越した選定をされることをお奨めします。
HPEでは以下のようなサーバー選定ガイドをご提供していますので、併せてご参照ください。

サーバーと同時にご購入いただくメリット

サーバー本体のカスタマイズオプションとしてメモリを増設いただく場合、メモリ単品でご購入いただく場合と比べて以下のようなメリットがあります。

  • あらかじめ工場で組み込んで出荷するため、お客様のほうで増設作業をする手間がありません
  • それによるサーバー停止の必要がなく、また増設時の破損等のリスクもなくなります
  • 一部のHPE ProLiantサーバーにおいて、一部カスタマイズオプションを通常価格の30%引きで追加できます 詳細はこちら