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OpenVMS マニュアル


 

OpenVMSマニュアル
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タイトルページ
目次
まえがき
第1部:新機能
第1章:V8.4の新機能概要
第2章:一般ユーザ機能
第3章:仮想化機能
第4章:性能の強化
第5章:耐障害性およびクラスタ機能
第6章:ストレージ・デバイスとI/Oのサポート
第7章:セキュリティ機能
第8章:システム管理機能
第9章:プログラミング機能
第10章:関連製品の新機能
第2部:英文ドキュメント
第11章:ドキュメントの概要
第12章:ドキュメントの提供形態
第13章:マニュアルの説明
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HP OpenVMS
V8.4 新機能説明書


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第 3 章
仮想化機能

この章では,OpenVMS オペレーティング・システムの仮想化機能について説明します。

3.1 Integrity VM でのゲスト OS としての OpenVMS

OpenVMS Integrity Version 8.4 は, HP Integrity VM (Virtual Machines) 上でゲスト OS としてサポートされます。 Integrity VM は HP Virtual Server Environment 内のソフトパーティショニングおよび仮想化技術で,単一の HP Integrity サーバあるいは nPartition でリソースを共有する複数の仮想サーバあるいは仮想マシンの作成を可能にします。

各仮想マシンは,自身のゲストOSインスタンス,アプリケーション,およびユーザをホストします。 Integrity VM は,ブレードシステムを含め, Intel VT-i が利用可能な HP Integrity サーバ上で動作します。 HP Integrity サーバでは,OpenVMS はゲスト OS として実行できますが, Integrity VM ホストは HP-UX のもとで動作します。

3.1.1 必要なライセンス

Integrity VM におけるゲスト・オペレーティング・システムとして OpenVMS を利用するためのライセンスについては,『HP OpenVMS License Management Utility Manual』を参照してください。

3.1.2 サポートされるハードウェア

Integrity VM における OpenVMS ゲスト OS は, Intel Itanium プロセッサ上で利用可能な VT-i (Intel Itanium アーキテクチャの Intel Virtualization Technology) でサポートされます。現在のところ,Intel Itanium 9000 および 9100 シリーズが VT-i をサポートしてます。

Integrity VM についての詳細は,下記の URL を参照してください。

http://h71028.www7.hp.com/enterprise/us/en/os/hpux11i-partitioning-integrity-vm.html 



3.1.3 ゲストOSとしての OpenVMS のインストール

OpenVMS をゲストOSとしてインストールする方法については,『HP OpenVMS V8.4 インストレーション・ガイド[翻訳版]』を参照してください。

3.1.4 ゲストOSとしてのOpenVMS の機能

ゲスト OS としての OpenVMS は,以下の機能をサポートします。

  • OpenVMS ゲスト OS は SMP 対応で,最大 64 GB の物理メモリをサポートします。

  • OpenVMS ゲストOSは,Integrity VM により提供される仮想化されたディスク・ドライブおよびネットワーク・インタフェースをサポートします。 Integrity VM は,ホスト・システムとの接続が物理ネットワーク・カードであるか大規模ストレージ接続であるかに関わらず,ディスクおよび論理ボリュームを SCSI ディスクとして示し (OpenVMS ゲスト上の DK デバイス),仮想ネットワーク・インタフェースを Intel Gigabit カードとして示します (OpenVMS ゲスト上の EI デバイス)。

  • オンライン・マイグレーションを制限付きでサポートします (スタンドアロンのゲスト構成のみサポートします)。

  • AVIO (Accelerated Virtual IO) LAN ドライバおよび SCSI ドライバをサポートします。

  • 一連の VSE 製品による OpenVMS ゲスト OSの管理および監視機能をサポートします。

  • OpenVMS ゲスト・システムはクラスタ対応で, LAN および Cluster over IP のクラスタをサポートします。

詳細については『HP OpenVMS V8.4 リリース・ノート[翻訳版]』を参照してください。

3.2 ID-VSE for OpenVMS

HP Insight Dynamics - Virtual Server Environment (ID-VSE) は,一連のマルチプラットフォーム製品を統合した製品で,継続的な分析と物理的なサーバ・リソースおよび仮想的なサーバ・リソースを最適化するのに利用できます。データセンターにおけるキャパシティとエネルギーの計画,プロビジョニング,アップグレード,変更などに関するコストの低減に貢献します。

ID-VSE は, CMS (Central Management Station) 上の HP Systems Insight Manager (HP SIM) と共に動作し,ご使用のネットワークの複数のノードを管理します。

OpenVMS Version 8.4 では,以下の ID-VSE 製品がサポートされます。

HP Virtualization Manager

Virtualization Manager ソフトウェアは,さまざまなレベルで仮想サーバ環境 (VSE) を可視化するためのフレームワークを提供します。すべてのシステムおよびワークロードはグラフィカルに表示されます。システム間の階層的な関係とそれらの現在の利用状況が単一の画面に表示されます。また,システムとワークロードの管理および設定のためのその他の VSE Management ソフトウェアにアクセスすることも可能になります。 Virtualization Manager は,Utilization WBEM プロバイダを通して OpenVMS 管理ノードからプロセッサ,メモリ,ネットワーク,およびディスクの利用データを収集します。

HP Capacity Advisor

Capacity Advisor ソフトウェアは,サーバ・リソースを最大限に利用して VSE 全体のワークロードを最適化するためのキャパシティ分析と計画機能を提供します。また,現在のサーバ・リソースを最適化し,将来のワークロード拡張やサーバ集約を計画するためのシナリオ分析を提供します。 Capacity Advisor は,Utilization WBEM プロバイダを通して OpenVMS 管理ノードからプロセッサ,メモリ,ネットワーク,およびディスクの利用データを収集します。

HP Global Workload Manager

HP Global Workload Manager (gWLM) は, VSE ソフトウェアでインテリジェント・ポリシー・エンジンとしてサービスを行なうマルチシステム/マルチOS対応のワークロード・マネージャです。複数のサーバ間で自動化されたワークロード管理ポリシーの導入を簡素化し,集約された監視機能を提供し,目標とするサービス・レベルを満たすようにサーバの利用状況を改善します。

OpenVMS 上の Global Workload Manager により,あらかじめ定義されたビジネス・ポリシーに基づき iCAP あるいは TiCAP のすべての機能が自動化できます。たとえば,性能の目標を満たさない場合に, TiCAP を使用して追加のプロセッサを自動的に有効にしたり,あるパーティションから利用権を動的に移動することができます。

前提条件

Global Workload Manager を使用するためには, OpenVMS 管理のノード上で gWLM エージェントが実行されていることが必要です。


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