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OpenVMS マニュアル


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目次
まえがき
第 1 章:EFSの概要
第 2 章:拡張ファイル命名機能の管理
第 3 章:拡張ファイル名の特徴
第 4 章:アプリケーション開発における注意点
付録 A :EFSのユーザ向け注意点
付録 B :技術情報
付録 C :文字セット
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OpenVMS
Extended File Specifications の手引き


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LIB$RENAME_FILE の flags 引数には,以下の新しいビットが追加されています。

ビット シンボル 説明
2 LIB$M_FIL_LONG_NAMES (Alpha システムのみ) 長さが 255 バイトを超えるファイル指定を受け付けるかどうかを制御する。

これが設定されている場合,LIB$RENAME_FILE は,最大長が NAML$C_MAXRSS のファイル名を処理することができる。これがクリアされている場合,LIB$RENAME_FILE は,最大長が 255 バイト (省略時の値) のファイル指定を処理することができる。

Alpha システムでは,LIB$RENAME_FILE への呼び出しで user-confirm-procedure を指定し, LIB$M_FIL_LONG_NAMES フラグが設定されている場合, confirm-procedure ルーチンの fab 引数によって参照される FABは,NAM ブロックではなく NAML ブロックを参照します。 NAML ブロックでは,最大長が NAML$C_MAXRSS の長いファイル名がサポートされています。NAML ブロックの詳細については,『OpenVMS Record Management Services Reference Manual』を参照してください。

B.5.6 LIB$FID_TO_NAME

ファイル指定の長さが filespec バッファで対応できる長さを超えると,パス内のディレクトリが DID による短縮に置き換えられることがあります ( 第 3.2.2.1 項 を参照)。 DID による短縮が実行された後でもファイル指定の長さがバッファで対応できる長さを超えている場合は,そのファイル指定の長さが切り捨てられ,以前のバージョンの場合と同様に,代わりの正常終了状態として LIB$_STRTRU が返されます。動的記述子の場合には,最大値を使用することにより,最大で 4095 バイトまでの文字列を返すことができます。

付録 C
文字セット

DEC Multinational 文字セット (MCS) は,Digital Equipment Corporation で作成され使用された 00 〜 FF の 16 進数で表現される文字の定義から成ります。 DEC MCS は,7 ビットの (00 〜 7F の 16 進数値で表現される) ASCII 文字セットと, 80 〜 FF の 16 進数で表現される 8 ビット文字のセットの 2 つに分類されます。 DEC MCS は,Digital Equipment Corporation で作成され販売されたソフトウェアのほとんどのユーザにとって使い慣れている文字セットです。

Unicode Standard Character Set (UCS-2) は,The Unicode Consortium によって定義された,0000 〜 FFFF の値で表現される 16 ビット文字のセットです。

ISO Latin-1 文字セットは,00 〜 FF の 16 進数で表現される 8 ビット文字です。 ISO Latin-1 文字セットの定義は,80 〜 FF の 16 進数値から成る DEC MCS の定義とは少し異なります。

表 C-1 には,DEC Multinational 文字セット (MCS) が示されています。 表 C-1 は,2 種類の文字セットでの文字の違いを示し, 図 C-1 は,異なっている文字を示しています。

Unicode (UCS-2) 文字セットの詳細については,The Unicode Consortium から発行されている『The Unicode Standard』を参照してください。

表 C-1 DEC Multinational 文字セット
16 進数の
コード
MCS 文字
または短縮形
DEC Multinational 文字名
ASCII 制御文字1
00 NUL 空文字
01 SOH ヘッダの始点 (Ctrl/A)
02 STX テキストの始点 (Ctrl/B)
03 ETX テキストの終端 (Ctrl/C)
04 EOT 転送の終端 (Ctrl/D)
05 ENQ 問い合わせ (Ctrl/E)
06 ACK 肯定応答 (Ctrl/F)
07 BEL ベル (Ctrl/G)
08 BS バックスペース (Ctrl/H)
09 HT 水平タブ (Ctrl/I)
0A LF ライン・フィード (Ctrl/J)
0B VT 垂直タブ (Ctrl/K)
0C FF フォーム・フィード (Ctrl/L)
0D CR キャリッジ・リターン (Ctrl/M)
0E SO シフト・アウト (Ctrl/N)
0F SI シフト・イン (Ctrl/O)
10 DLE データ・リンク・エスケープ (Ctrl/P)
11 DC1 デバイス制御 1 (Ctrl/Q)
12 DC2 デバイス制御 2 (Ctrl/R)
13 DC3 デバイス制御 3 (Ctrl/S)
14 DC4 デバイス制御 4 (Ctrl/T)
15 NAK 否定応答 (Ctrl/U)
16 SYN 同期アイドル (Ctrl/V)
17 ETB 転送ブロックの終端 (Ctrl/W)
18 CAN 取り消し (Ctrl/X)
19 EM 媒体の終端 (Ctrl/Y)
1A SUB 置換 (Ctrl/Z)
1B ESC エスケープ
1C FS ファイル区切り文字
1D GS グループ区切り文字
1E RS レコード区切り文字
1F US ユニット区切り文字
ASCII 特殊文字および数値文字
20 SP スペース
21 ! 感嘆符
22 " 引用符 (二重引用符)
23 # ポンド記号
24 $ ドル記号
25 % パーセント記号
26 & アンパサンド
27 ' アポストロフィ (一重引用符)
28 ( 左括弧
29 ) 右括弧
2A * アスタリスク
2B + 正符号
2C , コンマ
2D - ハイフンまたは負符号
2E . ピリオドまたは小数点
2F / スラッシュ
30 0 ゼロ (0)
31 1 1
32 2 2
33 3 3
34 4 4
35 5 5
36 6 6
37 7 7
38 8 8
39 9 9
3A : コロン
3B ; セミコロン
3C < 不等号 (左辺は右辺より小さい)
3D = 等号
3E > 不等号 (左辺は右辺より大きい)
3F ? 疑問符
ASCII 英文字
40 @ アットマーク
41 A 大文字の A
42 B 大文字の B
43 C 大文字の C
44 D 大文字の D
45 E 大文字の E
46 F 大文字の F
47 G 大文字の G
48 H 大文字の H
49 I 大文字の I
4A J 大文字の J
4B K 大文字の K
4C L 大文字の L
4D M 大文字の M
4E N 大文字の N
4F O 大文字の O
50 P 大文字の P
51 Q 大文字の Q
52 R 大文字の R
53 S 大文字の S
54 T 大文字の T
55 U 大文字の U
56 V 大文字の V
57 W 大文字の W
58 X 大文字の X
59 Y 大文字の Y
5A Z 大文字の Z
5B [ 左大括弧
5C \ バックスラッシュ
5D ] 右大括弧
5E ^ サーカンフレックス
5F _ アンダスコア
60 ` 低アクセント
61 a 小文字の a
62 b 小文字の b
63 c 小文字の c
64 d 小文字の d
65 e 小文字の e
66 f 小文字の f
67 g 小文字の g
68 h 小文字の h
69 i 小文字の i
6A j 小文字の j
6B k 小文字の k
6C l 小文字の l
6D m 小文字の m
6E n 小文字の n
6F o 小文字の o
70 p 小文字の p
71 q 小文字の q
72 r 小文字の r
73 s 小文字の s
74 t 小文字の t
75 u 小文字の u
76 v 小文字の v
77 w 小文字の w
78 x 小文字の x
79 y 小文字の y
7A z 小文字の z
7B { 左中括弧
7C | 縦線
7D } 右中括弧 (ALTMODE)
7E ~ チルダ (ALTMODE)
7F DEL 削除 (DELETE)
制御文字
80   [予約領域]
81   [予約領域]
82   [予約領域]
83   [予約領域]
84 IND 索引
85 NEL 次の行
86 SSA 選択領域の始点
87 ESA 選択領域の終端
88 HTS 水平タブの設定
89 HTJ 行そろえを使用した水平タブの設定
8A VTS 垂直タブの設定
8B PLD 行単位での部分的な下方向への移動
8C PLU 行単位での部分的な上方向への移動
8D RI 逆方向の索引
8E SS2 シンングルシフト 2
8F SS3 シンングルシフト 3
90 DCS デバイス制御文字列
91 PU1 プライベート使用 1
92 PU2 プライベート使用 2
93 STS 転送状態の設定
94 CCH 文字の取り消し
95 MW メッセージの待機
96 SPA 保護領域の始点
97 EPA 保護領域の終端
98   [予約領域]
99   [予約領域]
9A   [予約領域]
9B CSI 制御シーケンス・イントロデューサ
9C ST 文字列終了文字列
9D OSC オペレーティング・システム・コマンド
9E PM プライバシー・メッセージ
9F APC アプリケーション


1ALTMODE 文字および DELETE 文字 (10 進数の 125,126,および 127) も,制御文字です。
2ISO Latin-1 では別の文字です。 図 C-1 を参照してください。

表 C-1「DEC Multinational文字セット(つづき)」(その他の文字[別表1])

表 C-1「DEC Multinational文字セット(つづき)」(その他の文字[別表2])

表 C-1「DEC Multinational文字セット(つづき)」(その他の文字[別表3])


図 C-1 DEC Multinational 文字セットとISO Latin-1 文字セットの違い




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