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OpenVMS マニュアル


HP OpenVMS
DCL ディクショナリ


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F$MULTIPATH (Alpha/Integrity のみ)

特定のマルチパス対応デバイスの,指定された項目の情報を戻します。

形式

F$MULTIPATH (デバイス名,項目,コンテキスト・シンボル)

戻り値


要求された情報を含む文字列。

引数



デバイス名

物理デバイス名または物理デバイス名と同等の論理名を指定します。デバイス名は文字列式で指定します。

デバイス名引数を評価した後,F$MULTIPATH 関数は名前の最初の文字を調べます。最初の文字がアンダースコア (_) の場合は,名前は物理デバイス名とみなされます。そうでない場合は,1 レベルの論理名変換が実行され,等価名があればそれが使用されます。

項目

戻すべきデバイス情報の種類を指定します。この引数は文字列式として指定します。現時点で唯一有効な項目は MP_PATHNAME です。これは,指定されたマルチパス対応デバイスのパス名を示す文字列を戻します。

コンテキスト・シンボル

最初に MP_PATHNAME を指定して F$MULTIPATH を使用する前に,コンテキスト・シンボルを 0 に初期化しておく必要があります。 F$MULTIPATH 関数は,コンテキスト・シンボルの値を維持する責任があります。

  警告
コンテキスト・シンボルを 0 に初期化した後で値を変更しないでください。値を変更すると,F$MULTIPATH が予測できない動作をします。


説明

システム・サービス $DEVICE_PATH_SCAN を呼び出して,特定のマルチパス対応デバイスの,指定された項目の情報を戻します。

またレキシカル関数 F$MULTIPATH は,システム・サービス $DEVICE_PATH_SCAN が生成したエラー・メッセージも戻します。

システム・サービス $DEVICE_PATH_SCAN についての詳細は,『OpenVMS System Services Reference Manual』を参照してください。


#1
$       XYZ = 0 
$ 
$LOOP: 
$       PATH = F$MULTIPATH( "$1$DGA12", "MP_PATHNAME", XYZ ) 
$       IF PATH .EQS. "" THEN GOTO EXIT 
$       WRITE SYS$OUTPUT "PATH NAME = ''PATH'" 
$       GOTO LOOP 
$ 
$EXIT: 
$       EXIT 
 

この例は,項目コードとして MP_PATHNAME を指定した F$MULTIPATH の使用方法を示します。コンテキスト・シンボル XYZ がループの外で 0 に初期化されている点に注意してください。このコマンド・プロシージャの出力を下に示します。指定されたマルチパス・デバイスのすべてのパスが戻された後,空白のパス名が戻されてリストの終わりが示されます。

path name = PGA0.5000-1FE1-0001-5782 
path name = PGA0.5000-1FE1-0001-5783 
path name = PGA0.5000-1FE1-0001-5781 
path name = PGA0.5000-1FE1-0001-5784 
path name = MSCP 


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