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OpenVMS マニュアル


HP OpenVMS
DCL ディクショナリ


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F$DEVICE

選択基準に合うデバイス名をすべて返します。

デバイス名はランダムな順序で返されます。


形式

F$DEVICE ([検索するデバイス名], [デバイス・クラス], [デバイス・タイプ], [ストリームid])

戻り値


システム・デバイス・リストのデバイス名文字列。最後のデバイス名文字列が返された後は,空文字列 ("") が返されます。

引数



検索するデバイス名

検索するデバイス名を文字列で指定します。ワイルドカード (* と %) 文字を使用できます。

検索するデバイス名 引数は,文字列式として指定します。

デバイス・クラス

検索するデバイス・クラスを指定します。デバイス・クラス 引数は,有効なデバイス・クラス名に対応する文字列式として指定します。

詳細は,$GETDVI システム・サービスの DVI$_DEVCLASS 項目を参照してください。

デバイス・タイプ

検索するデバイス・タイプを指定します。デバイス・タイプ 引数は,有効なタイプ名に対応する文字列式として指定します。

詳細は,$GETDVI システム・サービスの DVI$_DEVTYPE 項目を参照してください。

  注意
デバイス・クラスを指定せずにデバイス・タイプを指定すると,エラーになります。



ストリーム id

検索ストリームを示す正の整数値

F$DEVICE 関数を 2 回以上使用し,異なる選択基準引数を指定する場合,検索ストリーム識別番号を使用して,それぞれの検索コンテキストを管理します。コマンド・プロシージャの中で,F$DEVICE 関数を 2 回以上使用し,異なる選択基準指定引数を指定した場合には,各検索を別々に識別するために,ストリーム id 引数を指定しなければなりません。

デバイス名リストを最後まで読み出す前に選択基準を変更した場合は,コンテキストは再初期化され検索はまた先頭から開始されます。

ストリーム id 引数を省略すると, F$DEVICE 関数は検索ストリームが 1 つであると解釈します。つまり,異なる選択基準引数を指定するたびに,先頭から検索を開始します。


説明

F$DEVICE 関数を使用すると,$DEVICE_SCAN システム・サービスを使用することにより,ある選択基準を満たすデバイスを検索できます。

F$DEVICE 関数では,デバイス名に基づいた検索に限り,アスタリスク (*) およびパーセント記号 (%) ワイルドカード文字を使用できます。デバイス・クラス,またはデバイス・タイプを指定する場合は,有効な文字列式を指定しなければなりません。

コマンド・プロシージャのループ内で F$DEVICE 関数を使用して,指定した選択基準に対応するデバイス名を戻すことできます。 F$DEVICE 関数を実行する毎に,基準に合った次のデバイス名を戻します。デバイス名はランダムな順序で戻されます。基準にあったデバイスをすべて戻すと,F$DEVICE 関数は空文字列を戻します。

明示的に (ストリームid 引数を指定して),または暗黙に (ストリームid引数を省略して) ,検索文字列のコンテキストを管理しなければなりません。どちらの場合も, 同一のストリーム (明示的あるいは暗黙的) で F$DEVICE システム・サービスを実行する毎に同じ選択基準を指定しなければなりません。


#1
$ START: 
$     DEVICE_NAME = F$DEVICE("*0:","DISK","RA60") 
$     IF DEVICE_NAME .EQS. "" THEN EXIT 
$     SHOW SYMBOL DEVICE_NAME 
$     GOTO START 
 

ユニット番号 0 の RA60 をすべて表示するコマンド・プロシージャです。

ストリームid引数が指定されていないので, F$DEVICE は暗黙の検索ストリームを使用します。選択基準を変更していないので,デバイス名が順番に返されます。選択基準に合った最後のデバイス名を表示した後, F$DEVICE 関数は空文字列を返しコマンド・プロシージャを終了します。


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