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OpenVMS マニュアル


HP OpenVMS
DCL ディクショナリ


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キーワード CONDENSED と EXPANDED を同時に指定することはできません。この修飾子は,確認が要求された場合に,出力メッセージに表示されるファイル名の書式を指定します。

EXPANDED キーワードが指定されていない場合,ファイル・エラーは CONDENSED ファイル指定で表示されます。

詳細は『OpenVMS システム管理者マニュアル (上巻)』を参照してください。

/SYMLINK=キーワード

この修飾子に対して有効なキーワードは,[NO]WILDCARD および [NO]ELLIPSIS です。これらのキーワードの説明は以下のとおりです。

キーワード 説明
WILDCARD ディレクトリのワイルドカード検索時にシンボリック・リンクが有効になることを指定します。
NOWILDCARD ディレクトリのワイルドカード検索時にシンボリック・リンクが無効になることを指定します。
ELLIPSIS WILDCARD と同じ。
NNOELLIPSIS 反復記号を除き,ワイルドカード・フィールドでシンボリック・リンクが一致することを指定します。

EXCHANG/NETWORK コマンドで指定したファイルがシンボリック・リンクの場合,そのシンボリック・リンクのターゲットに対してコマンドが実行されます。

/TRANSFER_MODE=オプション

転送に使用する入出力方式を指定します。この修飾子は,すべてのファイル形式で使用できます。次のオプションのいずれかを指定できます。

オプション 機能
AUTOMATIC EXCHANGE/NETWORKコマンドが,適切な転送モードを選択します。これが省略時の設定の転送モードです。
BLOCK ブロック入出力用に入力ファイルと出力ファイルの両方をオープンし,ファイルをブロック単位で転送します。
CONVERT[=オプション[,...]] 入力ファイルからレコードを読み込み,ブロックにパックして,ブロック・モードで出力ファイルに書き込みます。次の表にリストしたオプションによって,転送時にどのような付加情報が挿入されるかが決まります。
RECORD レコード入出力用に入力ファイルと出力ファイルをオープンして,ファイルを逐次アクセスで転送します。ターゲット・システムは,レコード操作をサポートしていなければなりません。また,入力ファイルは,レコード入出力アクセスでオープンしなければなりません。

CONVERT 転送モードでは,次の 4 つのオプションを使用して,レコードへの特別な文字の挿入を制御できます。

オプション 機能
CARRIAGE_CONTROL 入力ファイルのキャリッジ制御情報が解釈され,実際の文字に展開されて各レコードに書き込まれます。
COUNTED 各レコードのバイト長がレコードの先頭に書き込まれます。この長さには,各レコードの FIXED_CONTROL,CARRIAGE_CONTROL,および RECORD_SEPARATOR の情報のすべてが含まれます。
FIXED_CONTROL 固定長制御部レコード (VFC) 情報を持つすべての可変長が,データの一部として出力ファイルに書き込まれます。 COUNTED オプションが指定されている場合には,この情報の前にレコード長情報が書き込まれます。
RECORD_SEPARATOR= 区切り文字 各レコードに 1 バイトまたは 2 バイトのレコード区切り文字が挿入されます。レコード区切り文字は,レコード内の最後の文字です。区切り文字には,次の3つのいずれかを指定できます。

  • CR: キャリッジ・リターンだけを指定します。

  • LF: 行送りだけを指定します。

  • CRLF: キャリッジ・リターンと行送りを指定します。


#1
$ EXCHANGE/NETWORK VMS_FILE.DAT KUDOS::FOREIGN_SYS.DAT

この例で EXCHANGE/NETWORK コマンドは,現在の省略時の設定のデバイスおよびディレクトリにある VMS_FILE.DAT ファイルを, OpenVMS 以外のノード KUDOS 上の FOREIGN_SYS.DAT ファイルに転送します。 /TRANSFER_MODE 修飾子が明示的に指定されなかったため, EXCHANGE/NETWORK コマンドは自動的に,転送モードをブロック入出力またはレコード入出力のいずれかに決めます。

#2
$EXCHANGE/NETWORK/TRANSFER_MODE=BLOCK-
_$:KUDOS:FOREIGN_SYS.DAT VMS_FILE.DAT

この例で EXCHANGE/NETWORK コマンドは, OpenVMS 以外のノード KUDOS にある FOREIGN_SYS.DAT ファイルを,現在の省略時の設定のデバイスおよびディレクトリにある VMS_FILE.DAT ファイルに転送します。転送モードとして,ブロック入出力を指定します。

#3
$ EXCHANGE/NETWORK/FDL=VMS_FILE_DEFINITION.FDL-
_$:KUDOS:REMOTE_FILE.TXT VMS_FILE.DAT

この例で EXCHANGE/NETWORK コマンドは,ノード KUDOS の REMOTE_FILE.TXT ファイルを VMS_FILE.DAT ファイルに転送します。出力ファイル VMS_FILE.DAT のファイル属性は,ファイル定義言語 (FDL) ソース・ファイルの VMS_FILE_DEFINITION.FDL から取得されます。 /FDL 修飾子が指定され /TRANSFER_MODE 修飾子が省略されているので,転送モードには,省略時の設定であるブロック入出力を使用します。

FDL ファイルの作成についての詳細は,『OpenVMS Record Management Utilities Reference Manual』を参照してください。

#4
$ EXCHANGE/NETWORK -
_$ /TRANSFER_MODE=CONVERT=(CARRIAGE_CONTROL,COUNTED, -
_$ RECORD_SEPARATOR=CRLF,FIXED_CONTROL) -
_$ PRINT_FILE.TXT  KUDOS::*

この例で EXCHANGE/NETWORK コマンドは,現在の省略時の設定のデバイスおよびディレクトリにある PRINT_FILE.TXT ファイルを, OpenVMS 以外のノード KUDOS の PRINT_FILE.TXT ファイルに転送します。 /TRANSFER_MODE 修飾子に CONVERT オプションが指定されているため,入力ファイルは逐次アクセスで読み込まれ,その後の CONVERT オプションで指定されたように変更されて,ブロック単位で出力ファイルに書き込まれます。出力ブロックとして,収容できるだけの数のレコードがパックされます。

CONVERT オプション CARRIAGE_CONTROL が指定されているので,キャリッジ制御情報は ASCII 文字へ変換されます。また,接頭辞制御と接尾辞制御の使用状況に応じて,キャリッジ制御情報をレコードの前に挿入するか,レコードの後に追加するかを指定します。

CONVERT オプション FIXED_CONTROL は,任意の固定長制御部情報を, ASCII 文字に変換してレコードの先頭に挿入するように指定します。

CONVERT オプション RECORD_SEPARATOR=CRLF は,指定した 2 文字のキャリッジ・リターンおよび行送りをレコードの終端に追加します。

CONVERT オプション COUNTED は,レコードの全体の長さ ( 前の CONVERT オプションのすべての実行結果が追加された後の長さ ) をカウントしたり,結果をレコードの先頭の 2 バイトに挿入したりすることを指定します。


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