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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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目次
まえがき
第 1 章:TCP/IP Servicesのインストレーションとコンフィギュレーションを行う前の準備作業
第 2 章:TCP/IP Servicesのインストレーション
第 3 章:TCP/IP Servicesのコンフィギュレーション
第 4 章:IPv6のコンフィギュレーション
付録 A :TCP/IP Services の新規のインストレーションとコンフィギュレーションの例
索引
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HP TCP/IP Services for OpenVMS | HPE 日本

HP TCP/IP Services for OpenVMS
インストレーション/ コンフィギュレーション・ガイド


目次 索引



BIND リゾルバのコンフィギュレーションを行うには,「Core Environment」メニューからオプション 4 を選択し,次の例のように,BIND サーバの名前とアドレスを入力します。


   HP TCP/IP Services for OpenVMS Core Environment Configuration Menu 
 
        Configuration options: 
 
                 1  -  Domain 
                 2  -  Interfaces 
                 3  -  Routing 
                 4  -  BIND Resolver 
                 5  -  Time Zone 
 
                 A  -  Configure options 1 - 5 
                [E] -  Exit menu 
 
Enter configuration option: 4 
 
BIND RESOLVER Configuration 
 
        A BIND resolver has not been configured. 
 
        HP TCP/IP Services for OpenVMS supports the Berkeley Internet Name 
        Domain (BIND) resolver.  BIND is a network service that enables clients 
        to name resources or objects and share information with other objects 
        on the network. 
 
        Before configuring your system as a BIND resolver, you should 
        first be sure that there is at least one system on the network 
        configured as either a BIND primary or secondary server for 
        this domain. 
 
        You can specify a BIND server by its address or name; 
        however, if specified by name, an entry for it must 
        exist in the TCPIP$HOST database. 
 
        You will be asked one question for each server. 
        Press Return at the prompt to terminate the list. 
 
Enter your BIND server name: odessy 
 
        odessy is not in the local host database. 
 
Enter Internet address for odessy: 16.116.93.66 
 
Enter next BIND server name: 
 
 
        HP TCP/IP Services for OpenVMS Core Environment Configuration Menu 
 
        Configuration options: 
 
                 1  -  Domain 
                 2  -  Interfaces 
                 3  -  Routing 
                 4  -  BIND Resolver 
                 5  -  Time Zone 
 
                 A  -  Configure options 1 - 5 
                [E] -  Exit menu 
 
Enter configuration option: 

BIND リゾルバの現在のコンフィギュレーションを表示するには,「Core Environment」メニューからオプション 4 を選択します。 BIND リゾルバの再コンフィギュレーションを行わない場合は,次の例のように,Return を押して省略時の値を受け入れます。


        HP TCP/IP Services for OpenVMS Core Environment Configuration Menu 
 
        Configuration options: 
 
                 1  -  Domain 
                 2  -  Interfaces 
                 3  -  Routing 
                 4  -  BIND Resolver 
                 5  -  Time Zone 
 
                 A  -  Configure options 1 - 5 
                [E] -  Exit menu 
 
Enter configuration option: 4 
 
BIND RESOLVER Configuration 
 
A BIND resolver has already been configured. 
 
BIND Resolver Configuration 
 
  Transport:  UDP 
  Domain:     sqa.tcpip.zko.hp.com 
  Retry:         2 
  Timeout:       5 
  Servers:    odessy 
  Path:       No values defined 
 
* Do you want to reconfigure BIND [NO]: 
 

次のサンプル出力は,BIND リゾルバのコンフィギュレーションを示しています。


A BIND resolver has already been configured. 
 
BIND Resolver Configuration 
 
  Transport:  UDP 
  Domain:     budget.acme.com 
  Retry:         4 
  Timeout:       4 
  Servers:    island.budget.acme.com 
  Path:       No values defined 
 
* Do you want to reconfigure BIND [NO]: [Return]

この例では,BIND リゾルバに対して何の変更も行われません。

次は,標準時間帯のコンフィギュレーションを行うサンプル出力です。


  TCPIP uses timezone information provided by the OpenVMS Operating 
  System. No additional timezone configuration is needed for TCPIP 
  when the operating system is configured correctly. 
 
  This section verifies the current OpenVMS timezone configuration. 
  A warning message (TCPIP-W-) indicates that corrective action should 
  be taken. TCPIP will appear to operate but components may display 
  either the wrong time or a time inconsistent with other applications. 
 
%TCPIP-I-INFO, Logical name SYS$TIMEZONE_RULE found. 
-TCPIP-I-INFO, Software for automatic Summer/Winter time (TDF) change 
-TCPIP-I-INFO, is present. 
-TCPIP-I-INFO, Further action to ensure TDF change is not necessary. 
 
%TCPIP-I-NORMAL, timezone information verified 
 
Press Return to continue ... 
 

コア環境のコンフィギュレーションの後,Return キーを押すか,オプション E を選択して,「Core Environment」メニューを終了します。 TCP/IP Servicesのすべての構成要素のコンフィギュレーションを行うために,メインのコンフィギュレーション・メニューからオプションAを入力した場合は,次に「Client Components Configuration」メニューが表示され,それ以外の場合,プロシージャはメインのコンフィギュレーション・メニューに戻ります。

3.4.5 クライアント環境のコンフィギュレーション

「Client Components Configuration」メニューを表示するには,メインのコンフィギュレーション・メニューからオプション2 (Client components)を選択します。 TCP/IP Servicesのすべての構成要素のコンフィギュレーションを行うために,メインのコンフィギュレーション・メニューからオプションAを選択した場合には,コア環境サービスのコンフィギュレーションが終了すると,「Client Components Configuration」メニューが自動的に表示されます。

「Client Components Configuration」メニューからオプションAを選択して,すべてのクライアント・サービスのコンフィギュレーションを行います。代わりの方法として,1度に1つのクライアント構成要素のコンフィギュレーションを行うこともできます。以降に示すサンプル出力は,オプションAを選択した場合の処理の進行を示しています。

注意

TCP/IP Services V5.4から,セキュアなログイン,リモート・コマンドの実行,ファイルのコピーおよびファイルの転送を行うためのセキュア・シェル(SSH)のコンフィギュレーションを行い使用することができます。 SSHソフトウェアのコンフィギュレーション,管理および使い方については『 HP TCP/IP Services for OpenVMS Guide to SSH 』を参照してください。

本バージョンの TCP/IP Services の SSH クライアントとサーバは以前のバージョンの SSH で作成したコンフィギュレーション・ファイルを使用することができません。 SSH クライアントとサーバが古いバージョンの SSH で作成したコンフィギュレーション・ファイルを検出した場合,クライアントとサーバの起動に失敗します。詳細は TCP/IP Services のリリース・ノートを参照してください。


 
HP TCP/IP Services for OpenVMS Client Components Configuration Menu 
 
Configuration options: 
 
        1  - DHCP Client      Disabled Stopped 
        2  - FTP Client       Enabled  Stopped 
        3  - NFS Client       Enabled  Started 
        4  - REXEC and RSH    Enabled  Started 
        5  - RLOGIN           Enabled  Started 
        6  - SMTP             Enabled  Started 
        7  - SSH Client       Enabled  Stopped 
        8  - TELNET           Enabled  Started 
        9  - TELNETSYM        Disabled Stopped 
 
        A  - Configure options 1 - 9 
       [E] - Exit menu 
 
 

サンプルの「Client Components Configuration」メニューでは,ほとんどのクライアントが有効で,そのすべてが停止していることに注意してください。クライアントは,TCP/IP Services コンフィギュレーション・データベース (TCPIP$CONFIGURATION.DAT) で有効になっている場合,有効になります。有効なサービスは,次に TCP/IP Services が起動されるときに起動されます。そのサービスのコンギフュレーション・メニューから「Start service」オプションを選択すると,TCP/IP Services を再起動しなくても,特定のサービスを起動 (または停止) することもできます。また, 第 3.11.3 項 で説明するように,コマンド・プロシージャを使用することにより,特定のサービスを起動または停止することができます。

サービスの最初のステータスは,システムに他の TCP/IP Services をインストールしているかどうかや,ソフトウェアまたは個々のサービスを起動しているかどうかによって異なります。新しいシステムでは,すべてのサービスが無効になっています (省略時の設定)。サービスのステータスは,「Core Environment」メニューでの選択によっても影響を受けます。

リソースの消費を最小限にするには,確実に使用するサービスだけを有効にして起動します。使用する予定のないサービスは無効にします。

すべてのクライアント・サービスのコンフィギュレーションを行うには,オプションAを選択します。

次は,FTP クライアントのコンフィギュレーションの出力例です。他のクライアントのコンフィギュレーション出力は,異なることがあります。関連するサーバを持つクライアント (FTP など) のコンフィギュレーションを行った後は,対応するサーバのコンフィギュレーションを行うかどうかの問い合わせがあります。


Enter configuration option: 2 [Return]
 
FTP CLIENT Configuration 
 
Service is enabled on specific node. 
Service is stopped. 
 
         FTP CLIENT configuration options: 
 
                 1 - Disable service on this node 
 
                 2 - Start service on this node                 
 
                [E] - Exit FTP_CLIENT configuration 
 
Enter configuration option: 1 [Return]
 
The FTP SERVER is enabled. 
 
* Do you want to configure the FTP SERVER [NO] ? [Return]
 

前述の例では,FTP クライアントは元々有効になっており,オプション1を選択して無効にします。コンフィギュレーション・プロシージャは,現在FTPサーバが有効になっており,同様にコンフィギュレーションを行うかどうかを問い合わせます。

次の例は,無効になっている FTP クライアントを有効にする場合のコンフィギュレーション出力を示しています。


FTP CLIENT Configuration 
 
Service is not enabled. 
Service is stopped. 
 
        FTP CLIENT configuration options: 
 
                 1 - Enable service on this node 
 
                 2 - Enable & Start service on this node 
 
                [E] - Exit FTP_CLIENT configuration 
 
Enter configuration option: 2 [Return]

前述の例と同様,この例でも,TCP/IP Services ソフトウェアはすでに起動されているため,クライアントを有効にするオプションに加えて,クライアントを起動するオプションもあります。オプション1を選択すると,FTP サービスが有効にされて, TCP/IP Services が次に起動されるときに FTP が起動されます。オプション2を選択すると,FTP サービスが直ちに起動され,その後は TCP/IP カーネルが起動されるたびに起動されます。

TCP/IP Services ソフトウェアがまだ起動されていない場合,「FTP Client Components Configuration」メニューには,次の例のように,サービスを有効にするオプションしか表示されません。


                1 - Enable service on this node 
 
               [E] - Exit FTP_CLIENT configuration 

クライアント構成要素環境のコンフィギュレーションを行った後, Returnキーを押すか,またはオプションEを選択して,「Client Components」メニューを終了します。すべてのTCP/IP Services構成要素のコンフィギュレーションを行うために,メインのコンフィギュレーション・メニューからオプションAを選択した場合には,次に「Server Components Configuration」メニューが表示され,それ以外の場合には,プロシージャはメインのコンフィギュレーション・メニューに戻ります。

3.4.6 サーバ環境のコンフィギュレーション

「Server Components Configuration」メニューを表示するには,メインのコンフィギュレーション・メニューからオプション3 (Server components) を選択します。 TCP/IP Servicesのすべての構成要素のコンフィギュレーションを行うためにメインのコンフィギュレーション・メニューからオプションAを選択した場合には,クライアント・サービスのコンフィギュレーションが終了すると,「Server Components Configuration」メニューが自動的に表示されます。

注意

TCP/IP Services V5.4から,セキュアなログイン,リモート・コマンドの実行,ファイルのコピーおよびファイルの転送を行うためのセキュア・シェル(SSH)のコンフィギュレーションを行い使用することができます。 SSHソフトウェアのコンフィギュレーション,管理および使い方については『 HP TCP/IP Services for OpenVMS Guide to SSH 』および TCP/IP Services リリース・ノートを参照してください。


                                           
HP TCP/IP Services for OpenVMS Server Components Configuration Menu 
 
  1 - BIND         Enabled  Started    12 - NTP         Enabled  Started 
  2 - BOOTP        Disabled Stopped    13 - PC-NFS      Enabled  Started 
  3 - DHCP         Disabled Stopped    14 - POP         Enabled  Started 
  4 - FINGER       Enabled  Started    15 - PORTMAPPER  Enabled  Started 
  5 - FTP          Enabled  Started    16 - RLOGIN      Enabled  Started 
  6 - IMAP         Disabled Stopped    17 - RMT         Disabled Stopped 
  7 - LBROKER      Disabled Stopped    18 - SNMP        Enabled  Stopped 
  8 - LPR/LPD      Disabled Stopped    19 - SSH         Enabled  Started 
  9 - METRIC       Enabled  Started    20 - TELNET      Enabled  Started 
 10 - NFS          Enabled  Started    21 - TFTP        Enabled  Started 
 11 - LOCKD/STATD  Disabled Stopped    22 - XDM         Enabled  Started 
 
 
  A  -  Configure options 1 - 22 
 [E] -  Exit menu 
 
Enter configuration option: 

サーバは,TCP/IP Services コンフィギュレーション・データベース (TCPIP$CONFIGURATION.DAT) に追加されている場合,起動が有効になり,次に TCP/IP Services を起動するときに起動されます。そのサーバのコンフィギュレーション・メニューから「Start service」オプションを選択すると, TCP/IP Services を再起動しなくても,特定のサーバを起動 (または停止) することもできます。また, 第 3.11.3 項 で説明するように,コマンド・プロシージャを使用することにより,特定のサーバを起動または停止することができます。

サーバの最初のステータスは,システムに他の TCP/IP Services をインストールしているかどうかや,ソフトウェアまたは個々のサーバを起動しているかどうかによって異なります。リソースの消費を最小限にするには,使用する予定のある特定のサーバを有効にして起動し,使用しないサーバは無効にします。オプションAを選択すると,すべてのサーバのコンフィギュレーションを行うことができます。

関連するクライアント・サービスを持つサーバ (FTP サーバとクライアントなど) では,サーバのコンフィギュレーションを行うと,対応するクライアントのコンフィギュレーションを行うかどうかの問い合わせがあります。

注意

TELNET および RLOGIN は,クライアント・メニューから有効にすることができます。 TELNET または RLOGIN サーバを無効にしたい場合には,そのサービスを無効にする必要があります。 TELNET サーバまたはRLOGIN サーバを有効または無効にするには,「Client Components Configuration」メニューを使用して,適切なクライアントを選択し,「Disable and Stop service on this node」オプションを選択することにより,サービスを無効にして停止します。

次は,XDM サーバのコンフィギュレーション出力の例です。他のサーバのコンフィギュレーションでは,表示が異なることがあります。


Enter configuration option: 21 [Return]
 
XDM Configuration 
 
Service is defined in the SYSUAF. 
Service is not defined in the TCPIP$SERVICE database. 
Service is not enabled. 
Service is stopped. 
 
 XDM configuration options: 
 
   1 - Enable service on this node 
 
  [E] - Exit XDM configuration 
 
Enter configuration option: 

注意

XDM では,次の DECwindows の構成要素がインストールされている必要があります。

  • SYS$COMMON:[SYSLIB]DECW$XLIBSHR.EXE

  • SYS$COMMON:[SYSLIB]DECW$XTLIBSHRR5.EXE

TCPIP$CONFIG コンフィギュレーション・プロシージャは,これらの構成要素がインストールされているかどうかをチェックします。見つからない場合,TCPIP$CONFIG はユーザに通知し,後で XDM を起動しようとする前に, XDM のコンフィギュレーションを行い DECwindows の構成要素をインストールするオプションを提供します。次のように,通知およびプロンプトが表示されます。


XDM requires DECwindows components that are not installed. 
Attempts to activate XDM will fail. 
 
Type C to continue with XDM configuration, or E to exit [ E ]: 

サーバ構成要素のコンフィギュレーションが終了すると,Return キーを押すか,オプションEを選択して,「Server Components Configuration」メニューを終了します。 TCP/IP Servicesのすべての構成要素のコンフィギュレーションを行うために,メインのコンフィギュレーション・メニューからオプションAを選択した場合は,「Optional Components Configuration」メニューが次に表示され,それ以外の場合,プロシージャはメインのコンフィギュレーション・メニューに戻ります。


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