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OpenVMS マニュアル


HP OpenVMS
システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル


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VHPT が作成される場合,最小のサイズは 32 KB です。 VHPT_SIZE は,2 KB のべき乗のサイズでなければなりません。指定された数が 2 のべき乗でなければ, OpenVMS は指定された数に近い 2 のべき乗を,システムの VHPT サイズとして選択します。

システムのスタートップ時に十分なメモリが利用できないと,OpenVMS は,各 CPU に対して小さい VHPT サイズを選択することがあります。

考えられる VHPT_SIZE 値を,次の表にまとめます。

説明
0 各 CPU に VHPT を作成しません。
1 (デフォルト) OpenVMS が,各 CPU に合ったサイズの VHPT を選択します。
n nKB の VHTP を,各 CPU に作成します。 n は 32 以上で,2 のべき乗の値です。(ただし最大値は,プラットフォームによって異なります。)



VIRTUALPAGECNT (A,G,M)

VAX システムでは,VIRTUALPAGECNT は1 つのプロセスにマップできる仮想ページの最大数を設定します。プログラムは仮想空間を任意の割合で, P0 テーブルと P1 テーブルに分割できます。

ライブラリの圧縮を解除するために SYS$UPDATE:LIBDECOMP.COM を使用するときに,VIRTUALPAGECNT の設定が小さい場合には,利用者登録ファイルの PGFLQUOTA フィールドをライブラリのサイズの少なくとも 2 倍以上に設定してください。

インストール時に,AUTOGEN は VIRTUALPAGECNT の値を適切な値に自動的に設定します。値は構成に応じて異なります。つまり,システムのグラフィック・アダプタの種類と数に応じて異なります。グラフィック構成にとって必要な最小値より小さい値に VIRTUALPAGECNT を設定することはできません。

VIRTUALPAGECNT の設定はシステム・メモリではなく,ハードウェア・アドレス空間をサポートするため,ページ・ファイルのサイズを判断するときに,AUTOGEN が設定した VIRTUALPAGECNT の値を使用しないでください。

OpenVMS バージョン 7.0 以降の Alpha システムでは, VIRTUALPAGECNT は使用されていません。しかし,Alpha および I64 システムでは,互換性を維持するためにこのパラメータがそのまま残されており,省略時の値と最大値は %X7FFFFFFF に設定されています。SYSBOOT と AUTOGEN ではこの省略時の値を使用します。

VMS*

VMSD1, VMSD2, VMSD3, VMSD4, VMS5, VMS6, VMS7, VMS8 は弊社が使用するために予約されている特殊パラメータです。 VMSD1 〜 VMSD4 は,DYNAMIC パラメータです。

VOTES (A)

OpenVMS Cluster メンバ・システムがクォーラムに提供するボート数を指定します。

WBM_MSG_INT (D)

OpenVMS Cluster システムにおいて,マスタ書き込みビットマップとそれに対応するローカル書き込みビットマップの間の更新通信量を管理できる 3 つのシステム・パラメータのうちの 1 つです。他のパラメータは WBM_MSG_UPPER と WBM_MSG_LOWER です。これらのパラメータは,送信メッセージの頻度がテストされる間隔を設定し,また,メッセージを 1 つの SCS メッセージにグループ化するか, 1 つずつ送信するかを決定する上限と下限のしきい値を設定します。

単一メッセージ・モードでは,WBM_MSG_INT は最も適切な書き込みビットマップ・メッセージ・モードの評価の時間間隔をミリ秒単位で設定します。単一メッセージ・モードでは,各リモート・ノードによって発行された書き込みは,省略時の設定で,マスタ書き込みビットマップを備えたノードに対して,個別の SCS メッセージで 1 つずつ送信されます。リモート・ノードから送信された書き込みが指定された時間間隔中にメッセージの上限しきい値に達した場合,単一メッセージ・モードはバッファ化メッセージ・モードに切り替わります。

バッファ化メッセージ・モードでは,WBM_MSG_INT はメッセージが送信されるまでに待機する最大時間になります。バッファ化メッセージ・モードで,メッセージは指定された時間間隔の間,収集されてから, 1 つの SCS メッセージで送信されます。メッセージの通信量が増加している間は,複数のメッセージをグループ化し, 1 つの SCS メッセージにしてマスタ書き込みビットマップに送信する方が,通常は,メッセージを 1 つずつ個別に送信するよりも効率的です。

WBM_MSG_INT の最小値は 10 ミリ秒です。最大値は -1 であり,これは,1 ロングワードで表現できる最大の正の値に相当します。省略時の値は 10 ミリ秒です。

WBM_MSG_LOWER (D)

OpenVMS Cluster システムにおいて,マスタ書き込みビットマップとそれに対応するローカル書き込みビットマップの間の更新通信量を管理できる 3 つのシステム・パラメータのうちの 1 つです。他のパラメータは WBM_MSG_INT と WBM_MSG_UPPER です。これらのパラメータは,送信メッセージの頻度がテストされる間隔を設定し,また,メッセージを 1 つの SCS メッセージにグループ化するか, 1 つずつ送信するかを決定する上限と下限のしきい値を設定します。

WBM_MSG_LOWER は,単一メッセージ・モードを起動するテスト時間間隔中に送信されるメッセージ数の下限のしきい値です。単一メッセージ・モードでは,各リモート・ノードによって発行された書き込みは,省略時の設定で,マスタ書き込みビットマップを備えたノードに対して,個別の SCS メッセージで 1 つずつ送信されます。リモート・ノードから送信された書き込みが指定された時間間隔中にメッセージの上限しきい値に達した場合,単一メッセージ・モードはバッファ化メッセージ・モードに切り替わります。

WBM_MSG_LOWER の最小値は時間間隔に付き 0 メッセージです。最大値は -1 であり,これは,1 ロングワードで表現できる最大の正の値に相当します。省略時の値は 10 です。

WBM_MSG_UPPER (D)

OpenVMS Cluster システムにおいて,マスタ書き込みビットマップとそれに対応するローカル書き込みビットマップの間の更新通信量を管理できる 3 つのシステム・パラメータのうちの 1 つです。他のパラメータは WBM_MSG_INT と WBM_MSG_LOWER です。これらのパラメータは,送信メッセージの頻度がテストされる間隔を設定し,また,メッセージを 1 つの SCS メッセージにグループ化するか, 1 つずつ送信するかを決定する上限と下限のしきい値を設定します。

WBM_MSG_UPPER は,テスト時間間隔中に送信される,バッファ化メッセージ・モードを起動するメッセージ数の上限しきい値です。バッファ化メッセージ・モードで,メッセージは指定された時間間隔の間,収集されてから, 1 つの SCS メッセージで送信されます。

WBM_MSG_UPPER の最小値は時間間隔に付き 0 メッセージです。最大値は -1 であり,これは,1 ロングワードで表現できる最大の正の値に相当します。省略時の値は 20 秒です。

WBM_OPCOM_LVL (D)

書き込みビットマップ・システム・メッセージが,オペレータ・コンソールに送信されるかどうかを制御します。次の表に指定可能な値を示します。

説明
0 メッセージはオフになる。
1 省略時の設定。メッセージは,ビットマップの開始,削除,名称の変更,および, SCS メッセージ・モード (バッファ化または単一) の変更時に提供される。
2 1 の設定のすべてのメッセージと,さらに多くが提供される。



WINDOW_SYSTEM (D)

ウィンドウ・システムをワークステーションで使用することを指定します。次のいずれかの値を指定します。

説明
1 DECwindows Motif for OpenVMSワークステーション環境をロードする。
2 UISワークステーション環境をロードする。



WLKSYSDSK

(Alpha および I64) WLKSYSDSK はさまざまなブートストラップ・コンポーネントでシステム・ディスクがライト・ロックされたように扱われるかどうかを決定します。このパラメータは,主に OpenVMS にCDからブートすることを許可するために使用されます。

WPRE_SIZE (D)

WPRE_SIZE はウォッチポイント・ドライバでウォッチポイント・リカバリ・エントリ (WPRE) を収納するために割り当てるページ数を指定します。

この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

WPTTE_SIZE (D)

WPTTE_SIZE は,WPDRIVER がウォッチポイント・トレース・テーブルに作成するエントリの数です。

この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

WRITABLESYS

システム・コードを書き込み可能にするかどうかを制御します。このパラメータに 1 を設定するのは,デバッグする場合だけです。

この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

WRITESYSPARAMS (D)

VAXシステムでは,パラメータはSYSBOOTで変更され,STARTUP.COMによってVAXVMSSYS.PARに書き込まれます。

Alphaシステムと I64 システムでは,パラメータはSYSBOOTで変更され,STARTUP.COMによって ALPHAVMSSYS.PARに書き込まれます。

この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

WSDEC (A,D,M)

このパラメータ値を上げると,ワーキング・セットの制限値を下げる必要が生じる速度が早くなります。

OpenVMS VAX システムでは,各調整時点でワーキング・セットの制限を自動的に下げるページ数を指定します (クォンタムの終わり)。たとえば 35 を設定すると,ワーキング・セットの制限値の低減が必要となるたびに,35 ページ減少させます。

Alpha システムと I64 システムでは,各調整時点でワーキング・セットの制限を自動的に下げるページレット数を指定します (クォンタムの終わり)。たとえば 35 を設定すると,ワーキング・セットの制限値を低減が必要となるたびに,35 ページレット減少させます。

WSINC (D,M, Alpha システムおよび I64 システムで A)

このパラメータ値を下げると,ワーキング・セットの制限値を上げる必要が生じる速度が遅くなります。制限値を迅速に上げることは性能上重要であるため,通常は高い値を設定します。

VAX システムにおいて,各調整間隔で自動的にワーキング・セット・リミットが拡大されるページ数を指定します (クォンタム・エンド)。たとえば,150 に設定した場合には,システムは拡大が必要になるたびに,ワーキング・セット・リミットを 150 ページずつ拡大します。 VAX システムの省略時の値は 150 ページ (1 ページは 512 バイト) です。

Alpha システムと I64 システムでは,各調整間隔でワーキング・セット・リミットが自動的に拡大されるときのページレット数を指定します (クォンタム・エンド)。たとえば,150 に設定した場合には,システムは拡大が必要になるたびに,ワーキング・セット・リミットを 150 ページレットずつ拡大します。Alpha システムと I64 システムの省略時の値は 2400 ページレット (1 ページは 512 バイト) です (Alpha と I64 のページでは 150ページ (1 ページは 8192 バイト))。

0 を設定した場合,すべてのプロセスのワーキング・セット制限の自動調整を禁止します。制限値は基本値のままとなります。DCL の SET WORKING_SET コマンドを実行することにより,ワーキング・セット制限の自動調整をプロセス単位で禁止することができます。

WSMAX (A,G,M)

ワーキング・セットの最大ページ数を,システム単位で設定します。 WSMAX は,最初の32MBの4分の1,32MBから256MBの第16番目, 256MB以上(もし存在すれば)の64番目の合計で算出されます。

これは実際,それほどワーキング・セットが大きくないユーザを多数持つシステムの管理者を助けてくれるものです。ユーザ数(プロセス数)が多くないが非常に多くの物理メモリを必要とするようなシステムでは,MIN_WSMAX をこれらのプロセスが満足できるような値に設定しておく必要があります。

WS_OPA0

(VAX のみ) ワークステーションの QVSS 画面への OPA0 出力を許可します。1 を指定した場合,OPA0 が QVSS 画面に出力され, 0 を指定した場合,OPA0 の出力は無視されます。

XQPCTL2

高度な並行処理を制御します。省略時の値は 1 で並行処理をオンにします。 XQPCTL2 を 0 に設定すると,高度な並行処理がオフになります。このパラメータは拡張キャッシュとファイル ID キャッシュへのローカル・アクセスに影響を与えます。

この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

XQPCTLD1

マルチスレッドを制御します。マルチスレッドは, PATHWORKS サーバでのみ使用することができます。省略時の値は 8 でマルチスレッドを許可します。 XQPCTLD1 を 0 に設定すると,マルチスレッドが禁止されます。

この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

ZERO_LIST_HI (A,D)

(Alpha および I64) ゼロ化しゼロ化ページ・リストに記録される最大ページ数を示します。このリストは,0 だけを格納するページのキャッシュとして使用します。このため,ゼロ化ページの割り当て効率が向上します。


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