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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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目次
まえがき
第 1 章:本書の概要
第 2 章:一般ユーザ向けリリース・ノート
第 3 章:システム管理者向けリリース・ノート
第 4 章:プログラミングに関するリリース・ノート
第 5 章: 関連ドキュメントに関するリリース・ノート
第 6 章:日本語機能に関するリリース・ノート
付録 A :OSF/Motif リリース 1.2 リリース・ノート
付録 B :OSF/Motif サンプル・プログラム
索引
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日本語 HP DECwindows Motif for OpenVMS | HPE 日本

日本語 HP DECwindows Motif
for OpenVMS
リリース・ノート


目次 索引



V1.5

プロセス・テーブル (あるいはジョブ・テーブル)で DECW$IPV6_SUPPORT 論理名が TCP_IS_IPV6 と定義されている一方で,システム・テーブル (あるいはグループ・テーブル) ではそのように定義されていない場合, CREATE/TERMINAL コマンドがフェールする場合があります。この問題は,指定した表示がTCP/IP トランスポートを使用し,ノード名が IPv6 形式のアドレスの場合 (あるいはIPv6 サポート・トランスポートでのみアクセス可能な場合)に発生します。

この場合,切り離されたプロセスのターミナル・コントローラは DECW$IPV6_SUPPORT 論理名の値がわからず,デフォルトの TCP/IP トランスポート値 INET を割り当てます。

矛盾が発生した場合は,表示デバイスのネットワーク・トランスポートの値を INET あるいは INET6 に変更し,CREATE/TERMINAL コマンドを繰り返してください。利用できるトランスポート値の一覧は,『日本語 DECwindows Motif for OpenVMS 環境設定の手引き』を参照してください。

V1.3--1

eXcursion を使用して漢字端末エミュレータを表示する場合あるいは XINERAMA マルチスレッド・システムで漢字端末エミュレータを表示する場合にスクロールの問題が発生するのを防止するために,新しいリソースである ignoreVisibilityが追加されました。これらの問題の発生を防止するには,次の行を漢字端末エミュレータのオプション・ファイルに挿入します。


*.ignoreVisibility: True 

設定を保存して有効にするには,[オプションの保存] を選択し,ディスプレイ上ですべての漢字端末エミュレータをいったん閉じた後,再起動してください。

V1.3

Kerberos 認証を使用している場合, DECterm コントローラを起動できないことがあります。この問題を回避するには,SYLOGIN.COM の MODE_OTHER セクション内で Kerberos が初期化 (@SYS$MANAGER:KRB$SYMBOLS.COM) されるように SYLOGIN.COM を変更します。

V1.3

eXcursion と DECwindows Motif でのユーロ記号のサポート方法の違いにより,eXcursion 経由で起動された漢字端末エミュレータ・ウィンドウにはユーロ記号が正しく表示されないことがあります。漢字端末エミュレータは Latin-9 フォントを,同等の Latin-1 フォントに置き換えます。これにより,ユーロ記号の表示で問題が発生します。

フォントの置き換えが起こらないようにするには,eXcursion のフォント・エイリアス・ファイルを,eXcursion のリリース・ノートで説明されているように変更します。このリリース・ノートには,エイリアス・ファイルの編集方法の他,ユーロ通貨記号のサポートに関連するその他の制限事項が説明されています。

V1.3

XINERAMA 拡張と Powerstorm 4d20 グラフィック・カードを使用するマルチヘッド構成では,漢字端末エミュレータ・ウィンドウにテキストが正しく表示されないことがあります。ただしそれでも,キーボード入力は処理されます。

この問題を解決するためには,各ウィンドウから xrefresh ユーティリティを実行して,影響する DECterm ウィンドウのテキストをリフレッシュしてください。


$  RUN DECW$UTILS:XREFRESH



V1.2--5

XUI ウィンドウ・マネージャの使用時に, [端末の自動サイズ変更] をオンにしているときに,マウスを使用して漢字端末エミュレータ・ウィンドウをサイズ変更すると,漢字端末エミュレータ・ウィンドウが縮んでしまいます。この問題を回避するには,漢字端末エミュレータのリソース・ファイル DECW$TERMINAL_DEFAULT.DAT あるいは DECW$TERMINAL_DEFAULT_JA_JP.DAT ファイルに次の行を追加します。


DECW$TERMINAL.main.terminal.useWMHints: false 

この変更を行うと,ウィンドウ・マネージャが文字数でなくピクセル値で漢字端末エミュレータ・ウィンドウのサイズを表示するようになることに注意してください。また,漢字端末エミュレータ・ウィンドウを最大化すると,正常に元のサイズに戻らない場合があるかもしれませんが,縮んでしまうことはなくなります。

V1.2--4

現在は,ディスプレイのロケールを使用して,漢字端末エミュレータのリソース・ファイル名を作成します。たとえば,ロケールが「ja_JP」に設定されている場合は,デフォルトのリソース・ファイル名はDECW$TERMINAL_DEFAULT_JA_JP.DATになります。

ただし,ユーザが特定のロケールで1回以上「保存」オプションを選択するまで,漢字端末エミュレータでは古いリソース・ファイル名を使用します。漢字端末エミュレータのデフォルトのリソース・ファイル名はロケールが次のいずれかに該当する場合,継続して DECW$TERMINAL_DEFAULT.DAT となります。

  • "C" の場合

  • "en_US" で始まる場合

  • "8859-1" が入っている場合



V1.2--4

漢字端末エミュレータのコントローラは,漢字端末エミュレータのウィンドウを最高23枚まで作成できます。これは,使用する各ウィンドウについてイベント・フラグ1個が必要で,漢字端末エミュレータは23個までイベント・フラグを使用できるためです。イベント・フラグ0とイベント・フラグ24〜32は,漢字端末エミュレータでは使用することができません。

ウィンドウを24枚以上必要とする場合は,新しいコントローラを作成する必要があります。新しいコントローラを作成するには,次のコマンドを入力してください。


$ MCR DECW$TERMINAL

このコマンドは最後のウィンドウが閉じるまで戻らないため,このコマンドを実行するウィンドウはこれ以外の用途には使用できないことに注意してください。この方法でコントローラを起動した後は, DCLコマンドのCREATE/TERMINALで新たに23枚のウィンドウを作成することができます。

V1.2--3

[端末ウィンドウの自動サイズ変更] オプションを有効にして漢字端末エミュレータ・ウィンドウを最大化すると,最も近いセル境界までウィンドウが拡大しますが,必ずしも全画面に拡大されるわけではありません。 [元のサイズに戻す] オプションの機能は従来どおりです。

V1.2--3

ウィンドウ・マネージャの [ワークスペース・オプション] ダイアログ・ボックスで [フィードバックを表示] オプションを有効にして,漢字端末エミュレータ・ウィンドウのサイズを変更すると,ピクセル値ではなく文字数でウィンドウ・サイズが報告されます。

V1.2--3

漢字端末エミュレータの[キーボード・オプション]ダイアログ・ボックスでは, [オート・リピート]設定を変更することはできません。設定を変更する場合は,セッション・マネージャ ( 従来の DECwindows Desktop ) あるいはスタイル・マネージャ ( New Desktop ) の [キーボード]ダイアログ・ボックスを使用してください。

V1.2--3

著作権についての注意書きは,端末に表示されてから 10 秒間キーボードまたはマウスの操作がないと,漢字端末エミュレータの画面から消えます。

V1.2

漢字端末エミュレータでは,正しく動作しないフォントもあります。漢字端末エミュレータは文字セル端末をエミュレートしているため,各グリフが同じピクセル幅を処理し,アセンダーとディセンダーがバウンディング・ボックスの境界を越えることのない,モノスペースの等幅フォントであることを前提に実装されています。このため,プロポーショナル・フォントを選択することもできますが,その結果を保証することはできません。

さらに,漢字端末エミュレータのフォントは26種の関連するフォント・ファミリとして提供されます。この中には太字,横倍画,縦横倍画,通常,縮小等の種類があります。また,漢字端末エミュレータには,線画文字および弊社技術文字セットなどの特殊文字が含まれています。漢字端末エミュレータのフォント・ファミリは,フォント名の表記法によって識別されます。

関連するすべてのフォント・ファミリ変形文字を持たないフォント,必要な特殊文字を含まないフォント,漢字端末エミュレータのフォント・ファミリの表記法に従わないフォント・ファミリでは,表示その他の面で望まれる結果が期待できない場合があります。

選択したフォントを DECterm が見つけられない場合,あるいは選択したフォント・ファミリに存在しないフォントに遭遇した場合,フォントが見つからないことを示す警告メッセージが表示されます。この場合 DECterm は,指定したフォントの代わりに別のフォントを使用して処理を進めます。

V1.1

表 2-1 には,漢字端末エミュレータがサポートする論理名が記載されています。これらの論理名が LOGIN.COM ファイルで定義されていない場合,コントローラは省略時の値を使用します。

表 2-1 漢字端末エミュレータがサポートする論理名
論理名 説明
DECTERM_DIAG 診断メッセージを可能にします。
DECTERM_SHOW_PARSING 構文解析どおりに文字を表示します。
DECW$DECTERM_OUTPUT 診断出力ファイル名。デフォルトは SYS$OUTPUT。
DECW$DECTERM_REGIS_CURSOR ReGIS に使用するカーソルを指定します。
DECW$TERMINAL_NODENAME コントローラが別の名前を見つけられないときに使用するノード名。
DECW$DECTERM_CTRL_SSRWAIT コントローラ用の SSRWAIT フラグに 1 を設定します。
DECW$DECTERM_CTRL_PSWAPM コントローラ用の PSWAPM フラグに 1 を設定します。
DECW$DECTERM_CTRL_WSEXTENT コントローラ用に WSEXTENT クォータを設定します。
DECW$DECTERM_CTRL_WSQUOTA コントローラ用に WSQUOTA クォータを設定します。
DECW$DECTERM_DISABLE_QUOTA_CHECKING クォータ・チェックをオフにします。
DECW$DECTERM_MEM_DIAG コントローラのクォータ計算を表示します。



V1.1

ポート装置への画面印刷サービスを使用するには,そのポート装置に対する読み込みおよび書き込み特権が必要です。コントローラが装置に対するアクセスを必要とするため,装置を割り当てただけでは画面印刷を行うことはできません。その装置を WORLD:RW に設定してください。

たとえば, VAX 3100 のプリンタ・ポートを使用する場合は,特権アカウントから次のコマンドを入力するか,システム・スタートアップ・ファイルに含めておかなければなりません。


$ SET PROTECTION=WORLD:RW TTA3:/DEVICE



V1.1

画面ホールド・キーの応答時間が遅すぎる場合には,使用している
DECW$TERMINAL_DEFAULT.DAT あるいは DECW$TERMINAL_DEFAULT_JA_JP.DAT ファイルに次の行を追加します。


DECW$TERMINAL.main.terminal.syncFrequency: 1 
DECW$TERMINAL.main.terminal.batchScrollCount: 1 

これらのリソースの使用によって,漢字端末エミュレータ・ウィンドウの性能が影響を受ける場合があります。影響の度合いはサイトによって異なります。スクロールの速度を犠牲にして画面ホールドの反応時間を向上することができます。画面ホールドの反応速度を速めると,スクロールの速度は遅くなります。省略時には,これらのリソースは,それぞれ 10 と 0 に設定されています。

V1.1

次は,漢字端末エミュレータのグラフィックスに固有の情報です。

  • 状況により,漢字端末エミュレータで専用のカラーマップが作成される場合があります。ウィンドウに ReGIS またはシクセル・グラフィックスが表示され,省略時のカラーマップから十分なカラー数をそれらに割り当てることができない場合,この専用のカラーマップが作成されます。結果的に,漢字端末エミュレータ・ウィンドウが入力フォーカスを持つと,全ワークステーション用のカラーマップが変更されます。省略時のカラーマップは, 4プレーン・システムまたはモノクロ・システムでは4色であり, 4プレーンより上のカラー・システムでは16色です。
    漢字端末エミュレータ・ウィンドウを省略時のカラーマップに戻すには, [コマンド] メニューから [画面消去] を選択してそのウィンドウを消去し,さらに[コマンド]メニューから[端末リセット]を選択して端末をリセットしてください。

  • 漢字端末エミュレータが専用のカラーマップを使用中に作成されたダイアログ・ボックスはどれも黒く見えます。これを防ぐには,漢字端末エミュレータが省略時のカラーマップを使用しているときにダイアログ・ボックスを作成 (つまり,初めての作成) してください。

  • グラフィックス・バッキング・ストアには,グラフィックスしか書き込めず,テキストは書き込めません。ウィンドウの一部を漢字端末エミュレータに描き直す必要があった場合,まず最初にそのウィンドウのグラフィックス部分が描かれ,続いてその上にテキストが重ね書きされます。結果的に,最初の表示と同一にはなりません。

  • ReGIS は,正確に 24行×80桁のウィンドウではないウィンドウを指定します。したがって,テキストとグラフィックスの関係は, VT330 または VT340 の状態と必ずしも一致しません。

  • ReGISの次の機能は使用できません。

    • コマンド表示モード

    • スクローリング

    • 出力カーソル



V1.1

システムのリソースおよびクォータに許可された数よりも多くの端末ウィンドウを作成することはできません。前バージョンの漢字端末エミュレータでは,クォータを超えた場合に漢字端末エミュレータのコントローラ・プロセスがクラッシュし,すべての漢字端末エミュレータ・ウィンドウが消えてしまいました。本バージョンでは,リソースが不足した場合は,ダイアログ・ボックスが表示されて,これ以上は漢字端末エミュレータ・ウィンドウを増やせないことを示すメッセージが通知されます。

各漢字端末エミュレータ・ウィンドウのメモリ要求を減らして,新しい端末ウィンドウを作成するには, [表示]ダイアログ・ボックスの[保存行]の数を減らし,各漢字端末エミュレータ・ウィンドウの桁数を減らしてください。

リソースの上限に達した場合は,一旦ホスト・システム上で実行しているすべての漢字端末エミュレータ・ウィンドウからログ・アウトしないかぎり,端末ウィンドウの数を増やすことはできません。

V1.1

致命的な重大度レベルの状態コードが返されると,漢字端末エミュレータは診断ファイルを作成します。漢字端末エミュレータが異常終了した場合は,ファイル DECTERM_ERROR.LOG がログイン・ディレクトリに作成されます。漢字端末エミュレータに問題が発生した場合は,弊社のサービス担当者にログ・ファイルのコピーを提出してください。問題がなくてもログ・ファイルが作成される場合があるので,ログ・ファイルが作成されたからといって問題が発生しているとはかぎりません。したがって,ログ・ファイルだけが単独で作成された場合は,問題が生じたとはいえません。

DECTERM_DIAG という論理名またはシンボルを定義することによって,追加レベルの診断メッセージを使用することができます。これを定義した場合,拡張された診断メッセージが漢字端末エミュレータによって表示されます。このモードは問題の診断にのみ使用してください。このモードでは,セッション・マネージャから新しい漢字端末エミュレータを作成するたびに,セッション・マネージャのメッセージ・ウィンドウが作成されます。

論理名 DECW$DECTERM_OUTPUT をファイルを指すように定義して,通常の漢字端末エミュレータ診断を有効にすることもできます。


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