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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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目次
まえがき
第 1 章:日本語 EVE 概要
第 2 章:日本語EVEの拡張機能
第 3 章:DECwindows で起動する日本語 EVE
第 4 章:日本語 EVE コマンド・ディクショナリ
付録 A :定義済みキー一覧表
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日本語 HP OpenVMS | HPE 日本(日本ヒューレット・パッカード株式会社)

日本語 HP OpenVMS
日本語 EVE リファレンス・マニュアル


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第 3 章
DECwindows で起動する日本語 EVE

日本語 EVE は,従来のキャラクタセル端末だけでなく, DECwindows の環境でも使うことができます。大部分のコマンドとキーパッド機能は,どちらの環境でも同様に動作します。

3.1 特徴

まず最初に,DECwindows 版日本語 EVE の特徴について簡単に説明します。

クリップボード

クリップボードを使用して,テキストの複写,削除,回復操作を実行し,日本語 EVE と他の DECwindows アプリケーションの間でテキストを移動することができます。使用できるのは /DISPLAY=DECWINDOWS 修飾子を使って日本語 EVE を起動した場合です。詳細は,コマンド・ディクショナリの SET CLIPBOARD コマンドを参照してください。

ダイアログ・ボックス

コマンド入力にプルダウン・メニュー,またはポップアップ・メニューを使用すると,ファイル名や検索文字列などの必要な情報を入力するためのダイアログ・ボックスが表示されます。

選択領域の転送

DECwindows では,日本語 EVE から別のアプリケーションへ,またはその逆に選択領域を転送することができます。たとえば,別のアプリケーションでファイル名を選択し,日本語 EVE で OPEN SELECTED コマンドを実行すると,そのファイルが日本語 EVE のバッファに読み込まれます。

マウスによる選択

DECwindows では,マウスを使用してテキストを選択できます。 MB1 をクリックしてからマウスを動かして,テキストを選択します。

MB1 による動作 機能
2 回クリック 現在の単語が選択される。
3 回クリック 現在の行が選択される。
4 回クリック 現在のパラグラフが選択される。
5 回クリック 現在のバッファが選択される ( SELECT ALL コマンドと同じ)。
ドラッグ MB1 をクリックしてからマウスを動かして,再度 MB1 をクリックしたところまでにあるテキスト・ブロックを選択する。

マウスでの選択を取り消すときは,選択領域からカーソルを移動します。

スクロール・バー

DECwindows 版日本語 EVE では,他のアプリケーションと同じ水平スクロール・バーと垂直スクロール・バーを使用できます。

ステータス・ライン

ステータス・ラインは,現在のウィンドウまたはバッファに関する情報を表示するだけでなく,メニューのように使用することもできます。ステータス・ラインのフィールドの上で,MB1 をクリックすると,設定を切り替えることができます。

  • バッファ名の上で MB1 をクリックすると,NEXT BUFFERコマンドを実行したときと同様に,現在のウィンドウに次のバッファが表示されます。

  • 他のフィールドの上で MB1 をクリックすると,設定を切り替えられます。たとえば,方向を順方向から逆方向に切り替えたり,モードを挿入から重ね書きに切り替えることができます。

このステータス・ラインの機能は,キャラクタセル端末で起動する日本語 EVE でも同様に使用できます。

3.2 制限事項

  • /DISPLAY=DECWINDOWS 修飾子を使って日本語 EVE を起動した場合は, ATTACH コマンド,SPAWN コマンド,および SPELL コマンドがサポートされません。ただし,DECwindows 上では複数のアプリケーションを同時に走らせることができるので,サブプロセスを使用する必要はありません。

  • WPS キーパッドはクリップボードを使用しません。

  • マウス操作は,学習シーケンスに記憶されません。学習シーケンスを使用するときは,コマンドを入力するか,定義済みキーを使うようにしてください。



3.3 起動方法

DECwindows 版日本語 EVE を起動するには次の2通りの方法があります。

  • DCL コマンド・ラインからの起動

  • ファイルビューからの起動

DCL コマンド・ラインからの起動

DCL コマンド・ラインから DECwindows 版日本語 EVE を起動するには,以下のようにします。


$ EDIT/XTPU/DISPLAY=DECWINDOWS

ファイルビューからの起動

DECwindows 版日本語 EVE は,日本語 DECwindows のファイルビューから起動することができます。起動の手順は以下のようになります。

  1. ファイルビューの "ファイル" メニューから "編集" を選択すると,ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. "JEVE" をクリックして,確認ボタンを押すと,DECwindows 版日本語 EVE が起動されます。




DECwindows メニューを使用すれば,コマンドを入力したり,定義したキーを押す必要はなく,マウスを使用して編集操作を実行できます。

プルダウン・メニューを使用するには,次の操作を実行します。

  1. メニュー・バーのメニューの名前に移動します。 MB1 を押したままにすると,メニューが表示されます。

  2. 適切な項目にマウスを移動し,MB1を解除します。

ポップアップ・メニューを表示する場合には,次の操作を実行します。

  1. MB3 を押したままの状態にし,ポップアップ・メニューを表示します。

  2. 適切な項目にマウスを移動し,MB3 を解除します。

ポップアップ・メニューは2種類あって,テキストを選択しているかどうかに応じて,どちらかが表示されます。

DECwindows 版日本語 EVE のメニューは,それぞれコマンドに対応しています。コマンドに関する詳しい説明は,コマンド・ディクショナリを参照してください。

プルダウン・メニューおよびポップアップ・メニューをカスタマイズすることができます。詳しくは,EXTEND MENU のオンライン・ヘルプを参照してください。

表 3-1 に,メニューの一覧と対応するコマンドを示します。

表 3-1 プルダウン・メニューと対応するコマンド
プルダウン・メニュー 対応するコマンド
ファイル(F)
新規(N) New
選択されたファイルでオープン(d) Open Selected
オープン(O)... Open
取込み(I)... Include File
保管(S) Save File
別名保管(A)... Save File As
終了(E) Exit
編集中止(Q) Quit
編集(E)
回復(O)
・文字を回復(C)
・単語を回復(W)
・行を回復(W)
・文章を回復(n)
・選択領域を回復(S)
 
Restore Character
Restore Word
Restore Line
Restore Sentence
Restore Selection
切抜き(t) Cut
複写(C) Copy
貼付け(P) Paste
置換(R)... Replace
すべて選択(A) Select All
フォーマット(r)
段落詰め(P) Fill Paragraph
レンジ詰め(R) Fill Range
行のセンタリング(C) Center Line
大文字/小文字(A)
・キャピタライズ(C)
・大文字(U)
・小文字(L)
 
Capitalize Word
Uppercase Word
Lowercase Word
ページ区切り挿入(g) Pagenate
マージン(M)... Set Left/Right Margin
段落字下げ(I)... Set Paragraph Indent
検索(S) Search
次を検索 Find Next
検索(F)... Find
ワイルドカードで検索(W)... Wildcard Find
選択領域で検索(d) Find Selected
置換(R)... Replace
ワイルドカード一覧(o) Show Wildcards
空白文字区切り(t)
・空各文字を拡張(W)
・空白文字のみ(N)
 
Set Find Whitespace
Set Find Nowhitespace
ワイルドカード設定(l)
・VMS スタイル
・Ultrix スタイル
 
Set Wildcard VMS
Set Wildcard ULTRIX
表示(V)
画面分割(T) Two Windows
画面専有(O) One Window
画面等割(S)... Split Window
画面削除(D) Delete Window
バッファ一覧(B) Show Buffers
画面横幅(W) Set Width
日本語(J)
変換モード(M) Henkan Mode Toggle
記号入力(Z)... Kigou
罫線作成(K) Draw Keisen
コードセット(C) Set Codeset
バッファ情報表示(S) Show
禁則情報表示(I) Show Kinsoku
単語登録(E)... Enter Tango
単語削除(D)... Delete Tango
文字サイズ(F) (対応するコマンドはありません)
オプション(O)
キーの学習(L) Learn
拡張(x)
・JEVE の拡張...
・このプロシージャで拡張(T)
・このバッファ全体で拡張(A)
・拡張した JEVE を保管(S)...
・@ JEVEコマンドファイル...
 
Extend EVE
Extend This
Extend All
Save Extended EVE
@
メニューの拡張(M)... Define/Undefine Menu Entry
一般設定(G)... Set
バッファの設定(B)... Set
検索の設定(S) Set Find
画面横幅(W) Set Width
設定値を保管(v)... Save Attributes
システム設定値を保管(y)... Save System Attributes
選択時ポップアップ
リセット Reset
キャピタライズ(C) Capitalize Word
大文字(U) Uppercase Word
小文字(L) Lowercase Word
次を検索(N) Find Next
レンジ詰め(R) Fill Range
切抜き(t) Cut
複写(C) Copy
選択されたファイルでオープン(d) Open Selected
選択領域で検索(d) Find Selected
通常時ポップアップ
選択 Select
すべて選択(A) Select All
文字を回復(C) Restore Character
単語を回復(W) Restore Word
行を回復(L) Restore Line
文章を回復(n) Restore Sentence
選択領域を回復(S) Restore Selection
次を検索(N) Find Next
段落詰め(P) Fill Paragraph
行のセンタリング(C) Center Line
貼付け(P) Paste
置換(R)... Replace
マーク... Mark
移動... Go To
取込み(I)... Include File


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