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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
ライブラリ

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目次
まえがき
第 1 章:IMLIB の機能
第 2 章:アプリケーションの作成
第 3 章:ACTIONの実行
第 4 章:アプリケーションの作成方法
第 5 章:IMLIBライブラリ・ルーチン
第 6 章:プログラムの開発
付録 A :IMLIBがサポートするKEYSYM
付録 B :定義済のシンボル
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IMLIB/OpenVMS ライブラリ・ リファレンス・マニュアル


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第 2 章
アプリケーションの作成

この章には,アプリケーションを作成するための具体的な方法が書かれています。

IMLIBの機能は,アプリケーションの中で使われる状況によって,次のように分類できます。

  • IMLIBの初期化

  • IMLIBの終了

  • キー入力処理

以下の節では,分類されたそれぞれの機能について説明します。

2.1 IMLIBの初期化

IMLIBの初期化は以下の手順に従って行われます。

  1. PROFILEのオープン
    OPEN PROFILEによってPROFILEをオープンします。OPEN PROFILEが返すUNIT IDは,これ以降IMLIBのライブラリを呼び出すときに使われます。複数のかな漢字変換コンテキストを使うアプリケーションは,必要なコンテキストの数だけ OPEN PROFILE を呼びます。

  2. PROFILE情報の読み込み
    GET PROFILE DATAによって,PROFILEに書かれた情報を読み込みます。PROFILEの情報に,キー定義以外のかな漢字変換の環境を定義するものが含まれています。アプリケーションは,できる限り PROFILE に書かれた情報に従って動作することが望まれます。

  3. KEYBINDの設定
    SET KEYBIND によって,バイナリ形式の KEYBIND ファイルを読み込みます。

以上で IMLIB の初期設定は完了します。次はキー入力処理に移ります。

2.2 IMLIBの終了

IMLIBの使用を終了するときに使われる機能について,以下に示します。

  • PROFILEのクローズ
    CLOSE PROFILEは,PROFILEファイルをクローズしてIMLIBの使用を終了します。 CLOSE PROFILEは,IMLIBを使った機能をすべて終了した後に呼ばれます。

  • PROFILEの変更
    SET PROFILE DATAによって,PROFILEのデータを変更することができます。SET PROFILE DATAは,メモリ上のデータを変更します。変更された内容をファイルに書き込むには WRITE PROFILEを使います。

  • PROFILEの書き込み
    WRITE PROFILEは,SET PROFILE DATAで変更されたPROFILEの内容をファイルに書き込むときに使われます。



2.3 キー入力処理

キー入力処理はIMLIBを使う上での核となる部分です。この節は,キー入力処理を行うアプリケーションの作成方法について書かれています。



2.3.1 アプリケーションとの関係

アプリケーションが,IMLIBを使ってキー入力を処理する概念を示す図を, 図 2-1 に示します。

図 2-1 IMLIBとアプリケーションの関係


  1. ターミナルからキーが入力される。

  2. アプリケーションは,入力されたキーに何が定義されているのかをIMLIBに問い合わせる。

  3. IMLIBは,問い合わせのあったキーを KEYBIND ファイルの情報に従って検索する ( 実際にはKEYBINDファイルの内容は,最初にメモリ上に読み込まれているのでメモリ中を検索する ) 。

  4. 検索によって実行する機能 (ACTION) が得られる。

  5. KEYBINDファイルから得た情報を,アプリケーションに返す。

  6. アプリケーションは,IMLIBから返された情報がかな漢字変換に関するものであった場合,かな漢字変換ライブラリを呼び出してかな漢字変換を実行する。

  7. かな漢字変換の結果がアプリケーションに返る。

  8. 実行結果をターミナルに出力する。



2.3.2 かな漢字変換入力インターフェイスの範囲

かな漢字変換入力を行うには,いくつかのレベルがあります。IMLIBは, パーソナル・コンピュータ用に市販されているワードプロセッサ・プログラムの 1 つである「一太郎」1 と同程度のかな漢字変換入力インターフェイスの実現を前提に,設計されています。

市販されているパーソナル・コンピュータ上のワードプロセッサ・プログラムは一般に,日本語 OpenVMS 独自のかな漢字変換インターフェイス (JEDI, EVEJなどのインターフェイス)

注意

1 一太郎は株式会社ジャスト・システムの登録商標です。


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