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HP OpenVMS Alpha: パーティショニングおよび Galaxy ガイド

第14章 Graphical Configuration Manager

≫ 

OpenVMSドキュメント・ライブラリ

目次
まえがき
第1章:パーティションによる負荷の管理
第2章:OpenVMS Galaxyの概念
第3章:OpenVMSアプリケーションに対するNUMAの影響
第4章:GS140/GS60/GS60Eでの構築
第5章:AlphaServer 8400での構築
第6章:AlphaServer 8200での構築
第7章:AlphaServer 4100での構築
第8章:ES40での構築
第9章:GS80/160/320での構築
第10章:ES47/ES80/GS1280での構築
第11章:AlphaシステムでのシングルインスタンスGalaxyの使用
第12章:Galaxyに関するヒントと手法
第13章:Galaxy Configurationユーティリティ
第14章:Graphical Configuration Manager
第15章:DCL CLIを使ったCPUの最割り当て
第16章:GalaxyとNUMAのコマンドとレキシカル関数
第17章:共用メモリを使った通信
第18章:共用メモリ・プログラミング・インタフェース
第19章:Galaxyデバイス・ドライバ
付録A:Galaxy CPU Load Balancerプログラム
付録B:メモリサイズ設定の共通値
付録C:ライセンスのインストール
用語集
索引
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この章では,ネットワーク・キットに含まれている HP Graphical Configuration Manager (GCM) for OpenVMS について説明します。 キットから GCM サーバと GCM クライアントをインストールする方法を説明し, GCM クライアント/サーバ・セッションを確立するための基本的な説明を述べます。 基本的な GCM セットアップを実行すると, GCM クライアントの「Help」メニューから GCM の詳細情報を得ることができます。

14.1 概要

HP Graphical Configuration Manager (GCM) for OpenVMS は, 移植性のあるクライアント/サーバ・アプリケーションであり, OpenVMS を実行しているパーティション分割された AlphaServer システムの構成を視覚的に表示および制御するための手段となります。 GCM クライアントは Java ベースのアプリケーションであり, Java™ ランタイム環境 (JDK V1.2.2 以上) と TCP/IP ネットワークをサポートする任意のオペレーティング・システムで動作します。 GCM サーバは,1 つ以上の AlphaServer システム上で, パーティション分割されたそれぞれの OpenVMS インスタンスの独立プロセスとして実行されます。GCM を使用すると, GCU とほとんど同じ方法で Galaxy システムの構成と管理を行うことができます。 違いは,GCU は DECwindows Motif アプリケーションであり, GCM は Java ベースのアプリケーションであることです。

注意:

GCM クライアントは, 現時点では Java JDK バージョン 1.3 以降ではサポートされません。

HP OpenVMS Graphical Configuration Manager によって行われるネットワーク通信はすべて,SSL (Secure Sockets Layer) を使用します。 GCM 管理データベースは暗号化されます。

GCM クライアントから, OpenVMS システム管理者は 1 つ以上の GCM サーバへのセキュアな接続を確立して, 次の機能を実行することができます。

  • パーティション分割された AlphaServer の構成を表示する。

  • 現在のハードウェア・プラットフォームのホットスワップ機能を利用する。

  • パーティション分割された複数のインスタンスの間で分散コマンドを実行する。

  • ソフト・パーティション分割されたインスタンス間でリソースを再割り当てする。

  • リソース固有の特性を表示する。

  • 1 つ以上のインスタンスをシャットダウンまたはリブートする。

  • 追加の管理ツールを起動する。

  • Galaxy 構成モデルを作成し,組み込む。

  • オンライン・ドキュメントを表示する。

アソシエーション (association) とは, それぞれに GCM サーバがインストールされている OpenVMS インスタンスのグループであり,共通の GCM 管理データベースを共用します。 アソシエーションを定義することによって,システム管理者は幅広い配置方式の中から運用ニーズに適したものを使用することができます。 たとえば,大規模なシステムではハード・パーティションを作成して, 部門ごとに使用することができます。 これらのハード・パーティションの中にソフト・パーティションを作成して, 個別のワーク・グループやユーザ・グループで使用することができます。 このような複雑な環境では,ハード・パーティションとソフト・パーティションのセットごとに個別のシステム管理者が存在する場合があります。 また,すべてのパーティション,あるいはパーティションのサブセットの責任者となる総合管理者を定義することもできます。 GCM では,特定のアソシエーションを定義して, 特定のアクセス特権を個別のユーザに認可することができます。

最も単純な配置では,1 つの GCM サーバが単一のハード・パーティションの単一のソフト・パーティションで実行されます。 管理データベース内のアソシエーション・レコードは, ハード・パーティション (およびそのソフト・パーティション) を, 個別のシステムとして管理される一意なエンティティとして識別します。

最も複雑な配置では, 多くの異なるシステム (GS シリーズ,ES40,4100,8xxx) のそれぞれのハード・パーティション内のそれぞれのソフト・パーティションで GCM サーバが実行されます。 管理データベースのアソシエーション・レコードは, 管理対象となる複合エンティティを形成するシステムのグループを識別します。 アソシエーションが複数のシステムとパーティションで構成されるとき, それぞれの GCM サーバはアソシエーション内の他の GCM サーバに対して自分自身を識別し,それによってセキュアな通信グリッドが確立され, 高度な分散管理機能を行うことができます。

14.2 インストールの前提条件

このセクションでは,GCM をインストールして実行するためのソフトウェアおよびハードウェア要件を示します。

14.2.1 ソフトウェア要件

GCM サーバ:

  • OpenVMS Alpha バージョン 7.2-1H1 以上

  • HP TCP/IP Services for OpenVMS (HP OpenVMS に同梱)

GCM クライアント:

  • OpenVMS

    • OpenVMS バージョン 7.2 以上

    • HP TCP/IP Services for OpenVMS (HP OpenVMS に同梱)

    • Java (JDK バージョン 1.2.2) ランタイム環境 (クライアントをインストールするとインストールされる)

  • PC

    • Windows NT® または Windows® 2000

    • TCP/IP Services for OpenVMS

    • Java (JDK バージョン 1.2.2 以上) ランタイム環境

      注意:

      GCM クライアントは,現時点では,Java JDK バージョン 1.3 以上ではサポートされません。

14.2.2 ハードウェア要件

GCM の性能は,アソシエーションのサイズと構成によって左右されます。 大きく複雑なアソシエーション (多くの GCM サーバを含んでいるもの) ほど, ネットワーク転送は低速になります。

GCM クライアントを実行するそれぞれのマシンに,800x600 ピクセル (SVGA) 以上のディスプレイが必要です。

GCM クライアントを実行するそれぞれの PC に,128 MB 以上のメモリが必要です。

14.3 インストール手順

このセクションでは,GCM のコンポーネントをインストールする方法を説明します。 インストールは,次のようなステップで行います。

14.3.1 キット

OpenVMS GCM サーバおよびクライアント用の POLYCENTER Software Installation ユーティリティ・キットの最新版は,常に次の OpenVMS の Web サイトにあります。

http://www.hp.com/go/openvms/

[Products] をクリックして,OpenVMS クライアントとサーバ用のダウンロード可能なキットと,Windows クライアント用の zip ファイルを探します。

GCM は,OpenVMS Alpha Version 7.3–2 Layered Product CD-ROM にも入っています。 この CD-ROM は,オペレーティング・システムに同梱されています。

14.3.2 GCM サーバのインストール

GCM サーバは,OpenVMS バージョン 7.3-1 およびそれ以降のバージョンではプリインストールされています。 以前のバージョンの OpenVMS (バージョン 7.2-1H1 以上) では, POLYCENTER Software Installation ユーティリティ・キットを使用して GCM サーバをインストールすることができます (14.3.1 項 「キット」を参照)。

GCM サーバのインストールでは,次の操作が行われます。

  • SYS$COMMON:[SYSEXE]GCM_SERVER.EXE イメージをインストール (またはアップデート) します。

  • SYS$COMMON:[SYS$STARTUP]GCMSRV$STARTUP.COM ファイルをインストールします。

  • SYS$COMMON:[SYS$CONFIG] ディレクトリを論理名 GCMSRV$DIR で定義します。

  • 次のファイルをディレクトリ GCMSRV$DIR にインストールします。

    • GCM_RULESET.XML

    • GCM_CUSTOM.XML

    • GCM_BANNER.JPG

    • GCM_NOTICE.HTML

    • GCM$SETUP.EXE

    • GCM_CERT.PEM

    • GCM_PRIVKEY.PEM

例 14-1 「GCM サーバのインストール例」 に,GCM サーバのインストール例を示します。

例 14-1 GCM サーバのインストール例

$ PRODUCT INSTALL GCM_SERVER

The following product has been selected:
  CPQ AXPVMS GCM_SERVER V1.0              Layered Product

Do you want to continue?  [YES]

Configuration phase starting . . .

You will be asked to choose options, if any, for each selected product
and for any selected products that may be installed to satisfy software
dependency requirements.

CPQ AXPVMS GCM_SERVER V1.0:  Graphical Configuration Manager V1.0

     COPYRIGHT (C) 2002 -- All rights reserved

     Compaq Computer Corporation 

     License and Product Authorization Key (PAK) Information

* This product does not have any configuration options.

     Copying GCM Release Notes to SYS$HELP

     Will install the GCM Server V1.0.

     GCM Startup File

Execution phase starting . . .

The following product will be installed to destination:
    CPQ AXPVMS GCM_SERVER V1.0        DISK$WFGLX5_X931:[VMS$COMMON.]

Portion done:  0%...10%...20%...30%...90%...100%

The following product has been installed:
    CPQ AXPVMS GCM_SERVER V1.0        Layered Product
$
    

例 14-2 「GCM サーバ・ファイルのディレクトリ」 に, GCM サーバがインストールされた後の現在のディレクトリのファイルを示します。

例 14-2 GCM サーバ・ファイルのディレクトリ

$ SET DEFAULT SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]
$ DIRECTORY

Directory SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]

GCM$SETUP.EXE;1   GCM_BANNER.JPG;1   GCM_CERT.PEM;1    GCM_CUSTOM.XML;1
GCM_NOTICE.HTML;1 GCM_PRIVKEY.PEM;1  GCM_RULESET.XML;1 GCM_SERVER.COM;1

14.3.3 GCM クライアントのインストール

14.3.3.1 項 「OpenVMS GCM クライアント」 では, OpenVMS GCM クライアントのインストール方法を示します。 14.3.3.2 項 「PC GCM クライアント」 では,PC GCM クライアントのインストール方法を示します。

14.3.3.1 OpenVMS GCM クライアント

例 14-3 「OpenVMS GCM クライアントのインストール」 に, OpenVMS GCM クライアントのインストール例を示します。

例 14-3 OpenVMS GCM クライアントのインストール

$ PRODUCT INSTALL GCM_CLIENT

The following product has been selected:
  CPQ AXPVMS GCM_CLIENT V1.0              Layered Product

Do you want to continue?  [YES]

Configuration phase starting . . .

You will be asked to choose options, if any, for each selected product
and for any selected products that may be installed to satisfy software 
dependency requirements.

CPQ AXPVMS GCM_CLIENT V1.0:  Graphical Configuration Manager V1.0 Client

     COPYRIGHT (C) 2002 --- All rights reserved

     Compaq Computer Corporation 

     License and Product Authorization Key (PAK) Information

* This product does not have any configuration options.

     Copying GCM Release Notes to SYS$HELP

     Will install the GCM Java Client V1.0.

     Will install a private copy of the Java JRE V1.2.2-3.

     Will install a private copy of the Java Fast VM V1.2.2-1

Execution phase starting . . .

The following product will be installed to destination:
    CPQ AXPVMS GCM_CLIENT V1.0        DISK$WFGLX5_X931:[VMS$COMMON.]

Portion done:  0%...10%...20%...30%...90%...100%

The following product has been installed:
    CPQ AXPVMS GCM_CLIENT V1.0        Layered Product
$
    

例 14-4 「GCM クライアント・ファイルのディレクトリ」 に,OpenVMS GCM クライアントがインストールされた現在のディレクトリのファイルを示します。 OpenVMS GCM クライアントをインストールすると, JRE.DIR ディレクトリに Java ランタイム環境がインストールされることに注目してください。

例 14-4 GCM クライアント・ファイルのディレクトリ

$ SET DEFAULT SYS$COMMON:[GCM_CLIENT]
$ DIRECTORY

Directory SYS$COMMON:[GCM_CLIENT]

BIN.DIR;1  GCM_CERT.CRT;1  IMAGES.DIR         JRE122.DIR;1
LIB.DIR;1  README.TXT;1;1  RUN_GCMCLIENT.COM;1

14.3.3.2 PC GCM クライアント

PC GCM クライアントをインストールするには,まず,GCM クライアントの zip ファイルをコピーします。 このファイルは,次の OpenVMS ソフトウェアの Web サイトにあります。

http://www.hp.com/go/openvms/

次に zip ユーティリティを使用して GCM クライアントをインストールします。

GCM は,OpenVMS Alpha Version 7.3–2 Layered Product CD-ROM にも入っています。

インストール・プロセスでは,GCM クライアントのインストール先の Windows ディレクトリを選択することができます。 GCM クライアント・セッションで毎回同じ環境設定を使用するには, インストール時に選択したディレクトリから GCM クライアントを起動する必要があります。 このためには,「GCM Client」アイコンをクリックします。

14.3.4 GCM サーバのセットアップ

GCM サーバをセットアップするには, まず,デフォルトを SYS$COMMON:[SYS$CONFIG] ディレクトリに設定した後, GCM$SETUP.EXE を実行して次のタスクを行います。

  • アソシエーションの初期構成を定義します。

  • 初期ユーザを登録します (ユーザ名,パスワード,および特権)。

  • 今すぐ GCM サーバを起動するかどうかを選びます。

  • システム起動時に自動的に GCM サーバを起動するかどうかを決めます。

GCM サーバのセットアップ中に, 追加の GCM ユーザを登録するかどうかも選ぶことができます。

GCM$SETUP.EXE を実行すると, GCM 管理データベース・ファイル SYS$COMMON:[SYS$CONFIG] GCM_ADMIN.EDB が生成され,暗号化されます。 GCM サーバの起動を選択すると, SYS$STARTUP:GCMSRV$STARTUP.COM プロシージャが実行されて, 次のような操作が実行されます。

  • GCMSRV$DIR:GCM_STARTUP.COM が作成されて,実行されます。 これにより,GCM サーバが独立プロセスとして起動され, ログ・ファイルは GCMSRV$DIR:GCM_SERVER.LOG が使用されます。

  • プロセス名前 GCM_SERVER というプロセス名で GCM サーバを起動します。

    注意:

    GCM サーバは,サーバ障害後は自動的に再起動します。 GCM サーバがハングした場合はタイムアウトになり,再起動します。 適切な特権を持つ GCM クライアントから RESTART コマンドを入力することもできます。

    初めて GCM サーバが再起動したときのプロセス名は GCM_SERVER01 です。 その後,GCM サーバが再起動するたびに,プロセス名は 1 ずつ増分されます。 プロセス名が GCM_SERVER99 になると, GCM サーバが再起動ループに入るのを防止するために, その後の再起動は禁止されます。

    システム論理名 GCMSRV$ABORT を定義することによって, 自動再起動の試みを防ぐことができます。 再起動の試みの原因を取り除いた後,この論理名の割り当てを解除して, GCM サーバの自動再起動を有効にしておく必要があります。

例 14-5 「GCM サーバのセットアップ例」 に, 初期の GCM サーバ構成のセットアップ例を示します。

例 14-5 GCM サーバのセットアップ例

$ SET DEFAULT SYS$CONFIG
$ DIRECTORY

Directory SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]

GCM$SETUP.EXE;1     GCM_BANNER.JPG;1    GCM_CERT.PEM;1      GCM_CUSTOM.XML;1   
GCM_NOTICE.HTML;1   GCM_PRIVKEY.PEM;1   GCM_RULESET.XML;1   

Total of 7 files.
$ RUN GCM$SETUP

OpenVMS GCM-Server Setup Utility
Copyright 2002, Hewlett Packard Corporation

This utility initializes the GCM Administrative Database:
SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_ADMIN.EDB

If you are performing an initial GCM-Server installation that will
create an Association of more than a single server instance, you must
perform the following tasks to assure proper server synchronization:

1) Create the new local database using this utility.
2) Copy the database to all other GCM-Server instances in your 
   Association.
3) Start each GCM-Server.

You can start servers via $@SYS$STARTUP:GCMSRV$STARTUP.COM or by 
invoking this utility on each system.  When an existing database is 
found, this utility will offer additional server startup options.

Continue (Y/N) {Y}? 

Do you prefer full text assistance (Y/N) {N}? y

SERVER DISCOVERY TCP/IP PORT NUMBER:

Use the default Port Number 4100 (Y/N) {Y}? y

CONNECTION BOUNDS:

Use the default concurrent CLIENT limit of 4 (Y/N) {Y}? y

Use the default concurrent SERVER limit of 8 (Y/N) {Y}? y

CONNECTION SECURITY:

WARNING - DISABLING SECURITY COULD POTENTIALLY COMPROMISE THE
INTEGRITY OF YOUR SYSTEM AND IS NOT RECOMMENDED BY HEWLETT PACKARD.

Use SSL Client-Server Security (Y/N) {Y}? y

%SECURITY - WILL BE ENABLED.

SERVER ASSOCIATION RECORD:

Enter the Association Name (use no quotes): GCM Test Association

SYSTEM RECORDS:

Enter a SYSTEM Name (ex: star.zko.hp.com) (RETURN when done):
      wfglx4.zko.hp.com

Enter a System IP Address (0 to use DNS): 16.32.112.16

Enter a System Number (range 0-7): 0

Enter a HARD PARTITION Number (range 0-7): 0

Enter a SOFT PARTITION Number (range 0-7): 0

%Define additional system records as needed...

Enter a SYSTEM Name (ex: star.zko.hp.com) (RETURN when done): 
        wfglx5.zko.hp.com

Enter a System IP Address (0 to use DNS): 16.32.112.17

Enter a System Number (range 0-7): 0

Enter a HARD PARTITION Number (range 0-7): 0

Enter a SOFT PARTITION Number (range 0-7): 1

%Define additional system records as needed...

Enter a SYSTEM Name (ex: star.zko.hp.com) (RETURN when done): 

CLIENT AUTHORIZATION RECORDS:

Enter Client's Full Name or Title (RETURN when done): First Last

Enter Client's Username: First

Enter initial Password for First: Last

Enter EMAIL Address for First: First.Last@hp.com

Give First CONFIG Privilege (Y/N) {Y}? y

COMMAND privilege allows a user to issue DCL commands.

Give First COMMAND Privilege (Y/N) {Y}? y

Give First USER-COMMAND Privilege (Y/N) {Y}? y

Give First POWER Privilege (Y/N) {Y}? y

Give First ADMIN Privilege (Y/N) {Y}? y

Enable First account now (Y/N) {Y}? y

%Define additional client records as needed...

Enter Client's Full Name or Title (RETURN when done): 

SERVER STARTUP OPTIONS:

Do you want the local GCM-SERVER to start on System Boot (Y/N) {Y}? y

Do you want to start the local GCM-SERVER now (Y/N) {Y}? y


************************ POST SETUP TASKS **************************

 This completes the GCM Admin Database initialization.

 IMPORTANT: 

 If you are using multiple GCM-Servers, copy the newly created GCM
 Admin Database file: SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_ADMIN.EDB, to the 
 same location on each system you defined in the Association, then 
 start or restart each server via $ @SYS$STARTUP:GCMSRV$STARTUP.COM 

 If the database has been properly defined, each server will detect
 the presence of the other servers and form the specified Association.
 If the GCM_SERVER process fails to start, examine the server logfile
 SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_SERVER.LOG.

 When the server has started, you may use the GCM-Client to establish
 a connection and further tune the installation.

 For maximum security, you may wish to protect or remove this utility.

$

各エントリを説明する完全なプロンプト・テキストを含んだ GCM サーバのセットアップ例については, 14.12 項 「冗長な GCM サーバ・セットアップの例」 を参照してください。

GCM 管理データベース

GCM$SETUP ユーティリティは,システム構成,ユーザ識別情報, および起動方法に関する詳細の入力を求めます。

セキュリティを強化するには,GCM セットアップ・ユーティリティを実行した後, 名前の変更,削除,またはその他の方法でこのユーティリティを保護してください。 セットアップ・ユーティリティが再び必要になるのは, 初期データベースを再構築する必要がある場合だけです。

初期セットアップ時に,GCM サーバを実行するシステムを少なくとも 1 つ定義し (通常は,ログインしているシステム), また,administrator 特権を持つユーザを登録する必要があります。 このユーザは,後で GCM クライアントを実行して GCM サーバに接続し, 詳細な構成と調整を行います。 GCM サーバのセットアップ中に, アソシエーションに追加のインスタンスを定義することができ, また,個別のアクセス特権を持つ追加の GCM ユーザを登録することができます。 また,これらのタスクは,GCM クライアントからいつでも行うことができます。

GCM セットアップ・ユーティリティは, SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_ADMIN.EDB ファイルを作成します。 これは,初期の GCM 管理データベースです。これは, アソシエーションとそのユーザに関する情報を含む暗号化されたデータベースです。 通常の操作では,このデータベースを解釈できるのは GCM サーバだけです。 (14.9 項 「GCM サーバのトラブルシューティング」 を参照。) 複数のインスタンスを持つアソシエーションを構成した場合には, それらのインスタンス上で GCM サーバを起動する前に, GCM 管理データベースを追加インスタンスのそれぞれの GCM サーバ・ディレクトリに手動でコピーする必要があります。 データベース・ファイルをコピーしないと, アソシエーションが正しく作成されなかったり, 初期の GCM 管理データベースが上書きされることがあります。

新しいインスタンスの追加やインスタンスの削除など, アソシエーションの構成の変更は主要な変更です。 アソシエーションに主要な変更を加えたときには必ず, GCM サーバを起動する前に,そのインスタンス上の GCM サーバ・ディレクトリに GCM 管理データベース・ファイルを手動でコピーする必要があります。

アクティブなアソシエーション内のデータベースにマイナーな変更を加えた場合は,すべての GCM サーバに自動的に伝播されます。 GCM サーバを再起動する必要はありません。 マイナーな変更としては,GCM クライアント・レコードの追加と削除や GCM サーバ・パラメータの調整などが含まれます。

14.4 GCM サーバの起動

GCM サーバは自動 (14.4.1 項 「GCM サーバの自動起動」) または手動 (14.4.2 項 「GCM サーバの手動起動」) で起動することができます。

1 つのインスタンスでは 1 つの GCM サーバだけを実行してください。

14.4.1 GCM サーバの自動起動

サーバのセットアップ時に GCM サーバの自動起動を選択した場合 (14.3.4 項 「GCM サーバのセットアップ」 参照),セットアップ・ユーティリティは次のコマンドを実行します。

$ MC SYSMAN STARTUP ADD FILE GCMSRV$STARTUP.COM   

このコマンドはいつでも手動で入力することができます。

GCMSRV$STARTUP.COM プロシージャは,次のようなタスクを実行します。

  • 必要なシステム論理名を定義します。

  • 小さなワーカー・プロシージャ SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_SERVER.COM を作成します。

  • GCM サーバ・プロセスを独立プロセスとして実行します。

自動起動をオフにするには,次のコマンドを入力します。

  
$ MC SYSMAN STARTUP REMOVE FILE GCMSRV$STARTUP.COM

14.4.2 GCM サーバの手動起動

次のコマンドを入力することによって, いつでも GCM サーバを手動で起動することができます。

$ @SYS$STARTUP:GCMSRV$STARTUP

14.5 インストール後の管理タスク

管理者は,特権 GCM クライアントから次のタスクを行います。

これらのタスクの詳細については, 以下のセクションと GCM クライアントのヘルプを参照してください。

14.5.1 GCM ユーザの登録とサブスクリプション・テンプレートの定義

GCM サーバのセットアップ手順において, または GCM クライアントからいつでも (admin 特権で), GCM ユーザの定義,登録,および有効化を行うことができます。 典型的なインストールでは, セットアップ・ユーティリティからシステムの主要なユーザを定義します。 その他のユーザは,サブスクリプション・プロセスと電子メール要求を使用して, GCM サーバ・アソシエーションへのアクセスを要求することができます。

インストール後のセットアップの一部として, GCM サーバは初めて起動されたときにサブスクリプション・テンプレート・ファイル SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_TEMPLATE.XML を作成します。 このファイルは,特定のサイトに応じたサブスクリプション・フォームを作成するテンプレートを含んでいます。 このテンプレートをカスタマイズするには, 管理者は GCM クライアントから GCM サーバに接続して, 「File」メニューの「Edit Subscription Template」を選択する必要があります。

デフォルトのサブスクリプション・テンプレートが表示されたら, 必要に応じてフォームに入力して「OK」を押すと, 公式テンプレートがすべてのアクティブな GCM サーバに返されます。 (GCM サーバがまだ実行されていない場合は, このファイルを構成内の他のインスタンスに手動でコピーすることもできます。) サブスクリプション・フォームには,潜在的ユーザがユーザ名,パスワード, およびアクセス・レベルを要求するためのフィールドがあります。 管理者は,ユーザに表示する認可を選ぶことができます。 たとえば,システム管理者アカウントを 1 つだけにしておきたい場合は, ユーザが Admin 特権を要求できないようにすることができます。

注意:

GCM ユーザ登録レコード (ユーザ名,パスワードなど) は, OpenVMS の認可メカニズムから完全に独立しています。

サブスクリプション・フォームが初期化されたら,ユーザは GCM 対応のインスタンス (GCM サーバを実行しているインスタンス) を見つけて, サブスクリプション・フォームを要求することができます。 管理者がサブスクリプション・テンプレートをカスタマイズするまでは, ユーザはサブスクリプション・フォームを要求できません。 ユーザが入力したサブスクリプション・フォームは GCM サーバに返され, 新しいサブスクリプション要求を通知する電子メールが管理者に送られます。 要求を承認するには,管理者は GCM クライアントからアソシエーションに接続して, GCM 管理データベースを編集し,要求を承認または拒否するオプションを選択します。 オプションとして,管理者は「Email」ボタンをクリックして, 要求のステータスについてユーザに助言する応答メールを表示することができます。 サブスクリプション要求が承認されて,アカウントが有効になると, 更新された GCM 管理データベースが自動的に他の GCM サーバに送信され, 要求した GCM ユーザはアソシエーション内の GCM サーバへのアクセスを許されます。

GCM ユーザのアクセス権を無効にするには, 管理者はクライアント・レコードを削除するか,単にアカウントを無効にします。 現在接続しているクライアントは,ただちに切断されます。

GCM ユーザの特権

ユーザを登録するときに,次のような特権を与えることができます。

特権

説明

Config

ユーザはアソシエーションの構成を変更することができる。

Command

ユーザは自分用のコマンドを定義することができる。

User Command

ユーザはすべてのクライアント用のコマンドを定義することができる。

Admin

ユーザは GCM 管理データベース (GCM$ADMIN.EDB) を編集することができる。

Power

ユーザはシステムとコンポーネントの電源投入および電源切断を行うことができる。

14.5.2 ライブラリの管理

GCM には分散文書検索システムが含まれています。このシステムによって, 管理者は個別の GCM サーバ上の指定したディレクトリにドキュメントを投稿することができ,ユーザはそれらを検索し,表示することができます。 (「Library」ダイアログ・ボックスを呼び出すには, 「File」メニューの「Edit Admin Database」を選択します。) さらに,GCM サーバ・システム上で実行されるプログラムとプロシージャは, ユーザが検索・表示するための出力ファイルを生成することができます。

ドキュメントの検索にはワイルドカード文字を使用することができます。 たとえば,リモート GCM サーバ・コマンド・プロシージャを実行して性能分析を行い, Excel スプレッドシート出力ファイルを生成することができます。GCM を使用すると, このプロシージャをアソシエーション内の複数のシステムで同時に起動することができます。 それぞれのシステムが生成する結果ファイルのファイル名には, ノード名やタイムスタンプなどの一意な識別名が含まれています。 たとえば,CFG_*_LOG.CSV など,ワイルドカードでドキュメントを指定することができます。 このように指定すると,それぞれのシステムから一致するファイルが検索されます。 一致したファイルは,検索に使用可能なドキュメントとして GCM クライアントのライブラリにリストされます。 完全な OpenVMS ディレクトリの指定もできます。

ユーザが GCM サーバ・ライブラリを開いてドキュメントを検索するときには常に, そのドキュメントのコピーがユーザの GCM クライアント・ディレクトリに書き込まれます。 ユーザが GCM クライアント・セッションを終了した後も, これらのファイルをエディタやブラウザで表示することができます。 ただし,ファイルに加えられた変更は,GCM サーバ上のライブラリにコピーされません。 これらのファイルが不要になったときには, ユーザは手動で削除しなければなりません。

14.5.3 カスタム・バナー

独自の JPEG ファイルを SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_BANNER.JPG にコピーすることによって, 会社または組織のカスタム・バナー・イメージを提供することができます。 ダウンロードに時間がかかり過ぎないように, このファイルは適切なサイズでなければなりません。 このファイルは,接続時に GCM クライアントに表示されます。

14.5.4 システム通知

SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_NOTICE.HTML ファイルを編集することによって, GCM クライアント用の一般的なシステム通知を記入することができます。 このファイルは単純なハイパーテキスト文書であり, CM クライアントが GCM サーバに接続したときに表示されるメッセージを含めることができます。 このファイルの編集は単純にしておくべきです。 リンクを埋め込むことはできますが,スクリプト,イメージ, サウンドなどを埋め込むことはできません。 GCM クライアントの組み込みブラウザ (Java デフォルト・ブラウザ) は, 最新のブラウザほど高度な機能を備えていず,汎用目的のものではありません。

14.5.5 コマンドのカスタマイズ

GCM コマンドをカスタマイズするには 2 つの方法があります。 ユーザ・コマンド特権を持つユーザは,カスタム DCL コマンドを定義・保存するためのメニュー項目にアクセスできます。 これらのコマンドは,OpenVMS と DCL によってサポートされている関数であれば,どんな関数でも実行することができます。GCM サーバは, 現時点では,対話型コマンドやコマンド・プロシージャをサポートしていません。

注意:

ユーザ・コマンド特権を与えるときには, すべてのコマンドが GCM サーバによってシステム・コンテキストにおいて実行されることを覚えておいてください。 GCM は,システムの性能や運用に有害なコマンドの実行を防止しようとはしません。

拡張ルールセット定義によってカスタム・コマンドを作成することもできます。 それぞれの GCM サーバ上のオプション・ファイル (SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_CUSTOM.XML) は, XML 形式の単純なメニュー定義文を含みます。 GCM サーバの起動時にこのファイルが存在した場合, コマンド特権を持つすべてのユーザについて, これら追加のメニュー・コマンドが GCM クライアントに表示されます。 これは,システム管理者がユーザのためにインスタンス固有のコマンドを定義する手段となります。 キットにサンプル・ファイルが含まれていて, 追加のカスタム・コマンドの定義に関する説明が含まれています。 この機能を使用しない場合は,カスタム・ルールセット・ファイルを削除しても構いません。 カスタム・コマンドの使用の詳細については,14.7.1 項 「コマンドの定義と使用」 を参照してください。

14.6 アソシエーションの構成

GCM が正常に動作するためには,システムの,そしてハード・パーティションとソフト・パーティションの正しい値を指定することが重要です。 値が正しくないと,コマンド・ルーティングが失敗します。 GCM のインストールとアソシエーションの構成の前に, ワークシート (作業計画書) でアソシエーションを定義しておくとよいでしょう。

表 14-1 「単純なアソシエーションのワークシート例」 は,2 つのハード・パーティションのそれぞれに 4 つのソフト・パーティションを含んでいるシステムのアソシエーションを定義する方法の例です。 [1]

表 14-1 単純なアソシエーションのワークシート例

完全修飾されたシステム名

IP アドレス

システム

ハード・パーティション

ソフト・パーティション

sysnam1.zko.dec.com

16.32.112.1

0

0

0

sysnam2.zko.dec.com

16.32.112.2

0

0

1

sysnam3.zko.dec.com

16.32.112.3

0

0

2

sysnam4.zko.dec.com

16.32.112.4

0

0

3

sysnam5.zko.dec.com

16.32.112.5

0

1

0

sysnam6.zko.dec.com

16.32.112.6

0

1

1

sysnam7.zko.dec.com

16.32.112.7

0

1

2

sysnam8.zko.dec.com

16.32.112.8

0

1

3

 

14.6.1 考慮事項

アソシエーションは,単一システム, 単一システム内のハード・パーティションとソフト・パーティションの組み合わせ, またはハード・パーティションとソフトパーティションの組み合わせを含む複数のシステムです。 一般に,GCM は,そのシステムに存在するすべてのソフト・パーティションを含めて,単一システムで使用されます。 GCM アソシエーションを複数のシステム (以前の AlphaServer システムも含めて) に拡張することもできますが,大きなアソシエーションを作成した場合の性能への影響に留意してください。

構成を変更すると,GCM によるネットワーク・トラフィックが急増します。 アソシエーションが多くのシステムとパーティションにまたがる場合, データ量が過剰になることがあります。 弊社は GCM の動作の改善を続けていますが, アソシエーションの定義方法によってはアソシエーションが管理不能になることがあります。ネットワークの速度や負荷, GCM クライアントのシステム・リソースなど, さまざまな要素が性能に影響を与えるので, アソシエーションのサイズに制限を設定するのは困難です。 GCM の最初のリリースの設計目標は, 最大 8 つのパーティションです。 一般的なインストールでは,パーティションの数はこれよりはるかに少ないです。

14.6.2 アソシエーションへのシステムの追加

システム とは,物理的なマシン本体のことです。 アソシエーションにシステムを追加するには,GCM セットアップ・ユーティリティを使用して追加するか (少なくとも 1 つのローカル・システムを定義する必要があります。14.3.4 項 「GCM サーバのセットアップ」を参照),またはいつでも GCM クライアントを使用して追加することができます。 アソシエーションに新しいシステムを追加するときには,識別の詳細を指定する必要があり,また,必要に応じて GCM サーバの限界を調整する必要があります。

それぞれのシステムには一意なシステム番号を割り当てなければなりません。 たとえば, GS320 では,1 つのシステムに最大 8 つのパーティションを設定できます。 システム番号はゼロから連続的に割り当てられます。 システム番号ごとに個別の構成表示が作成されます。

それぞれのシステムのそれぞれのハード・パーティションにハード・パーティション番号を定義する必要があります。 これは,実際のハード・パーティション番号でなければなりません。 たとえば,GS320 を 4 つのハード・パーティションに分割した場合は, 0 から 3 までのパーティション番号が割り当てられます。

それぞれのハード・パーティション内のそれぞれのソフト・パーティションにソフト・パーティション番号を定義する必要があります。 これは,実際のソフト・パーティション番号でなければなりません。 たとえば,ハード・パーティション番号 0 をソフト・パーティション 0 と 1 に分割した場合は, それぞれのシステムに適切なパーティション番号を指定しなければなりません。 表 14-1 「単純なアソシエーションのワークシート例」 は, このようにして構成されたシステムを示しています。

すべてのパーティションがシステム 0 にあることに注目してください。 独自のパーティション・セットを持つ別のシステムを追加してアソシエーションを拡張した場合,それらのパーティションはシステム 1 になります。

注意:

これらの値を正しく設定することが重要です。適切な値を指定しなかった場合, GCM は目的のアソシエーションを形成できなかったり, アソシエーションを通じてコマンド・トラフィックを正しくルーティングできません。 CONFIGURE GALAXY コマンドでネイティブの Graphical Configuration Utility (GCU) を起動して,GCM の適切な識別子を調べなければならない場合があります。

GCM サーバは, サポートする並列 GCM クライアントおよび GCM サーバの上限数を保持します。 デフォルトは,4 つの並列 GCM クライアントと 8 つの並列 GCM サーバです。 これらの限界に達すると, 追加の GCM クライアントまたは GCM サーバ接続要求は拒否されます。 特権 GCM クライアントから GCM 管理データベースを編集することによって, これらの値を変更することができます。

変更後は,変更した GCM 管理データベース・ファイル GCM_ADMIN.EDB をアソシエーションに追加されたすべてのインスタンスに手動で伝播してください。 GCM サーバはすでに実行したことがあるが,このアソシエーションでは初めて実行するという場合には,すべての GCM サーバを停止して, GCM 管理データベース・ファイルを手動でコピーし, すべての GCM サーバを再起動します。アソシエーションがセットアップされ, 正常に機能するようになったら,必要以上に変更しないでください。 一度,安定性が達成されると,GCM はその後も安定して動作するはずです。

14.7 GCM のカスタマイズ

次のような方法で GCM をカスタマイズすることができます。

  • GCM クライアント・アプリケーションのジオメトリをカスタマイズします。

    これには,ウィンドウの色,サイズ,および配置が含まれます。 これを行うには,GCM クライアントのメニュー機能を使用します。 詳しくは,GCM クライアントのヘルプを参照してください。

  • 接続属性をカスタマイズします。

    これには,IP ポートの割り当て,接続時に通知またはバナーを検索するかどうか, さまざまな制限と診断属性が含まれます。 これらの属性はすべて,GCM クライアントから変更することができます。 IP ポートの割り当てを変更した場合は,GCM サーバを再起動する必要があります。

  • カスタム・コマンドを定義します。

    詳しくは,14.7.1 項 「コマンドの定義と使用」 を参照してください。

14.7.1 コマンドの定義と使用

GCM は OpenVMS DCL コマンドおよびコマンド・プロシージャの分散実行をサポートします。 ただし,現時点では, GCM は対話型コマンドおよびプロシージャをサポートしていません。 GCM を使用して実行される可能性があるコマンドとして DCL コマンドがありますが,DCL コマンドには次のような特性があります。

  • すぐに実行されます。

  • 実行時に出力を生成します。

  • すぐに戻ります。

DCL コマンドの多くはユーザからの応答を必要とし, 応答がない場合はすぐには戻りません。 このようなコマンドは,GCM での使用に適していません。 たとえば,RUN コマンドは常にすぐ戻るわけではありません。 GCM サーバはそれぞれのコマンド要求をサブプロセスで実行しますが, ユーザに応答を返さず,また, プログラムが終了しなければサブプロセスを終了しません。 したがって,サブプロセスを停止するには,SHOW SYSTEM コマンドを入力して, 該当するサブプロセスを調べてから手動で停止しなければなりません。

すべての GCM サーバ・コマンドには GCM_nodename_CMDnnnn という形式のサブプロセス名が割り当てられます。 nnnn は,コマンドの連続番号です。 一般に,これらのサブプロセスは完了まで実行して,GCM サーバに AST を送ります。 それによって GCM サーバは,サブプロセスと同じ名前の一時ログ・ファイルから関連する出力を見つけることができます。 結果ファイルを返した後,サブプロセスと関連ファイルは削除されます。 サブプロセスが,完了しないコマンドや入力を待つコマンドを実行している場合, GCM サーバにコマンド完了通知が送られないので,GCM サーバは結果を返しません。 このため,GCM サーバは他の処理を行えなくなり, 予期しないコマンド動作につながることがあります。

GCM の将来のリリースでは,追加のコマンド機能が提供される予定です。 しかし,サポートできない種類のコマンド機能は常に存在するでしょう。 グラフィカル・インタフェースや複雑な対話を伴なうアプリケーションの起動は, GCM の使用目的の範囲外です。 多くの場合,単純なコマンド・プロシージャ・ラッパーを作成して, アプリケーションがそれ自身の表示のリダイレクトを管理できるようにすることが可能です。

14.8 GCM サーバのログ・ファイル

通常の GCM サーバ実行の一部として,いくつかのログ・ファイルが生成されます。 これらのログ・ファイルのなかには,GCM サーバのトラブルシューティングに役立つものがあります (14.9 項 「GCM サーバのトラブルシューティング」 参照)。 システム・ディスクがクラスタ共通のシステム・ディスクである場合に個々のシステム・ルートからログ・ファイルを分離する手段として, ログ・ファイルのファイル名の一部としてシステム・ノード名が含まれている場合があります。

次のようなログ・ファイルが生成されます。

  • 実行時ログ・ファイル

    GCM サーバ・プロセスが開始されると, SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_nodename_SERVER.LOG ログ・ファイルが作成されます。 このログ・ファイルには,GCM サーバ・フォールトのトラブルシューティングに役立つ詳細が含まれていることがあります。

  • コマンド・ログ・ファイル

    GCM サーバ・コマンドが実行されるたびに,追加のログ・ファイルが作成されます。 これらのログ・ファイルの名前の形式は,次のとおりです。

    GCM_nodename_CMDsequence_number.LOG

    コマンド実行が成功すると,関連するログ・ファイルは削除されます。 まれに,GCM サーバ・フォールトのために, これらのログ・ファイルの 1 つが削除されずに残ることがあります。 残ったログ・ファイルは,GCM サーバの起動時に削除されます。

  • 接続ログ・ファイル

    実行時に, 接続ログ・ファイルを生成するように GCM サーバを設定することができます。 このオプション・ファイル SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_nodename_CONNECT.LOG は,成功および失敗した GCM クライアント接続のタイムスタンプ付き履歴を含んでいます。

    実行時に,GCM サーバ・イベント・ログを生成するように GCM サーバを設定することができます。 このオプション・ファイル SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_nodename_EVENT.LOG は,GCM サーバのトラブルシューティングに役立つさまざまな情報を含んでいます。 このイベント・ログの内容は,GCM サーバの診断フラグによって変わります。 イベント・ログのエントリは,過度に大きいファイルが生成されるのを避けるために無効にされるのが一般的です。

14.9 GCM サーバのトラブルシューティング

通常の起動手順で起動したときには, GCM サーバは自動再起動動作をサポートするモードで実行されます。 通常モードで実行された場合,GCM サーバは実行時ログ・ファイルを生成しますが, GCM サーバ問題の解決に役立つ追加情報はほとんど記録されません。

以下のセクションには, GCM サーバ問題のトラブルシューティングに役立つ情報があります。

14.9.1 診断情報の取得

ときには, 何らかの診断が行われるモードで GCM サーバを実行すると有益なことがあります。 診断が生成する手順追跡情報は,GCM サーバ・イベント・ログに書き込まれるか (有効な場合),画面に出力されます (有効な場合)。 一般に,診断出力は画面に出力されますが, 弊社のサポート担当者に転送する必要がある場合は, イベント・ログ出力は手助けになり,便利です。

GCM サーバから診断画面出力を得るには,独立プロセスとしてではなく, 対話方式で GCM サーバを実行する必要があります。 このためには,GCM サーバが実行中であれば停止して, DECterm ウィンドウから次のコマンドを入力して再起動します。

$ RUN SYS$SYSTEM:GCM_SERVER.EXE

GCM サーバが実行状態になったら,GCM クライアントから管理特権で接続して, GCM 管理データベースを次のように編集します。

  1. 「File」メニューから「Edit Admin Database」を選択します。

  2. 「Server Init」ページを選択します。

  3. 「Diagnostic」テキスト・フィールドを探して, 目的の出力を選択するためのボタンを探します。

  4. 「Screen output」ボタンをクリックし, 次の表に従って適切な診断コードを入力します。 一度に複数のフラグを設定することができます。

    コード (10進)

    コード (16進)

    機能

    アクション

    0

    0

    DIAGNOSTIC_DISABLE

    診断の無効化。

    1

    1

    HEARTBEAT_TRACE

    サーバ切断。

    2

    2

    TRANSACTION_TRACE

    一般的なトラブルシューティング。

    4

    4

    XML_TRACE

    一般的なトラブルシューティング。

    8

    8

    LOCK_TRACE

    サーバのハング。

    16

    10

    COMMAND_TRACE

    実行の無効化とパケットのダンプ。

    32

    20

    CRYPTO_DISABLE

    GCM 管理データベースのトラブルシューティング。

注意:

デフォルトでは,GCM クライアント/サーバ通信でセキュリティ (SSL) を使用しているかどうかに関係なく,GCM 管理データベースは常に暗号化されます。 まれに,GCM 管理データベース・ファイルの暗号化を無効にしたい場合があります。 CRYPTO_DISABLE フラグを設定すると, GCM サーバは GCM_ADMIN.EDB ファイルの暗号化と更新を行わなくなります。 代わりに,平文の ASCII XML を GCM_ADMIN.DAT に出力して, GCM_ADMIN.DAT からの起動時に入力を受け入れます。 このため,GCM 管理データベース内で XML 構造を直接編集して, GCM クライアントとサーバによって行われた変更を見直すことができます。

トラブルシューティングのとき以外は,CRYPTO_DISABLE フラグが設定された状態で GCM サーバを実行しないでください。 このフラグが設定された状態で GCM サーバを実行すると,GCM ユーザ登録レコードを単純な暗号化されていない ASCII 形式で公開することになるからです。

GCM サーバを実用に戻す前に,必ず診断を無効にしてください。 ロギングを無効にしなかった場合,関連する GCM サーバ・ログ・ファイルが非常に大きくなり,GCM サーバの性能が低下することがあります。

14.9.2 潜在的な問題領域

ハートビートは,高負荷システムでは潜在的な問題領域です。 GCM サーバが他のインスタンスの GCM クライアントと GCM サーバの存在の有無を検出できるように,定期的なハートビート・トランザクションが発行されます。 GCM サーバは,ハートビート・プロセスを最適化し, 使用率に基づいて時間間隔を変えることができ, 一方向のハートビートしか必要としません。 ときには,GCM サーバまたはネットワークのアクティビティによってハートビートの発行が遅延することがあります。 GCM サーバは, ハートビートを何回か受信しなくても切断とみなさないように設計されています。

GCM クライアントを使用して GCM 管理データベースを編集することによって, 特定のニーズに合わせてハートビートの値を調整することができます。 Client Pulse,Server Pulse,および Flat Line という 3 つの値が適用されます。 Pulse の値は,ハートビート・トランザクションの時間間隔 (秒数) です。 Flat Line の値は, 何回ハートビートが受信されなかったときに切断とみなされるかという回数です。 これらは,過度のトラフィックをもたらすことなく良好な動作をもたらす値に事前設定されています。 特別な状況下で,セッションが切断されていることに気づいた場合, これらの値を変更することができます。これらの値は, コマンドとイベントの処理に関して GCM の全体的な応答性には影響を与えません。

14.9.3 タイムアウトの検出

GCM クライアントには, タイムアウト検出を完全にオフにするデバッグ・フックが含まれています。 デバッグ・モードに入るには,Ctrl+Alt+D+B を押します。 「TEST」メニュー項目は,このモードがアクティブであることを示します。 このモードでは,低速な GCM サーバ (デバッグ中のものなど) から応答が得られるまでに時間がかかっても,GCM クライアントは常に接続状態を保ちます。

14.10 性能

GCM はクライアント/サーバ・アプリケーションなので, Galaxy Configuration Utility (GCU) に比べると, コマンドや構成イベントに対する反応が遅いです。 Galaxy の CPU 割り当ては数ミリ秒しかかからず,GCU にただちに反映されますが, CM では,表示を更新するまでに数秒かかることがあります。 リアルタイム応答が必要なときには,GCU を実行してください (また,複数のハード・パーティションがある場合には, GCU の複数のインスタンスを実行してください)。

Microsoft Windows を実行している PC システムは,典型的なデスクトップ PC に搭載されている物理メモリよりかなり多くの物理メモリを必要とすることがあります。 最高の性能を得るには,少なくとも 128 MB (おそらくそれ以上) のメモリが必要です。 ディスクの空き容量は,ほとんど関係ありません。

ネイティブの OpenVMS GCM クライアントでは, Windows GCM クライアントほどの性能は得られません。 OpenVMS で GCM クライアントを実行するためには, ユーザ・アカウントにかなりのページファイルを割り当てる必要があります。 弊社では,PGFLQUO パラメータを 350000 以上に設定するようにお奨めします。 (これは,OpenVMS 上のすべての Java アプリケーションに適用されます。)

GCM サーバの性能は,一般にネットワークの動作によって左右されます。 GCM サーバは大半の時間をアイドル状態で過ごしますが, 他の GCM サーバまたはクライアントにハートビート・トランザクションを発行するために頻繁にウェイクアップします。 GCM サーバは構成変更イベントへの応答として, メモリ内で AlphaServer 構成ツリー構造を再エンコードして, XML でエンコードされた表現をアクティブな GCM サーバおよびクライアントのすべてに送信します。 これによって,一般に約 100 KB のネットワーク・トラフィックが発生します。 複数の GCM サーバを含んでいるアソシエーションでは, それぞれのサーバが GCM クライアントを積極的にサポートしている場合, GCM サーバはこのような突出データを単一の構成モデルにマージして, そのモデルをそれぞれの GCM クライアントに転送しなければなりません。 新しいモデルは 1 MB 以上を必要とすることがあります。

最適な GCM 性能を確保するには,次のことに注意してください。

  • 大規模な構成の変更は,通常,GCM サーバがアソシエーションに参加するとき, またはアソシエーションから離脱するときに発生します。 単純なコマンド処理によって生成されるトラフィックは, これよりはるかに少ないです。

  • GCM サーバの良好な性能を確保する最良の方法は,アソシエーションの GCM サーバ数を制限することです。

  • 複数のアソシエーションを定義することによって, 1 つのアソシエーションのサイズが過度に大きくなるのを防ぐことができます。

14.11 GCM サーバの保守

一般に,GCM サーバの性能メンテナンス作業は必要ありません。 しかし,複数の拡張ロギング機能を有効にした場合, それぞれのログ・ファイルが時間の経過とともに非常に大きくなることがあるので, そのような監査を必要とする場合は, これらのファイルを定期的にチェックする必要があるかもしれません。 このようなログ・ファイルはすべて, SYS$COMMON:[SYS$CONFIG] ディレクトリにあります。 通常の操作モードでは,ロギングは無効になっています。

GCM クライアントについては,ユーザによって検索されたライブラリ・ファイルを時々クリーンアップするだけでよいでしょう。 ライブラリ・ファイルが検索されるたびに, コピーがローカル GCM クライアント・システムに格納されます。

14.12 冗長な GCM サーバ・セットアップの例

このセクションでは,冗長な GCM サーバ・セットアップの例を示します。

$ SET DEFAULT SYS$CONFIG
$ DIRECTORY

Directory SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]

GCM$SETUP.EXE;1     GCM_BANNER.JPG;1    GCM_CERT.PEM;1      GCM_CUSTOM.XML;1   
GCM_NOTICE.HTML;1   GCM_PRIVKEY.PEM;1   GCM_RULESET.XML;1   

Total of 7 files.
$ RUN GCM$SETUP

OpenVMS GCM-Server Setup Utility
Copyright 2002, Hewlett Packard Corporation

 This utility initializes the GCM Administrative Database:
 SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_ADMIN.EDB

 If you are performing an initial GCM-Server installation that will
 create an Association of more than a single server instance, you must
 perform the following tasks to assure proper server synchronization:

 1) Create the new local database using this utility.
 2) Copy the database to all other GCM-Server instances in your Association.
 3) Start each GCM-Server.

 You can start servers via $@SYS$STARTUP:GCMSRV$STARTUP.COM or by invoking
 this utility on each system.  When an existing database is found, this
 utility will offer additional server startup options.

 Continue (Y/N) {Y}? 

 Do you prefer full text assistance (Y/N) {N}? y

 SERVER DISCOVERY TCP/IP PORT NUMBER:

 By default, the GCM-Servers listen for client connections on
 TCP/IP Port 4100.  This can be changed, but each server will need
 to be restarted, and each client will need to specify the new
 port number in their "Server Connection Preferences" settings.

 Use the default Port Number 4100 (Y/N) {Y}? y

 CONNECTION BOUNDS:

 By default, the GCM-Servers support up to 4 concurrent clients
 and 8 concurrent servers.  This can be changed, but each server
 will need to be restarted. Be advised that GCM performance may
 suffer as these values are increased.

 Use the default concurrent CLIENT limit of 4 (Y/N) {Y}? y

 Use the default concurrent SERVER limit of 8 (Y/N) {Y}? y

 CONNECTION SECURITY:

 By default, the GCM-Servers expect that their clients will be
 using secure connections (SSL).  This can be disabled, but the
 servers will need to be restarted, and each client will need
 to change their "Server Connection Preferences" settings.

 WARNING - DISABLING SECURITY COULD POTENTIALLY COMPROMISE THE
 INTEGRITY OF YOUR SYSTEM AND IS NOT RECOMMENDED BY HEWLETT PACKARD.

 Use SSL Client-Server Security (Y/N) {Y}? y

%SECURITY - WILL BE ENABLED.

 SERVER ASSOCIATION RECORD:

 Multiple GCM-Servers can form an "Association" of systems, providing
 a wide management scope.  This Association may include one server per
 soft-partition on one or more hard-partition on one or more physical
 system. Regardless of how many servers are in the Association, you
 need to define an Association Name that describes the involved systems.
 Choose a simple descriptive string such as "Engineering Lab Systems".

 Enter the Association Name (use no quotes): GCM Test Association

 SYSTEM RECORDS:

 Each system in the Association must be uniquely identified by its
 IP Address, System Number, Hard-Partition Number, and Soft Partition
 Number.  At least one system must be defined.  You may define multiple
 systems now, or define additional systems after establishing your
 first client connection.

 Enter a fully qualified name for the system running a GCM-Server.
 For example: star.zko.hp.com. When you are done entering system
 records, enter 0 at the following prompt.

 Enter a SYSTEM Name (ex: star.zko.hp.com) (RETURN when done): wfglx4.zko.hp.com

 Enter a fully qualified IP Address for the system running a
 GCM-Server.  For example: 16.32.112.16
 If you prefer to use DNS to lookup the address, enter 0

 Enter a System IP Address (0 to use DNS): 16.32.112.16

 The SYSTEM NUMBER is a simple numeric value that uniquely identifies
 soft and hard partitions that reside in a common partitionable
 computer.  For example, if you have two separate partitionable
 computers in your Association, each having its own hard and soft
 partitioned instances, enter a SYSTEM NUMBER of 0 for all hard and
 soft partitions in the first computer, and enter 1 for those in the
 second computer.

 Enter a System Number (range 0-7): 0

 The HARD PARTITION NUMBER is a numeric value that uniquely identifies
 which HARD Partition a GCM-Server resides within.  If a system has
 only a single HARD Partition, enter 0.  If a system has multiple
 HARD Partitions, use the appropriate Hard Partition ID.  These are
 sequential numeric values which were used when creating the system
 partitions.  You can also obtain these values by running the Galaxy
 Configuration Utility via $ CONFIG GALAXY command.

 Enter a HARD PARTITION Number (range 0-7): 0

 The SOFT PARTITION NUMBER is a numeric value that uniquely identifies
 which SOFT Partition a GCM-Server resides within.  If a system has
 only a single SOFT Partition, enter 0.  If a system has multiple
 SOFT Partitions, use the appropriate Soft Partition ID.  These are
 sequential numeric values which were used when creating the system
 partitions.  You can also obtain these values by running the Galaxy
 Configuration Utility via $ CONFIG GALAXY command.

 Enter a SOFT PARTITION Number (range 0-7): 0

 %Define additional system records as needed...

 Enter a fully qualified name for the system running a GCM-Server.
 For example: star.zko.hp.com. When you are done entering system
 records, enter 0 at the following prompt.

 Enter a SYSTEM Name (ex: star.zko.hp.com) (RETURN when done): wfglx5.zko.hp.com

 Enter a fully qualified IP Address for the system running a
 GCM-Server.  For example: 16.32.112.16
 If you prefer to use DNS to lookup the address, enter 0

 Enter a System IP Address (0 to use DNS): 16.32.112.17

 The SYSTEM NUMBER is a simple numeric value that uniquely identifies
 soft and hard partitions that reside in a common partitionable
 computer.  For example, if you have two separate partitionable
 computers in your Association, each having its own hard and soft
 partitioned instances, enter a SYSTEM NUMBER of 0 for all hard and
 soft partitions in the first computer, and enter 1 for those in the
 second computer.

 Enter a System Number (range 0-7): 0

 The HARD PARTITION NUMBER is a numeric value that uniquely identifies
 which HARD Partition a GCM-Server resides within.  If a system has
 only a single HARD Partition, enter 0.  If a system has multiple
 HARD Partitions, use the appropriate Hard Partition ID.  These are
 sequential numeric values which were used when creating the system
 partitions.  You can also obtain these values by running the Galaxy
 Configuration Utility via $ CONFIG GALAXY command.

 Enter a HARD PARTITION Number (range 0-7): 0

 The SOFT PARTITION NUMBER is a numeric value that uniquely identifies
 which SOFT Partition a GCM-Server resides within.  If a system has
 only a single SOFT Partition, enter 0.  If a system has multiple
 SOFT Partitions, use the appropriate Soft Partition ID.  These are
 sequential numeric values which were used when creating the system
 partitions.  You can also obtain these values by running the Galaxy
 Configuration Utility via $ CONFIG GALAXY command.

 Enter a SOFT PARTITION Number (range 0-7): 1

 %Define additional system records as needed...

 Enter a fully qualified name for the system running a GCM-Server.
 For example: star.zko.hp.com. When you are done entering system
 records, enter 0 at the following prompt.

 Enter a SYSTEM Name (ex: star.zko.hp.com) (RETURN when done): 

 CLIENT AUTHORIZATION RECORDS:

 At least one client must be defined in order to allow an initial
 client-server connection to be established. Additional clients may
 be defined now, or at any point using the client application and the
 GCM Subscription Procedure.  This initial client record must provide
 fully privileged access for the specified user so that subsequent
 GCM administration functions can be performed.

 Enter a string which describes this client.
 The string can be the users full name, or job title, etc.

 Enter Client's Full Name or Title (RETURN when done): First Last

 Enter the clients USER name.  This is a single word that identifies
 the user, such as their last name.

 Enter Client's Username: First

 Enter the clients PASSWORD.  This is a unique GCM password,
 unrelated to any system authorization function.
 Note: Passwords can be changed by any GCM-Client with Admin privilege.

 Enter initial Password for First: Last

 Enter the clients EMAIL Address.  This is particularly important
 for the client that is serving the role of GCM Administrator as
 they will receive email subscription requests.

 Enter EMAIL Address for First: First.Last@hp.com

 CONFIG privilege allows a user to issue commands that alter a system
 configuration (if they also have the COMMAND privilege) and to load
 and save configuration models.

 Give First CONFIG Privilege (Y/N) {Y}? y

 COMMAND privilege allows a user to issue DCL commands.

 Give First COMMAND Privilege (Y/N) {Y}? y

 USER-COMMAND privilege allows a user to create their own command
 menu entries. Commands are executed in a privileged context so
 use discretion when authorizing this privilege.

 Give First USER-COMMAND Privilege (Y/N) {Y}? y

 POWER privilege allows a user to issue commands that power on or off
 system components for systems that support such operations.

 Give First POWER Privilege (Y/N) {Y}? y

 ADMIN privilege allows a user to modify the GCM-Server Administration
 Database.  Use discretion when authorizing this privilege.

 Give First ADMIN Privilege (Y/N) {Y}? y

 You may choose to ENABLE this client immediately, or enable the
 client later once the GCM is fully configured.
 IMPORTANT: Be sure to enable the initial administrator client!

 Enable First account now (Y/N) {Y}? y

 %Define additional client records as needed...

 Enter a string which describes this client.
 The string can be the users full name, or job title, etc.

 Enter Client's Full Name or Title (RETURN when done): 

 SERVER STARTUP OPTIONS:

 You may choose to have the local GCM-Server started automatically upon 
 system boot.  If you choose this option, the server will be started 
 during the next system boot. To accomplish this, the startup file 
 SYS$STARTUP:GCMSRV$STARTUP.COM will be added to the Layered Product 
 startup database.

 Do you want the local GCM-SERVER to start on System Boot (Y/N) {Y}? y

 You may choose to start the local GCM-Server now, or you can start 
 it later via $@SYS$STARTUP:GCMSRV$STARTUP.COM 

 Do you want to start the local GCM-SERVER now (Y/N) {Y}? y


************************ POST SETUP TASKS **************************

 This completes the GCM Admin Database initialization.

 IMPORTANT: 

 If you are using multiple GCM-Servers, copy the newly created GCM
 Admin Database file: SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_ADMIN.EDB, to the 
 same location on each system you defined in the Association, then 
 start or restart each server via $ @SYS$STARTUP:GCMSRV$STARTUP.COM 

 If the database has been properly defined, each server will detect
 the presence of the other servers and form the specified Association.
 If the GCM_SERVER process fails to start, examine the server logfile
 SYS$COMMON:[SYS$CONFIG]GCM_SERVER.LOG.

 When the server has started, you may use the GCM-Client to establish
 a connection and further tune the installation.

 For maximum security, you may wish to protect or remove this utility.

$


[1] 値がゼロの場合,DNS 名前変換では現在の IP アドレスが検索されます。

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