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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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目次
まえがき
第 1 章:日本語入力プロセス (FIP) 概要
第 2 章:FIPの起動と終了
第 3 章:かな漢字変換入力
第 4 章:PROFILE の設定
第 5 章:FIP/SUB 概要
第 6 章:FIP/SUBの起動と終了
第 7 章:FIP/SUBのかな漢字変換
第 8 章:FIP/SUBの制限事項
第 9 章:FIP/SUBの使用例
第 10 章:IMCP の概要(VAX のみ)
付録 A :FIPがサポートするPROFILEのINDEX
付録 B :FIPのメッセージ
付録 C :制限事項
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日本語 OpenVMS
日本語入力プロセス 利用者の手引き


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第 6 章
FIP/SUBの起動と終了

この章では,FIP/SUBの起動と終了方法,コマンド修飾子について説明します。

FIP/SUBを起動するには次のようにDCLコマンドを入力してください。


    $ INPUT START/SUBPROCESS 

終了する場合は,サブプロセスを終了させるためのLOGOUTコマンドを入力します。


    $ LOGOUT 



6.1 形式

FIP/SUB の形式は次のようになります。


$ INPUT START/SUBPROCESS [コマンド文字列]

6.2 コマンド・パラメータ

コマンド文字列

サブプロセス中で実行するコマンド文字列を指定します。これを指定した場合は最初にこのコマンド文字列を実行し,その後,次のコマンドの入力待ちになります。または,最後に LOGOUT コマンドを実行するコマンド・ファイルを作成し,


    $ INPUT START/SUBPROCESS @ファイル名 

と入力することにより,コマンド・ファイルを実行後,自動的にFIP/SUBを終了させることができます。

コマンド文字列を指定しなかった場合には,コマンド入力待ちの状態になります。

6.3 コマンド修飾子

この節では,FIP/SUB のコマンド修飾子について説明します。 表 6-1 にコマンド修飾子の一覧を示します。

表 6-1 コマンド修飾子
コマンド修飾子 省略時の値
/CLI=CLI名  
/CODE=(option[,...])  
/CONVERSION_KEY=(変換開始キー [,...]) /CONVERSION_KEY=" ` "
/DICTIONARY=個人辞書 /DICTIONARY="SYS$LOGIN:JSYKOJIN.JISHO"
/LINE=変換入力行  
/LOG /LOG
/PROCESS=プロセス名  
/PROFILE=プロファイル名 /PROFILE="IM$DEFAULTS:IM$PROFILE.DAT"
/PROMPT=プロンプト文字列  
/STATUS_LINE /STATUS_LINE (VT282,VT382 使用時)

次に各コマンドについて詳しく説明します。

6.3.1 /CLI=CLI名

サブプロセスで使用する,コマンド・ランゲージ・インタプリタ(CLI) を指定します。

省略時は親プロセスで使用している CLI を使用します。

6.3.2 /CODE=(option[,...])

FIP/SUBで漢字コード変換を行うことを指定します。

以下のオプションを指定できます。

SHIFT_JIS
DEC漢字コードとシフトJISコードとのコード変換を行うことを指定します。
この SHIFT_JIS を単独で指定した場合は,端末側がDEC漢字コード,サブプロセス側がシフトJISコードとなります。
例:  /CODE=SHIFT_JIS
TERMINAL と共に指定した場合は,端末側がシフトJISコード,サブプロセス側が DEC漢字コードとなります。この場合,FIP/SUBによる漢字変換入力は使用できません。
例:  /CODE=(SHIFT_JIS,TERMINAL)

TERMINAL
SHIFT_JIS と共に指定し,端末側がシフトJISコード,サブプロセス側が DEC漢字コードであることを指定します。

DELETE
指定したコードを DELETE コードに変換することを指定します。
DELETE=BS    BS コードを DELETE コードに変換します。

KANA
半角カタカナを入力した場合に全角ひらがな,またはカタカナに変換することを指定します。
KANA=HIRAGANA  半角カタカナを全角ひらがなに変換します。
KANA=KATAKANA  半角カタカナを全角カタカナに変換します。


変換入力を開始するキーを指定します。変換開始キーには,[Ctrl]キーと共に押して変換入力を開始するキーを,1文字で指定します。また,VT282,VT382の場合には,変換開始キーに [F6][F20] を指定することにより,ファンクション・キーを押して変換入力を開始することができます。変換開始キーは複数指定可能です。ただし,複数指定した場合は,最後のキーのみが実行開始時のメッセージ中に表示されます。

省略時の変換指定キーは" ` "キーで,[Ctrl/]` により変換入力を開始します。

VT282,VT382等の漢字端末で,変換開始キーとして指定可能なキーを 表 6-2 に示します。

表 6-2 変換開始キーとして指定可能なキー
指定可能な変換開始キー [Ctrl]キーと共に押して発生するコントロール・コード(16進)
[A][Z] 01 〜 1A
[@][2][スペース] 00
[¥][|][$][4] 1C
[]][}][%][5] 1D
[ ̄][`][^][6] 1E
[/][?][&][7] 1F
[8] 7F (DEL コード)



6.3.4 /DICTIONARY=個人辞書

FIP/SUBでの変換に使用する,個人辞書を指定します。

省略時は SYS$LOGIN:JSYKOJIN.JISHO を使用します。

6.3.5 /LINE=変換入力行

変換入力の作業領域として使用する,画面上の行位置を指定します。

/LINE および /STATUS_LINE のどちらの指定もない場合はデバイス・タイプの値により,VT200_Series,VT300_Series に設定されている場合は,それぞれVT282, VT382とみなして25行目を使用し,それ以外の場合は1行目を使用します。

/STATUS_LINE と同時に指定することはできません。

6.3.6 /LOG

FIP/SUB実行開始および終了時のメッセージの表示を制御します。

/NOLOG を指定するとメッセージを表示しません。省略時は /LOG でメッセージを表示します。

6.3.7 /PROCESS=プロセス名

サブプロセスのプロセス名を指定します。

省略時は次の形式のプロセス名を自動的に割り当てます。

username_n


FIP/SUBを起動する際に参照されるプロファイル名を指定します。

省略時は IM$DEFAULTS:IM$PROFILE.DAT を使用します。

6.3.9 /PROMPT=プロンプト文字列

サブプロセスで使用する DCL のプロンプト文字列を指定します。

省略時は親プロセスのプロンプト文字列を使用します。

6.3.10 /STATUS_LINE

VT282,VT382の25行目を,変換入力の作業領域に使用することを指定します。

/LINE および /STATUS_LINE のどちらの指定もない場合は,デバイス・タイプの値によりVT200_Series,VT300_Series に設定されている場合はそれぞれVT282, VT382とみなして25行目を使用し,それ以外の場合は1行目を使用します。

/LINE と同時に指定することはできません。


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