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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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目次
まえがき
第 1 章:デバッガ・コマンド・ディクショナリ概要
第 2 章:デバッガ・コマンド・ディクショナリ
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HP OpenVMS
デバッガ・コマンド・ディクショナリ


目次 索引




AST (asynchronous system traps) の実行要求が許可されているか,禁止されているかを示します。

形式

SHOW AST


説明

SHOW AST コマンドは AST の実行要求が許可されているか,禁止されているかを示します。このコマンドは実行要求が保留中になっている AST は示しません。AST の実行要求は省略時の設定は許可です。または,ENABLE AST コマンドを使用して許可します。 AST の実行要求を禁止するには DISABLE AST コマンドを使用します。

関連コマンド

(ENABLE,DISABLE) AST


DBG> SHOW AST
ASTs are enabled
DBG> DISABLE AST
DBG> SHOW AST
ASTs are disabled
DBG>

SHOW AST コマンドは AST の実行要求が許可されているかどうかを示します。




SET ATSIGN コマンドで設定した省略時のファイル指定を示します。デバッガは @ ( 実行プロシージャ ) コマンドの処理中にこのファイル指定を使用します。

形式

SHOW ATSIGN


説明

関連コマンド
@ (実行プロシージャ)
SET ATSIGN

#1

DBG> SHOW ATSIGN
No indirect command file default in effect, using DEBUG.COM
DBG>

この例は,SET ATSIGN コマンドを使用していなかった場合,デバッガがコマンド・プロシージャの省略時のファイル指定として SYS$DISK:[]DEBUG.COM を使用することを示します。

#2

DBG> SET ATSIGN USER:[JONES.DEBUG].DBG
DBG> SHOW ATSIGN
Indirect command file default is USER:[JONES.DEBUG].DBG
DBG>

この例では,SHOW ATSIGN コマンドはコマンド・プロシージャの省略時のファイル指定を示しています。それは以前に SET ATSIGN コマンドで設定されたものです。




ブレークポイントに関する情報を表示します。

形式

SHOW BREAK


修飾子



/PREDEFINED

定義済みブレークポイントに関する情報を表示します。

/USER

ユーザ定義ブレークポイントに関する情報を表示します。

説明

SHOW BREAK コマンドは WHEN 句や DO 句,/AFTER の数などのオプションも含めて,現在設定されているブレークポイントに関する情報と,ブレークポイントが無効になっているかどうかを表示します。

省略時の設定では,SHOW BREAK はユーザ定義ブレークポイントと定義済みブレークポイントの両方 ( ただし,存在する場合 ) に関する情報を表示します。これは SHOW BREAK/USER/PREDEFINED コマンドを入力した場合と同じです。ユーザ定義ブレークポイントは SET BREAK コマンドで設定されます。定義済みブレークポイントは,デバッガを起動すると自動的に設定され,デバッグの対象になっているプログラムの種類によって異なります。

SET BREAK/AFTER:n を使用してブレークポイントを設定した場合,SHOW BREAK コマンドは 10 進整数 n の現在の値,つまり最初に指定された整数値から,ブレークポイント記憶位置に到達するたびに 1 を引いた値を表示します ( デバッガは n の値が 0 になるまでブレークポイント記憶位置に到達するたびに n を減少させていきます。 0 になると,デバッガはブレーク動作を取ります)。

Alpha システムの場合,ブレークが命令の特定のクラスにあっても, SHOW BREAK コマンドは,個々の命令 (SET BREAK/CALL または SET BREAK/RETURN と同様 ) は表示しません。

関連コマンド

(ACTIVATE,CANCEL,DEACTIVATE,SET) BREAK

#1

DBG> SHOW BREAK
breakpoint at SUB1\LOOP 
breakpoint at MAIN\MAIN+1F 
   do (EX SUB1\D ; EX/SYMBOLIC PSL; GO) 
breakpoint at routine SUB2\SUB2 
   /after: 2
DBG>

SHOW BREAK コマンドは現在設定されているすべてのブレークポイントを示します。この例は,実行がそれぞれ SUB1\LOOP, MAIN\MAIN,SUB2\SUB2 に到達すると必ず検出されるユーザ定義ブレークポイントを示します。

#2

DBG> SHOW BREAK/PREDEFINED
predefined breakpoint on Ada event "DEPENDENTS_EXCEPTION" 
   for any value 
predefined breakpoint on Ada event "EXCEPTION_TERMINATED" 
   for any value
DBG>

このコマンドは現在設定されている定義済みブレークポイントを示します。この例では,2 つの定義済みブレークポイントが表示されていて,その 2 つは Ada タスキング例外イベントに対応しています。これらのブレークポイントはすべての Ada プログラムに対してと Ada モジュールにリンクされている混合言語プログラムに対して自動的にデバッガによって設定されます。




現在アクティブなルーチン呼び出しを示します。

形式

SHOW CALLS [integer]


パラメータ



integer

表示するルーチンの数を指定する 10 進整数。このパラメータを省略すると,デバッガはデバッガ内に関係する情報があるすべてのルーチン呼び出しを示します。

修飾子



/IMAGE

呼び出しスタック上の個々のアクティブな呼び出しのイメージ名を表示します。

説明

SHOW CALLS コマンドは,実行が中断されたルーチンまでの,アクティブなルーチン呼び出しのシーケンスをリストするトレースバックを表示します。再帰的ルーチン呼び出しはすべて表示されるため, SHOW CALLS コマンドを使用して再帰呼び出しのチェインをチェックできます。

SHOW CALLS は最新の呼び出しを先頭として,呼び出しスタック上の呼び出しフレーム 1 つにつき 1 行の情報を表示します。最上行は現在実行中のルーチンを示し,2 行目はその呼び出し元,3 行目は呼び出し元の呼び出し元を示すというようになります。

プログラムが最初に起動されるときにそのプログラム用のスタック・フレームが少なくとも 1 個作成されるため,プログラムでルーチン呼び出しを行っていない場合でも, SHOW CALLS コマンドはアクティブな呼び出しを表示します。

Alpha プロセッサと I64 プロセッサでは,通常,システム・フレームも表示され,場合によっては DCL ベース・フレームも表示されます。 SHOW CALLS がアクティブな呼び出しを表示しない場合,その原因はプログラムが終了しているか,呼び出しスタックが破損しているかのいずれかです。プログラムの実行時にルーチンへの呼び出しを行うと,スタックまたはレジスタ・セット上に新しい呼び出しフレームが作成されます。各呼び出しフレームには,呼び出し元のルーチンや現在のルーチンについての情報が格納されます。たとえば,フレームの PC 値によって, SHOW CALLS コマンドはモジュールとルーチンの情報をシンボル化することができます。

VAX プロセッサでは,ルーチン呼び出しのシーケンスは,メモリ・スタック上の呼び出しフレームのシーケンスに対応します。 Alpha プロセッサでは,ルーチン呼び出しは,スタック・フレーム・プロシージャ (メモリ・スタック上に呼び出しフレームが作成される),レジスタ・フレーム・プロシージャ (呼び出しフレームがレジスタ・セットに格納される),空フレーム・プロシージャ (呼び出しフレームがない) のいずれかになります。

I64 プロセッサでは,ルーチン呼び出しは,メモリ・スタック・フレームまたはレジスタ・スタック・フレームとなります。つまり,I64 には,レジスタとメモリの 2 つのスタックがあります。 I64 ルーチンを呼び出すと,これらのスタックのどちらか,またはその両方に呼び出しフレームが作成されます。また,I64 リーフ・ルーチンの呼び出し (それ自身は呼び出しを行わない) は,どちらのスタックにも呼び出しフレームが作成されない,空フレーム・プロシージャとなります。 SHOW CALLS は,どのスタック・フレーム (メモリまたはレジスタ) であっても,情報を 1 行出力します。 (下記の例を参照してください。)

SHOW CALLSが示す行ごとに次の情報が提供されます。

  • 呼び出しを行っているモジュールの名前。モジュール名の左側にアスタリスク (*) が付いている場合,そのモジュールが設定されていることを表す。

  • モジュールが設定されている場合,呼び出し元ルーチンの名前 (1 行目は現在実行中のルーチンを示す )。

  • モジュールが設定されている場合,そのルーチンで呼び出しが行われた行番号 (1 行目は実行が中断される行番号を示す )。

  • 制御が呼び出し先ルーチンに渡されたときの呼び出し元ルーチンでの PC の値。
    VAX プロセッサでは,PC 値は直前のシンボル値 ( たとえばルーチン ) を基準としたメモリ・アドレスとして示され,さらに絶対アドレスとしても示されます。 Alpha プロセッサと I64 プロセッサでは,PC はモジュール内の先頭コード・アドレスを基準としたメモリ・アドレスとして示され,さらに絶対アドレスとしても示されます。
    /IMAGE 修飾子を指定すると,デバッガはまずデバッグ情報を持っている各イメージ (/DEBUG または /TRACEBACK 修飾子を使ってリンクされたもの) に対して SET IMAGE コマンドを実行します。その後,デバッガは呼び出しスタック上の個々のアクティブな呼び出しについて,イメージ名を表示します。出力ディスプレイが拡大され,イメージ名が最初の欄に表示されるようになっています。
    share$image_name モジュール名は /IMAGE 修飾子によって提供されるので,デバッガはこの情報は表示しません。
    SET IMAGE コマンドは SHOW CALLS/IMAGE コマンドが有効な間のみ作用します。デバッガは SHOW CALLS/IMAGE コマンドが完了したときに,セット・イメージ状態を復元します。

Alpha プロセッサと I64 プロセッサでは, SHOW CALLS コマンドの出力には,プログラムに関連付けられたユーザ呼び出しフレームの他に,システム呼び出しフレームも含まれることがあります。システム呼び出しフレームが含まれるのは,次の場合です。

  • 例外のディスパッチの場合

  • 非同期システム・トラップのディスパッチの場合

  • システム・サービスのディスパッチの場合

  • システム空間でウォッチポイントがトリガされた場合

  • システム (インストールされている常駐 RTL を含む) 空間をステップ実行した場合

  • 呼び出しスタックがベース・フレームの場合

システム呼び出しフレームが表示されても,問題を示すわけではありません。

関連コマンド

SHOW SCOPE
SHOW STACK

#1

DBG> SHOW CALLS
module name   routine name   line      rel PC      abs PC
 SUB2         SUB2                    00000002    0000085A 
*SUB1         SUB1              5     00000014    00000854 
*MAIN         MAIN             10     0000002C    0000082C
DBG>
 

このコマンドは,VAX システム上で現在アクティブなプロシージャ呼び出しのシーケンスに関する情報を表示しています。

#2

DBG> SHOW CALLS
 module name   routine name     line          rel PC           abs PC 
*MAIN           FFFF             31      00000000000002B8 00000000000203C4 
-the above appears to be a null frame in the same scope as the frame below 
*MAIN           MAIN             13      00000000000000A8 00000000000200A8 
                                         0000000000000000 FFFFFFFF8255A1F8
 
 
 
 

これは,Alpha システムでの例です。ルーチンのプロローグおよびエピローグが空フレームとしてデバッガに表示されることに注意してください。フレーム・ポインタ (FP) が変更される前のプロローグの部分およびフレーム・ポインタ (FP) が回復された後のエピローグの部分は,それぞれ空フレームのように見えるため,空フレームと報告されます。

#3

DBG> SHOW CALLS
 
module name    routine name     line           rel PC           abs PC 
*MAIN           FFFF               18       0000000000000190 0000000000010190 
*MAIN           MAIN               14       0000000000000180 0000000000010180 
                                            FFFFFFFF80C2A200 FFFFFFFF80C2A200 
 
 
 
 
 
 

これは,I64 システムでの例です。 I64 プロローグは,デバッガからは空フレームとしては見えません。




DEFINE コマンドに対して現在有効になっている省略時の値 (/ADDRESS,/COMMAND,/PROCESS_GROUP,または /VALUE) を指定します。

形式

SHOW DEFINE


説明

DEFINE コマンドの省略時の修飾子は前回 SET DEFINE コマンドで設定された修飾子です。SET DEFINE コマンドを入力していなかった場合には,省略時の修飾子として /ADDRESS が使用されます。

DEFINE コマンドで定義されたシンボルを示すには, SHOW SYMBOL/DEFINED コマンドを使用します。

関連コマンド

DEFINE
DEFINE/PROCESS_SET
DELETE
SET DEFINE
SHOW SYMBOL/DEFINED


DBG> SHOW DEFINE
Current setting is: DEFINE/ADDRESS
DBG>

このコマンドは DEFINE コマンドがアドレスによって定義されるように設定されていることを通知します。




1 つまたは複数の既存の画面ディスプレイを示します。

注意

このコマンドは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。


形式

SHOW DISPLAY [display-name[,...]]


パラメータ



display-name

ディスプレイの名前を指定します。名前を指定しない場合またはワイルドカード文字のアスタリスク (*) をそれだけで指定する場合,すべてのディスプレイ定義がリストされます。ディスプレイ名の中ではワイルドカードを使用できます。 /ALL 修飾子を指定する場合,ディスプレイ名は指定できません。

修飾子



/ALL

すべてのディスプレイ定義をリストします。

説明

SHOW DISPLAY コマンドはディスプレイ・リストでの順番に従ってすべてのディスプレイをリストします。ディスプレイ・ペーストボードの一番下になっているディスプレイが最初にリストされ,ディスプレイ・ペーストボードの一番上にあるディスプレイが最後にリストされます。

1 つのディスプレイにつき,SHOW DISPLAY コマンドはその名前,最大サイズ,画面ウィンドウ,表示対象 ( デバッグ・コマンド・リストも含めて ) をリストします。また,ディスプレイをペーストボードから削除するか,動的なものにするか ( 画面サイズが SET TERMINAL コマンドで変更された場合に,動的ディスプレイは自動的にそのウィンドウ寸法を調整する ) も示します。

関連コマンド

DISPLAY
EXTRACT/SCREEN_LAYOUT
(CANCEL) DISPLAY
(SET,CANCEL,SHOW) WINDOW
SHOW SELECT


DBG> SHOW DISPLAY
display SRC at H1, size = 64, dynamic 
    kind = SOURCE (EXAMINE/SOURCE .%SOURCE_SCOPE\%PC) 
display INST at H1, size = 64, removed, dynamic 
    kind = INSTRUCTION (EXAMINE/INSTRUCTION .0\%PC) 
display REG at RH1, size = 64, removed, dynamic, kind = REGISTER 
display OUT at S45, size = 100, dynamic, kind = OUTPUT 
display EXSUM at Q3, size = 64, dynamic, kind = DO (EXAMINE SUM) 
display PROMPT at S6, size = 64, dynamic, kind = PROGRAM
DBG>

SHOW DISPLAY コマンドは現在定義されているディスプレイをすべてリストします。この例では,ディスプレイの中には,定義済みディスプレイが 5 つ (SRC,INST,REG,OUT,PROMPT) とユーザ定義 DO ディスプレイの EXSUM が含まれています。ディスプレイ INST と REG はディスプレイ・ペーストボードから削除されます。それらを画面上に表示するには DISPLAY コマンドを使用しなければなりません。




SET EDITOR コマンドで設定された,EDIT コマンドが取る処置を示します。

形式

SHOW EDITOR


説明

関連コマンド
EDIT
SET EDITOR

#1

DBG> SHOW EDITOR
The editor is SPAWNed, with command line 
    "EDT/START_POSITION=(n,1)"
DBG>

この例では,EDIT コマンドはサブプロセスで EDT エディタを作成します。コマンド行に付けられた /START_POSITION 修飾子は,初期状態では編集カーソルをデバッガの現在のソース表示の中央の行の先頭に置くことを表します。

#2

DBG> SET EDITOR/CALLABLE_TPU
DBG> SHOW EDITOR
The editor is CALLABLE_TPU, with command line "TPU"
DBG>

この例では,SHOW EDITOR コマンドは EDIT コマンドが DEC Text Processing ユーティリティ (DECTPU) の呼び出し可能バージョンを起動することを表します。編集カーソルは初期状態ではソース行 1 の先頭に置かれます。


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