日本-日本語

製品  >  ソフトウェア  >  OpenVMS  >  マニュアル

OpenVMS マニュアル


≫ 

OpenVMS V8.3
ライブラリ

タイトルページ
目次
まえがき
第 1 章:英語版 DCPS と日本語 DCPS との対応
第 2 章:日本語 DCPS V 2.6 について
第 3 章: 英語版 DCPS Version 2.6 について
第 4 章:プリンタ固有の情報
第 5 章:日本語 DCPS の使用上の注意事項および制限事項
第 6 章:DCPS の制限事項
第 7 章:DCPS に影響を与えるその他の制限事項
付録 A :Raw TCP/IP ポート番号
付録 B :LPD キューに指定するプリンタ製品名
PDF
OpenVMS ホーム
日本語HP DECprint Supervisor (DCPS) for OpenVMS | HPE 日本

日本語HP DECprint Supervisor (DCPS) for OpenVMS
リリース・ノート


目次

第 4 章
プリンタ固有の情報

この章では,特定のプリンタに対して適用される DCPS の使用方法について説明します。なお,『 DCPS システム管理者ガイド』および『 DCPS ユーザーズ・ガイド』にもプリンタ固有の情報が含まれてますので適宜参照してください。

4.1 LPD 印刷時のトレイに関する制限事項

印刷に LPD を使用する際,トレイ内の用紙のサイズが DCPS が期待するものと異なる場合は INPUT_TRAYパラメータでトレイ名は指定できません。

これは,LPD は単一方向の機能であるため,プリンタから DCPS へ情報を戻すことができないためです。つまり,プリンタ・トレイ内の用紙のサイズを DCPS へ送ることができません。

DCPS システム管理者ガイドで説明するように, LPD キューで使用する用紙のサイズを DCPS に指示するには論理名 DCPS$[queuename_]SHEET_SIZEを定義します (この論理名が定義されていない場合,DCPS はレター・サイズを使用します)。ただし,定義されたサイズと異なる用紙がトレイに含まれている場合,そのトレイ名を選択することはできません。この場合,トレイ名ではなく用紙サイズかメディア・タイプを選択します。

この制限事項は DCPS の将来のバージョンで取り除かれる予定です。

4.2 HP プリンタ

HP 製プリンタでは,通常トレイ 1 は種々のサイズやタイプに対応する多目的トレイとして使用されます。このようなプリンタでは,トレイ 1 のページ・サイズおよびメディア・タイプを "ANY" に定義できます。出荷時のデフォルトの設定はこの値です。

DCPS ジョブに対しては,ページ・サイズおよびメディア・タイプを実際のサイズ,あるいは通常使われるサイズに設定することをお勧めします。トレイ 1 が "ANY" に設定されていると,選択した印刷オプションに依存して DCPS は間違ったトレイから印刷を行う可能性があります。

プリンタの設定は,フロント・パネル,そのプリンタの Web,あるいは Web JetAdmin プリンタ管理ユーティリティで変更することができます。

4.3 Ricoh プリンタ

以下の Ricoh 製プリンタに IP プロトコルで出力する場合は LPD を使用しなければなりません。

Ricoh Aficio 3035
Ricoh Aficio 3235C
Ricoh Aficio AP400N
Ricoh Aficio AP410N
Ricoh Aficio AP4510
Ricoh Aficio CL4000DN
Ricoh Aficio CL7000
Ricoh Aficio CL7100
Ricoh Aficio CL7200
Ricoh Aficio CL7300

これらのプリンタでは Raw TCP はサポートされていません。 LPD キューの設定についての詳細は, 付録 B および『 DCPS システム管理者ガイド』を参照してください。

また,これらのプリンタでは,オプションのフィニッシャやメールボックスもサポートされていません。

4.4 Xerox プリンタ

以下の Xerox 製プリンタに IP プロトコルで出力する場合は LPD を使用しなければなりません。

Xerox Phaser (全モデル)
Xerox WorkCentre Pro (全モデル)

これらのプリンタは, Raw TCP あるいは非スプール LPD はサポートされていません。スプール LPD キューの設定方法についての詳細は, 付録 B および『 DCPS システム管理者ガイド』を参照してください。

4.5 プリンタのファームウェア

HP 製プリンタの場合,ファームウェアのバージョンは,そのプリンタの Web ページあるいは WebJetAdmin プリンタ管理ユーティリティの configuration page に "Firmware Datecode" として表示されます。

プリンタのファームウェアに関する情報とプリンタへのダウンロード手順は, HP のWeb ページ(http://www.hp.com/jp/)から入手できます。 プリンタのリンクをクリックしてください。

4.5.1 プリンタのサービス・エラー

HP 製プリンタで PostScript ファイルを印刷する際に, 49.4C02 サービス・エラーが発生する場合があります。この問題は,プリンタのファームウェアで修正されています。 表 4-1 に,この問題が発生するプリンタと問題を修正するためのファームウェア・バージョンを示します。

表 4-1 ファームウェアによるサービスエラーの修正
プリンタ ファームウェア・バージョン
HP Color LaserJet 4650 20050524 07.003.3
HP Color LaserJet 5550 20050524 07.007.3
HP LaserJet 4250 20050831 08.009.3
HP LaserJet 4350 20050831 08.009.3
HP LaserJet 9050 20050617 08.102.2
HP LaserJet 9055 MFP 20050601 07.004.0
HP LaserJet 9065 MFP 20050601 07.004.0



4.5.2 キューの起動に関する問題

いくつかの HP プリンタは,ジョブの最初の DCPS 同期要求に応答しません。このため,これらのプリンタのキューを起動する前に,プリンタのファームウェアを 表 4-2 に示すバージョンにアップグレードするか,あるいは論理名 DCPS$queuename_NO_SYNC を定義しておく必要があります。この処理を行っていないと,DCPS ジョブは開始されません。詳細は,本書の 第 6.3 節 ,あるいは『 DCPS システム管理者ガイド』を参照してください。

また,プリンタのパーソナリティ設定は PS (PostScript) に設定することをお勧めします。ただし,プリンタのパーソナリティを PS (PostScript) に設定するだけではこれらのプリンタの問題は解決できません。

この問題は,以下のバージョンのプリンタ・ファームウェアで解決されます。

表 4-2 推奨される最小ファームウェア・バージョン
Printer Firmware
HP Color LaserJet 5500 20030605 04.016.2
HP LaserJet 2300 20030530 04.047.2
HP LaserJet 4200 20030530 04.016.1
HP LaserJet 4300 20030530 04.016.1

なお,HP Color LaserJet 2500 プリンタにはこの制限事項が残っています。


目次

印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項