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OpenVMS マニュアル


日本語 DECprint Supervisor for OpenVMS<!--#include virtual="/comm/include/company_name_title.inc" -->

日本語 DECprint Supervisor for OpenVMS
システム管理者ガイド


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付録 B
DCPSで使用する論理名

この付録では,DECprint Supervisor for OpenVMSソフトウェアで使用する OpenVMSの論理名について説明します。

論理名を使用するためのガイドラインは,次のとおりです。

  • "DCPS"で始まる論理名は, DECprint Supervisor for OpenVMS ソフトウェアでのみ使用します。他の論理名(たとえば,PSM$ANNOUNCE)は, OpenVMSシステムの他のコンポーネントで使用され,またそれらのコンポーネントに作用します。

  • これらの論理名の定義は,DCPS$STARTUP.COM,またはそれが起動するコマンド・プロシージャに置く必要があります。スタートアップ・プロジージャ・テンプレートには,これらの一部についての定義方法がコメントされています。

  • 論理名の中には,すぐに有効になるものもあれば,キューが起動されたときのみ,またはDCPSシンビオント・プロセスが最初に作成されたときのみ有効になるものもあります。マルチストリームのDCPSシンビオント・プロセスを使用している場合,このことは特に重要です( 第 3.5.1.2 項 を参照してください)。シンビオントは,最初に作成されるときに論理名を全部読み込むと考えなければならないので,変更内容を有効にするには,まずすべてのキューを停止して再起動させる必要があります。

  • 論理名は,エグゼクティブ・モードで (すなわち,DEFINE /EXECUTIVE_MODE /SYSTEM を使用して),システム・テーブルに定義する必要があります。

  • OpenVMS Cluster 環境では,DCPSを使用するすべてのノードに対象の論理名を定義する必要があります。 DCPSによって定義される論理名を確認するには, DCPSシンビオント・プロセスが実行されているノードを見る必要があります。

  • これ以外の論理名については『 DCPS リリース・ノート』に記載されています。

表 B-1 は, DCPSが使用する論理名,有効な値,およびその意味についての簡単な説明です。その論理名の詳細についての参照先(本書の他の節,または他のドキュメント)も示します。

注意

表 B-1 で, qnはキュー名の短縮形です。

表 B-1 DCPSの論理名
論理名 有効な値 意味と参照先
DCPSに情報を提供する論理名
DCPS_LIB 1 検索リスト DCPSセットアップ・ライブラリとそのデータ型のリスト。 第 7.4.2 項 を参照。
DCPS$DEFAULT_TRANSLATOR <トランスレータ群> 2 システム単位の省略時のテキスト・データ型。 第 4.2.2 項 を参照。
DCPS$ qn_DEFAULT_
TRANSLATOR
<トランスレータ群> 2 キュー固有の省略時のテキスト・データ型。 第 4.2.2 項 を参照。
DCPS$DEVCTL_CACHE TRUE システム単位のデバイス制御キャッシングを有効にします。 第 7.11 節 を参照。
DCPS$ qn_DEVCTL_CACHE TRUE キュー固有のデバイス制御キャッシングを有効にします。 第 7.11 節 を参照。
DCPS$ qn_DEVICE_NAME 3 文字列 名前が INITIALIZE /QUEUE /ON 識別子には長すぎる場合に,キューに関連付けられる実際のデバイス名 (また,SHOW QUEUE /FULLは,そのデバイスの代わりに"DCPS$"をリストします)。 第 3.3.2 項 を参照。
DCPS$IGNORE_UNKNOWN_USER TRUE ユーザ名がUAFに見つからないときに,user unknownエラーを無効にします。 第 3.5.9 項 を参照。
DCPS$ qn_IGNORE_UNKNOWN_USER TRUE ユーザ名がUAFに見つからないときに,キューのuser unknownエラーを無効にします。 第 3.5.9 項 を参照。
DCPS$ qn_INTERRUPT_WHEN_BUSY TRUE シリアル・プリンタの待ち状態を無効にして,"not busy"にします。 第 3.5.2 項 を参照。
DCPS$LAYUP 4 検索リスト レイアップ・ファイルが格納されているディレクトリ。『 DCPS インストレーション・ガイド』を参照。
DCPS$MAX_STREAMS 0..32 DCPSシンビオント・プロセスあたりのキューの数。 第 3.5.1 項 を参照。
DCPS$ qn_NO_SYNC TRUE PrintServerプリンタ以外のプリンタで,通常の同期化を無効にします。 第 3.5.3 項 を参照。
DCPS$ qn_OLD_ANSI_PAGE_SIZES TRUE ANSIトランスレータで,旧版 (V1.1A より前) のA4サイズ用垂直スペーシングを使用します。 第 3.5.10 項 を参照。
DCPS$ qn_PARAMETER 3 文字列 省略時のキュー・パラメータ。 第 3.3.4 項 を参照。
DCPS$ qn_PRODUCT_NAME 文字列 LPD キュー上のプリンタに対して使用する製品名。 第 3.5.7 項 を参照。
DCPS$PURGE_TIME デルタ時間 ワーキング・セットをパージするまでの待ち時間。 第 3.5.4 項 を参照。
DCPS$ qn_SEPARATOR_TRAY 数値 バースト・ページおよびフラグ・ページのジョブを実行するトレイ番号。 第 6.2.3 項 を参照。
DCPS$SHEET_SIZE 文字列 すべての LPD キューの省略時の値として使用する用紙サイズ。 第 3.5.6 項 を参照。
DCPS$SPOOL 文字列 すべてのLPDキューに対するすべてのスプールを可能にする 第 3.5.5 項
DCPS$ qn_SPOOL 文字列 LPDキューに対するスプールを可能にする 第 3.5.5 項
DCPS$SPOOL_DIRECTORY 文字列 一時的なスプール・ファイルの保管に使用するディレクトリ 第 3.5.5 項
DCPS$ qn_SHEET_SIZE 文字列 1 つの LPD キュー上のプリンタの省略時の値として使用する用紙サイズ。 第 3.5.6 項 を参照。
DCPS$ qn_STALL_TIME デルタ時間 プリンタがストールしたことを宣言するまでの待ち時間。 第 5.12 節 を参照。
DCPS$ qn_SUPPRESS_JOBTRAILER TRUE ジョブ・トレーラの印刷を無効にします。 第 6.2.2 項 を参照。
DCPS$SUPPRESS_PJL_MESSAGES TRUE すべてのキュー上のプリンタから受信した,要求されていない PJL メッセージを抑制します。 第 3.5.8 項 を参照。
DCPS$ qn_SUPPRESS_PJL_MESSAGES TRUE 1 つのキュー上のプリンタから受信した,要求されていない PJL メッセージを抑制します。 第 3.5.8 項 を参照。
PSM$ANNOUNCE 文字列 セパレータ・ページに印刷する文字列。 第 6.4 節 を参照。
DCPSから情報を返す論理名
DCPS$ qn_PID   キューを制御するDCPSシンビオントのプロセスID。 第 5.8 節 を参照。
DCPS$ qn_STALLED   キューがストールしている理由。 第 5.12 節 を参照。
DCPS$VERSION   システムで実行している DCPS ソフトウェアのバージョン。 第 1.2 節 を参照。


2 <トランスレータ群> = ANSI,AUTOMATIC, LIST,PCL,POSTSCRIPT,REGIS,TEK4014など。
1 DCPS$STARTUP.COMにある省略時の値で定義されます。
4 DCPSインストレーション時に供給した情報を使用して, DCPS$REQUIRED.COMによって定義されます。
3 DCPS$EXECUTION_QUEUE.COMによって定義されます。




付録 C
フォントのダウンロードと削除

SYS$COMMON:[SYSHLP.EXAMPLES.DCPS]FONT_DOWNLOADER.COM コマンド・プロシージャを使用して,プリンタ上のオプションのハード・ドライブにあるフォントをリスト,ダウンロード,および削除することができます。このプロシージャは, DEClaser 5100およびLN17psプリンタで動作することが確認されており,他のプリンタでも動作する可能性があります。

このプロシージャを使用するには,それを起動し,表示されるプロンプトに従います。




付録 D
DECprint Supervisor (DCPS)および DECprint プリンティング・サービス (CPS)

この付録では, DECprint Supervisor for OpenVMS と DECprint プリンティング・サービスの相違点について説明し,共存できる機能についても説明します。"DCPS"は DECprint Supervisor for OpenVMS のことを示しており,"CPS"は DECprint プリンティング・サービスのことを示しています。

D.1 DCPS/CPSの共存

DCPSは,CPS V4.1をインストールしたシステムと同じシステムに共存できます。 DCPSをインスートルすることによって,CPSの構成要素が削除されたり,変更されることはありません。どちらの製品も同じシステムで使用でき,既存のキュー構造をCPSからDCPSに移行することもできます。

D.2 CPS から DCPS へのアップグレード

CPS から DCPS にアップグレードする場合は,次のように CPS$STARTUP.COM ファイルを変換してください。

  1. 次のコマンドを実行します。


    $ @SYS$STARTUP:CPS_TO_DCPS_STARTUP
    

  2. 画面に表示される次のような問い合わせに対して,たとえば次のように入力します。


    Enter filename of CPS startup file to be converted; 
    Default filename is SYS$SYSROOT:[SYS$STARTUP]CPS$STARTUP.COM 
        [default]: 
     
    disk$manager:[cps_conversion]cps$startup.com
     
    Enter filename of DCPS startup file to be created; 
    Default filename is SYS$SYSROOT:[SYS$STARTUP]DCPS$STARTUP.COM [default]:
     
    disk$manager:[cps_conversion]dcps$startup.com
     
    Please read or run DIFFERENCES on the output file, 
            DISK$MANAGER:[CPS_CONVERSION]DCPS$STARTUP.COM, 
    to be sure the new file meets your needs.
     
    

コマンド・プロシージャにより, DECprint Supervisor が識別できるスタートアップ・ファイルが作成されますが,既存のキュー定義は変更されません。新しいキューを追加する必要がある場合は, 第 3.3 節 を参照してください。

DCPS には,自動データ・タイプ検出機能があります。このため,省略時のキュー設定あるいは PRINT コマンド実行時にデータ・タイプを指定する必要がありません。

ジェネリック・キューに省略時のデータ・タイプを定義している場合は, DCPS$STARTUP.COM を編集してその部分を削除してください。

D.3 接頭語DCPS$

DCPSのファイル名,論理名,メッセージはすべて,DCPS$という接頭語から始まります。このため,今後もCPSを使用して一部のキューを駆動し,他のキューを駆動するためにDCPSを追加できます。省略時のOpenVMSフォームはDCPS$DEFAULTです。

しかし,特定のファイルはシステム資源であると解釈され, DCPSとCPS,および他の製品との間で共用されます。これらの共用リソースは次のとおりです。

  • CPS$ANSI_FONTS.TLB
    これはダウンロード可能なフォントを格納したライブラリであり, LN03またはDEClaserフォント・カートリッジをエミュレートする。

  • データ・タイプ・トランスレータ
    DCPSは,CPSと同じディレクトリに同じファイル名で,トランスレータをインストールする。

2 次メッセージ (RMS などの別の機能によって生成され, DCPS 製品に渡されたメッセージ) には,メッセージの原因となった機能のコードが含まれています。

D.4 スタートアップ・ファイル・コンバータ

変換ツールであるCPS_TO_DCPS_STARTUP.COMは,CPSのスタートアップ・ファイルを変換し,DCPSと同じ名前を使用するようにします。このツールについては, 第 3.2 節 を参照してください。

次の表はCPSのファイル名と,それに対応するDCPSのファイル名の変換を示しています。

CPSのファイル名 DCPSのファイル名
CPS$STARTUP DCPS$STARTUP
CPS$EXECUTION_QUEUE DCPS$EXECUTION_QUEUE
CPS$REQUIRED DCPS$REQUIRED
CPS$GENERIC DCPS$GENERIC
CPS_LIB DCPS_LIB
CPS$DEVCTL DCPS$DEVCTL
LPS$ queuename_PARAMETER DCPS$ queuename_PARAMETER
CPS$ queuename_STALL_TIME DCPS$ queuename_STALL_TIME
LPS$LAYUP DCPS$LAYUP
DECprint Printing Services DECprint Supervisor

この変換ツールでは,キューの名前やキューの構造は変更されません。

D.5 ジェネリック・キューは不要

DCPSはデータ・タイプを自動的に検出できます。したがって,ジェネリック・キューの数を削減でき,まったく不要にすることもできます。自動的なデータ・タイプ検出についての詳しい説明は, 第 4 章 を参照してください。

D.6 ベージの拡大/縮小

DCPSでは,ジョブで次のパラメータを指定した場合,出力用紙におさまるように論理ページ・イメージを拡大/縮小できます。


PAGE_SIZE=p,SHEET_SIZE=s

p s は異なる値です。

ジョブはパラメータ NUMBER_UP=1 を想定しています。 CPSの場合には,ページの拡大/縮小機能を起動するために,NUMBER_UPパラメータも同様に指定しなければなりませんでした。

D.7 PostScript レベル2プリンタに対するレイアップとレイアップの修正

PostScript レベル2ソフトウェアを搭載しているプリンタに接続した場合, DCPSのレイアップ機能は PostScript レベル2オペレータをサポートします。また,複数のレベル1オペレータのサポートを修正したり,機能を拡張しています。

MacintoshおよびPCアプリケーションで作成されたレベル1の PostScript プログラムは一般に,CPSで印刷した場合より,DCPSで印刷した場合の方が印刷品質を向上できます。CorelDrawおよびMacintoshプログラムで発生していた問題は修正されています。

D.8 PRINTコマンド・ラインでのレイアップ・オプション

DCPSでは,LAYUP_DEFINITIONSパラメータにレイアップ・オプションを直接指定でき,また,これらのオプションを .LUPファイルに記録し,その名前をパラメータに指定することもできます。レイアップ・オプションをPRINTコマンドで指定すれば, Distributed Queuing Services製品を介して別のシステムで印刷されるジョブとの間で,これらのオプションを受け渡しすることができます。 CPS V4.1では.LUPファイル・オプションだけしか提供されていません。

レイアップ定義ファイルに記録したレイアップ・オプションの例と, PRINTパラメータとして指定したレイアップ・オプションの例については,『 DCPS ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

D.9 ページ・サイズ

CPS V4.1では,次のページ・サイズは存在しないか,または正しく解釈されていませんでした。DCPSでは,これらのページ・サイズが定義され,正しく解釈されるようになりました。

A6
C
D
7x9
7_envelope
10x14
11x14
PostCard


D.10 代替トレイからのセパレータ・ページの選択

DCPSを使用して代替トレイからジョブ・セパレータ・ページを選択するには,次のシステム論理名を定義します。


$ DEFINE /EXECUTIVE_MODE /SYSTEM DCPS$queuename_SEPARATOR_TRAY number

ただし,number はそのキューによってサービスされるプリンタの正しいトレイ番号であり,プリンタ固有の値です。正しい値については,プリンタのマニュアルを参照してください。

D.11 到達不可能なPrintServerの停止

オペレータがSTOP/QUEUE/RESETを実行したときに,キューが到達不可能な PrintServerプリンタに接続されている場合にも,そのキューは正しく停止されます。しかし,CPS V4.1の場合には,常に正しく停止されるとは限りませんでした。


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