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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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まえがき
第 1 章:リファレンス・セクション
付録 A:廃止されたコマンド
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指定したキューの現在処理中のジョブを終了し,それらを後で処理するようにキューに再登録します。キューは終了せずに,キューにある最初の待ち状態のジョブから処理が開始されます。 /QUEUE 修飾子は省略できますが,/REQUEUE 修飾子は必須です。バッチ・ジョブをキューに再登録するには,/ENTRY 修飾子が必要です。

現在のジョブまたは指定されたジョブへの削除 (D) アクセス権が必要です。


形式

STOP/QUEUE/REQUEUE [=キュー名] キュー名[:]

STOP/QUEUE/REQUEUE [=キュー名] /ENTRY=(エントリ番号[,...]) キュー名[:]


パラメータ



キュー名[:]

終了するジョブを含むキュー名を指定します。/REQUEUE 修飾子のパラメータにキュー名を指定すると,ジョブはそのキューへ再登録されます。指定しない場合,ジョブは現在のキューに再登録されます。

エントリ番号[,...]

キューに再登録するジョブのエントリ番号 ( またはエントリ番号のリスト ) を指定します。エントリ番号を 1 つだけ指定する場合は,括弧を省略できます。

システムは,システム内のキューに登録されたそれぞれのプリント・ジョブおよびバッチ・ジョブに,一意なエントリ番号を割り当てます。省略時の設定では, PRINT および SUBMIT コマンドは,処理するジョブのキュー登録に成功した場合に,エントリ番号を表示します。これらのコマンドは,最後にキューに登録されたジョブのエントリ番号を反映させるために,$ENTRY ローカル・シンボルを作成したり更新したりします。SHOW ENTRY または SHOW QUEUE コマンドを実行すると,ジョブのエントリ番号を確認することができます。


説明

STOP/QUEUE/REQUEUE コマンドは,システムにジョブを後で処理するため,または指定のキューで処理するため再登録します。プリント・シンビオントが,プリント・ジョブについてのチェック・ポイント情報をジョブ・コントローラに送信していた場合には,プリント・ジョブが再開される前に SET ENTRY/NOCHECKPOINT コマンドを実行しない限り,プリント・ジョブは,記録された最後のチェック・ポイントから再開されます。バッチ・ジョブは通常,先頭から再開されます。ただし,SET RESTART_VALUE コマンドを指定したバッチ・ジョブは,正常終了しなかった部分だけを実行します。

現在処理中のプリント・ジョブをキューに再登録しないで終了するには, STOP/QUEUE/ABORT コマンドを使用します。現在処理中のバッチ・ジョブをキューに再登録しないで終了するには, STOP/QUEUE/ENTRY コマンドを使用します。 STOP/QUEUE/ENTRY コマンドは,プリント・ジョブをキューに再登録しないで終了する場合にも使用できます。キューに登録されていて,実行または処理を待機しているエントリを削除する場合は, DELETE/ENTRY コマンドを使用します。

注意

正常に動作しないキューに対して,誤って STOP/QUEUE/REQUEUE コマンドを実行した場合は,STOP/QUEUE/RESET コマンドを実行して,キューを正しい順序で終了します。


修飾子



/ENTRY=(エントリ番号[,...])

強制終了する 1 つまたは複数のジョブのエントリ番号を指定します。エントリ番号を 1 つだけ指定する場合は,括弧を省略できます。

システムは,システム内のキューに登録されたそれぞれのプリント・ジョブおよびバッチ・ジョブに,一意なエントリ番号を割り当てます。省略時の設定では, PRINT および SUBMIT コマンドは,処理するジョブのキュー登録に成功した場合に,エントリ番号を表示します。これらのコマンドは,最後にキューに登録されたジョブのエントリ番号を反映させるために, $ENTRY ローカル・シンボルを作成したり更新したりします。 SHOW ENTRY または SHOW QUEUE コマンドを実行すると,ジョブのエントリ番号を確認することができます。

バッチ・ジョブに対して STOP/QUEUE/REQUEUE コマンドを発行する場合は, /ENTRY 修飾子を指定しなければなりません。指定するエントリ番号は,実行しているジョブのエントリ番号と一致していなければなりません。

/HOLD

強制終了した 1 つまたは複数のジョブを保留状態にします。 SET ENTRY/RELEASE または SET ENTRY/NOHOLD コマンドを使用して,後から保留状態を解除することができます。

/PRIORITY=n

優先順位の値をシステム・パラメータ MAXQUEPRI の値より大きくするためには,OPER( オペレータ ) または ALTPRI( 特権の変更 ) の特権が必要です。

キューに再登録された 1 つまたは複数のジョブの優先順位を変更します。パラメータ n には,0 〜 255 までの値を指定します。 n パラメータの省略時の値は,1 つまたは複数のジョブが終了したときに持っていた優先順位の値と同じです。

通常,/PRIORITY 修飾子は,1 つまたは複数のジョブの優先順位を下げるために使用されます。ジョブの優先順位を下げると,指定されたジョブは,キューに他のジョブが含まれないときに実行されます。優先順位を MAXQUEPRI の値より低く設定する場合,特権は不要です。

/REQUEUE=[キュー名]

現在のジョブを再登録するキューを指定します。 キュー名パラメータを指定しない場合,ジョブは現在処理中のキューに再登録されます。

#1

$ STOP/QUEUE/REQUEUE=LPB0 LPA0

この例では,LPA0 キューで現在処理中のプリント・ジョブが終了させられ, LPB0 キューに再登録されます。プリント・シンビオントによって,プリント・ジョブについてのチェック・ポイント情報がジョブ・コントローラに送信されていた場合,プリントは,LPB0 の記録されている最後のチェック・ポイントから再開されます。

#2

$ STOP/QUEUE/REQUEUE/HOLD LPA0
   .
   .
   .
$SET/ ENTRY/ 254/RELEASE
 

この例では,LPA0 の現在のプリント・ジョブが中断され,保留状態に置かれます。後から,SET ENTRY コマンドに /RELEASE 修飾子を指定して実行すると,ジョブは保留状態から解除され,LPA0 キューからプリントされるように,再度スケジューリングされます。プリント・シンビオントによって,プリント・ジョブについてのチェック・ポイント情報がジョブ・コントローラに送信されていた場合,プリントは,最後のチェック・ポイントから再開されます。

#3

$ STOP/QUEUE/REQUEUE/ENTRY=758 SYS$BATCH

この例では,ジョブ番号が 758 のバッチ・ジョブが終了し, SYS$BATCH キューに再登録されて後から処理されます。このバッチ・ジョブが適切な SET RESTART_VALUE コマンドを指定してプログラムされている場合,正常終了した部分は再実行されません。


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