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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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目次
まえがき
第 1 章:リファレンス・セクション
付録 A:廃止されたコマンド
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DCL ディクショナリ


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コマンド定義ユーティリティを起動し,コマンドを,ユーザのプロセス・コマンド・テーブル,または指定されたコマンド・テーブル・ファイルに追加します。コマンド定義ユーティリティについての詳細は,『HP OpenVMS Command Definition, Librarian, and Message Utilities Manual』を参照してください。

形式

SET COMMAND [ファイル指定[,...]]


パラメータ



[ファイル指定[,...]]

1 つまたは複数のコマンド定義ファイルの名前を指定します。複数のファイルを指定する場合には,それらをコンマで区切ります。省略時のファイル・タイプは .CLD です。コマンド定義ファイルの記述についての詳細は,『HP OpenVMS Command Definition, Librarian, and Message Utilities Manual』を参照してください。

ファイル指定には,ワイルドカード文字 ( アスタリスク (*) とパーセント記号 (%)) を使用できます。


修飾子



/DELETE=(コマンド[,...])

変更するコマンド・テーブルからコマンドを削除します。

/DELETE 修飾子を使用すると,自分のプロセス・コマンド・テーブル,または/TABLE 修飾子に指定するコマンド・テーブル・ファイルからコマンドを削除できます。 /TABLE 修飾子を使用して代わりのコマンド・テーブルを指定しないと,自分のプロセス・コマンド・テーブルからコマンドが削除されます。 /OUTPUT 修飾子を使用して出力ファイルを指定していない場合には,変更されたコマンド・テーブルは自分のプロセスに戻されます。

コマンド・パラメータには,削除するコマンドを指定します。複数のコマンドを指定する場合には,それらをコンマで区切り全体を括弧で囲みます。コマンドを 1 つだけ指定する場合には,括弧は省略できます。

/DELETE 修飾子と同時に,/LISTING, /OBJECT, または /REPLACE 修飾子を指定することはできません。

/LISTING[=ファイル指定]



/NOLISTING

出力リストを作成するかどうかを制御し,また作成時には,リスティング・ファイルの出力ファイル指定を指定します。リスティング・ファイルには,コマンド定義のリストが格納され,エラーの発生時にはそのメッセージも格納されます。リスティング・ファイルは,コンパイラによるリスティングに似ています。

/LISTING 修飾子だけを指定し,ファイル指定を省略した場合には,省略時の装置のディレクトリに出力されます。つまり,リスティング・ファイルのファイル名は最初のコマンド定義ファイルのファイル名になり,ファイル・タイプは .LIS になります。

/LISTING 修飾子は,/OBJECT または /REPLACE 修飾子と同時にのみ指定できます。 /DELETE 修飾子とは同時に指定できません。 /OBJECT または /REPLACE修飾子の指定時にこの修飾子を省略すると, /NOLISTING が仮定されます。

/OBJECT[=ファイル指定]

コマンド定義ファイルからオブジェクト・モジュールを作成し,オブジェクト・ファイルの指定も行います。IMAGE キーワードを含むコマンド定義からは,オブジェクト・モジュールは作成できません。

SET COMMAND/OBJECT を使用する場合には,コマンド定義ファイルは1つしか指定できません。

/OBJECT 修飾子だけを指定し,ファイル指定を省略した場合には,省略時の装置のディレクトリに出力されます。つまり,オブジェクト・ファイルのファイル名は入力ファイルのファイル名になり,ファイル・タイプは OBJになります。

/LISTING 修飾子と同時に,/DELETE, /OUTPUT, /REPLACE, または /TABLE 修飾子を指定することはできません。

注意

非常に大きなコマンド定義 (CLD) ファイルをコンパイルすると,次のようなエラーが表示されることがあります。


%CDU-F-INTNODESPACE, Internal error: node space exhausted 

SET COMMAND /OBJECT コマンドによって割り当てられる仮想メモリの省略時の値は 348KB です。この値は,大きな CLD ファイルを処理するには不十分です。このサイズを増やすには,CDU$TABLE_SPACE 論理名を使用して,より大きな値を指定します。

たとえば,次のように指定します。


$ DEFINE CDU$TABLE_SPACE 2048 



/OUTPUT[=ファイル指定]



/NOOUTPUT

変更されたコマンド・テーブルが作成されるかどうかを制御します。出力ファイルの指定時には,変更されたコマンド・テーブルは指定ファイルに書き込まれます。出力ファイルを指定しないと,編集されたコマンド・テーブルで自分のプロセスのテーブルが置き換えられます。 /NOOUTPUT 修飾子を指定すると,出力は作成されません。

/TABLE=ファイル指定修飾子を使用して入力ファイルを指定している場合にのみ, /OUTPUT 修飾子に出力ファイルを指定できます。省略時のファイル・タイプは EXE です。

/OUTPUT 修飾子は,/DELETE または /REPLACE 修飾子と同時にのみ指定できます。 /OBJECT 修飾子と同時に指定することはできません。

/DELETE または /REPLACE 修飾子の指定時にこの修飾子を省略すると,ファイル指定なしの /OUTPUT が仮定されます。

/REPLACE

変更するコマンド・テーブル内にコマンドを追加,または置き換えます。

/REPLACE 修飾子を使用すると,プロセス・コマンド・テーブル,または /TABLE 修飾子に指定したコマンド・テーブルを変更できます。 /TABLE 修飾子を使用して代わりのコマンド・テーブルを指定していない場合には,自分のコマンド・テーブルが変更されます。 /OUTPUT 修飾子を使用して出力ファイルを指定していない場合には,変更されたコマンド・テーブルは自分のプロセスに戻されます。

/REPLACE 修飾子と同時に, /OBJECT または /DELETE 修飾子を指定することはできません。

/DELETE, /OBJECT, または /REPLACE 修飾子を明示的に指定しない場合には, /REPLACE 修飾子が仮定されます。

/TABLE=[ファイル指定]

変更するコマンド・ファイルを指定します。 /TABLE 修飾子だけを指定し,ファイル指定を省略した場合には,現在のプロセス・コマンド・テーブルが変更されます。ファイル指定を指定した場合には,指定されたコマンド・テーブルが変更されます。省略時のファイル・タイプは EXE です。

/TABLE 修飾子を使用して入力コマンド・テーブル・ファイルを指定した場合には, /OUTPUT 修飾子を使用して,出力テーブル・ファイルを指定しなければなりません。そうしないと,変更されたコマンド・テーブルが自分のプロセスに書き込まれ,自分のプロセス・コマンド・テーブルが置き換えられてしまいます。

/TABLE 修飾子は,/DELETE または /REPLACE 修飾子と同時にのみ指定できます。 /OBJECT 修飾子と同時に指定することはできません。

/REPLACE または /DELETE 修飾子の指定時にこの修飾子を省略すると,ファイル指定なしの /TABLE が仮定されます。


#1

$ SET COMMAND SNAG

このコマンドは, SNAG.CLD 内のコマンドを現在のプロセスのコマンド・テーブルに追加します。

#2

$ SET COMMAND/OBJECT SNAG

このコマンドは, SNAG.CLD 内のコマンドを使用してオブジェクト・ファイルを作成します。このオブジェクト・ファイルは,他のオブジェクト・ファイルとリンクすれば,アプリケーション定義のコマンドを処理できます。

#3

$ SET COMMAND/TABLE=MYTAB/OUTPUT=MYCLI SNAG

このコマンドは, SNAG.CLD 内のコマンドを MYTAB.EXE というコマンド・テーブルに追加し,更新されたテーブルを MYCLI.EXE に書き込みます。

/TABLE 修飾子を使用して入力コマンド・テーブルを指定する場合は, /OUTPUT 修飾子を使用して出力ファイルを指定しなければなりません。そうしないと,自分のプロセスのコマンド・テーブルが上書きされてしまいます。

#4

$ SET COMMAND/DELETE=HOLD

このコマンドは,プロセス・コマンド・テーブルから HOLD というコマンドの定義を削除します。変更されたコマンド・テーブルが,現在のプロセスに戻されます。


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