日本-日本語

製品  >  ソフトウェア  >  OpenVMS  >  マニュアル

OpenVMS マニュアル


≫ 

OpenVMS V8.3
ライブラリ

タイトルページ
目次
まえがき
第 1 章:リファレンス・セクション
付録 A:廃止されたコマンド
索引
PDF    Vol.1   Vol.2
OpenVMS ホーム

HP OpenVMS
DCL ディクショナリ


目次 索引

テープ密度のキーワードは短縮することができません。

INITIALIZE コマンドでテープを初期化し,密度を指定しなかった場合,テープは使用している媒体とドライブの省略時の密度で初期化されます (通常は利用可能な密度のうち最も高いもの)。

テープの密度は,そのテープがテープの開始 (BOT) 位置にある場合にだけ変更できます。記録済のテープの密度を変更する場合,最初の操作は書き込みにする必要があります。テープに対する最初の操作が読み込みである場合, /DENSITY 修飾子でどのような密度を指定しても,磁気テープは,テープが記録された最初のレコードにある密度に設定されます。


以下のコマンドは,テープを MFAO: ドライブに /FOREIGN でマウントし,論理名 TAPE を割り当てます。/DENSITY 修飾子は,このテープが TK87 で書き込まれることを指定しています。


$ MOUNT/FOREIGN/DENSITY=TK87  MFA0: TAPE



/EXTENSION=n

ディスク・ファイルを拡張するブロック数を指定します。コマンドやプログラムで別の指定を行う場合以外に適用されます。

パラメータ nは,0 〜 65,535 の値を指定します。この指定により,ボリューム初期化時に指定した値は無効となります。


以下のコマンドは DOC というラベルのボリュームを DKA0 にマウントし, WORK という論理名を設定しています。 WORK 上のファイルの省略時の拡張ブロック数 64 を指定しています。


$ MOUNT/EXTENSION=64 DKA0: DOC WORK



/FOREIGN

OpenVMS オペレーティング・システムで使用している標準形式とは異なる形式のボリュームであることを示します。

ANSI 標準形式以外の磁気テープ・ボリュームと Files-11 形式以外のディスク・ボリュームには,/FOREIGN 修飾子を使用します。

/FOREIGN 修飾子でボリュームをマウントすることにより,ボリューム読み込みプログラムは,ボリュームのラベルを処理できるようになります。 OpenVMS オペレーティング・システムには,ボリュームを処理するための補助制御プロセス (ACP) が用意されていません。

DOS-1 ボリュームおよび RT-11 ボリュームは,/FOREIGN 修飾子でマウントし, Exchange ユーティリティ (EXCHANGE) で処理する必要があります。『OpenVMS Exchange Utility Manual』 (ドキュメンテーション CD-ROM に用意されています) を参照してください。

フォーリン・ボリュームの省略時の保護は,システムと所有者の場合は RWLP (読み込み,書き込み,論理入出力,物理入出力),グループと一般の場合はアクセスなしです。 /GROUP も指定した場合,グループ・メンバにも RWLP アクセスが許可されます。 /SYSTEM または /SHARE を指定すると,グループと一般の両方に RWLP アクセスが許可されます。 /GROUP,/SYSTEM,/SHARE によって省略時の保護が変更されることはありません。

現在の形式が Files-11 であるボリュームを /FOREIGN 修飾子でマウントするには,ユーザ特権 VOLPRO を持っているか,またはボリュームの UIC と同じ UIC を持っている必要があります。

/FOREIGN 修飾子は次の修飾子と互換性がありません。

/ACCESSED, /AUTOMATIC, /BIND, /CACHE, /[NO]CONFIRM, [NO]COPY, /EXTENSION, /HDR3, /INITIALIZE, /LABEL, /PROCESSOR, /QUOTA, /REBUILD, /SHADOW, /OVERRIDE=EXPIRATION, and /WINDOWS.


以下のコマンドは,フォーリン磁気テープを MTA1 というドライブにマウントしています。


$ MOUNT/FOREIGN MTA1: ABCD TAPE

以下のコマンドは,RK07 という装置をフォーリン・ボリュームとして DMA2 にマウントし,DISK$SAVEDISK という省略時の論理名を設定しています。SAVEDISK は,ファイル構造ではないボリュームとして,順編成ディスクの BACKUP セーブ処理に使用できます。


$ MOUNT/FOREIGN DMA2: SAVEDISK



/GROUP

ユーザが MOUNT コマンドを入力したときに,このユーザと同じ UIC 内のグループ番号を持つ他のユーザがボリュームを利用できるようにします。

ボリュームの論理名は,グループ論理名テーブルに格納されます。 /GROUP 修飾子を使用するには,ユーザ特権 GRPNAM が必要です。

別のグループが所有者であるボリュームの場合,その保護設定値によってはアクセスが拒否されることがあります。

ISO 9660ボリューム・セットに対して/GROUP修飾子を使用することはできません。

/GROUP 修飾子は /OVERRIDE=IDENTIFICATION,/SHARE,/SYSTEM 修飾子とは互換性がありません。


以下のコマンドは,PAYVOL1,PAYVOL2,PAYVOL3 というラベルのボリュームで構成されるボリューム・セットをマウントし,グループ全体で利用できるようにしています。PAY という論理名が,このセットに設定されており,ユーザは,この論理名 PAY でこれらのボリューム上のファイルにアクセスできます。


$ MOUNT/GROUP DB1:, DB2:, DB3: PAYVOL1,PAYVOL2,PAYVOL3  PAY

以下のコマンドは,PAYVOL4 というラベルのボリュームを MASTER_PAY という既存ボリューム・セットに追加しています。このボリューム・セットのルート・ボリュームは,コマンド入力時に稼動中でなければなりません。


$ MOUNT/GROUP/BIND=MASTER_PAY DB4: PAYVOL4



/HDR3 (省略時の設定)



/NOHDR3

ANSI 標準ヘッダ・ラベル 3 を磁気テープ・ボリュームに書き込むかどうかを制御します。

省略時の設定では,ヘッダ・ラベル 3 が書き込まれます。 /NOHDR3 修飾子を指定すれば,HDR3 ラベルを正しく処理しないシステムで磁気テープに書き込みを行えます。


次の例は INITIALIZE コマンドと MOUNT コマンドが,ANSI 形式の磁気テープを処理可能状態にしています。/NOHDR3 修飾子により,HDR3 ラベルを書き込まないことを指定しています。したがってこの磁気テープは,処理系に依存するラベルを正しく処理しないシステムに移植できます。


$ INITIALIZE  MTA0: ABCD
$ MOUNT/NOHDR3 MTA0: ABCD



/INCLUDE 仮想ユニット名[:] /SHADOW=(物理装置名[:][,...])



/NOINCLUDE 仮想ユニット名[:] /SHADOW=(物理装置名[:][,...]) (省略時の設定)

以前のシャドウ・セットを,シャドウ・セットが破壊される前の状態に自動的に復元します。この修飾子を使用できるのは,ボリューム・シャドウイング・オプションが用意されている場合だけです。追加情報については,『Volume Shadowing for OpenVMS 説明書』を参照してください。

/INCLUDE 修飾子は,自動的にシャドウ・セットをマウントし,システムがクラッシュする前の状態に復元します。シャドウ・セットを最初にマウントしたときに使用していた仮想ユニット名とまったく同じ名前を入力してください。仮想ユニット名の形式は,DSAnnnn: です。

オリジナル・シャドウ・セット内の 1 つ以上のディスク装置を,/SHADOW 修飾子で指定する必要もあります。標準装置命名形式 $ 割り当てクラス $ddcu[:] を使用してください。1 つの装置だけを指定する場合は,括弧で囲みません。

/INCLUDE 修飾子はコマンド行のどこに指定してもかまいません。

省略時の修飾子は /NOINCLUDE です。


次の例は,シャドウ・セットを作成しています。マウント対象のシャドウ・セット・メンバは,ソフトウェアが自動的に決定します。 /SHADOW 修飾子により,2 つのシャドウ・セット・メンバが正しくコピーされます。 $1$DUA10 の方が新しいボリュームなので,$1$DUA10 が $1$DUA11 にコピーされます。

シャドウ・セットが正しくディスマウントされ,まだ処理されていない書き込み要求が残されていない場合は,シャドウ・セット・デバイスに矛盾がないため,そのまま追加でき,コピー操作やマージ操作は必要ありません。未処理の書き込み要求がある場合には,Volume Shadowing for OpenVMS はコピー操作またはマージ操作を自動的に実行します。


$ MOUNT/INCLUDE DSA0: /SHADOW=$1$DUA10: SHADOWVOL
%MOUNT-I-MOUNTED, SHADOWVOL mounted on DSA0:
%MOUNT-I-SHDWMEMSUCC, _$1$DUA10: (MEMBER1) is now a valid member of 
the shadow set
%MOUNT-I-SHDWMEMCOPY, _$1$DUA11: (MEMBER2) added to the shadow set 
with a copy operation



/INITIALIZE=CONTINUATION

磁気テープ・ボリューム・セットにボリュームを追加する場合,ボリュームへの書き込みを行う前に初期化することを指定します。


次の例は /INITIALIZE=CONTINUATION 修飾子が,MOUNT コマンド独自の継続ラベルを設定することを指示しています。この場合,オペレータが REPLY/BLANK=n と入力すれば,オリジナル・ラベルをもとにシステムがラベルを設定します。ABCD02,ABCD03 というように, MOUNT コマンドで指定したラベルに,適宜番号が追加されます。


$ MOUNT/INITIALIZE=CONTINUATION MTA0: ABCD



/LABEL (省略時の設定)



/NOLABEL

OpenVMS オペレーティング・システムで使用している標準形式のボリュームであることを指示します。つまり,磁気テープ・ボリュームの場合は ANSI 標準形式,ディスク・ボリュームの場合は Files-11 形式です。

省略時の設定では,/LABEL です。

/NOLABEL は,/FOREIGN と同じで,FOREIGN フラグを設定します。


以下のコマンドは ANSI 磁気テープを MFA1 にマウントし, TAPE$TAPE という省略時の論理名を設定しています。


$ MOUNT/LABEL MFA1: TAPE



/MEDIA_FORMAT=CDROM

ISO 9660 (または High Sierra) 形式であるものとして,ボリュームをマウントします。

/MEDIA_FORMAT=CDROM 修飾子は,ISO 9660 (または High Sierra) 形式であるものとしてボリュームをマウントすることをマウント・サブシステムに要求します。

注意

この修飾子は CD-ROM のマウント (ISO 9660 または High Sierra) を指定します。ボリュームが ISO 9660 形式または High Sierra CD-ROM 形式であることがわかっている場合には,この修飾子を指定してください。

省略時の設定では,Mount コマンドは Files-11 ODS-2 形式で CD-ROMを読み込もうとします。この修飾子を指定した場合には,Mount コマンドは Files-11 ODS-2 形式のマウントを実行しません。

CD-ROM の一部を Files-11 ODS-2 形式で記録し,別の部分を ISO 9660 形式で記録することが可能であるため,この修飾子を使用すれば,CD-ROM のマウントを指定できます (ISO 9660 または High Sierra)。



/MEDIA_FORMAT=[NO]COMPACTION

データ圧縮をサポートするテープ・ドライブにおけるデータ圧縮とデータ・レコード・ブロッキングを許可し,制御します。

/MEDIA_FORMAT 修飾子を使用すれば,テープをマウントし,テープ・ドライブがデータ圧縮をサポートする場合に,データ圧縮とレコード・ブロッキングを許可することができます。データ圧縮とレコード・ブロッキングを行うと,より多くのデータをテープに格納できます。

レコードは,圧縮してブロッキングすることも,圧縮をサポートしないテープ・ドライブで記録する場合と同じように記録することもできます。圧縮をサポートするテープ・ドライブに圧縮または非圧縮を指定すると, 1 本のテープ全体にその指定が適用されます。

/MEDIA_FORMAT=[NO]COMPACTION 修飾子は /DENSITY 修飾子と互換性がありません。

Files-11 テープにデータ圧縮を許可すると,キャッシングも自動的に許可されます。

注意

/MEDIA_FORMAT=[NO]COMPACTION 修飾子が有効であるのは,フォーリン・マウントの場合だけです。

/MEDIA_FORMAT=[NO]COMPACTION 修飾子は,Files-11 テープに対しては効果がありません。Files-11 テープには,テープ初期化時に設定した状態が適用されます。


以下のコマンドは,テープをフォーリン・マウントしてデータ圧縮とレコード・ブロッキングを許可し,BOOKS という論理名を設定しています。


$ MOUNT/FOREIGN/MEDIA_FORMAT=COMPACTION MUA0: BOOKS

ラベル BOOKS のテープを Files-11 マウントし,データ圧縮とレコード・ブロッキングを許可しています。初期化時に圧縮が禁止されているので, /MEDIA_FORMAT=COMPACTION の効果はありません。


$ INIT/MEDIA_FORMAT=NOCOMPACTION MUA0: BOOKS
$ MOUNT/MEDIA_FORMAT=COMPACTION MUA0: BOOKS



/MESSAGE (省略時の設定)



/NOMESSAGE

マウント要求メッセージを,現在の SYS$OUTPUT 装置に送信します。

オペレータ補助マウントで /NOMESSAGE を指定した場合,メッセージは SYS$OUTPUT に出力されません。ただし,オペレータ・ターミナルが許可されている場合,オペレータ・ターミナルには出力されます。


この例では,SLIP というラベルの装置 RL02 をドライブ DLA0 にマウントし, DISC という論理名を設定しています。/NOMESSAGE 修飾子により,マウント要求メッセージをユーザ・ターミナルに同報通信することが禁止されています。


$ MOUNT/NOMESSAGE DLA0: SLIP DISC



/MOUNT_VERIFICATION (省略時の設定)



/NOMOUNT_VERIFICATION

装置がマウント・チェックの対象であることを指定します。

/MOUNT_VERIFICATION 修飾子は,次のような媒体に対して有効です。

  • Files-11 構造レベル 2 または 5 のディスク (フォーリン・マウント・ディスクでは,マウント・チェックはサポートされない)

  • ISO 9660形式とHigh Sierra形式のCD-ROM

  • フォーリン・ラベルおよびANSIラベルの磁気テープ・ボリューム


以下のコマンドは,FILES というラベルのディスク装置 HSG80 Fibre Channel をマウントし,WORK という論理名を設定しています。/CACHE 修飾子により,拡張キャッシング,ファイル識別子キャッシング,クォータ・キャッシング,ライトバック・キャッシングが禁止され,/NOMOUNT_VERIFICATION 修飾子により,マウント・チェックが禁止されています。


$ MOUNT/CACHE=(NOEXTENT,NOFILE_ID,NOQUOTA,WRITETHROUGH) -
_$ /NOMOUNT_VERIFICATION  $1$DGA0: FILES WORK
%MOUNT-I-MOUNTED, FILES         mounted on _$1$DGA0: (NODE)



/MULTI_VOLUME



/NOMULTI_VOLUME (省略時の設定)

フォーリン磁気テープ・ボリュームやラベルなし磁気テープ・ボリュームに対し,ボリューム・アクセス・チェックを無効とするかどうかを制御します。

/MULTI_VOLUME は,MOUNT が解釈できるラベルがないボリュームのアクセス・チェックを無効にします。OpenVMS バージョン 5.0 より前に開発され,個々のリールのマウントとディスマウントを行わないまま,フォーリン・マウントされたマルチ・ボリュームのテープ・セットを処理するソフトウェアを使用している場合,最初のボリュームを /MULTI_VOLUME 修飾子でマウントする必要があるかもしれません。

フォーリン・マウントされたマルチ・ボリュームの磁気テープ・セットをサポートするユーティリティで第 2 以降のボリュームを処理する必要があり,かつ OpenVMS の Mount コマンドが解釈できるラベルがそれらのボリュームに付いていない場合に,この修飾子を使用します。

省略時の設定では,すべてのテープ・ボリュームに対して OpenVMS の Mount コマンドのアクセス・チェックが行われます。 OpenVMS バージョン 5.0 より前に開発されたサード・パーティ製のユーティリティやユーザが作成したユーティリティの中には,フォーリン・テープ・セット内の最初のテープだけをマウントするものがあります。新しいバージョンの OpenVMS との互換性をとるには,セット内の各リールについて $MOUNT と $DISMOU のシステム・サービスを明示的に呼び出すよう,これらのユーティリティを変更します。これらのユーティリティで使用する磁気テープ・セットを /MULTI_VOLUME 修飾子でマウントする方法もあります。

/MULTI_VOLUME 修飾子は /FOREIGN 修飾子と併用する必要があります。また,ユーザ特権 VOLPRO が必要です。省略時の設定では,/NOMULTI_VOLUME です。

注意

OpenVMS Backup ユーティリティ (BACKUP) は,フォーリン・マウントされた磁気テープ・セットの各リールで $MOUNT システム・サービスと $DISMOU システム・サービスを明示的に呼び出します。詳しくは『OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル (上巻 ) 』の BACKUP および複数のボリューム・セーブ・セットに関する節を参照してください。


以下のコマンドは,テープ・ボリューム・セットをマウントしています。最初のボリュームにアクセス・チェックを行いますが,第 2 以降のリールに対しては,チェックを行わずに処理を進めます。


$ MOUNT/FOREIGN/MULTI_VOLUME MUA0:



/OVERRIDE=(キーワード[,...])

MOUNT コマンドによる 1 つまたは複数の保護チェックを禁止します。

/FOREIGN 修飾子と /OVERRIDE=(ACCESSIBILITY, EXPIRATION) を指定するには,ユーザ特権 OPER と VOLPRO が必要です。これらの特権がない場合,磁気テープは読み込まれません。

複数のキーワードを指定する場合,キーワードをコンマで区切り,リスト全体を括弧で囲みます。

次の表は,この修飾子のためのキーワードの一覧です。

キーワード 説明
ACCESSIBILITY 磁気テープ専用。ボリュームのアクセス可能フィールドに定義されている文字を無効にします。このキーワードを使用するかどうかは,各システムで決定します。つまり,このフィールドの処理に磁気テープ・ファイル・システムが使用するルーチンを,システムごとに指定できます。省略時の設定では,このフィールドを次のようにチェックするルーチンが,OpenVMS オペレーティング・システムに用意されています。

  • ANSI のバージョン 3 に準拠する OpenVMS で磁気テープを作成した場合

    ASCII 空白文字以外のすべての文字をこのキーワードで無効にしてください。

  • OpenVMS 保護が指定されており,かつバージョン 3 より後の ANSI 標準に磁気テープが準拠する場合 ASCII の 1 以外のすべての文字をこのキーワードで無効にしてください。

キーワード ACCESSIBILITY を使用するには,ユーザ特権 VOLPRO を持っているか,またはボリュームの所有者でなければなりません。

EXPIRATION ボリュームとそのファイルの満了日付を無効にします。満了日付を変更したいファイルの最初のファイル・ヘッダ・ラベルに定義されているデータが,満了日付にまだ達していない場合に使用できます。ユーザ特権 VOLPRO を持っているか,またはボリュームの UIC と同じ UIC を持っている必要があります。
IDENTIFICATION ボリューム識別子の処理を無効にします。ラベルが不明であるボリュームをマウントする場合や,ラベルの最初の 12 文字が一意でない ISO 9660 ボリュームをマウントする場合 (VAX システム) に使用します。無効となるのは,ボリューム識別子フィールドだけであり,ボリューム保護は変更されません。ボリュームは,明示的にまたは省略時の設定として, /NOSHARE でマウントしてください。

/OVERRIDE=IDENTIFICATION 修飾子は /GROUP および /SYSTEM 修飾子と互換性がありません。

LIMITED_SEARCH 予想される位置からホーム・ブロックを検索できないときに, Mount コマンドがデバイス全体からホーム・ブロックを検索することを許可します。省略時の設定では,ホーム・ブロックの検索は制限され,有効なホーム・ブロックが存在しないときに,余分な検索時間を費やさないようにしています。
LOCK マウント時にエラーが発生したため,ボリュームをライト・ロックしないことを指示します。破損したボリュームを ANALYZE/DISK_STRUCTURE コマンドで処置するためマウントする場合に使用します。キーワード LOCK を使用するには,ユーザ特権 VOLPRO を持っているか,またはボリュームの所有者でなければなりません。
NO_FORCED_ERROR 装置またはコントローラが強制エラー処理をサポートしていない場合でも,シャドウイングを続行することを支持します。サポートされていない SCSI ディスクを使用すると,修正できないエラーが発生した場合にシャドウ・セットからメンバが削除されることがあります。これは,SCSI ディスクではディスクの不良ブロックを修復する READL コマンドおよび WRITEL コマンドを使用できないことがあるためです。
OWNER_IDENTIFIER 磁気テープ専用。所有者識別子フィールドの処理を無効にします。保護された磁気テープを OpenVMS と別の HP のオペレーティング・システムとの間で交換する場合に使用します。
SECURITY ボリュームに無効の SECURITY.SYS ファイルが登録されているために,エラーが戻された場合,ボリュームのマウントを継続することを許可します。このキーワードを使用するには,VOLPRO ユーザ特権を持つか,またはボリュームを所有していなければなりません。
SETID 磁気テープ専用。継続ボリューム上の最初のファイルの最初のファイル・ヘッダ・ラベルのファイル・セット識別子のチェックを禁止します。 ANSI 継続ボリューム上の最初のファイルのファイル・セット識別子が,マウントした最初のボリュームの最初のファイルのファイル・セット識別子と異なる場合に使用します。
SHADOW_MEMBERSHIP 以前のシャドウ・セット・メンバの書き込み保護を無効にすることを許可します。このパラメータを使用できるのは,ボリューム・シャドウイング・オプションが用意されている場合だけです。『Volume Shadowing for OpenVMS 説明書』を参照してください。

この修飾子でボリュームをマウントすると,ボリューム・シャドウイング作成番号が消去されます。シャドウ・セット内のボリュームを再マウントしようとすると,関連しないボリュームであるとみなされ,現在のシャドウ・セット・メンバの中の 1 つがフル・コピーされます。


目次 索引

印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項