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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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まえがき
第 1 章:リファレンス・セクション
付録 A:廃止されたコマンド
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DCL ディクショナリ


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F$CSID

OpenVMS Cluster システムから識別番号を戻し,システムのノード・リストの中で現在の位置を示すように,コンテキスト・シンボルを変更します。

形式

F$CSID (コンテキスト・シンボル)



戻り値


システムのノード・リストの中の,1 つのクラスタ識別番号を示す文字列。クラスタ・システムでない場合は,空文字列。最後のシステム・クラスタ識別番が戻されると, F$CSID 関数は空文字列 ("") を戻します。


引数



コンテキスト・シンボル

システムのノード・リストを示すポインタを格納するために, DCL が使用するシンボルを指定します。 F$CSID 関数は,このポインタを使用してクラスタ識別番号を戻します。

シンボルを使用して コンテキスト・シンボル 引数を指定します。最初に F$CSID を呼び出す時は,指定したシンボルは未定義または空文字列でなければなりません。

コンテキスト・シンボル 引数が未定義または空文字列の場合, F$CSID 関数は,システムのノード・リストの最初のシステムの識別番号を返します。これ以降の呼出しでは,残りのクラスタ内のノードの識別番号がが順次返されます。


説明

F$CSID 関数は,クラスタ識別番号を示す文字列を返し,システムのノード・リストで現在の位置を示すコンテキスト・シンボルを更新します。

現在使用しているシステムがクラスタのメンバではない場合は,最初の戻り値は空文字です。

F$CSID 関数を使用すると,システム上のすべてのクラスタ識別番号を取り出せます。 F$GETSYI 関数を使用すると,特定のノードの情報を取り出せます。

最初の F$CSID 関数呼出しで,コンテキスト・シンボル 引数が初期化され,後続の F$CSID 関数呼出しはクラスタ内の他のノードのクラスタ識別番号を戻します ( クラスタ識別番号は,ランダムな順序で戻されます )。リスト内の最後のクラスタ識別番号を戻した後は,空文字列が戻されます。


#1

$ IF F$GETSYI("CLUSTER_MEMBER") .EQS. "FALSE" THEN GOTO NOT_CLUSTER 
$ CONTEXT = "" 
$START: 
$   id = F$CSID (CONTEXT) 
$   IF id .EQS. "" THEN EXIT 
$   nodename = F$GETSYI ("NODENAME",,id) 
$   WRITE SYS$OUTPUT nodename 
$   GOTO start 
$NOT_CLUSTER: 
$ WRITE SYS$OUTPUT "Not a member of a cluster." 
$ EXIT 
 

このコマンド・プロシージャは,F$CSID 関数を使用してクラスタ内のシステム名を表示しています。代入式で,シンボル CONTEXT を宣言します。シンボル CONTEXT は, F$CSID 関数の コンテキスト・シンボル 引数として使用します。 CONTEXT には空文字列が割り当てられているので,F$CSID 関数は,クラスタ・ノード・リストの最初のクラスタ識別番号を戻します。

F$CSID 関数が空文字列を返すのは,コマンド・プロシージャがリストの終わりであるか,またはクラスタではないノードでこの操作を行おうとしているか,のどちらかの場合です。F$GETSYI 呼出しは,現在使用しているノードがクラスタのメンバか否かを確認します。コマンド・プロシージャは,この状態値で終了します。

F$CSID 関数が空文字列を返さなかった場合,このコマンド・プロシージャは F$GETSYI 関数の 3 番目の引数に識別番号を指定して,システム名を得ます。 WRITE コマンドを使用すると,このシステム名が表示されます。


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