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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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まえがき
第 1 章:リファレンス・セクション
付録 A:廃止されたコマンド
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RUN コマンドまたは $SCHDWK システム・サービスでスケジューリングされたウェイクアップ要求を含め,指定したプロセスに対するウェイクアップ要求を取り消します。

次のいずれか 1 つが必要です。

  • プロセスの所有権

  • 所有権はないが同一グループ内のプロセスに対してスケジューリングされたウェイクアップ要求を取り消すための GROUP 特権

  • システム上のすべてのプロセスに対してスケジューリングされたウェイクアップ要求を取り消すための WORLD 特権


形式

CANCEL [[ノード名::]プロセス名]


パラメータ



ノード名::

指定のプロセスが実行されているノードの名前を指定します。

現在のプロセスとは異なる OpenVMS Cluster システム上のノード名を指定することはできません。

プロセス名

ウェイクアップ要求を取り消したいプロセスの名前を指定します。プロセス名には,15 文字までの英数字を使用できます。

ここで指定するプロセスは,現在のプロセスと同一グループ内のプロセスでなければなりません。


説明

CANCEL コマンドは,指定したプロセスに対してスケジューリングされたウェイクアップ要求を取り消します。

CANCEL コマンドは,指定したプロセスを削除することはありません。 CANCEL コマンドを発行した時に,そのプロセスでイメージを実行している場合は,イメージの実行終了後,そのプロセスは終了するのではなく,ハイバネートします。

ウェイクアップ要求が取り消されたハイバネートしているプロセスを削除するには, STOP コマンドを使用します。SHOW PROCESS コマンドで /SUBPROCESS 修飾子を指定すると,サブプロセスが削除されたかどうか確認できます。

ローカル・プロセス名は,リモート・プロセス名と似ています。そのため ATHENS::SMITH と指定すると,システムは,ノード ATHENS のプロセス SMITH をチェックする前に,ローカル・ノードでプロセス ATHENS::SMITH をチェックします。

/IDENTIFICATION=pid 修飾子を使用して,プロセス名を指定することもできます。 /IDENTIFICATION 修飾子とともに プロセス名 パラメータを使用すると,修飾子がパラメータを上書きします。 プロセス名 パラメータも /IDENTIFICATION 修飾子も指定しないと,CANCEL コマンドは現在のプロセス ( つまり CANCEL コマンドを発行するプロセス ) に対してスケジューリングされているウェイクアップ要求を取り消します。


修飾子



/IDENTIFICATION=pid

プロセス識別番号 (PID) でプロセスを識別します。 PID の先頭の 0 は省略できます。

#1

$ CANCEL CALENDAR

この例で CANCEL コマンドは,プロセス名が CALENDAR であるプロセスに対するウェイクアップ要求を取り消します。 STOP コマンドで削除されるまで,CALENDAR プロセスはハイバネートします。

#2

$ RUN/SCHEDULE=14:00 STATUS
%RUN-S-PROC_ID, identification of created process is 0013012A
   .
   .
   .
$ CANCEL/IDENTIFICATION=13012A

この例で RUN コマンドは,イメージ STATUS を実行するプロセスを作成します。このプロセスはハイバネートし,14:00 に実行を開始するようスケジューリングされています。このプロセスが STATUS を実行する前に, CANCEL コマンドはウェイクアップ要求を取り消しています。

#3

$ RUN/PROCESS_NAME=LIBRA/INTERVAL=1:00    LIBRA
%RUN-S-PROC_ID, identification of created process is 00130027
   .
   .
   .
$ CANCEL LIBRA
$ STOP LIBRA

この例の RUN コマンドは,LIBRA という名前のサブプロセスを作成して,イメージ LIBRA.EXE を 1 時間に 1 回実行します。

次に CANCEL コマンドでウェイクアップ要求を取り消します。このプロセスは,STOP コマンドによって削除されるまで,ハイバネート状態で存在し続けます。


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