日本-日本語
≫  お問い合わせ

製品とサービス >  ソフトウェアとOS >  OpenVMS >  マニュアル >  V8.3ライブラリ

OpenVMS マニュアル


HP OpenVMS
DCL ディクショナリ


前へ 次へ 目次 索引


サービス PURSE に接続しようとしています。PURSE はパスワードで保護されているため,パスワードを要求するプロンプトが出力されています。次の例で示すように,パスワードは SET HOST/LAT コマンドと同時に指定できます。

#4

$ SET HOST/LAT/PASSWORD=BEOR PURSE
 

パスワードで保護されているサービス PURSE に,ターミナルを接続しようとしています。パスワードは BEOR です。




SET HOST/RLOGIN

TCP/IP 接続を介したリモート・ホストへのログイン,および RLOGIN アプリケーションを使用し,会話型ターミナル・セッションの開始をサポートします。



形式

SET HOST/RLOGIN

  • IPホスト名

  • IPアドレス

注意

IP ホスト名あるいは IP アドレスのどちらか一方だけを指定できます。




パラメータ



IPホスト名

リモート・ホストの IP ホスト名を指定します。

IPアドレス

リモート・ホストの IP アドレスを指定します。



説明

SET HOST/RLOGIN コマンドを使用すると,ユーザの (ローカル・) システムで動作する RLOGIN クライアント・ソフトウェアを起動して,リモート・ホストにログインできます。端末セッションを開始すると,会話型でリモート・ホストにコマンドを入力できます。リモート・ホストを指定するパラメータは,IP ホスト名または IP アドレスです。



修飾子



/AUTHENTICATE

リモート・ノードへのアクセスのために Kerberos 認証を使用することを指定します。

/TERMINAL_TYPE=タイプ

ターミナル・エミュレータを, 1 つのターミナル・タイプ (VT100, VT200, VT300, VT400, VT500) に設定します。

/TRUNCATE_USERNAME

リモート・ノードに接続を試みる前に,現在のユーザ名を 8 文字に切り捨てるように指定します。この修飾子は,ログイン名のサイズを 8 文字に制限しているシステムと通信する場合に必要です。 /USERNAME が指定されている場合,/TRUNCATE_USERNAME 修飾子は無視されます。

/USERNAME=ユーザ名

リモート・ノードにログインするユーザ名を指定します。 UNIX システムのような大文字と小文字を区別するシステムのために,ユーザ名は二重引用符で囲むことができます。 /USERNAME 修飾子が指定されていない場合は,省略時の設定である,現在のユーザのユーザ名になります。





#1

$ SET HOST/RLOGIN remotehst1

この例では,TCP/IP 接続を介して,リモート・ホスト remotehst1 への RLOGIN 接続を確立します。




SET HOST/TELNET

TELNET アプリケーションを起動することによって, TCP/IP 接続を介してリモート・ホストへの接続を確立します。



形式

SET HOST/TELNET

  • IP ホスト名

  • IP アドレス

注意

IP ホスト名あるいは IP アドレスのどちらか一方だけを指定できます。




パラメータ



IP ホスト名

リモート・ホストの IP ホスト名を指定します。

IP アドレス

リモート・ホストの IP アドレスを指定します。



説明

SET HOST/TELNET コマンドを使用すると,ユーザの ( ローカル・ ) システムで動作する Telnet クライアント・ソフトウェアを起動して,リモート・ホストに接続できます。リモート・ホストを指定するパラメータは,IP ホスト名または IP アドレスです。

ほとんどの属性は,リモート・ノードと交渉されます。 /AUTHENTICATE 修飾子を除き,修飾子は,例外的な状況 ( たとえば,リモート・サーバが,パラメータの交渉をサポートしないで,特定の属性を要求する接続の場合 ) のみで使用されます。




修飾子



/AUTHENTICATE

リモート・ノードへのアクセスのために Kerberos 認証を使用することを指定します。

/PORT=ポート

使用するリモート TCP ポート番号を指定します。省略時の設定は 23 です。

/TERMINAL_TYPE=タイプ

ターミナル・エミュレータを, 1 つのターミナル・タイプ (VT100, VT200, VT300, VT400, VT500) に設定します。





#1

$ SET HOST/TELNET remotehst2

この例では,TCP/IP 接続を介して,リモート・ホスト remotehst2 へのTELNET 接続を確立します。




SET HOST/TN3270

TCP/IP 接続を介して,リモート IBM ホストへの接続を確立します。これによって,TN3270 ターミナル・エミュレータを起動することにより,ローカルなキーボードが IBM-3279 クラスのターミナル・キーボードをエミュレートします。



形式

SET HOST/TN3270

  • IP ホスト名

  • IP アドレス

注意

IP ホスト名あるいは IP アドレスのどちらか一方だけを指定できます。




パラメータ



IP ホスト名

リモート・ホストの IP ホスト名を指定します。

IP アドレス

リモート・ホストの IP アドレスを指定します。



説明

SET HOST/TN3270 コマンドを使用すると,ローカル・ホストで TN3270 ターミナル・エミュレータ Telnet クライアント・プログラムを起動して,リモートの IBM システム上の Telnet サーバに接続できます。リモート・ホストを指定するパラメータは,IP ホスト名または IP アドレスです。 TN3270 クライアントは,自動的に端末のタイプ (IBM-3278-2,IBM-3278-3,IBM-3278-4,またはIBM-32798-5) を判定します。



修飾子



/AUTHENTICATE

リモート・ノードへのアクセスのために Kerberos 認証を使用することを指定します。

/PORT=ポート

使用するリモート TCP ポート番号を指定します。省略時の設定は 23 です。

/TERMINAL_TYPE

ターミナル・エミュレータを, 1 つのターミナル・タイプ (VT100, VT200, VT300, VT400, VT500) に設定します。





#1

$ SET HOST/TN3270 remotehst3

この例では,TCP/IP 接続を介して,リモート IBM システム remotehst3 上の TELNET サーバへの接続を確立します。




SET IMAGE (Alpha/I64 のみ)

指定されたイメージ・ファイルの現在の属性を変更します。このコマンドを使用すると,OpenVMS I64 Linker が特定のイメージ属性に対して設定した初期値を変更することができます。

注意

このコマンドは,Alpha システムと I64 システムで実行可能ですが,操作できるのは I64 のイメージだけです。




形式

SET IMAGE イメージ・ファイル指定




パラメータ



イメージ・ファイル指定

変更対象の OpenVMS I64 イメージ・ファイルの名前を指定します。このコマンドでは,現在のイメージ・ファイルに上書きし,新しいバージョンのイメージ・ファイルは作成しません。

/RESTORE 修飾子を指定する場合は,ファイル指定の中でアスタリスク (*) とパーセント記号 (%) のワイルドカード文字が使用できます。ファイル・タイプの拡張子を省略した場合は,省略時のファイル・タイプ .EXE が使用されます。




修飾子



/FLAGS=(キーワード[,...])

どのイメージ属性フラグをオンまたはオフにするかを指定します。元のフラグは,リンク時に OpenVMS I64 Linker が設定したものです。指定可能なキーワードとその簡単な説明を以下に示します。イメージ・リンク・フラグについての詳細は,『HP OpenVMS Version 8.2 リリース・ノート [翻訳版]』を参照してください。

警告

イメージの内部仕様に詳しくない場合には,注意してフラグの値を変更してください。

キーワード 説明
[NO]CALL_DEBUG 起動時にデバッガを呼び出す。
[NO]DBG_IN_DSF デバッグ・シンボル・ファイル内にデバッグ・レコードがある。
[NO]DBG_IN_IMG イメージ・ファイル内にデバッグ・レコードがある。
[NO]EXE_INIT イメージは EXE$INITIALIZE へのポインタを持っている。
[NO]IMGSTA SYS$IMGSTA を呼び出す。
[NO]INITIALIZE イメージは LIB$INITIALIZE へのポインタを持っている。
[NO]MAIN イメージは main への転送アドレスを持っている。
[NO]MKTHREADS 複数のカーネル・スレッドの使用を有効にする。
[NO]NOP0BUFS RMS イメージ入出力用の P0 バッファがない。
[NO]P0IMAGE イメージは P0 空間だけにロードされる。
[NO]SIGNATURES TIE シグネチャがある。
[NO]TBK_IN_DSF デバッグ・シンボル・ファイル内にトレースバック・レコードがある。
[NO]TBK_IN_IMG イメージ・ファイル内にトレースバック・レコードがある。
[NO]UPCALLS ユーザ・スレッドのアップコールが有効。



/LOG

イメージが正しく変更されたかどうかを示すメッセージを出力装置に表示します。

/RESTORE

ファイルの元のイメージ属性を復元します。つまり,OpenVMS I64 Linkerが設定した初期属性となります。 /RESTORE を使用する場合は,修飾子 /FLAGS や /SUCCESS は指定できません。

/SUCCESS

イメージ・リンク完了コードの値を SUCCESS に変更します。イメージの実行時の動作は元のイメージと同じです。





#1

$ SHOW IMAGE WARNING
Show Image Version 1.2                   29-SEP-2004 10:15:52.61
WORK1:[SWEENEY.CLIUTL]WARNING.EXE;1
This is an OpenVMS IA64 (Elf format) executable image file
Image Identification Information
                  Image name: WARNING
    Global Symbol Table name: WARNING
   Image file identification: X-6
  Image build identification: <unavailable>
         Link identification: Linker T02-14
              Link Date/Time: 12-JUN-2004 10:15:16.46
             Patch Date/Time: Never
      Manipulation Date/Time: Never
  Image Dynamic Data Version: 1.2
Image Completion Code Value: WARNING  State: Original
Image Link Flags state: Original
               Image Link Flags
     --------------------------------------------
     CALL_DEBUG      : Call debugger
     IMGSTA          : Call SYS$IMGSTA
     MAIN            : Image has main transfer
     TBK_IN_IMG      : Traceback records in image file
     DBG_IN_IMG      : Debug records in image file
$!
$ SET IMAGE/SUCCESS WARNING.EXE
$ SHOW IMAGE WARNING.EXE
Show Image Version 1.2                       29-SEP-2004 11:41:54.93
WORK1:[SWEENEY.CLIUTL]WARNING.EXE;1
This is an OpenVMS IA64 (Elf format) executable image file
Image Identification Information
                  Image name: WARNING
    Global Symbol Table name: WARNING
   Image file identification: X-6
  Image build identification: <unavailable>
         Link identification: Linker T02-14
              Link Date/Time: 12-JUN-2004 10:02:53.51
             Patch Date/Time: Never
      Manipulation Date/Time: 29-SEP-2004 11:26:31.57
  Image Dynamic Data Version: 1.2
Image Completion Code Value: SUCCESS  State: Manipulated
Image Link Flags state: Original
               Image Link Flags
     --------------------------------------------
     CALL_DEBUG      : Call debugger
     IMGSTA          : Call SYS$IMGSTA
     MAIN            : Image has main transfer
     TBK_IN_IMG      : Traceback records in image file
     DBG_IN_IMG      : Debug records in image file
 

この例では,SET IMAGE/SUCCESS コマンドを使用して,イメージ中のリンク完了コードの値を SUCCESS に変更しています。 2 つ目の SHOW IMAGE コマンドの出力は,リンク完了コードの値が変更されたことを示しています。

#2

$ SHOW IMAGE SYS$SYSTEM:DCE$DCED.EXE
Show Image Version 1.2                       29-SEP-2004 12:40:04.32
SYS$COMMON:[SYSEXE]DCE$DCED.EXE;199
This is an OpenVMS IA64 (Elf format) executable image file
Image Identification Information
                  Image name: DCE$DCED
    Global Symbol Table name: DCE$DCED
   Image file identification: DCE T3.2-040610
  Image build identification: <unavailable>
         Link identification: Linker I01-68
              Link Date/Time: 11-JUN-2004 01:50:11.71
             Patch Date/Time: Never
      Manipulation Date/Time: Never
  Image Dynamic Data Version: 1.1
Image Completion Code Value: SUCCESS  State: Original
Image Link Flags state: Original
               Image Link Flags
     --------------------------------------------
     MAIN            : Image has main transfer
$ SET IMAGE/FLAGS=(MKTH,UPCALL) SYS$SYSTEM:DCE$DCED.EXE
$!
$ SHOW IMAGE SYS$SYSTEM:DCE$DCED.EXE
Show Image Version 1.2                       29-SEP-2004 12:43:34.90
SYS$COMMON:[SYSEXE]DCE$DCED.EXE;1
This is an OpenVMS IA64 (Elf format) executable image file
Image Identification Information
                  Image name: DCE$DCED
    Global Symbol Table name: DCE$DCED
   Image file identification: DCE T3.2-040610
  Image build identification: <unavailable>
         Link identification: Linker I01-68
              Link Date/Time: 11-JUN-2004 01:50:11.71
             Patch Date/Time: Never
         Manipulation Date/Time: 29-SEP-2004 12:43:02.14
  Image Dynamic Data Version: 1.1
Image Link Flags state: Manipulated
     Current Image Flags        Original Link Flags
     -------------------        -------------------
     MKTHREADS                  MAIN
     UPCALLS
     MAIN
     Image Link Flag   Description
     ---------------   -------------------------------------
     MKTHREADS       : Multiple kernel threads enabled
     UPCALLS         : Upcalls enabled
     MAIN            : Image has main transfer

この SET IMAGE コマンドの例では,イメージ SYS$SYSTEM:DCE$DCED.EXE に対して複数のカーネル・スレッドとスレッドのアップコールを有効にする方法を示しています。

#3

$ SHOW IMAGE PATCH.EXE;61
Show Image                               30-SEP-2004 09:06:39.57 
WORK1:[SWEENEY.PATCH]PATCH.EXE;61 
This is an OpenVMS IA64 (Elf format) executable image file 
 
                  Image name: PATCH 
    Global Symbol Table name: PATCH 
              Link Date/Time: 23-SEP-2004 10:22:07.04 
      Manipulation Date/Time: Never 
 
            Link flags state: Original 
 
         Link Flags 
     ------------------ 
     CALL_DEBUG 
     IMGSTA 
     MAIN 
     TBK_IN_IMG 
     DBG_IN_IMG 
$ DEFINE PATCH WORK1:[SWEENEY.PATCH]PATCH.EXE;61
$ PATCH X.LIS
         OpenVMS I64 Debug64 Version 8.2 
 
%DEBUG-I-INITIAL, Language: BLISS, Module: PATMAIN 
 
DBG>Exit 
$ SET IMAGE/FLAGS=NOCALL_DEBUG PATCH.EXE 
$ PATCH X.LIS 
 
 
  OpenVMS PATCH Version 8.2 
 
%PATCH-I-NOGBL, some or all global symbols not accessible 
%PATCH-I-NOLCL, image does not contain local symbols 
PATCH> 

この例では,イメージが起動された時にデバッガが呼び出されないようにイメージを変更する方法を示しています。イメージ PATCH.EXE は,デバッグを有効にしてリンクされていました。 SET IMAGE /FLAGS=NOCALL_DEBUG コマンドにより,イメージを実行するときにデバッガが迂回されるようになります。




SET KEY

DEFINE/KEY コマンドにより定義されたキーのキー定義状態の設定およびロックを行います。



形式

SET KEY




説明

DEFINE/KEY コマンドを使用してキーパッド・キーを定義する場合,キー定義に特定の状態名を割り当てることができます。キーを押したときにその状態が設定されていないと,定義は処理されません。現在の状態を適切な状態に変更するには,SET KEY コマンドを使用します。



修飾子



/LOG (省略時の設定)



/NOLOG

キーの状態が設定されていることを示すメッセージを,システムが表示するかどうかを制御します。

/STATE=状態名



/NOSTATE

状態名を指定します。状態名には,任意の英数字文字列を指定できます。 /STATE 修飾子を省略するか,もしくは /NOSTATE 修飾子を指定した場合は,現在の状態は変更されません。省略時の設定は DEFAULT です。





#1

$ SET KEY /STATE=EDITING

この例の SET KEY コマンドは,キーの状態を EDITING に設定しています。ここで,状態 EDITING に定義されたキー定義を使用できます。




SET LOGINS

会話型の制限 ( システム上で許可された会話型ユーザの数 ) を設定します。または,会話型の制限および現在の会話型のユーザの数を表示します。

ログインの制限を設定するためには, OPER( オペレータ ) 特権が必要です。




形式

SET LOGINS




説明

SET LOGINS コマンドは,過去にさかのぼりません。SET LOGINS コマンドを入力する前にシステムにログインしたすべてのユーザは,このコマンドに影響されません。ただし,設定した上限に到達すると,だれかがログアウトするまで,それ以上のユーザはこのシステムにログインできません。 OPER 特権を持つユーザは,上限の影響を受けません。

/INTERACTIVE=n 修飾子でパラメータ値を指定しない場合は, SET LOGINS コマンドは次の情報を表示します。


Login quotas - Interactive limit=x, Current interactive value=y

x は現在の会話型の上限を表し,値 y は現在システムにログインしているユーザ数を表します。




修飾子



/INTERACTIVE[=n]

システムへのアクセスを許可されている,会話型のユーザの数を設定します。パラメータ n が指定された場合は,会話型の制限は値 n に設定されます。パラメータ n が指定されなかった場合は, SET LOGINS コマンドは現在の会話型の制限と会話型のユーザの数を表示します。





#1

$ SET LOGINS/INTERACTIVE=5
%SET-I-INTSET, login interactive limit=5, current interactive value=3
 

この例では,SET LOGINS コマンドは, 5 つの会話型ユーザだけがシステムにログインできるように設定しています。

#2

$ SET LOGINS/INTERACTIVE
%SET-I-INTSET, login interactive limit=9, current interactive value=6
 

パラメータを指定しないで SET LOGIN コマンドを入力した場合は,上の例に示すように,ログイン・クォータの現在の状態が表示されます。返されたメッセージは,システム上の最大会話型ユーザ数は 9 であることと,現在ログインしている会話型のユーザ数は 6 であることを示しています。変更は行われません。


前へ 次へ 目次 索引



         印刷用画面へ

プライバシー 本サイト利用時の合意事項 ウェブマスターに連絡