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OpenVMS マニュアル


HP OpenVMS
DCL ディクショナリ


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省略時の設定は,ユーザの省略時の設定の保護です。 /GROUP,/SHARE,および /SYSTEM 修飾子を使用して,ディスク・ボリュームの保護を設定することもできます。

磁気テープの場合は,ボリューム・ラベルの OpenVMS 固有の部分に保護コードが書き込まれます。システムは,読み込み (R) と書き込み (W) のアクセス制約だけを適用します。作成 (C) および削除 (D) のアクセスを指定しても無効です。さらに,システムとオーナには,指定した保護コードにかかわらず,磁気テープに対する読み込み (R) と書き込み (W) のアクセスが与えられます。

保護コードの指定についての詳細は,『OpenVMS システム・セキュリティ・ガイド』を参照してください。属性を指定しない場合は,現在の省略時の設定の保護が適用されます。

ディスク・ボリューム全体に対する保護コードでは, E (実行) は作成を意味します。

/SHADOW=(device_name_1, device_name_2, device_name_3) label (Alpha/I64 のみ)

将来のシャドウ・セットの複数のメンバを初期化します。この方法で複数のメンバを初期化しておくと,後でシャドウ・セットを作成するときにフル・コピーを行う必要がなくなります。

INITIALIZE コマンドで /SHADOW および /ERASE 修飾子を指定すると,以下の操作が実行されます。

  • 1 回のコマンドで 6 つまでの装置をフォーマットできます。フォーマット終了時に,任意の 3 つの装置を新しいホスト・ベースのシャドウ・セットのメンバとしてマウントすることができます。

  • 各ボリュームにラベルを書き込みます。

  • システム・ファイルを除いたデバイスからのすべての情報を削除し,各デバイスと同一のファイル構造情報は残します。ディスクの以前の内容はすべて失われます。

/ERASE 修飾子の使用を強くお勧めします。 /ERASE 修飾子を使用することで,マージ操作がかなり削減されます。ただし,/ERASE の使用には 2 つの副作用があり,ボリューム・シャドウイングを行う際には十分な検討が必要です。具体的には,ERASE ボリューム属性の設定と, /ERASE を使用してボリュームを初期化するための所要時間です。

/ERASE とともに /SHADOW を指定すると,ディスクが順次に消去されるため,コマンドの実行にかかる時間が 2 倍または 3 倍程度かかります。ディスクのサイズが大きい場合には,複数のディスクに対して同時に INITIALIZE/ERASE コマンドを (/SHADOW を使用せずに) 実行してディスクを消去するようにしてください。これらのコマンドがすべて実行されたら, INITIALIZE/SHADOW コマンドを (/ERASE を使用せずに) 実行してください。

一度 /ERASE および /SHADOW を使用して装置を初期化すると,これらの装置を最大で 3 つ,新しいホスト・ベースのシャドウ・セットのメンバとしてマウントできるようになります。

既存のシャドウ・セットに追加するディスクを初期化するときは, INITIALIZE/SHADOW コマンドを使用しないでください。これを使用しても何の利点もないからです。

ボリューム・シャドウイングの詳細については,『Volume Shadowing for OpenVMS 説明書』を参照してください。

/SHARE (省略時の設定)



/NOSHARE

すべての複数のユーザ (システム,オーナ,グループ,ワールド) によって,すべての種類のアクセスを許可します。 /NOSHARE 修飾子は,(/GROUP 修飾子がともに指定されていない限り) グループ,およびワールドのユーザのプロセスへのアクセスを拒否します。

/SIZE=n

磁気ディスクに /SIZE=n を指定した場合, n は,論理ボリュームのサイズ,つまりファイル・システムのために使用可能な領域をブロック単位で指定します。このため,ファイル・システムのサイズを物理ボリューム・サイズよりも小さくして,ディスクを初期化することができます。これは,このディスクとサイズがより小さい物理ディスクとを使用してシャドウ・セットを作成する場合に有用です。n の値は, SHOW DEVICE/FULL コマンドの出力の中で「Expansion Size Limit (拡張下限サイズ)」としてブロック単位で表示されます。

DECram ディスクの場合,/SIZE は,使用可能なメモリから割り当てられるディスク (装置タイプ DT$_RAM_DISK) のサイズを指定します。装置のサイズは,ディスクの初期化の際に設定されます。

領域の割り当てを解除するには,/SIZE=0 を指定します。 DECram ディスクのために割り当てられていたすべてのリソースは,システムに戻されます。

n は,VAX システムあるいは V2.3 よりも前のバージョンの DECram のいずれかでは, 524,280 ブロックを超えることができないことに注意してください。 Alpha システムで動作している DECram V2.3 では, 67,108,864 ブロック (32GB) までをサポートします。

/STRUCTURE=レベル

ボリュームをフォーマットする場合に,Files-11 オンディスク構造レベル 1,レベル 2 (省略時の設定),レベル 5 のいずれの形式を使用するかを指定します。

構造レベル 1 では,修飾子 /DATA_CHECK および /CLUSTER_SIZE について互換性がありません。構造レベル 1 のディスクの省略時の設定の保護では,システム,オーナ,およびグループにはフル・アクセス,他のすべてのユーザには読み込み (R) アクセスを許可します。

Alpha システムは ODS-1 のディスクをサポートしていないため,Alpha システムで 1 を指定すると,エラーが発生します。VAX システムは ODS-5 のディスクをサポートしていないため,VAX システムで 5 を指定すると,エラーが発生します。

ODS-5 のディスクについての詳細は,『OpenVMS システム管理者マニュアル (上巻)』を参照してください。

/SYSTEM

システムUICまたはSYSPRV(システムに関する特権)特権が必要です。

システム・ボリュームを定義します。所有者 UIC の省略時の設定は,[1,1]です。省略時の設定の保護では,システム・プロセスだけが最上位ディレクトリを作成できる点を除いて,すべての所有権カテゴリにフル・アクセスを許可します。

/USER_NAME=名前

ボリュームに対応するユーザ名を指定します。ここで指定するユーザ名は 1 〜 12 文字の英数字でなければなりません。省略時の設定は,使用しているユーザのユーザ名です。

/VERIFIED



/NOVERIFIED

ディスクに不良ブロック・データがあるかどうかを指定します。 /NOVERIFIED 修飾子を使用すると,ディスクの不良ブロック・データは無視されます。省略時の設定は,4096 以上のブロックを持つディスクには /VERIFIED 修飾子, 4096 未満のブロックを持つディスクには /NOVERIFIED 修飾子です。

/VOLUME_CHARACTERISTICS=([[NO]HARDLINKS,] [[NO]ACCESS_DATES[=デルタ時間]])

Files-11 オンディスク構造レベル 5 (ODS-5) ディスク のみ に適用されます。

ODS-5 ボリューム上でのハードリンクおよびアクセス日の自動更新を,可能または不可能にします。

デルタ時間 の省略時の設定は 1 秒で, POSIX の st_atimeで必要とされる「EPOCH からの経過秒数」時間インタフェースに準拠するよう選択された値です。サイトでは,より値の大きいデルタ時間を選択して, 1 秒単位の粒度が不要になった場合にもオーバヘッドを削減できます。

NOACCESS_DATES オプションが影響を与えるのは,コマンドを実行したノードだけです。その他のノードは,次にボリュームがマウントされるまでは,この変化の影響を受けません。

詳細は,『Guide to OpenVMS File Applications』を参照してください。

/WINDOWS=n

ファイル・ウィンドウに割り当てられるマッピング・ポインタ (ファイル内のデータへのアクセスに使用) の数を指定します。 7 〜 80 の整数の値を指定します。省略時の設定の値は 7 です。




#1

$ INITIALIZE/USER_NAME=CPA $FLOPPY1 ACCOUNTS

$FLOPPY1 のボリュームを初期化して,そのボリュームに ACCOUNT というラベルをつけ,さらに CPA というユーザ名を指定します。

#2

$ ALLOCATE DMA2:  TEMP
  _DMA2: ALLOCATED
$ INITIALIZE  TEMP:  BACK_UP_FILE
$ MOUNT  TEMP:  BACK_UP_FILE
%MOUNT-I-MOUNTED, BACK_UP_FILE mounted on _DMA2:
$ CREATE/DIRECTORY  TEMP:[GOLDSTEIN]

この一連のコマンドは,RK06/RK07 ボリュームを初期化する方法を示します。まず装置が割り当てられて,他のユーザはアクセスできないようになります。次に,ボリュームが装置に物理的にマウントされ, INITIALIZE コマンドによって初期化されます。ボリュームが初期化された後, MOUNT コマンドによりファイル構造が使用できるようになります。ボリュームにファイルを配置するには,その前に CREATE/DIRECTORY コマンドを使用して,ディレクトリを作成しなければなりません。

#3

$ ALLOCATE MT:
  _MTB1:  ALLOCATED
$ INITIALIZE MTB1:  SOURCE
$ MOUNT MTB1:  SOURCE
%MOUNT-I-MOUNTED, SOURCE mounted on _MTB1:
$ COPY *.FOR  MTB1:
$ DIRECTORY MTB1:
   .
   .
   .
$ DISMOUNT MTB1:

上記のコマンドは,磁気テープを初期化するのに必要な手順を示しています。ドライブを割り当てたら,そのドライブに磁気テープを挿入し, INITIALIZE コマンドを使用してそこにラベル SOURCE を書き込みます。次に,MOUNT コマンドで磁気テープをマウントして,ファイルの書き込みができるようにします。

#4

$ BACKUP filespec MUA0: ... /MEDIA_FORMAT=NOCOMPACTION-
_$/REWIND

この例では,圧縮とレコードのブロック化を禁止して, BACKUP テープを作成します。

#5

$ INITIALIZE/ERASE/SHADOW=($4$DKA1300, $4$DKA1301) NONVOLATILE
 
$MOUN/SYS DSA42 /SHAD=( $4$DKA1300 , $4$DKA1301 ) NONVOLATILE
%MOUNT-I-MOUNTED, NONVOLATILE MOUNTED ON _DSA42:
%MOUNT-I-SHDWMEMSUCC, _$4$DKA1300: (WILD3) IS NOW A VALID MEMBER OF THE SHADOW SET
%MOUNT-I-SHDWMEMSUCC, _$4$DKA1301: (WILD4) IS NOW A VALID MEMBER OF THE SHADOW SET
$SHO DEV DSA42:
 
DEVICE              DEVICE          ERROR    VOLUME         FREE  TRANS MNT
 NAME               STATUS          COUNT     LABEL        BLOCKS COUNT CNT
DSA42:              MOUNTED             0  NONVOLATILE    5799600     1   1
$4$DKA1300: (WILD3) SHADOWSETMEMBER     0  (MEMBER OF DSA42:)
$4$DKA1301: (WILD4) SHADOWSETMEMBER     0  (MEMBER OF DSA42:)

この例は,INITIALIZE/ERASE/SHADOW コマンドの正しい使い方を示しています。同じ行で複数の装置を指定している点に注意してください。




INITIALIZE/QUEUE

キューの作成または初期化を行います。このコマンドを使用してキューを作成し,名前とオプションを割り当てます。バッチ・キューの作成には,/BATCH 修飾子が必要です。

キューの作成には OPER ( オペレータ ) 特権,キューの変更には管理(M)アクセス権が必要です。




形式

INITIALIZE/QUEUE キュー名[:]




パラメータ



キュー名[:]

実行キューまたは汎用キューの名前を指定します。キュー名には,1 〜 31 の文字列を使用します。文字列には,大文字と小文字の英文字,数字,ドル記号 ($),アンダスコア (_) を使用できます。ただし,英文字を少なくとも 1 つ含めなければなりません。



説明

キューを作成するか,または終了している既存のキューのオプションを変更するには, INITIALIZE/QUEUE コマンドを使用します。

システムまたは OpenVMS Cluster システムをセットアップするときに,必要な INITIALIZE/QUEUE コマンドを実行して,出力キューとバッチ・キューを作成します。後から,必要に応じて INITIALIZE/QUEUE コマンドを使用して,キューを作成して追加することができます。 INITIALIZE/QUEUE コマンドでキューを作成すると,キューについての情報がキュー・データベースに格納されます。

キューの作成と起動を同時に行う場合は, INITIALIZE/QUEUE/START コマンドを使用します。キューの作成だけを行い,別の時にそれを起動する場合は, INITIALIZE/QUEUE コマンドだけを実行します。後から START/QUEUE コマンドを入力すると,キュー起動できます。

INITIALIZE/QUEUE,START/QUEUE,および SET QUEUE コマンドによってキュー・オプションを変更できます。キュー・オプションを変更すると,キュー・データベース内のキューに関する情報が更新されます。

INITIALIZE および START コマンドは,終了したキューに対してのみ使用できます。動作中のキューのオプションを変更するには,SET QUEUE コマンドを使用します。 SET QUEUE コマンドで変更できないキュー・オプションを変更するには,次の手順に従ってください。

  1. STOP/QUEUE/NEXT コマンドでキューを終了します。

  2. START/QUEUE または INITIALIZE/QUEUE/START コマンドを使用してキューを再起動し,必要なオプションに合わせて適切な修飾子を指定します。
    指定しない修飾子はすべて,以前にキューの初期化,起動,または設定を行ったときのままです。

既存のキューを初期化しても,そのキューに登録されている現在処理中のジョブは削除されません。新しい INITIALIZE/QUEUE コマンドによって設定された新しいキューの設定はすべて,キューで待機中のすべてのジョブ,またはこれからキューに登録されるジョブに作用します。キューの終了時に,キューで実行中のジョブはすべて,古い設定で実行されます。

次の修飾子は,汎用キューと実行キューで使用できます。

/OWNER_UIC
/PROTECTION
/[NO]RETAIN
/[NO]START
/NAME_OF_MANAGER

次の修飾子は,すべての実行キューで使用できます。

/AUTOSTART_ON
/BASE_PRIORITY
/[NO]CHARACTERISTICS
/[NO]ENABLE_GENERIC
/[NO]NO_INITIAL_FF
/ON
/WSDEFAULT
/WSEXTENT
/WSQUOTA

次の修飾子は,バッチ実行キューにのみ使用できます。

/CPUDEFAULT
/CPUMAXIMUM
/[NO]DISABLE_SWAPPING
/JOB_LIMIT

次の修飾子は,プリンタ,端末,またはサーバの各実行キューにのみ指定できます。

/[NO]BLOCK_LIMIT
/[NO]DEFAULT
/FORM_MOUNTED
/[NO]LIBRARY
/[NO]PROCESSOR
/[NO]RECORD_BLOCKING
/[NO]SEPARATE

キューのタイプ

キューには,いくつかのタイプがあります。キューは,汎用キューと実行キューの 2 つに分類できます。実行キューにジョブが送られると,ジョブはそのキューで実行され,汎用キューでは実行されません。汎用キューは,実行キューで実行されるジョブを保留します。

汎用キュー

次に,汎用キューのいくつかのタイプを示します。

  • 汎用バッチ・キュー:バッチ実行キューで実行するバッチ・ジョブを保留します。

  • 汎用出力キュー: 出力キューで実行するジョブを保留します。汎用出力キューには,次の 3 つのタイプがあります。

    • 汎用プリント・キュー:出力実行キューでプリントするプリント・ジョブを保留します。

    • 汎用サーバ・キュー:出力実行キューで処理するジョブを保留します。

    • 汎用端末キュー:出力実行キューでプリントするプリント・ジョブを保留します。

/GENERIC 修飾子は,キューを汎用キューとして指定します。次のいずれかの方法で,汎用キューがジョブを登録する実行キューを設定します。

  • /GENERIC 修飾子を使用してキューのリストを指定すると,汎用キューに割り当てた実行キューに明示的に名前を付けることができます。

  • 実行キューの作成時に /ENABLE=GENERIC 修飾子を指定すると,明示的なターゲット・リストを指定しない汎用キューからジョブを受け取る実行キューを指定できます。

実行キューと異なり,汎用キューはシステムがシャットダウンしたりキュー・マネージャが終了しても,自動的に終了しません。したがって,通常は,システムをリブートするたびに汎用キューを再起動する必要はありません。

論理キュー

キューのもう 1 つのタイプは,論理キューです。論理キューは特別なタイプの汎用キューで, ASSIGN/QUEUE コマンドで指定した実行キューでだけ,ジョブを実行できます。実行キューと論理キューの関係は,DEASSIGN/QUEUE コマンドで割り当てを取り消すまで有効です。

実行キュー

次に,実行キューのいくつかのタイプを示します。

  • バッチ実行キュー---バッチ・ジョブを実行します。

  • 出力実行キュー---プリント出力ジョブを処理します。出力実行キューには,次の3タイプがあります。

    • プリンタ実行キュー--- シンビオントを起動して,プリンタのプリント・ジョブを処理します。

    • サーバ実行キュー--- ユーザが作成したシンビオントを起動して,ジョブを処理します。

    • 端末実行キュー--- シンビオントを起動して,端末プリンタのプリント・ジョブを処理します。

バッチ実行キューは,バッチ・ジョブを実行します。バッチ・ジョブは,バッチ・プロセスで 1 つまたは複数のコマンド・プロシージャの実行を要求します。

出力実行キューは,プリント・ジョブを処理します。プリント・ジョブは,シンビオント・プロセスで実行する 1 つのシンビオントによって, 1 つまたは複数のファイルの処理を要求します。省略時の設定のシステム・シンビオントは,ハードコピー装置 ( プリンタまたは端末 ) でファイルをプリントするように設計されています。ユーザが作成するシンビオントは,プリントまたは他のファイル処理を実行するように設計できます。サーバ・キューは, /PROCESSOR 修飾子で指定したサーバ・シンビオントを使用してジョブを処理します。サーバ・キュー・シンビオントは,ユーザが作成します。

/AUTOSTART_ON 修飾子または /ON 修飾子は,キューを実行キューとして指定して,キューを実行する場所を指定します。

/ON 修飾子を使用すると,キューを起動できる 1 つのノード ( バッチ・キューの場合 ),またはノードと装置 ( 出力キューの場合 ) を指定できます。 /ON 修飾子で初期化したキューは,明示的にキューを指定したコマンドで起動する必要があります。

/AUTOSTART_ON 修飾子を使用すると,キューを起動できる 1 つまたは複数のノード ( あるいはノードと装置 ) を指定できます。キュー・マネージャによってキューのノードが自動起動を許可されている場合は,そのキュー・マネージャによって, /AUTOSTART_ON 修飾子を使用して初期化したキューが自動的に起動します。

キューの自動起動

実行キュー ( バッチまたは出力のいずれか ) は,自動起動キューとして指定できます。ノードにあるキュー・マネージャの自動起動キューのすべてが 1 つのコマンドによって起動できるため,自動起動キューでは,長いキューのスタートアップ・プロシージャは必要ありません。

OpenVMS Cluster では,自動起動キューをいくつかのノードのうちの 1 つのノードで実行するように設定できます。この方法で設定したキューを実行しているノードがクラスタからはずれると,そのキューは,別のノードにフェイルオーバし,クラスタ内でそのまま使用できます。

/AUTOSTART_ON 修飾子は,実行キューを自動起動キューとして指定します。




修飾子



/AUTOSTART_ON=(ノード::[装置][,...])

キューを自動起動実行キューとして指定し,キューを置くことができるノードまたはノードと装置を指定します。バッチ・キューの場合は,ノードだけ指定できます。

クラスタでは,ノードがキューを要求する順序で,キューが実行できる 2 つ以上のノード ( またはノードと装置 ) を指定できます。これによって,キューを実行しているノードがクラスタから離れると,別のノードにそのキューをフェイルオーバできます。

/AUTOSTART_ON 修飾子を使用して INITIALIZE/QUEUE コマンドを実行する場合には, INITIALIZE/QUEUE コマンドで /START 修飾子を指定するか,または START/QUEUE コマンドを実行して,最初にキューの自動起動を有効にしなければなりません。ただし,キューを実行するノードに対して ENABLE AUTOSTART/QUEUES コマンドが実行されるまで,キューはジョブの処理を開始しません。

この修飾子は,/ON または /GENERIC 修飾子と同時に使用できません。ただし,既存のキューを再初期化する場合は,/ON 修飾子を指定して作成または起動してあったキューに対しては,/AUTOSTART_ON 修飾子を指定できます。これを実行すると,/ON 修飾子を無効になり,キューは自動起動キューになります。


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