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OpenVMS マニュアル


HP OpenVMS
DCL ディクショナリ


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この CREATE/DIRECTORY コマンドは,MEMOS というサブディレクトリを $DISK1 という装置上の ACCOUNTS ディレクトリに作成します。このディレクトリには,2 つを越えるバージョンのファイルは保持できません。

#2

$CREATE/DIRECTORY/PROTECTION=(SYSTEM:RWED,OWNER:RWED,GROUP,WORLD) -
_$[KONSTANZ.SUB.HLP]
 

この CREATE/DIRECTORY コマンドは,VAX 上で [KONSTANZ.SUB.HLP] という名前のサブディレクトリを作成します。このディレクトリの保護は,システムと所有者には,読み込み (R),書き込み (W),実行 (E),削除 (D) を許しますが,グループおよびびワールドには,すべてのアクセスを禁じています。

#3

$ CREATE/DIRECTORY DISK2:[GOLDSTEIN]

この CREATE/DIRECTORY コマンドは,[GOLDSTEIN] というディレクトリを DISK2 という装置上に作成します。第 1 レベル・ディレクトリを作成するためには,特別の特権が必要です。

#4

$ CREATE/DIRECTORY [HOFFMAN.SUB]
$ SET DEFAULT [HOFFMAN.SUB]

この CREATE/DIRECTORY コマンドは,[HOFFMAN.SUB] という名前のサブディレクトリを作成します。このディレクトリ・ファイルは, [HOFFMAN] という名前のディレクトリに登録されます。 SET DEFAULT [HOFFMAN.SUB] コマンドは,現在の省略時のディレクトリをこのサブディレクトリに変更します。したがって,このあと作成されるファイルはすべて,[HOFFMAN.SUB] に登録されます。

#5

$ CREATE/DIRECTORY [BOAEN.SUB1.SUB2.SUB3]

この例では,トップ・レベル・ディレクトリ[BOAEN]と, 3 つのサブディレクトリ ([BOAEN.SUB1],[BOAEN.SUB1.SUB2] と [BOAEN.SUB1.SUB2.SUB3]) を作成しています。




CREATE/FDL

FDL ファイルの指定を使用して新しい空のデータ・ファイルを作成するために, Create/FDL ユーティリティ (CREATE/FDL) を起動します。 /FDL 修飾子は省略できません。

Create/FDL ユーティリティについての詳細は,『OpenVMS Record Management Utilities Reference Manual』あるいはオンライン・ヘルプを参照してください。




形式

CREATE/FDL =FDLファイル指定 [ファイル指定]




CREATE/MAILBOX (Alpha/I64 のみ)

MBAn という名前の仮想メールボックスを作成し,それに入出力チャネル番号を割り当てます。 /MAILBOX 修飾子は必須です。

注意

以下の特権が必要です。

  • TMPMBX (一時的メールボックス) : 一時的メールボックス (省略時の設定) を作成するために必要

  • CMEXEC (エグゼクティブ・モードへの変更) : 一時的メールボックスを作成するために必要 (省略時の設定)。 注意: この要件は一時的なものなので,将来のリリースでは削除されます。

  • PRMMBX (パーマネント・メールボックス) : パーマネント・メールボックスを作成するために必要 (/PERMANENT 修飾子を使用した場合)

  • SYSNAM (システム論理名) : システム論理名テーブルにメールボックスに対する論理名を作成するために必要。

  • GRPNAM (グループ論理名) : グループ論理名テーブルにメールボックスに対する論理名を作成するために必要。

メールボックスを削除するには,DELETE/MAILBOX コマンドを使用します。




形式

CREATE/MAILBOX 論理名




パラメータ



論理名

新しいメールボックスに対する論理名を指定します。システムによりメールボックスが作成され,論理名がそのメールボックスを指すように設定されます。



説明

CREATE/MAILBOX コマンドは仮想メールボックスを作成します。



修飾子



/BUFFER_SIZE=n

システムの動的メモリのバイト数を指定します。このメモリは,メールボックスにメッセージを送る際のバッファとして使用されます。 /BUFFER_SIZE を指定しないか 0 を指定した場合,オペレーティング・システムは省略時の設定値としてシステム・パラメータ DEFMBXBUFQUO の値を使用します。

/LOG



/NOLOG (省略時の設定)

新たに作成したメールボックスの名前を表示します。

/MESSAGE_SIZE=n

メールボックスに送信可能なメッセージの最大サイズをバイト単位で指定します。最大値は 65535 です。 /MESSAGE_SIZE を指定しないか 0 を指定した場合は,オペレーティング・システムは省略時の設定値としてシステム・パラメータ DEFMBXMXMSG の値を使用します。

/PERMANENT

メールボックスがパーマネント・メールボックスであることを指定します。省略時の設定では,メールボックスは一時的メールボックスです。

/PROTECTION=(所有者[:アクセス][,...])

メールボックスに対する保護を指定します。

  • 所有者 パラメータには,system (S), owner (O),group (G), world (W)を指定します。

  • アクセス パラメータには,読み込み (R),書き込み (W),論理入出力 (L),物理入出力 (P) を指定します。

保護を指定しない場合,メールボックス・テンプレートが使用されます。

詳しい保護コードの指定方法については,『OpenVMS システム・セキュリティ・ガイド』を参照してください。

/TEMPORARY (省略時の設定)

メールボックスが一時的メールボックスであることを指定します。 /PERMANENT を指定しない限り,省略時の設定は一時的メールボックスです。





#1

$CREATE/MAILBOX/PERMANENT/MESSAGE_SIZE=512/LOG MY_MAILBOX
%CREATE-I-CREATED, MBA38: created
$SHOW DEVICE MBA38/FULL
Device MBA38:, device type local memory mailbox, is online,
    record-oriented device, shareable, mailbox device.
 Error count              0  Operations completed                0
 Owner process           ""  Owner UIC                    [SYSTEM]
 Owner process ID  00000000  Dev Prot  S:RWPL,O:RWPL,G:RWPL,W:RWPL
 Reference count          0  Default buffer size               512
 

この例では,MY_MAILBOX という論理名を使用してパーマネント・メールボックスを作成しています。 SHOW DEVICE コマンドにより,メールボックスの属性がすべて表示されます。




CREATE/NAME_TABLE

新しい論理名テーブルを作成します。/NAME_TABLE 修飾子は省略できません。



形式

CREATE/NAME_TABLE テーブル名




パラメータ



テーブル名

作成する論理名テーブルの名前を指定します。テーブル名は 1 文字から 31 文字までの長さで,使用できる文字は,英数字,ドル記号 ($),およびアンダースコア (_) です。テーブル名は大文字でなくてはなりません。小文字を使用した名前を指定すると,すべて大文字に変換されます。このテーブル名は,プロセス・ディレクトリ論理名テーブル (LNM$PROCESS_DIRECTORY) とシステム・ディレクトリ論理名テーブル (LNM$SYSTEM_DIRECTORY) のどちらかに,論理名として登録されます。



説明

CREATE/NAME_TABLE コマンドは新しい論理名テーブルを作成します。そのテーブルがプロセス固有のものであれば,テーブル名は LNM$PROCESS_DIRECTORY ディレクトリ・テーブルに格納されます。共有可能なのもである場合には, LNM$SYSTEM_DIRECTORY ディレクトリ・テーブルに格納されます。

すべての新テーブルは親テーブルを持ち,親テーブルによって新テーブルがプロセス固有のものか共有可能なものかが決まります。プロセス固有のテーブルを作成するには,/PARENT_TABLE 修飾子を使用してプロセス固有テーブル ( プロセス・ディレクトリ・テーブル ) の名前を指定します。共有可能なテーブルを作成するには,親テーブルを共有可能テーブルとして指定します。

親テーブルを明示的に指定しない場合には,CREATE/NAME_TABLE コマンドは,親テーブルが LNM$PROCESS_DIRECTORY であるプロセス固有テーブルを作成します。つまり,テーブル名はプロセス・ディレクトリに入れられます。

すべてのテーブルにはサイズ・クォータがあります。このクォータは,テーブルの潜在的な成長を押さえるか,またはテーブルのサイズが仮想的には無制限であることを示すことがあります。/QUOTA 修飾子についての記述で,クォータの指定方法が説明されています。

作成するテーブルのアクセス・モードの指定には,/USER_MODE, /SUPERVISOR_MODE,または /EXECUTIVE_MODE 修飾子を使用します。これらの修飾子を 1 つ以上指定した場合には,最後に指定した修飾子だけが有効です。アクセス・モードを指定しない場合には,スーパバイザ・モードのテーブルが作成されます。

論理名テーブルの削除には,DEASSIGN コマンドを使用します。この時,削除するテーブルの名前を指定し,/TABLE 修飾子にテーブルの名前が入れられたディレクトリ・テーブルを指定します。

論理名テーブルについての詳細は,『OpenVMS システム管理者マニュアル』を参照してください。




修飾子



/ATTRIBUTES[=(キーワード[,...])]

論理名テーブルの属性を指定します。キーワードを 1 つだけ指定する場合には,括弧を省略できます。/ATTRIBUTES 修飾子を指定しない場合には,属性は設定されません。

属性に対しては,次のキーワードを指定できます。

CONFINE テーブルに含まれているテーブル名と論理名が,生成されたサブプロセスにコピーされないことを指定します。このキーワードは,プロセス固有の論理名テーブルを作成している場合にだけ使用できます。 CONFINE 属性を持つテーブルが作成されると,そのテーブルに登録される名前はすべて, CONFINE 属性を持ちます。
NO_ALIAS より特権の低いアクセス・モードでは,現在のディレクトリに同じ名前(論理名または論理名テーブルの名前)を登録できないことを指定します。 NO_ALIAS 属性を指定しなければ,そのテーブルには,より特権の低いアクセス・モードを持つ同じ名前を,「別名」としてつけることができます。 NO_ALIAS 属性を持つテーブルの作成時に,同じモード,またはより特権の低いモードで,同じ名前がその論理名ディレクトリ・テーブルにすでに存在する場合には,この属性によって,この名前は削除されます。
SUPERSEDE 既存のテーブルと同じ名前,同じアクセス・モード,および同じディレクトリ・テーブルの新しいテーブルを指定する場合には,既存のテーブルを削除し,新しいテーブルを作成することを指定します。同じ名前のテーブルがすでに存在するかどうかとは無関係に,新しいテーブルは必ず作成されます(SUPERSEDE属性を指定しない場合には,既存のテーブルが存在すれば,新しいテーブルは作成されません)。この属性は,クラスタ・ワイド論理名テーブル以外のすべてのタイプの論理名テーブルに適用されます。

SUPERSEDE を指定したかどうかに関わらず,次の条件が適用されます。

  • 既存のクラスタ・ワイド論理名テーブルと同じ名前およびアクセス・モードの,新しいクラスタ・ワイド論理名テーブルは,既存のテーブルを削除するまでは作成できません。

  • 既存の ローカル論理名テーブルと同じ名前およびアクセス・モードの,新しいクラスタ・ワイド論理名テーブルを指定した場合,新しいクラスタ・ワイド論理名テーブルが作成され,ローカル・テーブルとその論理名は削除されます。

/LOG 修飾子を指定した場合や,/LOG 修飾子に対する省略時の設定を使用した場合には,結果を示すメッセージが表示されます。



/EXECUTIVE_MODE

SYSNAM(システム理論名)特権が必要です。

エグゼクティブ・モードの論理名テーブルを作成します。エグゼクティブ・モードの論理名テーブル作成時に SYSNAM 特権を持たない場合には,スーパバイザ・モードの論理名テーブルが作成されます。

/LOG (省略時の設定)



/NOLOG

SUPERSEDE 属性が指定されている場合や,同じテーブルがすでに存在していても SUPERSEDE 属性が指定されていない場合に,コマンドの結果を示す情報メッセージを表示するかどうかを制御します。省略時の設定は /LOG で,つまり情報メッセージが表示されます。

/PARENT_TABLE=テーブル

親テーブルに対する作成 (C) アクセス権とシステム・ディレクトリへの書き込み (W) アクセス権か,または SYSPRV 特権が必要です。

親テーブルの名前を指定します。親テーブルは,作成するテーブルが固有のものなのか共有可能なものなのかを決定します。親テーブルを指定しない場合には,省略時のテーブルとして LNM$PROCESS_DIRECTORY が使用されます。共用可能テーブルの親テーブルは,LNM$SYSTEM_DIRECTORY です。親テーブルは,作成するテーブルと同じかそれよりも高いアクセス・モードでなければなりません。

/PROTECTION=(所有区分[:アクセス・コード][,...])

共有可能テーブルに適用される保護を定義します。

  • 所有区分は,システム (S),所有者 (O),グループ (G) またはワールド (W) から指定します。

  • アクセス・コードは,読み込み (R),書込み (W),作成(C) または削除 (D) から指定します。

保護コードの指定についての詳細は,『OpenVMS システム・セキュリティ・ガイド』を参照してください。

/PROTECTION 修飾子は,共有可能論理名テーブルに対してだけ適用されます。プロセス固有の論理名テーブルには,適用されません。

/QUOTA=バイト数

論理名テーブルの上限サイズをバイト数で指定します。新しいテーブルに登録される各論理名のサイズは,この上限値から計算されます。新しいテーブルのクォータは,親テーブルのクオータ・ホルダから静的に減算されます。親テーブルのクォータ・ホルダは,テーブル階層を上向きにたどった際に出会う最初の論理名テーブルであり,クォータの明示値とクォータ・ホルダを持っています。 /QUOTA 修飾子を指定しない場合や,/QUOTA=0 を指定する場合には,親テーブルのクォータ・ホルダが作成するテーブルのクォータ・ホルダとなり,新しいテーブルに論理名が登録されるたびに,動的に領域が減らされます。論理名からは空白文字が取り除かれます。/QUOTA 修飾子を指定しない場合や, /QUOTA=0 を指定する場合には,テーブルは無制限のクォータを持ちます。

/SUPERVISOR_MODE (省略時の設定)

スーパバイザ・モードの論理名テーブルを作成します。モードを指定しない場合には,スーパバイザ・モードの論理名テーブルが作成されます。

/USER_MODE

ユーザ・モードの論理名テーブルを作成します。モードを指定しない場合には,スーパバイザ・モードの論理名テーブルが作成されます。

注意

コマンド・プロシージャを起動し終了すると,ユーザ・モード論理名は自動的に削除されます。






#1

$ CREATE/NAME_TABLE TEST_TAB
$ SHOW LOGICAL TEST_TAB
%SHOW-S-NOTRAN, no translation for logical name TEST_TAB
$ SHOW LOGICAL/TABLE=LNM$PROCESS_DIRECTORY TEST_TAB

この CREATE/NAME_TABLE コマンドは,TEST_TAB という新しいテーブルを作成します。何も指定されていないので,テーブル名は省略時の設定によって,プロセス・ディレクトリに登録されます。最初の SHOW LOGICAL コマンドは省略時の設定によって,プロセス・ディレクトリ・テーブルを検索しないため,TEST_TAB という名前を見つけることができません。したがって,プロセス・ディレクトリを検索するために /TABLE 修飾子を使用します。

#2

$ CREATE/NAME_TABLE/ATTRIBUTES=CONFINE EXTRA
$ DEFINE/TABLE=EXTRA MYDISK DISK4:
$ DEFINE/TABLE=LNM$PROCESS_DIRECTORY LNM$FILE_DEV -
_$ EXTRA, LNM$PROCESS, LNM$JOB, LNM$GROUP, LNM$SYSTEM
$ TYPE MYDISK:[COHEN]EXAMPLE1.LIS

この例は,EXTRA という新しい論理名テーブルを CONFINE 属性で作成しています。EXTRA テーブルとその中の論理名は,サブプロセスに引き継がれません。

次に,論理名 MYDISK がテーブル EXTRA に登録されています。MYDISK をファイル指定に使用するには,テーブル EXTRA が RMS によるファイル解析時に検索されなければなりません。このため,EXTRA を等価名の 1 つとして持つプロセス固有の論理名 LNM$FILE_DEV を定義しています ( システムは,装置とファイル指定の論理名展開に LNM$FILE_DEV を検索すべきテーブルへのポインタとして使用し,プロセス固有の LNM$FILE_DEV が定義されていれば,システムのそれに優先して使用します )。 LNM$FILE_DEV の定義後は,EXTRA,プロセス・テーブル,ジョブ・テーブル,グループ・テーブル,システム・テーブルの順に検索され,MYDISK を DISK4 に展開される等価名としてファイル指定に使用できます。




CREATE/TERMINAL

他のターミナル・タイプをエミュレートするウィンドウを作成します。

注意

現在は,DECterm ウィンドウのみがサポートされています。




形式

CREATE/TERMINAL [コマンド文字列]




パラメータ



コマンド文字列

作成するサブプロセスのコンテキストで実行されるコマンド文字列を指定します。 /DETACH または /NOPROCESS と同時に指定することはできません。 CREATE/TERMINAL コマンドは,SPAWN コマンドと同様に使用できます。



説明

CREATE/TERMINAL コマンドは現在のプロセスのサブプロセスを作成します。サブプロセスの作成時には,プロセス永久ファイルやイメージ,またはプロシージャ・コンテキストは親プロセスからはコピーされません。サブプロセスは,コマンド・レベル 0 (現在のプロンプトの DCL レベル) にセットされます。

/PROCESS 修飾子を指定しない場合,サブプロセスの名前は,親プロセスと同じ名前に一意の数字を加えたものになります。たとえば,親プロセスの名前が SMITH である場合には,サブプロセスの名前は SMITH_1 や SMITH_2 等になります。

サブプロセスでは親プロセスの LOGIN.COM は実行されません。これは,サブプロセスの初期化を速く行うために,コンテキストが別々にコピーされるためです。 /WAIT 修飾子が指定されると,サブプロセスが終了し ATTACH コマンドを使用することで親プロセスに制御が戻るまで,親プロセスはハイバネート状態になります。

サブプロセスを終了し親プロセスに戻るには,LOGOUT コマンドを使用します。 ATTACH コマンドを使用して,親プロセスを含むサブプロセス階層構造内の他のプロセスに制御を移すことができます (SHOW PROCESS/SUBPROCESS コマンドを使用すると,サブプロセス階層構造内のプロセスが表示され,現在のプロセスが示されます)。

注意

サブプロセス階層構造は CREATE/TERMINAL コマンドを使用して確立されるので,階層構造内のプロセスを終了する場合には注意しなければなりません。プロセスの終了時には,階層構造のその時点より下に位置するすべてのサブプロセスが自動的に終了します。たとえば,SPAWN/NOWAIT CREATE/TERMINAL コマンドは, DECterm ウィンドウが作成されるとすぐに終了するサブプロセスを生成します。このプロセスが終了すると,DECterm ウィンドウは消去されます。したがって,代わりに SPAWN/NOWAIT CREATE/TERMINAL/WAIT コマンドを使用すればプロセスを継続できます。

CREATE/TERMINAL コマンドの修飾子は,コマンドの動詞のすぐ後に指定しなければなりません。コマンド文字列パラメータは最後の修飾子の後に指定し,コマンド行の最後まで続けます。




修飾子



/APPLICATION_KEYPAD

作成するターミナル・ウィンドウを APPLICATION_KEYPAD 属性に設定します。 /APPLICATION_KEYPAD と /NUMERIC_KEYPAD 修飾子のどちらも指定されない場合は,親プロセスの設定が引き継がれます (/NUMERIC_KEYPAD も参照してください)。

/BIG_FONT

作成するターミナル・ウィンドウの初期化時に, (リソース・ファイルに指定されたように)ビッグ・フォントを選択するように指定します。 /BIG_FONT 修飾子を /LITTLE_FONT 修飾子と同時に指定するとエラーになります。どちらの修飾子も指定されない場合は,初期フォントはビッグ・フォントになります。

/BROADCAST



/NOBROADCAST

作成するターミナル・ウィンドウのブロード・キャスト・メッセージを有効にするかどうかを指定します。省略時の設定は,親プロセスの設定を引き継ぎます。

/CARRIAGE_CONTROL



/NOCARRIAGE_CONTROL

キャリッジ・リターンとライン・フィード文字を,サブプロセスのプロンプト文字列の出力前に出力するかどうかを指定します。省略時の設定では, CREATE/TERMINAL コマンドは親プロセスの設定をコピーします。 /CARRIAGE_CONTROL 修飾子は,/NODETACH 修飾子の指定時にのみ使用できます。

/CLI=CLIファイル指定



/NOCLI

サブプロセスで使用するコマンド言語インタプリタ (CLI) を指定します。省略時の CLI は,親プロセスと同じです (SYSUAF に定義されています)。 /CLI 修飾子を指定した場合は,親プロセスの属性がサブプロセスにコピーされます。指定する CLI は,SYS$SYSTEM: に置かれファイル・タイプが .EXE であるものでなければなりません。この修飾子は,/NODETACH 修飾子の指定時にのみ使用できます。

/CONTROLLER=ファイル指定

ターミナル・ウィンドウ・コントロール・イメージの名前を指定します。この名前を指定することで,基本製品でサポートされていない言語の制御等を行うコントローラとウィンドウを関係付けることができます。 DECterm ウィンドウに対する省略時の設定は,SYS$SYSTEM:DECW$TERMINAL.EXE です。また,装置およびディレクトリの省略時設定は SYS$SYSTEM であり,省略時のファイル・タイプは .EXE です。


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