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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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目次
まえがき
第 1 章:概要
第 2 章:日本語ターミナル・ドライバとフォント・ハンドラ
第 3 章:漢字プリント・シンビオント
第 4 章:Character Manager (CMGR) ユーティリティ
第 5 章:KANJIGEN ユーティリティ
第 6 章:フォント管理ユーティリティ・メッセージ
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日本語 OpenVMS
フォント管理ユーティリティ 利用者の手引き


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Character Manager (CMGR) のソフトウェア・バージョンを表示します。

形式

SHOW VERSION

コマンド修飾子 省略時設定
なし なし


説明

SHOW VERSIONコマンドは,現在使用している Character Manager (CMGR) のバージョンを表示します。

#1

$  CHARACTER_MANAGER SHOW VERSION 
%CMGR-I-VERSION, CMGR Version V2.0
$ 

この例では,SHOW VERSIONコマンドは, Character Manager (CMGR) ソフトウェアのバージョン2.0を現在使用していることを示します。




プリロード・ファイルから,文字パターンをシステム・データベースに登録します。

形式

UPDATE input-file[,...]

コマンド修飾子 省略時設定
/CONFIRM[=condition] /CONFIRM=ALL
/LOG /LOG
/SIZE=(font-size[,...]) /SIZE=ALL



制限事項

このコマンドを使用するには,SYSPRV特権が必要です。この特権がない場合には,エラー・メッセージが表示され,UPDATEコマンドは無視されます。

パラメータ



input-file[,...]

UPDATEコマンドがシステム・データベース内のレコードを更新するために使用するデータ・ファイルを指定します。

入力ファイル指定では,ワイルドカードを使用できます。ファイル・タイプを指定しなかった場合には, ".PRE" が使用されます。




コマンド修飾子



/CONFIRM[=condition]
/NOCONFIRM

特定の状況のもとで登録操作を確認するかどうかを選択します。指定できるキーワードは ALLとCONFLICTです。

肯定応答はYES,TRUE,および1です。否定応答はNO,FALSE,0および  [Return]  キーです。QUITまたは [Ctrl/Z]  を入力すると,UPDATEコマンドの処理はその時点で停止されます。ALLと入力すると,UPDATEコマンドの処理は継続され,その後,プロンプトは表示されません。

CONFLICTキーワードは,文字コードの文字パターンが,システム・フォント・データベースにすでに登録されている場合にだけ,確認を要求することを示します。ALLキーワードを指定した場合には,UPDATEコマンドは,プリロード・ファイルから登録されるすべての文字コードに対して確認を要求します。

/CONFIRM修飾子を指定しなかった場合や,この修飾子にキーワードを指定しなかった場合には,/CONFIRM=ALLが指定されているものと解釈されます。

/LOG
/NOLOG

UPDATEコマンドが登録される各文字の文字コード指定を,表示するかどうかを制御します。 /LOG修飾子を指定した場合には,UPDATEコマンドは登録した文字の総数も表示します。

省略時の設定では,/LOG修飾子が指定されているものと解釈されます。

/SIZE=(font-size[,...])

UPDATEコマンドがシステム・フォント・データベースに登録するフォント・サイズを指定します。

フォント・サイズとして指定できる値は,24,32,および40の任意の組み合わせであるか,またはALLキーワードです。/SIZE=ALLは /SIZE=(24,32,40)と指定するのと同じです。

/SIZE修飾子にフォント・サイズを1つだけ指定した場合には,指定したフォント・サイズの文字パターンだけがプリロード・ファイルからシステム・フォント・データベースに登録されます。この場合,他のフォント・サイズの文字パターンは,それがプリロード・ファイルに格納されている場合でも登録されません。

この修飾子を指定しなかった場合には,/SIZE=ALLが指定されているものと解釈され,プリロード・ファイルに格納されているすべての文字パターンが登録されます。


説明

UPDATEコマンドは,プリロード・ファイルから文字パターンをシステム・フォント・データベースに登録します。


#1

$ CHARACTER_MANAGER UPDATE/CONFIRM=ALL/FULL PRELOAD
CMGR-I-UPGFONT, Updating font pattern of GOTHIC database from file 
                                                    DISK$:[DIRE]PRELOAD.PRE ...
%CMGR-I-FONTEXIST, Font pattern of size 24x24 for code A124 already exist
Update font pattern of size 24x24 for code A124 ? [N]: N
%CMGR-I-FONTEXIST, Font pattern of size 32x32 for code A124 already exist
Update font pattern of size 32x32 for code A124 ? [N]: N
%CMGR-I-FONTEXIST, Font pattern of size 40x40 for code A124 already exist
Update font pattern of size 40x40 for code A124 ? [N]: N
Update font pattern of size 24x24 for code A125 ? [N]: Y
%CMGR-I-FONTUPD, Font pattern of size 24x24 for code A125 updated
Update font pattern of size 32x32 for code A125 ? [N]: Y
%CMGR-I-FONTUPD, Font pattern of size 32x32 for code A125 updated
Update font pattern of size 40x40 for code A125 ? [N]: Y
%CMGR-I-FONTUPD, Font pattern of size 40x40 for code A125 updated
%CMGR-I-DBUPD, GOTHIC System Database Updated
$

この例では,UPDATEコマンドは,PRELOAD.PRE というプリロード・ファイル内のすべてのロード可能な文字パターン・シーケンスを読み込み,それをGOTHICというシステム・フォント・データベースに登録します。処理されるすべての文字コードに対して,確認が要求されます。



4.5 JIS X 0208-1983 第2水準漢字文字セット

初期型のVT280シリーズ漢字ディスプレイ・ターミナルには,JIS X 0208-1983 第2水準漢字に対するフォントROMが装備されていません。この漢字ターミナルをサポートするために,EXTRACT CODEコマンドとEXTRACT REFERENCEコマンドで, /JIS2修飾子が提供されています。この修飾子を使用すれば,JIS X 0208-1983 第2水準漢字文字のロード可能シーケンスを取り扱うことができます。

Character Manager (CMGR) のバージョン2.0では,2つのデータベースが提供されます。これらのデータベースの名前はCMGR_DEFAULTとGOTHICです。CMGR_DEFAULTデータベースは,CMGR$DATABASE_NAMEという論理名が定義されていない時に,省略時のデータベースとして使用されます。

4.7 制限事項

以下のような場合には,Character Manager (CMGR) の動作は保証されません。

  • 先頭にCMGR$という接頭語が付いている論理名を CMGR の外部で定義した場合。
    この接頭語は CMGR 専用に確保されており,ユーザは論理名でこれらの接頭語を使用してはいけません。

  • CMGR によって提供されるデータ・ファイルが CMGR の外部で変更された場合。
    一部のデータ・ファイルは通常のテキスト・ファイルですが,これらのファイルをユーザが変更してはいけません。

また,CMGR は,Super DEC 漢字文字セットには対応していません。従来の DEC 漢字文字セットのみサポートしています。


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