日本-日本語

製品  >  ソフトウェア  >  OpenVMS  >  マニュアル

OpenVMS マニュアル


≫ 

OpenVMS V8.3
ライブラリ

タイトルページ
目次
まえがき
第 1 章:OpenVMS Cluster システムの管理の概要
第 2 章:OpenVMS Cluster の概念
第 3 章:OpenVMS Cluster インターコネクト構成
第 4 章:OpenVMS Cluster オペレーティング環境
第 5 章:共用環境の準備
第 6 章:クラスタ・ストレージ・デバイス
第 7 章:クラスタ・キューの設定と管理
第 8 章:OpenVMS Cluster システムの構成
第 9 章:大規模な OpenVMS Cluster システムの構築
第 10 章:OpenVMS Cluster システムの保守
付録 A :クラスタ・システム・パラメータ
付録 B :共通ファイルの作成
付録 C :クラスタのトラブルシューティング
付録 D :LAN 制御のためのサンプル・プログラム
付録 E :LAN 制御のためのサブルーチン
付録 F :NISCA プロトコルのトラブルシューティング
付録 G :NISCA トランスポート・プロトコル・チャネル選択および輻輳制御
索引
PDF
OpenVMS ホーム
OpenVMS | HPE 日本

OpenVMS
OpenVMS Cluster システム


目次 索引



特定のクラスタのすべての LAN パケットをフィルタリングするには, 表 F-14 に示す値を使用します。LAN で特定の OpenVMS Cluster を切り分けるには, OpenVMS Cluster グループ・コード (nn--nn) の値を指定します。フィルタの名前は LAVc_all です。

表 F-14 すべての LAN パケットの取り込み (LAVc_all)
バイト番号 フィールド
1 DESTINATION xx--xx--xx--xx--xx--xx
7 SOURCE xx--xx--xx--xx--xx--xx
13 TYPE 60--07
23 LAVC_GROUP_CODE nn--nn
33 ACKING MESSAGE xx--xx
35 SENDING MESSAGE xx--xx



F.11.3 分散イネーブル・フィルタの設定

分散イネーブル・パケット受信イベントに対して, Distrib_Enable というフィルタを設定するには, 表 F-15 に示す値を使用します。複数の LAN セグメントのトラブルシューティングを行うには,このフィルタを使用します。

表 F-15 分散イネーブル・フィルタの設定 (Distrib_Enable)
バイト番号 フィールド ASCII
1 DESTINATION 01--4C--41--56--63--45 .LAVcE
7 SOURCE xx--xx--xx--xx--xx--xx  
13 TYPE 60--07 `.
15 TEXT xx  



F.11.4 分散トリガ・フィルタの設定

分散トリガ・パケット受信イベントに対して,Distrib_Trigger というフィルタを設定するには, 表 F-16 に示す値を使用します。複数の LAN セグメントのトラブルシューティングを行うには,このフィルタを使用します。

表 F-16 分散トリガ・フィルタの設定 (Distrib_Trigger)
バイト番号 フィールド ASCII
1 DESTINATION 01--4C--41--56--63--54 .LAVcT
7 SOURCE xx--xx--xx--xx--xx--xx  
13 TYPE 60--07 `.
15 TEXT xx  



F.12 メッセージ

ここでは,分散イネーブルおよび分散トリガのメッセージを設定する方法について説明します。

F.12.1 分散イネーブル・メッセージ

表 F-17 は,新しいメッセージを作成することにより,分散イネーブル・メッセージ (Distrib_Enable) を定義する方法を示しています。送信元アドレス (nn nn nn nn nn nn) の代わりに,LAN アナライザの LAN アドレスを指定しなければなりません。

表 F-17 分散イネーブル・メッセージの指定(Distrib_Enable)
フィールド バイト番号 ASCII
Destination 1 01 4C 41 56 63 45 .LAVcE
Source 7 nn nn nn nn nn nn  
Protocol 13 60 07 `.
Text 15 44 69 73 74 72 69 62 75 74 65 Distribute
  25 64 20 65 6E 61 62 6C 65 20 66 d enable f
  35 6F 72 20 74 72 6F 75 62 6C 65 or trouble
  45 73 68 6F 6F 74 69 6E 67 20 74 shooting t
  55 68 65 20 4C 6F 63 61 6C 20 41 he Local A
  65 72 65 61 20 56 4D 53 63 6C 75 rea VMSclu
  75 73 74 65 72 20 50 72 6F 74 6F ster Proto
  85 63 6F 6C 3A 20 4E 49 53 43 41 col: NISCA



F.12.2 分散トリガ・メッセージ

表 F-18 は,新しいメッセージを作成することにより,分散トリガ・メッセージ (Distrib_Trigger) を定義する方法を示しています。送信元アドレス (nn nn nn nn nn nn) の代わりに, LAN アナライザの LAN アドレスを指定しなければなりません。

表 F-18 分散トリガ・メッセージの設定 (Distrib_Trigger)
フィールド バイト番号 ASCII
Destination 1 01 4C 41 56 63 54 .LAVcT
Source 7 nn nn nn nn nn nn  
Protocol 13 60 07 `.
Text 15 44 69 73 74 72 69 62 75 74 65 Distribute
  25 64 20 74 72 69 67 67 65 72 20 d trigger
  35 66 6F 72 20 74 72 6F 75 62 6C for troubl
  45 65 73 68 6F 6F 74 69 6E 67 20 eshooting
  55 74 68 65 20 4C 6F 63 61 6C 20 the Local
  65 41 72 65 61 20 56 4D 53 63 6C Area VMScl
  75 75 73 74 65 72 20 50 72 6F 74 uster Prot
  85 6F 63 6F 6C 3A 20 4E 49 53 43 ocol: NISC
  95 41 A



F.13 再送エラーを取り込むプログラム

以下のソース・コードに示すように,再送エラーを取り込むように HP 4972 LAN Protocol Analyzer をプログラミングできます。スタータ・プログラムは,すべての LAN アナライザで取り込みを開始します。1 つの LAN アナライザだけがスタータ・プログラムのコピーを実行するようにしなければなりません。他の LAN アナライザはパートナ・プログラムまたはスクライブ・プログラムを実行しなければなりません。パートナ・プログラムは,エラーの初期位置が不明で,すべてのアナライザが協調動作してエラーを検出しなければならないときに使用します。スクライブ・プログラムは,他の LAN セグメントからデータを取り込むだけでなく,特定の LAN セグメントで起動 (trigger) するときに使用します。

F.13.1 スタータ・プログラム

スタータ・プログラムは,最初に他の LAN アナライザに分散イネーブル・シグナルを送信します。次に,このプログラムはすべての LAN トラフィックを取り込み,この LAN アナライザが再送パケットを検出するか,またはパートナ・プログラムを実行している別の LAN アナライザから送信された分散トリガを受信したときに,終了します。

以下の例に示すスタータ・プログラムは,複数の LAN アナライザを使用して複数の LAN セグメントでデータの取り込みを開始するために使用されています。このプログラムは,すべての LAN セグメントで同じ間隔でデータを取り込むことにより,再送の理由を突き止めます。


Store: frames matching LAVc_all 
 or Distrib_Enable 
 or Distrib_Trigger 
       ending with LAVc_TR_ReXMT 
        or Distrib_Trigger 
 
Log file: not used 
 
Block 1:   Enable_the_other_analyzers 
     Send message Distrib_Enable 
       and then 
     Go to block 2 
 
Block 2:   Wait_for_the_event 
     When frame matches LAVc_TR_ReXMT then go to block 3 
 
Block 3:   Send the distributed trigger 
     Mark frame 
       and then 
     Send message Distrib_Trigger 



F.13.2 パートナ・プログラム

パートナ・プログラムは分散イネーブルを待機します。すべての LAN トラフィックを取り込み,分散トリガの再送を受信すると終了します。終了時に,このプログラムは分散トリガを送信して,再送されたパケットがこのセグメントまたは別のセグメントで検出されるのとほぼ同時に,他の LAN アナライザもデータを取り込むことができるようにします。データの取り込みが完了すると,複数の LAN セグメントからのデータを確認して,再送されたデータの初期コピーを見つけることができます。以下の例はパートナ・プログラムを示しています。


Store: frames matching LAVc_all 
        or Distrib_Enable 
        or Distrib_Trigger 
       ending with Distrib_Trigger 
 
Log file: not used 
 
Block 1:   Wait_for_distributed_enable 
     When frame matches Distrib_Enable then go to block 2 
 
Block 2:   Wait_for_the_event 
     When frame matches LAVc_TR_ReXMT then go to block 3 
 
Block 3:   Send the distributed trigger 
     Mark frame 
       and then 
     Send message Distrib_Trigger 



F.13.3 スクライブ・プログラム

スクライブ・プログラムは分散イネーブルを待機し,すべての LAN トラフィックを取り込み,分散トリガの結果として終了します。スクライブ・プログラムを使用すると,ネットワーク・マネージャは,再送されたパケットが別のセグメントで検出されるのとほぼ同時にデータを取り込むことができます。データの取り込みが完了した後,複数の LAN セグメントからのデータを確認して,再送されたデータの初期コピーを見つけることができます。以下の例はスクライブ・プログラムを示しています。


Store: frames matching LAVc_all 
        or Distrib_Enable 
        or Distrib_Trigger 
       ending with Distrib_Trigger 
 
Log file: not used 
 
Block 1:   Wait_for_distributed_enable 
     When frame matches Distrib_Enable then go to block 2 
 
Block 2:   Wait_for_the_event 
     When frame matches LAVc_TR_ReXMT then go to block 3 
 
Block 3:   Mark_the_frames 
     Mark frame 
       and then 
     Go to block 2 


目次 索引

印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項