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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V8.3
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目次
まえがき
第 1 章:概要
第 2 章:ロケールファイルの形式
第 3 章:文字セット記号ファイル
第 4 章:コマンド・リファレンス
付録 A:日本語ロケール
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HP OpenVMS
HP C 国際化ユーティリティ・リファレンス・マニュアル


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LOCALE COMPILE

ロケール・ソース・ファイルを,バイナリのロケール・ファイルに変換します。バイナリのロケール・ファイルは,国際化の論理名の設定に依存する,ユーティリティおよびCルーチンによって使用されます。



形式

LOCALE COMPILE sourcefile




パラメータ



sourcefile

必須。

ロケールの各カテゴリを定義するロケール・ソース・ファイルの名前。ソース・ファイルのデフォルトのファイル・タイプは .LSRC です。ロケール・ソース・ファイルの形式の定義については, 第 2 章 を参照してください。




修飾子



/CHARACTER_DEFINITIONS=filename
/NOCHARACTER_DEFINITIONS

オプション。デフォルトの設定:/NOCHARACTER_DEFINITIONS

ロケール用の文字セット記述ファイル(charmap)を指定します。このファイルは,文字を実際の文字エンコードにマップします。

charmapが指定されない場合には,ロケール・ソース・ファイルの中で,シンボル名(照合シンボル・キーワードで定義された照合シンボルを除く) を使用できません。

charmapファイル形式の定義については, 第 3 章 を参照してください。 charmapのデフォルトのファイル・タイプは.CMAP です。

/DISPLAY[=[NO]HOLE]

オプション。デフォルトの設定:/NOHOLE

中国に関するロケールおよびターミナルとともに使用して, 4バイト文字がターミナル・ディスプレイ上で4つの印字位置(桁) を占めることを指定します。デフォルトの値(/DISPLAY=NOHOLE)は, 4バイト文字が2つの印字位置を占めることを指定します。

/IGNORE=WARNINGS
/NOIGNORE

オプション。デフォルトの設定:/NOIGNORE

LOCALE COMPILEが警告メッセージを出した場合でも,出力ファイルを作成することを指定します。警告メッセージは,結果として出力されたロケール・ファイルを使用する前に,修正が必要なユーザ・エラーを示していることがあるので, /IGNOREキーワードは十分に注意して使用してください。

/LISTING[=filename]
/NOLISTING

オプション。バッチの場合のデフォルトの設定:/LISTING。会話型の場合のデフォルトの設定:/NOLISTING。

リスト・ファイルの名前を指定します。 /SHOW修飾子は,リスト・ファイルに含まれる情報の内容を制御します。ファイル名が省略された場合,デフォルトのファイル名はsourcefile.LISになります。

/OUTPUT=[filename]
/NOOUTPUT

オプション。デフォルトの設定:/OUTPUT=sourcefile.LOCALE

出力ファイルの名前を指定します。 /OUTPUT修飾子の指定が省略された場合,デフォルトの出力ファイル名はsourcefile.LOCALEになります。公用のロケールは,論理名SYS$I18N_LOCALEで定義されるディレクトリに保存されます。出力ファイルが別の場所にある場合,ロケールはプライベートです。

/NOOUTPUTが指定された場合,コンパイルが正常に終了しても,コンパイラは出力ファイルを作成しません。

/SHOW[=(keyword[,...])]

オプション。デフォルトの設定:/SHOW=(SOURCE,TERMINAL)

/SHOWは/LISTINGとともに使用して,リスト・ファイルに含まれる情報の内容を制御します。次のキーワードを指定できます。

キーワード 説明
ALL すべての情報を含む。
BRIEF シンボル・テーブルの要約を含む。
[NO]CHARACTER_DEFINITIONS charmapファイルを含む,または含まない。
NONE 情報をいっさい出力しない。NONEが指定された場合,リスト・ファイルは,発生したエラー・メッセージだけを含む。
[NO]SOURCE ソース・ファイルのリストを含む,または含まない。
[NO]STATISTICS コンパイラ性能情報を含む,または含まない。
[NO]SYMBOLS charmapシンボル・テーブルのリストを含む,または含まない。
[NO]TERMINAL ターミナルにコンパイラ・メッセージを表示する。




説明

弊社が提供するロケールに加えて,新たなロケールをシステムに追加するには,LOCALE COMPILEコマンドを使用します。ロケールをコンパイルするのに,LOCALE COMPILEは次の2つのファイルを必要とします。

  • ロケール用の文字セットを定義するcharmapファイル。 charmapファイルを指定しなければ,ロケール・ソース・ファイルでシンボル名を指定できない。この場合,処理されるカテゴリに応じて, LOCALE COMPILEはエラーまたは警告メッセージを出し,出力ファイルは作成されない(/IGNORE修飾子も参照)。

  • ロケール・ソース・ファイル。これは,LC_CTYPE,LC_COLLATE,
    LC_MESSAGES, LC_MONETARY,LC_NUMERIC,LC_TIMEというロケール・カテゴリを,1つ以上記述する。

エラー

次に示すエラー・メッセージは,LOCALE COMPILE コマンドに関係があります。

  • %LOCALE-E-CASEALRDY, case conversion already exists for 'character'
    ここで,character は,コードセットからの文字です。このエラーは,ロケール・コンパイラがLC_CTYPEカテゴリを処理するときに発生します。これは, character に対して,複数の大文字/小文字変換が指定されたことを示しています。

  • %LOCALE-E-PREOFCMAP, premature end of file in charmap file
    このエラーは,charmapファイルにEND CHARMAP文が指定されていない場合に発生します。

  • %LOCALE-E-PREEOFSRC, premature end of file in source file
    このエラーは,ロケール・ソース・ファイルで, END文にエラーがある場合に発生します。

  • %LOCALE-F-NOADDSYM, failed to add symbol to symbol table
    このエラーは,コンパイルを終了するのに十分なメモリがない場合に発生することがあります。プロセスで使用できるメモリ量を確認してください。

  • %LOCALE-F-NOINITSYM, failed to initialize symbol table
    このエラーは,コンパイルを終了するのに十分なメモリがない場合に発生することがあります。プロセスで使用できるメモリ量を確認してください。






#1

$ LOCALE COMPILE EN_GB_ISO8859-1 /CHARACTER_DEFINITIONS=ISO8859-1 - 
_$ /LIST /SHOW=(CHARACTER_DEFINITIONS,SYMBOLS,STATISTICS) 
 

この例は,charmapファイルISO8859-1.CMAPを使用して,ソース・ファイル EN_GB_ISO8859-1.LSRCから,ロケール・ファイルEN_GB_ISO8859-1.LOCALEを作成する方法を示しています。このロケール・ファイルを使用するには,これをSYS$I18N_LOCALEディレクトリにコピーし, LANG論理名を"EN_GB.ISO8859-1"に設定します。リスト・ファイルには,charmapファイルのリスト,シンボル・テーブル,性能情報,およびコンパイラで生じたエラー・メッセージが含まれます。


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