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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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目次
まえがき
第 1 章:インストールに関する注意事項
第 2 章:関連製品に関する注意事項
第 3 章:一般ユーザ向けの注意事項
第 4 章:システム管理に関する注意事項
第 5 章:プログラミングに関する注意事項
第 6 章:ハードウェアに関する注意事項
付録 A:リタイア製品情報
付録 B:インターロックされたメモリ命令の使用
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OpenVMS Alpha
V7.3-2 リリース・ノート【翻訳版】


目次 索引



V7.3-2

Fibre Channel HSG80 システム・ディスクで Alpha Firmware Version 5.7 を使用して AlphaServer GS140 システムをブートすると,システムが自動的にブートするよう設定されている場合には,このシステムはリブートに失敗します。次のコマンドを入力すると,システムが自動的にブートするよう設定されているかどうかが表示されます。


SHOW AUTO_ACTION 

この問題は,Alpha Firmware Version 6.4 で修正されました。

Alpha Firmware Version 6.4 以降がなく,電源の入れ直しまたは INIT によるブート起動に失敗した場合,コンソールから BOOT コマンドを入力し,Return キーを押します。 OpenVMS はシャットダウンされ,リブート・コマンドが期待どおり実行されます。

6.6.7 AlphaServer GS60/GS60E/GS140 複数 I/O ポート・モジュール構成の制限事項

V7.2-1

複数の I/O ポート・モジュール (KFTHA-AA または KFTIA-AA) がある AlphaServer GS60/GS60E/GS140 構成では,システム障害が発生することがあります。

GS60/GS60E/GS140 システムの複数 I/O ポート・モジュールを持つ OpenVMS Galaxy および非 Galaxy の AlphaServer 8200/8400 構成をアップグレードするときには, Compaq Action Blitz # TD 2632 に記載されているように,最低でもリビジョン B02 KN7CG-AB EV6 CPU (E2063-DA/DB rev D01) のモジュールを 1 つインストールしなければなりません。

この制限事項と解決方法についての詳細は,Compaq Action Blitz # TD 2632 を参照してください。

6.7 AlphaStation 200/400: ISA_CONFIG.DAT の変更が必要

V7.1

AlphaStation 200/400 ファミリ・システムで ISA 装置を構成する場合には,各デバイスのノード情報が各デバイス記述ブロックの最後に格納されるように, SYS$MANAGER:ISA_CONFIG.DAT ファイルを変更しなければなりません。

重要

OpenVMS Version 6.2 または7.0 システムからアップグレードする場合は,アップグレード手順を開始する前に,この変更を行なわなければなりません。

表 6-1 に,デバイス記述ブロックの変更点を示します。

表 6-1 デバイス記述ブロックの変更点
Version 7.1 より前 Version 7.1 以降
[AUA0] [AUA0]
NAME=AU NAME=AU
NODE=3 DRIVE=SYS$MSBDRIVER
DRIVER=SYS$MSBDRIVER IRQ=9
IRQ=9 DMA=(0,1)
DMA=(0,1) PORT=(388:4,530:8)
PORT=(388:4.530:8) NODE=3

SYS$MANAGER:ISA_CONFIG.DAT ファイルを使用している場合には, 付録 A.2 節 を参照してください。

6.8 AlphaStation 255: PCI 構成の制限事項

V7.1

AlphaStation 255 シリーズ・システムの OpenVMS Alpha オペレティング・システムでは, PCI スロット 0 に PCI オプション・カードを構成することはできません。

PCI スロット 0 は,AlphaStation 255 シリーズ・システム上の,最下位の物理 PCI オプション・スロットです。このスロットの割り込みシグナルは,組み込みイーサネット・ポートと共用されます。 OpenVMS Alpha オペレーティング・システムは現在, PCI デバイスが割り込みラインを共用することを許していないため,スロット 0 に PCI デバイスを設置すると,正しく動作しないか,組み込みのイーサネット・ポートでエラーが発生する原因となることがあります。この制限事項があるため,AlphaStation 255 シリーズ・システムがサポートする PCI オプション・カードの数は,最大で 2 枚 (スロット 1 とスロット 2 !! ?YCGBEEYAC?!!) です。

6.9 ATI RADEON 7500 グラフィック

V7.3-2

ここでは,ATI RADEON 7500 グラフィックのリソース要件と制限事項についてのリリース・ノートをまとめます。 OpenVMS Version 7.3-2 でサポートされている新しいグラフィック機能の詳細は,『HP OpenVMS Alpha Version 7.3--2 新機能説明書』を参照してください。また,HP DECwindows Motif for OpenVMS のドキュメント・セット (特に,『Managing DECwindows Motif for OpenVMS Systems』) も参照してください。このドキュメントと,その他のドキュメントは,次の URL から入手できます。


http://www.hp.com/go/openvms/doc 



6.9.1 リソースの要件

RADEON グラフィックのサポートには,次に示す,システム単位のリソースが必要です。

  • 2 個のグローバル・セクション

  • 296 KB のグローバル・メモリ

さらに,RADEON カードごとに,次のリソースが必要です。

  • 3 個のグローバル・セクション

  • 16 MB プラス 1 ページのグローバル・メモリ

  • 16 MB プラス 1 ページのバッファ・オブジェクト・スペース (32 ビット System Space Windows)

グローバル・セクションの必要量は GBLSECTIONS システム・リソースに加算され, 16M バイト強のグローバル・メモリは GBLPAGES リソースと GBLPAGFIL リソースに加算されます。

たとえば,1 枚の RADEON カードには,次のリソースが必要です。

  • 5 個のグローバル・セクション

  • 16 MB + 8 KB + 296 KB のグローバル・メモリ

これらの数は,次の値に相当します。

GBLSECTIONS     5
GBLPAGES 33376  (GBLPAGES の単位は,512 バイト・ページレット)
GBLPAGFIL  2086  (GBLPAGFIL の単位は,8192 バイトの Alpha ページ)

4 カード構成の場合は,次のリソースが必要です。

  • 14 個のグローバル・セクション

  • 296 KB + 4*16 MB + 4*8 KB = 64 MB + 328 KB のグローバル・メモリ

これらの数は,次の値に相当します。

GBLSECTIONS     14
GBLPAGES 131728  (GBLPAGES の単位は,512 バイト・ページレット)
GBLPAGFIL   8233  (GBLPAGFIL の単位は,8192 バイト Alpha ページ)



6.9.2 サポートの制限事項

次の機能は,サポートされていません。

  • S ビデオ出力

  • デジタル出力

  • デュアル・ヘッド動作
    DVI ポートとアナログ VGA (CRT) ポートの両方にモニタを接続すると,両方のスクリーンに同じビデオ出力が得られます。これを,クローン・ビデオと言います。各ポートに独立したビデオ表示を行う本当の意味でのデュアル・ヘッド動作は,将来のリリースでサポートされます。



6.9.3 AGP カードが見つからない場合のメッセージ

DECwindows サーバは,カードを初期化するときに,AGP カードを最初に探します。 AGP カードが見つからなかった場合, DECwindows サーバは次のメッセージをサーバ・ログ・ファイル (SYS$MANAGER:DECW$SERVER_0_ERROR.LOG) に出力します。


vmsInitDevice: Wrong device driver loaded, expected DVI WS type 57, found 56 
RADEON RV200: AGP device not found.  Trying PCI ... 

このメッセージは,通常の,情報メッセージです。エラーを示すメッセージではありません。

6.9.4 クローン・ビデオはプライマリ・ヘッドに限定される

クローン・ビデオは,プライマリ・ヘッドでのみ動作します。

6.9.5 モニタは初期化時に接続されていなければならない

RADEON 7500 グラフィック・カードは,ビデオ出力ポートを 2 つ (デジタルとアナログ) 備えています。デジタル・インタフェースは,現在サポートされていません。ただし,デジタル・ツー・アナログ・アダプタを使用すると,アナログ・モニタをデジタル・ポートに接続でき,アナログ・ポートと同じ出力を得ることができます。デジタル・ポートを使用する場合,ポートを正しく動作させるためには,システムの電源投入より前にモニタが接続されていなければなりません。

6.9.6 ブート・リセットの推奨

コンソール変数 boot_resetに ON を設定することをお勧めします。

6.9.7 オーバレイ・プレーンなし

ハードウェア・オーバレイ・プレーンはサポートされていません。

6.9.8 シングル・カラーマップ

RADEON 7500 グラフィック・コントローラがサポートするハードウェア・カラーマップは,1 つだけです。デフォルトのビジュアルが PseudoColor の場合, 8 ビット・カラーに変更するときは,このことに留意してください。複数の PseudoColor カラーマップを一度に使用しようとすると,カラーマップがフラッシュします。

注意

3D (OpenGL) レンダリングは, 8 ビットの PseudoColor ビジュアルではサポートされていません。 ( 第 6.9.14 項 も参照してください。)

アプリケーションは,自分でカラーマップのインストールやデインストールを行ってはなりません。これらの動作は,ウィンドウ・マネージャが行います。ただし,アプリケーションは,どのカラーマップをインストールまたはデインストールするかについてのヒントをウィンドウ・マネージャに知らせなければなりません。この情報は,Xlib 関数の XsetWMColormapWindows() を使用して渡します。この関数は,指定されたウィンドウの WM_COLORMAP_WINDOWS プロパティを設定します。

6.9.9 すべてのウィンドウで同じビット深度

RADEON 7500 カードを使用している場合,特定のヘッド上のすべてのウィンドウは,同じビット深度でなければなりません。 RADEON 7500 カードは,それぞれのグラフィック・ヘッドで, 8,16,および 24 ビット/ピクセルのビット深度をサポートしています。しかし,DECwindows サーバが特定のヘッド上で一旦ビット深度を確立すると,そのビット深度のウィンドウやビジュアルだけが作成可能となります。

6.9.10 読み取り/書き込みカラー・マップのピクセル深度

デフォルトでは,RADEON 7500 には,読み取り専用の TrueColor カラー・マップが 1 つある 24 プレーンのピクセル深度が用意されています。 DECwindows Paint などの一部のアプリケーションでは,読み取り/書き込みのカラー・マップが必要です。 Paint は,読み取り専用カラー・マップで実行されると,次のエラー・メッセージを出力して失敗します。


Error: Visual Not Supported 
Supported Visuals are {PseudoColor, GrayScale, StaticGray} 

読み取り/書き込みのカラー・マップを使用するには SYS$MANAGER:DECW$PRIVATE_SERVER_SETUP.COM ファイル (このファイルが存在しない場合は, SYS$MANAGER:DECW$PRIVATE_SERVER_SETUP.TEMPLATE から作成します) を編集して,次の論理名定義を追加します。


$ DEFINE/EXECUTIVE/SYSTEM/NOLOG DECW$SERVER_PIXEL_DEPTH 8,8,8,8,8,8,8,8 

そして,次のコマンドを使用して DECwindows を再起動します。


$ @SYS$MANAGER:DECW$STARTUP RESTART 

この変更により, (マルチ・カード構成が可能な,最大 8 枚のグラフィック・カードに) ピクセル深度として 8 プレーンが設定され,サーバが PseudoColor ビジュアルを提供できるようになります。

6.9.11 backing store と save unders は 3D ウィンドウをサポートしていない

RADEON 7500 X サーバの backing store と save unders の実装では, 3D ウィンドウをサポートしていません。

6.9.12 スレッドの制限事項

OpenVMS 用 RADEON 7500 OpenGL ライブラリは,スレッド・セーフではありません。ただし, OpenGL の使用がプログラム内の単一のスレッドに限定されている場合は, OpenGL をマルチスレッド・プログラムで使用することができます。

6.9.13 シングル・バッファ・ビジュアルがサポートされていない

RADEON 7500 DECwindows サーバは,ダブル・バッファ・ビジュアルだけをサポートしています。シングル・バッファリングを行うには,ダブル・バッファ・ビジュアルを選択して,アプリケーション内で glDrawBuffer (GL_FRONT_BUFFER)を呼び出さなければなりません。

6.9.14 カラー・インデックス・モードでの 3D がサポートされていない

DECwindows サーバが 8 ビット深度で起動された場合, 8 ビット・ビジュアルが 2D 操作でサポートされますが, OpenGL レンダリングは,8 ビット・ビジュアルではサポートされません。

6.9.15 タイマ・メカニズム

環境によっては,プロセスがハードウェア・ロックを所有している間に,そのプロセスに割り込みが発生することがあります。その結果,DECwindows サーバがハングアップしているように見えることがあります。

このような状況を検出し,一時停止中のプロセス内でイメージを強制的に一時停止から抜け出させるか,場合によってはプロセスを削除してこのような状況から回復させるために,タイマ・メカニズムが実装されました。

タイマ・メカニズムは,次の 2 つの論理名を使用して構成できます。これらの論理名は, DECW$PRIVATE_SERVER_SETUP.COM ファイルで指定しなければなりません。

  • DECW$DRM_TIMER_PERIOD (デフォルト: 5.0 秒)
    クロック・ティックの間隔を秒数で指定します。浮動小数点数です。

  • DECW$DRM_TIMEOUT (デフォルト: 6)
    タイムアウトが発生して,DECwindows サーバが RADEON カードの制御を奪うまでに待つクロック・ティック数を指定します。

デフォルト値は,グラフィック・アプリケーションの性能にタイマが与える影響を最小限にするように選択されています。 DECwindows サーバが応答を再開するまでの時間を短くしたい場合は, DECW$DRM_TIMER_PERIOD の値を小さくします。

次のいずれかの状況では,ハードウェア・ロックの保持中に,プロセスに割り込みが発生することがあります。

  • プロセスは,別システム上に表示された端末を使用して,リモートでログインされている。

  • プロセスは,通常の終了処理が実行されない状態で,他のプロセスによって一時停止または終了させられたサブプロセスである。

どちらの状況も発生しないと思われる構成では,時間間隔にゼロを設定して,タイマ・メカニズムを完全に無効にすることができます。


$ DEFINE/SYSTEM DECW$DRM_TIMER_PERIOD 0 

ECW$DRM_TIMER_PERIOD の値を変更するたびに, DECwindows サーバを再起動するか,システムをリブートして,変更内容を有効にしなければなりません。 DECwindows サーバを再起動するには,次のコマンドを使用します。


$  @SYS$STARTUP:DECW$STARTUP RESTART 



6.10 DECwindows X11 ディスプレイ・サーバ

ここでは,OpenVMS Alpha システムに対応した DECwindows X11 ディスプレイ・サーバのリリース・ノートをまとめます。

6.10.1 S3 マルチヘッド・グラフィック

永続的な制限事項

S3 Trio32 または Trio64 グラフィック・カードを装備している Alpha コンピュータでは,シングル・スクリーン・ディスプレイだけがサポートされます。マルチへッド・グラフィックはサポートされません。

6.10.2 グラフィック・ボードのサポート

V7.3-2

OpenVMS Version 7.3 から,OpenVMS オペレーティング・システムに新たにグラフィック・ボードが統合されています。サポートされる新しいボードは,次のとおりです。

  • ATI RADEON 7500 (2003 年に追加)

  • Elsa GLoria (PowerStorm 4D10T)

  • OXYGEN VX1

  • PowerStorm 300

  • PowerStorm 350



6.11 DIGITAL Modular Computing Components (DMCC)

ここでは,DMCC のリリース・ノートをまとめます。

6.11.1 Alpha 5/366 および 5/433 PICMG SBC の制限事項

永続的な制限事項

KZPDA SCSI コントローラおよび PBXGA グラフィック・カードは,DIGITAL Modular Computing Components (DMCC) Alpha 5/366 および 5/433 PICMG SBC のブリッジの後ろにあるスロットに挿入することはできません。

6.11.2 SRM コンソールの更新

永続的な制限事項

Alpha 4/233 (21064a), 4/266 (21164a), 5/366,5/433 DMCC システムで SRM コンソールを更新するには, SRM コンソールまたは AlphaBIOS セットアップを選択しなければなりません。格納できるコンソールは 1 つだけです。

  • これらのシステムで OpenVMS を実行している場合は,SRM コンソールだけを更新する。

  • これらのシステムで Windows NT を実行している場合は, AlphaBIOS セットアップだけを更新する。

SRM とAlphaBIOS コンソールの両方を誤って更新すると, AlphaBIOS セットアップ・メニューが表示されます。この後,SRM コンソールに戻るオプションは ありません。 AlphaBIOS セットアップ・メニューを終了し,SRM コンソールに戻るには,次のインターネット・サイトにある Firmware Update ユーティリティを使用しなければなりません。


ftp://ftp.digital.com/pub/Digital/Alpha/firmware/index.html 


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