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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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タイトル
目次
まえがき
第 1 章:日本語OpenVMSの概要
第 2 章:漢字ターミナルの設定
第 3 章:使用可能な文字
第 4 章:日本語の入力
第 5 章:日本語ファイル名サポート
第 6 章:こんな時どうする
第 7 章:AlphaとVAXとの違い
第 8 章:マニュアル
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日本語 OpenVMS
概説書


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第 6 章
こんな時どうする日本語 OpenVMS

この章では,「日本語 OpenVMS でこのようなことをしたい」という事項の代表的な以下の項目について説明します。

  • 日本語のヘルプ,メッセージが見たい

  • 自分で文字を作りたい

  • エラー・メッセージの意味がわからない

  • 日本語メールを送りたい

  • 漢字と半角かなの混じった文書を作成したい

  • 個人辞書を使い分けたい

  • JMAIL などで日本語を表示させて上下スクロールしたい

  • DECwindows/Motif の端末エミュレータ上の日本語 EVE でマウスによるカット/ペーストをしたい

  • OpenVMS VAX 上で動作しているアプリケーションを OpenVMS Alpha 上にポーティングしたい

  • デバッガで日本語機能を有効にするには

  • DECwindows/Motif の端末エミュレータ上でキャラクタセル・モードのデバッガを起動するには

  • 日本語 COBOL の日本語項目に日本語データを代入するには

  • アプリケーション・プログラムで宣言した EXIT HANDLER を実行させずにデバッグ・セッションを終了するには



6.1 日本語のヘルプ,メッセージが見たい

DCL コマンドで,次のようにすることで,日本語のメッセージやヘルプが表示されます。


 $ @JSY$SYSTEM:JSY$SWITCH JAPANESE 
 

Alpha では以下のようにして設定することもできます。


 $ JSYCP:==$JSY$CONTROL.EXE 
 $ JSYCP SET LOCALE "ja_JP.deckanji2000" 
 



6.2 自分で文字を作りたい

CMGR ユーティリティでは,ユーザ定義文字の作成/編集をすることができます。作った文字はプリロード・ファイルとして使用することもできますし,オンデマンド・ローディングで使用することもできます。

詳しくは,『フォント管理ユーティリティ 利用者の手引き』をご覧ください。

6.3 エラー・メッセージの意味がわからない

メッセージ / ヘルプが役にたちます。例えば %fac-c-xxxxxx, abcdefghijk.... というようなエラー・メッセージがでた場合,次のようにすることで,そのエラー・メッセージの説明やそれに対する処置を表示します。


 $ HELP/MESSAGE xxxxxx 
 



6.4 日本語メールを送りたい

日本語メール・ユーティリティを使用することで,日本語で電子メールを送ることができます。 DCL コマンドで次のようにすることで日本語メール・ユーティリティを使用できます。


 $ JMAIL 
 

詳しくは,『日本語ユーティリティ 利用者の手引き』をご覧ください。

6.5 漢字と半角かなの混じった文書を作成したい

DEC XTPU を利用することで,漢字と半角かなの混じった文書を作成することができます。 DCL コマンドで次のようにして DEC XTPU を起動します。


 $ EDIT/XTPU 
 

漢字と半角かなを使ってテキストを作り,ファイルに保存する前に, [DO] キーでコマンド・プロンプトへ行き,次のように入力します。


 Command: SET CODESET OUTPUT DECKANJI2000 
 

これで,ファイルに漢字/半角かな混じりの文書を保存することができます。

6.6 個人辞書を使い分けたい

個人辞書は JSY$KOJIN という論理名で指定できます。たとえば次のようにして辞書を切り換えて使うことができます。


 $ DEFINE JSY$KOJIN SYS$LOGIN:SHIGOTO.JISHO 
 $ DEFINE JSY$KOJIN SYS$LOGIN:SHUMI.JISHO 
 

Alpha では以下のようにして設定することもできます。


 $ JSYCP:==$JSY$CONTROL.EXE 
 $ JSYCP SET INPUT /KOJIN_DICTIONARY=SYS$LOGIN:SHIGOTO.JISHO 
 



6.7 JMAIL などで日本語を表示させて上下スクロールしたい

JMAIL や TYPE などのコマンドで /PAGE もしくは /PAGE=SAVE 修飾子を使って漢字を表示する場合は,次のようにしてください。


 $ DEFINE UTIL$SMGSHR JSY$SMGSHR 
 $ DEFINE LANG "ja_JP.sdeckanji" 

Alpha では以下のようにして設定することもできます。


 $ JSYCP:==$JSY$CONTROL.EXE 
 $ JSYCP SET LOCALE "ja_JP.deckanji2000" 
 

これ以降,たとえば JMAIL ユーティリティで次のように入力することによって /PAGE 修飾子を使用することができます。


 $ JMAIL 
 
 JMAIL>READ/PAGE 

次ページや前ページへの移動や画面スクロールが正常に動作するようになります。

6.8 DECwindows/Motif の端末エミュレータ上の日本語 EVE でマウスによるカット/ペーストをしたい

次のようにすると,DECwindows/Motif の端末エミュレータ上の日本語 EVE でマウスによるカット/ペーストができるようになります。


 Command: XTPU SET(MOUSE,OFF) 
 

日本語をペーストしたい場合は,次のように SET INPUT KANJI を実行すると文字化けしなくなります。


 Command: SET INPUT KANJI 
 

自動ローマ字かな変換モードの場合,入力されたアルファベットが,かなに変換されてしまいます。これを避けるには,次のように HENKAN MODE を実行してください。


 Command: HENKAN MODE 
 



6.9 OpenVMS VAX 上で動作しているアプリケーションを OpenVMS Alpha 上にポーティングしたい

『 OpenVMS VAX から Alpha へのアプリケーションの移行』をご覧ください。

6.10 デバッガの日本語機能を有効にするには

デバッグ・イメージを起動する前に,以下のコマンドを実行してください。


 $ DEFINE/JOB DBG$NATIONALITY JAPAN 
 

さらに端末インタフェースにおいて日本語の入出力機能を有効にするために,以下のコマンドを入力します。

  • 日本語 OpenVMS V6.2 の場合


     $ DEFINE/JOB SMGSHR JSY$SMGSHR 
     
    

  • 日本語 OpenVMS V7.0 以降の場合


     $ DEFINE/JOB DBG$SMGSHR JSY$SMGSHR 
     $ DEFINE/JOB SMG$DEFAULT_CHARACTER_SET SDK 
    

なお, DECwindows Motif インタフェースを利用する場合の設定方法は『日本語ユーティリティ利用者の手引き』をご覧ください。

6.11 DECwindows/Motif の端末エミュレータ上でキャラクタセル・モードのデバッガを起動するには

デバッグ・イメージを起動する前に,以下のコマンドを実行してください。


 $ DEFINE DBG$DECW$DISPLAY " " 
 



6.12 日本語 COBOL の日本語項目に日本語データを代入するには

デバッガでは,日本語 COBOL の日本語項目を英数字項目として認識しています。したがって,英数字項目/英字項目と同様に指定してください。


 DBG> DEPOSIT 日本語項目 = "日本語データ" 
 

また,日本語項目の部分参照では,日本語の文字数ではなくバイト数で開始位置および文字数を指定してください。 EXAMINE も同様です。

6.13 EXIT HANDLER を実行させずにデバッグ・セッションを終了するには

アプリケーション・プログラムで宣言した EXIT HANDLER を実行させずにデバッグ・セッションを終了するには,QUIT コマンドでデバッガを終了してください。 EXIT で終了するとこれらのハンドラが実行されます。


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